JPH0411082Y2 - - Google Patents

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JPH0411082Y2
JPH0411082Y2 JP1987121319U JP12131987U JPH0411082Y2 JP H0411082 Y2 JPH0411082 Y2 JP H0411082Y2 JP 1987121319 U JP1987121319 U JP 1987121319U JP 12131987 U JP12131987 U JP 12131987U JP H0411082 Y2 JPH0411082 Y2 JP H0411082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は2室を接続する際に使用される仕切装
置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、室内を間仕切る間仕切体内を内部中空状
に形成して給水、給湯配管を収容する為のスペー
スとして使用したものがある。この先行例は1つ
の室内を間仕切る平面視T字状の間仕切体内を内
部中空状に形成し、該スペース内に外部からの給
水管や給湯管を取入れ、そのスペースを利用して
水栓金具と、その給水管、給湯管とを接続し、水
栓金具に隣接する箇所に点検口を配設している
(実開昭61−133653号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、先行例のように1つの室内を間仕切
るものと異なつて、2室を接続する場合には、2
室への出入部を残して、壁体を両室の床を構成す
る床パンの境界部上に各々立設して間仕切壁と
し、また水栓金具への給水管、給湯管は室壁に取
着して、同水栓金具に接続するのが一般的であ
る。
しかし、上記間仕切壁が仕切機能以外には何の
利用もなされていない有効利用上の問題や、給水
管、給湯管を室壁に取着させる場合に、建築躯体
内の集合本管から枝分かれするその給水管、給湯
管を室壁にいつたん沿わす構造となり、建築躯体
と室壁との間に配管用のスペースを確保する必要
上、内部スペースを広くできなくなる有効スペー
ス上の問題、更には配管の接続部が水栓金具の真
後に有ることに起因して、斜め方向からの視野内
にその接続部を収め、且つ斜め方向に差し入れる
手でその接続部を操作するという窮屈な点検補修
作業を強要することを避けることができず、点検
補修が煩雑化する問題等を具備している。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は水栓金具への配管を完璧
に沿わさないで済むようにして内部スペースの拡
張を図り、また、その水栓金具と配管との接続部
の点検等も簡単に行うことができる間仕切体とし
て有用な2室を接続する仕切装置を提供すること
にある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、
隣設する2つのユニツト体の床パン同士を、両ユ
ニツト体への出入部を除いて接続して間仕切する
仕切装置であつて、下面を開放すると共に内部を
配管収容スペースとし、床パン端部間に形成され
た配管取入口にその配管収容スペースを連通させ
て両床パンに渡り跨着した仕切台とその仕切台上
に立設された仕切壁とからなる間仕切構成体と、
上記仕切台の外皮を構成する板体に取着した水栓
金具と、前記配管取入口を経由する給水管、給湯
管に、配管収容スペース内で接続され、水栓金具
に連絡した連絡配管と、水栓金具を取着した板体
と対面する板体部分を形成する開閉可能な点検口
とで構成したことを要旨とする。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、集合本管から枝分か
れする給水管、給湯管は両床パン端部間に形成さ
れた配管取入口を経由して両室を仕切る間仕切構
成体内で、水栓金具に連絡した連絡配管と接続さ
れる。また、点検口を水栓金具に連絡する連絡配
管と、給水管、給湯管との接続部分に正対させる
ことができる。更に、予め水栓金具(湯水混合栓
を含む)を取着すると共に配管収容スペース内に
