JPH04110874A - カラー画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子写真方式を採るカラー複写機、カラープ
リンター等のカラー画像形成装置に関する。

（従来の技術） 斯かるカラー画像形成装置においては、光学ユニ・ント
は装置本体のフレームに固定されており、装置本体のフ
レームに設けられた軸受部にカートリッジの像担持体軸
を位置決め、固定するように構成されていた。

（発明か解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の構成においては、光学ユニッ
トの調整はこれか装置本体のフレームに組み込まれると
きに行なわれていたため、この調整か難しく、他の光学
ユニットとの交換かてきないという問題かあった。

又、光学ユニットの調整は該光学ユニットをフレームに
対応する治具に取り付けた状態て行なわれていたため、
フレームの寸法のバラツキによって光学ユニットの位置
決め精度か悪くなるという問題もあった。

更に、カートリッジの像担持体軸を装置本体フレームに
固定するためのロック機構か必要である他、光学ユニッ
トに伝わる振動か大きいために画像か乱れるという不具
合かあった。

本発明は上記問題に鑑みてなされたものて、その目的と
する処は、光学ユニットの調整の容易化、光学ユニット
と像担持体間の位置決め精度の向上、画像乱れの防止、
光学ユニットの位置決め機構が像担持体の位置決めロッ
ク機構を兼ねることによる構成の簡素化、コストダウン
等を図ることかてきるカラー画像形成装置を提供するこ
とにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく本発明は、装置本体に光学ユニッ
ト、転写ユニット等を備え、少なくとも像担持体を含ん
で構成されるカー１−リッジを装置本体に対して着脱自
在に構成して成るカラー画像形成装置において、前記光
学ユニットを取り付けるべき取付・位置決め部材を設け
、該取付・位置決め部材を本体フレームに設けられた回
転軸を中心に回動可能に支持するとともに、一回転方向
に加圧し、同取付・位置決め部材に形成された軸受部と
本体フレームに形成された軸受部とで前記像担持体の軸
を圧接、挟持するようにしたことをその特徴とする。

又、本発明は、前記取付・位置決め部材を振動減衰性能
の高い制振鋼板、低発泡プラスチック、液晶ポリマー等
て構成し、これと前記光学ユニウドとの間に液晶ポリマ
ー等から成るスペーサを介設したことを特徴とする。

更に１本発明は、前記回転軸を、その外周かゴムリング
で被覆された軸受を介して回転自在に支承したことをそ
の特徴とする （作用） 本発明によれば、光学ユニットを取付・位置決め部材に
取り付け、調整することによって本体フレームの寸法の
バラツキとは無関係に光学ユニウドを容易に調整するこ
とかでき１組立時の該光学ユニットの調整か不要となる
とともに、光学ユニットと取付・位置決め部材とを一体
的に他のものと交換することかできる。

又、本体フレームに形成された軸受部と転写ユニットの
本体フレーム結合部との位置関係を予め高精度に保って
おけば、光学ユニット、像担持体及び転写ユニットの王
者か高精度に位置決めされる。

更に、本体フレーム側からの振動はスペーサやゴムリン
グによって有効に吸収され、光学ユニットへの振動伝達
か抑制されるため、画像の乱れか生しない。

その他、像担持体の軸は取付・位置決め部材と本体フレ
ームの軸受部て圧接、挟持されるため光学ユニットの位
置決め機構か像担持体の位置決めロック機構を兼ねるこ
ととなり、構成の簡素化及びコストタウンか図られる。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図は像担持体の位置決めロック機構の構
成図、第３図は第２図のｍ−ｍ線断面図、第４図は取付
・位置決め部材の構成図、第５図は本発明に係るカラー
画像形成装置の断面図である。

本発明に係るカラー画像形成装置の基本構成を第５図に
基づいて説明すると、装置本体１には光学ユニット２、
転写ユニット５等か備えられており、該装置本体ｌに対
して像担持体４を備えるカートリッジ３か着脱される。

ところで、前記光学ユニット２は第１図乃至第４図に示
すように取付・位置決め部材６に固定されている。取付
・位置決め部材６は本体フレーム７どの間に設けられた
回転軸１０を支点として回動可能であり、これは不図示
の加圧部材によって第１図及び第２図の矢印方向（時計
方向）に加圧されており、第３図に示すようにその一端
に形成された半円状軸受部６ａが像担持体４の軸４ａに
係合することによって位置決めされる。

一方、本体フレーム７には第１図に示すように像担持体
４の軸４ａを下側から受けるべき半円状軸受部７ａか形
成されており、該軸受部７ａは第２図に示すようにカー
トリッジ３か装着されたときに像担持体４の軸４ａを前
記軸受部６ａと共に挟持する。

又、前記転写ユニット５は軸受部６ａ、７ａに対して高
精度を保って本体フレーム７に取り付けられる。

ところて、像担持体４の軸４ａの端部には第３図に示す
ように軸受部材８か取り付けられており、該軸受部材８
を軸受６ａ、７ａによって挟持することによって像担持
体４か回転自在に支承される。

而して、カートリッジ３か装置本体ｌに装着されていな
いときには、取付・位置決め部材６は第１図に示す状態
にあり、カートリッジ３を装着するためにこれを第１図
の左方へ移動させると、像担持体４の軸４ａか取付・位
置決め部材６のテーパ部分６ｂに係合して該取付・位置
決め部材６を回転軸ｌＯを中心に図中、反時計方向に回
動せしめるため、第２図に示すように該軸４ａか軸受部
６ａ、７ａによって正確に位置決めされて挟持されると
ともに、取付・位置決め部材６の加圧力によって固定か
ロックされる。

