JPH04111032U - デイスククランプ装置 - Google Patents
デイスククランプ装置Info
- Publication number
- JPH04111032U JPH04111032U JP1435691U JP1435691U JPH04111032U JP H04111032 U JPH04111032 U JP H04111032U JP 1435691 U JP1435691 U JP 1435691U JP 1435691 U JP1435691 U JP 1435691U JP H04111032 U JPH04111032 U JP H04111032U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- clamper
- disk
- turntable
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 15
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案の目的はLD、LDシングル、CD等の
異なる中心孔の径を持ち、且つ、厚さの異なる記録ディ
スクのクランプ機構で、クランプ力を最も必要とするL
Dディスクをクランプした際に大きなクランプ力を得る
ことにある。 【構成】ターンテーブル3およびクランパ5の互いに対
向する部分のうち、クランパ5および調芯用ハブ4に複
数の挿入孔4a,5aを、ターンテーブル3には固定マ
グネット9をそれぞれ設け、挿入孔4a,5aを挿通す
る突起部6aをもった軸方向に移動可能な可動部材6を
設け、可動部材6の突起部6aの先端に可動マグネット
8を配置する。
異なる中心孔の径を持ち、且つ、厚さの異なる記録ディ
スクのクランプ機構で、クランプ力を最も必要とするL
Dディスクをクランプした際に大きなクランプ力を得る
ことにある。 【構成】ターンテーブル3およびクランパ5の互いに対
向する部分のうち、クランパ5および調芯用ハブ4に複
数の挿入孔4a,5aを、ターンテーブル3には固定マ
グネット9をそれぞれ設け、挿入孔4a,5aを挿通す
る突起部6aをもった軸方向に移動可能な可動部材6を
設け、可動部材6の突起部6aの先端に可動マグネット
8を配置する。
Description
【0001】
本考案はLD、LDシングル、CD等の異なる中心孔の径を持ち、且つ、厚さ
の異なる記録ディスクのクランプ装置に関する。
【0002】
従来のマグネットを用いたディスククランプ装置は、特開平1−182960
号公報に記載のように、ターンテーブルおよびクランパの互いに対向する部分の
うち、いずれか一方にマグネットを設け、他方には磁性体、あるいは、マグネッ
トを配置していた。
【0003】
上記従来技術は、ディスクの厚さが厚くなるとマグネットの距離が遠くなって
しまう。従って、CDディスクの二倍の厚さを持つLDディスクをクランプした
場合に、最もマグネットの吸引力が弱くなってしまう問題があった。本考案の目
的は、最もイナーシャが大きく回転トルクを必要とし、このためクランプ力を最
も必要とするLDディスクをクランプした際に大きなクランプ力を得ることにあ
る。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案はターンテーブルおよびクランパの互いに
対向する部分のうち、いずれか一方および調芯用ハブに複数の挿入孔を、他方に
は磁性体あるいはマグネットを設け、前記挿入孔を挿通する突起部をもつ軸方向
に移動可能な可動部材を設け、前記可動部材の突起部先端にマグネットを配置し
たものである。
【0005】
ディスクがターンテーブル上に着地すると、クランパは付加された押し付け力
によりディスクをターンテーブルに押し付ける。この動作中、複数の突起部先端
にマグネットを配置した可動部材は、対向する位置にある固定マグネットあるい
は磁性体との間に吸引力が働き、調芯用ハブとクランパまたはターンテーブルに
設けた挿入孔に突起部を挿通してディスクへ近づく方向に移動する。そして、可
動部材は最もクランプ力を必要とするLDディスクをクランプした場合に底面が
クランパあるいはターンテーブルの底面と接触して移動を終了する。この時、対
向する位置にある固定マグネット、あるいは、磁性体との間に働く吸引力は、底
面がクランパ、あるいは、ターンテーブルの底面と接触しているので、クランパ
に伝わりクランプ力となり、クランプ力を最も必要とするLDディスクをクラン
プした際に大きなクランプ力を得ることができる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1から図4により説明する。図1は本考案の一実
施例の一部断面斜視図、図2、図3、図4は、それぞれLD、CD、LDシング
ルをクランプした状態の断面図である。
【0007】
図1において、ディスククランプ機構はディスク1を回転させるスピンドルモ
ータ2、スピンドルモータ2のシャフト2aに固定されディスク1を搭載するタ
ーンテーブル3、シャフト2aに摺動自在に装着され、ディスクの中心孔に嵌合
自在な二つのテーパ部を設けた調芯用ハブ4、およびディスク1を固定するクラ
ンパ5よりなる。クランパ5は、図には表示されていない部材に回転自在に取り
付けられ、部材とともにディスクに近づく方向および離れる方向に移動可能であ
り、クランプ状態では、外部より押し付け力が加えられる。調芯用ハブ4、クラ
ンパ5にはそれぞれ挿入孔4a,5aが同一位置に設けられている。可動部材6
は、挿入孔4a,5aに突起部6aを挿通して、クランパ5の上部に摺動自在に
装着される。可動部材6の脱落防止用にクランパ5には止め輪7が取り付けられ
ている。突起部6aの先端には可動マグネット8が取付けられている。ターンテ
ーブル3には、突起部6aと対向する位置に固定マグネット9が設けられている
。
【0008】
図2、図3、図4を用いて本考案の一実施例におけるディスククランプ時の動
作について説明する。図2に示すように、LDディスク1aをクランプする場合