その水栓金具に連絡する連絡配管を配管してお
き、現場において両床パンに跨つて跨着すると共
に点検口を利用して予め配管取入口から突出状に
配管されている給水管、給湯管にその連絡配管を
配管収容スペース内で接続することによつて配管
施工を終了させることができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
(1) 両床パンに跨着した間仕切構成体が、両床パ
ン端部に形成された配管取入口に連通する配管
収容スペースを内部に有する下面開放状に形成
され、給水管、給湯管を室壁に沿わすことなく
水栓金具と接続し、建築躯体と室壁との間に配
管用のスペースを確保する必要がなくなるか
ら、その分内部スペースを拡張でき、ユニツト
ルームの欠点である狭小化を防止することがで
きる。
(2) 水栓金具を取着した板体部分と正対する反対
側の板対部分から直線的に手を差し入れて配管
の接続部を操作できるから、点検補修作業が自
然体で行える。
(3) また、間仕切構成体を跨着すると同時に水栓
金具(例えば浴槽用)への給水、給湯管の接続
が、その点検口を利用して簡単に行え、両室を
接続し且つ両室を仕切る間仕切部形成作業の大
幅な簡略化に寄与することができる。
〔実施例〕
図中、Aは大型ユニツトルームを示している。
この大型ユニツトルームAは、浴室ユニツト体
a1と、この浴室ユニツト体a1に隣接して配設
した洗面ユニツト体a2とからなつている。
浴室ユニツト体a1は洗面ユニツト体a2に相
対する一辺を除いて他3辺に水平な壁載せ面1と
垂直な壁添接面2を連設することによつて形成し
た床パンa1−1のその壁載せ面1上に壁パネル
3を立設して洗面ユニツト体a2に相対する一辺
を除いて側壁a1−2で囲み、この側壁a1−2
を天井パネルa1−3で被蓋すると共に、床パン
a1−1一半部に和風浴槽a1−4を配設し、他
半部を洗い場a1−5としたものである。
洗面ユニツト体a2は浴室ユニツト体a1と相
対する一辺を除いて浴室ユニツト体a1と同様に
壁載せ面4と垂直な壁添接面5を周縁に連設する
ことによつて形成した床パンa2−1のその壁載
せ面4上に壁パネル6を立設して浴室ユニツト体
a1に相対する一辺を除いて側壁a2−2で囲
み、この側壁a2−2を天井パネルa2−3で被
蓋すると共に、内部に洗面器付カウンターa2−
4、便器a2−5等の諸設備が配備されている。
この浴室ユニツト体a1と洗面ユニツト体a2
は、間仕切壁Bで接続され、大型ユニツトルーム
Aを構成している。
間仕切壁Bは両ユニツト体a1,a2への出入
部b1(後述ではドア部材b1として説明する)
と、間仕切構成体b2とからなつている。
ドア部材b1は、浴室ユニツト体a1及び洗面
ユニツト体a2を構成する床パンa1−1,a2
−1夫々の近接する残り一辺に夫々壁載せ面1,
4のみを水平に延設し、この両壁載せ面1,4に
わたつて所望長さの靴摺りb1−1を接続し、こ
の靴摺りb1−1上においてドア枠b1−2を、
両ユニツト体a1,a2の側壁a1−2,a2−
2相互の接続部100、両ユニツト体a1,a2
の天井パネルa1−3,a2−3相互の接続部1
00に夫々接続するか或いは近傍に接続し、この
ドア枠b1−2内に所望な材料で成形した面材b
1−3を嵌合保持することによつて形成されてい
る。
間仕切構成体b2は、内部を和風浴槽a1−4
で使用される水栓金具7の給水、給湯用連絡配管
200,200の配管収容スペースCとする腰程
度の高さを有する仕切台b2′と、その仕切台b
2′と天井パネルa1−3,a2−3の境界部と
の間に接続される仕切壁b2″とからなつている。
仕切台b2′は第4図で示すように前記ドア部
材b1で接続される壁載せ面1部分に連続する浴
室ユニツト体a1側の壁載せ面1部分を切欠して
配管取入口8を形成し、その配管取入口8を跨ぐ
ように両床パンa1−1,a2−1にわたつて跨
着されている。
この配管取入口8は、上記のようにドア部材b
1で接続される壁載せ面1部分に連続する浴室ユ
ニツト体a1側の床パンa1−1縁部分を略長方
形に切欠し、その切欠縁に壁載せ面1を水平に設
けることによつて形成されている。
仕切台b2′は、ドア部材b1に隣接する両床
パンa1−1,a2−1の壁載せ面1,4上に下
