JPH0411085B2 - - Google Patents

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JPH0411085B2
JPH0411085B2 JP14665286A JP14665286A JPH0411085B2 JP H0411085 B2 JPH0411085 B2 JP H0411085B2 JP 14665286 A JP14665286 A JP 14665286A JP 14665286 A JP14665286 A JP 14665286A JP H0411085 B2 JPH0411085 B2 JP H0411085B2
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mold
molding
optical
contact lens
lens
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学部の周囲に周辺部を連設したコ
ンタクトレンズを成形加工と機械加工によつて製
造する方法に関する。
従来、この種のコンタクトレンズの製造法は、
特開昭60−73836号公報に例示されているように、
底の内面を、コンタクトレンズの光学部と周辺部
の内面を成形する凸面に形成した容器状型と、こ
の容器状型に嵌込んだ栓状型の間に原料の樹脂液
を充填し、両型間の樹脂液を重合してレンズ素材
に成形し、光学部と周辺部の内面が成形されたレ
ンズ素材が嵌合している容器状型をレンズ加工機
の主軸に取付け、主軸を回転する一方、加工工具
をレンズ素材の光学部の外面に当接して、レンズ
素材の光学部の外面を機械加工し、また、加工工
具をレンズ素材の周辺部の外面に当接して、レン
ズ素材の周辺部の外面を機械加工する。
ところが、コンタクトレンズの光学部の外面を
機械加工する工程と、コンタクトレンズの周辺部
の外面を機械加工する工程を要し、機械加工の工
程が2工程になるので、機械加工に多くの手間が
掛る。
本発明の目的は、上記のような従来の問題点を
解決し、機械加工に多くの手間が掛らないコンタ
クトレンズの製造法を提供することである。
本発明は、光学部の周囲に周辺部を連設したコ
ンタクトレンズを成形加工と機械加工によつて製
造する方法において、コンタクトレンズの光学部
の片側の光学面以外のすべての面を成形する成形
凹部を形成した成形型と、この成形型の成形凹部
の開口を覆う蓋型の間に原料の樹脂液を入れ、両
型間の樹脂液を重合してレンズ素材に成形し、片
側の光学面以外のすべての面が成形されたレンズ
素材を機械加工して片側の光学面を形成すること
を特徴とするコンタクトレンズの製造法である。
本発明のコンタクトレンズの製造法において
は、光学部の周囲に周辺部を連設したコンタクト
レンズの光学部の片側の光学面以外のすべての面
が成形加工によつて形成され、コンタクトレンズ
の光学部の片側の光学面のみが機械加工によつて
形成されるので、機械加工の工程が1工程にな
り、機械加工に多くの手間が掛らない。
次に、本発明の実施例について説明する。
本例のコンタクトレンズの製造法において使用
する成形型と蓋型は、ポリプロピレン、テフロン
等の合成樹脂を射出成形して製作したものであ
る。
成形型1は、第1図と第3図に示すように、半
球殻状の本体2の外周にフランジ3を連設し、本
体2の凸面の中央部に、光学部の周囲に周辺部を
連設したコンタクトレンズの内面側が没入する成
形凹部4を同芯状に形成している。成形凹部4
は、第1図と第3図に示すように、凸面状の底面
の中央部に、コンタクトレンズの光学部の内面側
の光学面を成形する凸面状の光学面成形面5を同
芯状に形成し、第1図、第2図と第3図に示すよ
うに、底面の周辺部に、コンタクトレンズの周辺
部の内面側のベベル面を成形する円錐面状の内側
ベベル面成形面6を、光学面成形面5と連続して
同芯状に形成し、第1図と第2図に示すように、
成形凹部4の周面に、コンタクトレンズの周辺部
の外面側のベベル面を成形する円錐面状の外側ベ
ベル面成形面7を、内側ベベル面成形面6と対面
して同芯状に形成し、内側ベベル面成形面6と外
側ベベル面成形面7の間に、コンタクトレンズの
周辺部のエツジ面を成形するエツジ面成形面8
を、両側のベベル面成形面6,7と連続して同芯
状に形成している。
なお、両側のベベル面成形面6,7とエツジ面
成形面8に囲まれた空間は、環状の溝になつてお
り、環状の溝に囲まれた部分に光学面成形面5が
突出している。
蓋型9は、第1図と第4図に示すように、成形
型の本体2に嵌合して成形型の成形凹部4の開口
を覆う半球殻状に形成し、中央部に樹脂液注入孔
10を貫設している。
本例のコンタクトレンズの製造法は、原料に、 n−ドデシルメタクリレート 45重量部 N−ビニル−2−ピロリドン 45重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート10重量部 アリルメタクリレート(架橋剤) 0.4重量部 アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)
0.2重量部 を混合した樹脂液を用いる。
原料の樹脂液は、第5図に示すように、成形凹
部4を形成した成形型1と成形型1に嵌合して成
形凹部4の開口を覆つた蓋型9の間に、蓋型の樹
脂液注入孔10から注入して、第5図と第6図に
示すように、成形凹部4を含む両型1,9間の空
間に充填する。両型1,9間の樹脂液には、成形
型1側又は蓋型9側から紫外線又は電磁波を照射
し、両型1,9間の樹脂液を重合してレンズ素材
11に成形する。
次に、蓋型9を成形型1から取外し、第7図に
示すように、レンズ素材11が密着して嵌合して
いる成形型1をレンズ切削機の主軸12に同芯状
に取付け、主軸12を回転する一方、第8図に示
すように、切削工具13をレンズ素材11の外面
側に当接して、レンズ素材11の光学部の外面側
の光学面を成形型の成形凹部4の外周部分と一緒
に凸面状に切削加工する。その際、第9図に示す
ように、成形型の成形凹部4の外側ベベル面成形