、可動部材6は突起部6a、可動マグネット8を調芯用ハブ4、クランパ5の挿
入孔4a,5aに挿入してターンテーブル3の固定マグネット9に近づき、可動
部材6の底面がクランパ5に接触した時点で移動を終了する。この時、可動マグ
ネット8と固定マグネット9がギャップlxを持つように、可動部材6に設けた
突起部6aの長さは決定されている。可動マグネット8と固定マグネット9の間
には吸引力Fが働き、吸引力Fは、可動部材6の底面がクランパ5に接触してい
ることより、クランパ5に伝わり、LDディスク1aを押し付け、クランプ力に
付加される。
【0009】
CDディスク1bをクランプする場合、図3に示すように、CDディスク1b
は、中心孔を調芯用ハブ4のCD用に設けられているテーパ部に接して、ハブを
押し下げ、ターンテーブル3に着地する。この時、可動部材6は、LDディスク
1をクランプした時と同様に、突起部6a、可動マグネット8を調芯用ハブ4、
クランパ5の挿入孔4a,5aに挿入してターンテーブル3の固定マグネット9
に近づくが、可動マグネット8がCDディスク1bに接触した時点で移動を終了
し、可動部材6とクランパ5はお互いに非接触の状態となっている。従って、可
動マグネット8と固定マグネット9の間に働く吸引力Fは、クランパ5には伝わ
らず、可動マグネット8が吸引力Fにより、直接、CDディスク1bを押し付け
る。
【0010】
LDシングルディスク1cをクランプする場合、図4に示すように、可動部材
6は、突起部6a、可動マグネット8を調芯用ハブ4、クランパ5の挿入孔4a
,5aに挿入してターンテーブル3の固定マグネット9に近づき、可動マグネッ
ト8が固定マグネット9に接触した時点で移動を終了する。ここで、可動マグネ
ット8、あるいは、固定マグネット9の接触面には、傷付き防止用として、LD
ディスク1aをクランプした場合のギャップlxより薄いゴム等を貼付けても良
い。この時、可動部材6とクランパ5はお互いに非接触の状態となっている。従
って、可動マグネット8と固定マグネット9の間に働く吸引力Fは、クランパ5
には伝わらず、クランプ力はクランパ5に外部より加えられる押し付け力のみと
なる。
【0011】
本実施例によれば、最もクランプ力を必要とするLDディスクをクランプした
際に大きなクランプ力を得ることができる。
【0012】
本考案によれば、LDディスク、CDディスク、LDシングルディスクの内、
最もイナーシャが大きく回転トルクを必要とし、そのためクランプ力を最も必要
とするLDディスクをクランプした際に大きなクランプ力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部断面斜視図。
【図2】図1でLDディスクをクランプした場合の断面
図。
図。
【図3】図1でCDディスクをクランプした場合の断面
図。
図。
【図4】図1でLDシングルディスクをクランプした場
合の断面図。
合の断面図。
1…ディスク、1a…LDディスク、1b…CDディス
ク、1c…LDシングルディスク、2…スピンドルモー
タ、2a…シャフト、3…ターンテーブル、4…調芯用
ハブ、4a…挿入孔、5…クランパ、5a…挿入孔、6
…可動部材、6a…突起部、7…止め輪、8…可動マグ
ネット、9…固定マグネット。
ク、1c…LDシングルディスク、2…スピンドルモー
タ、2a…シャフト、3…ターンテーブル、4…調芯用
ハブ、4a…挿入孔、5…クランパ、5a…挿入孔、6
…可動部材、6a…突起部、7…止め輪、8…可動マグ
ネット、9…固定マグネット。
Claims (1)
- 【請求項1】スピンドルモータのシャフトに固定された
ターンテーブルと、前記シャフトに摺動自在に装着さ
れ、複数の記録ディスクの各々の中心孔に嵌合自在な複
数のテーパ部を一体に設けた調芯用ハブを備え、前記記
録ディスクを前記ターンテーブルに固定するクランパよ
りなるディスククランプ装置において、前記ターンテー
ブルおよび前記クランパの互いに対向する部分のうち、
いずれか一方および前記調芯用ハブに複数の挿入孔を、
他方には磁性体、あるいは、マグネットを設け、前記挿
入孔を挿通する突起部を設け、軸方向に移動可能な可動
部材を設け、前記可動部材の突起部の先端にマグネット
を配置したことを特徴とするディスククランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1435691U JPH04111032U (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | デイスククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1435691U JPH04111032U (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | デイスククランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111032U true JPH04111032U (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31901900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1435691U Pending JPH04111032U (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | デイスククランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111032U (ja) |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1435691U patent/JPH04111032U/ja active Pending
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