又、光学ユニット２は、第４図に示すような形で像担持
体４若しくはそれに対応する不図示の治具上の適切な位
置に光軸１１か当たるように、取付・位置決め部材６に
調整、固定される。

ところて、取付・位置決め部材６は制振鋼板て構成され
ており、該取付け・位置部材６の制振作用によって光学
ユニット２と像担持体４間の振動伝達か抑制される。尚
、取付・位置決め部材６の材質としては、低発泡プラス
チック、液晶ポリマー等か選ばれる。

又、光学ユニット２と取付・位置決め部材６の間には振
動減衰性能の高い液晶ポリマーから成るスペーサ９が介
設されている。更に、取付・位置決め部材６の回転軸１
０は、第４図に示すようにその外周にゴムリング１３を
被覆して成る軸受１２によって支承されている。この結
果、本体フレーム７を介した振動の光学ユニット２への
伝達かスペーサ９やゴムリング１３の吸振作用によって
有効に遮断され、画像の乱れか抑えられる。尚、本実施
例ては像担持体４の軸４ａか位置決めの基準とされるた
め、回転軸１０の位置精度としては余り高いものか要求
されず、従って、ゴムリング１３としては変形か大きく
て防振効果の高い材質から成るものを使用することかて
きる。

次に、本発明の変更実施例を第６図乃至第８図に基づい
て説明する。尚、第６図及び第７図は像担持体の位置決
めロック機構の構成図、第８図はカラー画像形成装置の
断面図であり、これらの図においては前記実施例におけ
る第１図乃至第５図に示したと同一要素には同一符号を
付している。

本実施例においても、光学ユニッ）〜２は前記実施例と
同様に取付・位置決め部材１４に調整、固定されるが、
取付・位置決め部材１４は第６図の矢印方向に加圧され
ている。そして、この取付・位置決め部材１４は下側か
ら、本体フレーム１５は上側から像担持体４の軸４ａを
それぞれ挟持している。尚、他の構成は前記実施例のそ
れと同しである。

而して、本実施例によれば、カートリッジ３の挿入時に
は光学ユニット２の挿入口側か上がるため、カートリッ
ジ３の挿入のための開口部が大きくなり、カートリッジ
３の挿入か容易となるという利点が得られる。

（発明の効果） 以上の説明て明らかな如く、本発明によれば、装置本体
に光学ユニット、転写ユニット等を備え、少なくとも像
担持体を含んで構成されるカートソッジを装置本体に対
して着脱自在に構成して成るカラー画像形成装置におい
て、前記光学ユニットを取り付けるべき取付・位置決め
部材を設け、該取付・位置決め部材を本体フレームに設
けられた回転軸を中心に回動可能に支持するとともに、
一回転方向に加圧し、同取付・位置決め部材に形成され
た軸受部と本体フレームに形成された軸受部とで前記像
担持体の軸を圧接、挟持するようにしたため、光学ユニ
ットの調整の容易化、光学ユニットと像担持体間の位置
決め精度の向上、画像部れの防止、光学ユニットの位置
決め機構が像担持体の位置決めロック機構を兼ねること
による構成の簡素化、コストダウン等を図ることかでき
るという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は像担持体の位置決めロック機構の構
成図、Ｊ＠３図は第２図のｍ−■線断面図、第４図は取
付・位置決め部材の構成図、第５図は本発明に係るカラ
ー画像形成装置の断面図、第６図及び第７図は本発明の
変更実施例を示す像担持体の位置決めロック機構の構成
図、第８図は同変更実施例に係るカラー画像形成装置の
断面図である。 ■・・・装置本体、２・・・光学ユニット、３・・・カ
ートリッジ、４・・・像担持体、４ａ・・・像担持体軸
、５・・・転写ユニット、６・・・取付・位置決め部材
、７・・・本体フレーム、６ａ、７ａ・・・軸受部、９
・・・スペーサ、ｌＯ・・・回転軸、１２・・・軸受、
１３・・・ゴムリング。 特許出願人　　　キャノン株式会社

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置本体に光学ユニット、転写ユニット等を備え
   、少なくとも像担持体を含んで構成されるカートリッジ
   を装置本体に対して着脱自在に構成して成るカラー画像
   形成装置において、前記光学ユニットを取り付けるべき
   取付・位置決め部材を設け、該取付・位置決め部材を本
   体フレームに設けられた回転軸を中心に回動可能に支持
   するとともに、一回転方向に加圧し、同取付・位置決め
   部材に形成された軸受部と本体フレームに形成された軸
   受部とで前記像担持体の軸を圧接、挟持するようにした
   ことを特徴とするカラー画像形成装置。
2. （２）前記取付・位置決め部材は、振動減衰性能の高い
   制振鋼板、低発泡プラスチック液晶ポリマー等から成り
   、これと前記光学ユニットとの間に液晶ポリマー等から
   成るスペーサを介設したことを特徴とする請求項１記載
   のカラー画像形成装置。
3. （３）前記回転軸は、その外周がゴムリングで被覆され
   た軸受を介して回転自在に支承されることを特徴とする
   請求項１記載のカラー画像形成装置。