面7の先端周辺部を切削して、レンズ素材11の
光学部の外面側の光学面をレンズ素材11の周辺
部の外面側のベベル面に接続する。
外面側の光学面が切削されたレンズ素材11が
嵌合している成形型1は、レンズ切削機の主軸1
2から取外して、レンズ研磨機の主軸に同様にし
て取付け、レンズ素材11の外面側の光学面を研
磨加工する。
機械加工の後、レンズ素材11が嵌合している
成形型1をレンズ研磨機の主軸から取外し、成形
型のフランジ3の対向する2個所を指で摘んで成
形型の半球殻状の本体2を湾曲して、レンズ素材
11を成形型の成形凹部4から取外す。脱型の
後、レンズ素材11は、生理食塩水に浸漬して膨
潤させ、含水率の高いソフトコンタクトレンズを
得る。
このコンタクトレンズは、光学部の周囲に周辺
部が連設しており、光学部の内面側の光学面と、
周辺部の内面側のベベル面とエツジ面及び外面側
のベベル面、即ち、光学部の外面側の光学面以外
のすべての面が成形加工によつて形成され、光学
部の外面側の光学面のみが機械加工によつて形成
されている。
また、このコンタクトレンズは、光学部の外面
側の光学面を機械加工する際、その光学面の曲率
を調整することによつて光学強度を所望の値にし
ている。
従つて、各種の光学強度のコンタクトレンズを
製造する場合、各光学強度毎に成形型1を用意す
る必要がない。
上記の実施例は、次に例示するように、変形し
てもよい。
(1) コンタクトレンズの光学部の内面側の光学面
以外のすべての面を成形加工し、内面側の光学
面を機械加工する。
(2) 原料に、 2−ヒドロキシエチルメタクリレート
87重量部 2−ヒドロキシブチルメタクリレート
10重量部 酢酸ビニル 3重量部 エチレングリコールジメタクリレート(架橋
剤) 0.5重量部 アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)
0.15重量部 を混合した樹脂液を用いる。
(3) 原料の樹脂液を成形型と蓋型の間に入れる
際、樹脂液注入孔のない蓋型の内面を上に向
け、その蓋型の内面内に樹脂液を入れ、その上
から成形型を被せて蓋型に嵌合する。
(4) 切削加工の際、蓋型は、成形型から取外さず
に、レンズ素材と一緒に切削する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のコンタクトレンズ
の製造法において使用する成形型と蓋型の縦断正
面図である。第2図は、第1図のA部の拡大図で
ある。第3図は、同成形型の平面図である。第4
図は、同蓋型の平面図である。第5図は、同製造
法における樹脂液の充填、重合工程を示す縦断正
面図である。第6図は、第5図のB部の拡大図で
ある。第7図は、同製造法における切削加工工程
の切削開始前の状態を示す横断平面図である。第
8図は、同製造法における切削加工工程の切削終
了時の状態を示す横断平面図である。第9図は、
第8図のC部の拡大図である。 1:成形型、4:成形凹部、9:蓋型、11:
レンズ素材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光学部の周囲に周辺部を連設したコンタクト
    レンズを成形加工と機械加工によつて製造する方
    法において、コンタクトレンズの光学部の片側の
    光学面以外のすべての面を成形する成形凹部を形
    成した成形型と、この成形型の成形凹部の開口を
    覆う蓋型の間に原料の樹脂液を入れ、両型間の樹
    脂液を重合してレンズ素材に成形し、片側の光学
    面以外のすべての面が成形されたレンズ素材を機
    械加工して片側の光学面を形成することを特徴と
    するコンタクトレンズの製造法。 2 機械加工する光学面が外面側の光学面である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコ
    ンタクトレンズの製造法。
JP14665286A 1986-06-23 1986-06-23 コンタクトレンズの製造法 Granted JPS633910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14665286A JPS633910A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 コンタクトレンズの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14665286A JPS633910A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 コンタクトレンズの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS633910A JPS633910A (ja) 1988-01-08
JPH0411085B2 true JPH0411085B2 (ja) 1992-02-27

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JP14665286A Granted JPS633910A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 コンタクトレンズの製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003087920A1 (fr) * 2002-04-12 2003-10-23 Menicon Co., Ltd. Lentille de contact et procede de production de lentille de contact

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Publication number Publication date
JPS633910A (ja) 1988-01-08

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