枠材10,10を固定し、この下枠材10,10
間を連結枠材11……で連結すると共に、所望箇
所に立枠材12……を立設し、更にこの立枠材1
2……を上枠杆13……で連結して内部を配管収
容スペースCとする枠組体14を構築し、この枠
組体14の天井面を板体15(後述では天板15
として説明する)で、大型ユニツトルームA内に
露出する側面を複数の板体16(後述では壁パネ
ル16として説明する)で、夫々被蓋することに
よつて形成されている。
この仕切台b2′はその高さを和風浴槽a1−
4上縁レベルよりも高くして、その浴槽a1−4
上縁レベルよりも高い壁パネル16部分を器具取
付面22としてその部分に水栓器具7が取着さ
れ、また、洗面ユニツト体a2に臨むその壁パネ
ル16をも器具取付面22とし、且つ水栓器具7
が取着された器具取付面22と対面する反対側の
器具取付面22部分を脱着可能として点検口25
を形成しており、内部配管のメンテナンスが行な
えるようになつている。
この仕切台b2′には予め配管取入口8に臨む
ように配管されている給水、給湯管201,20
1に接続する為の給水、給湯用の連絡配管20
0,200をその配管収容スペースC内に装備し
ておき、床パンa1−1,a2−1に接続する際
に点検口25を利用して配管取入口8に面する給
水、給湯管201,201と、上記連絡配管20
0,200とを接続することによつて配管施工が
終了するようになつている。
壁パネル16を着脱自在にするに際しては、洗
面ユニツト体a2に臨む壁パネル16の両側縁に
折曲片300を折曲形成すると共に、側壁a2−
2及び隣接する壁パネル16裏面にスリツト30
1′を有する受け材301を固定し、両折曲片3
00,300を受け材301内面にスリツト30
1′を介して進入させて掛合せしめ、更に、その
スリツト301′にシール条材302を係脱自在
に係合し、このシール条材302を外し、受け材
301と折曲片300の掛合を人為的に解くこと
によつて自在に点検口25が形成できるようにな
つている。
また、この着脱自在な壁パネル16にはビス2
6で着脱可能な紙巻器24が取付けられており、
洗面ユニツト体a2に設置された便器a2−5使
用時に利用者が、トイレツトペーパーの取出を容
易に行なえるように配慮すると共に、紙巻器24
を取外すことによつて形成されたサブ点検口27
をのぞき孔として利用できるようにしている。
仕切壁b2″は、上記仕切台b2′の天板15に
おいて浴室ユニツト体a1と洗面ユニツト体a2
との側壁a1−2,a2−2相互の接続部100
及び天井パネルa1−3,a2−3相互の接続部
100に連続する部分に凹溝17を凹設し、この
凹溝17及び上記両接続部100,100に形成
される凹条部18内にシリコンコーキング材19
を充填して緩衝性を付与した状態で面材b2″−
1を嵌合することによつて形成されている。
尚20は、和風浴槽a1−4上の側壁a1−2
に設けられたシヤワーハンガーで、和風浴槽a1
−4でありながら洋風浴槽と同様の使い方をも可
能にしており、21は洗面ユニツト体a2への出
入りドアである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案仕切装置の実施例を示し、第1図
は使用状態を示す大型ユニツトルームの横断平面
図、第2図は2−2拡大断面図、第3図は3−3
拡大断面図、第4図は4−4断面図である。 尚図中、b2……間仕切構成体、16……板体
(壁パネル)、A……大型ユニツトルーム、15…
…板体(天板)、a1,a2……ユニツト体、2
5……点検口、200,200……連絡配管、8
……配管取入口、a1−1,a2−1……床パ
ン、b1……出入部(ドア部材)、22……器具
取付面、C……配管収容スペース、10,11,
12,13……枠材、14……枠組体、b2′…
…仕切台、b2″……仕切壁、201,201…
…給水、給湯管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する2つのユニツト体の床パン同士を、両
    ユニツト体への出入部を除いて接続して間仕切す
    る仕切装置であつて、下面を開放すると共に内部
    を配管収容スペースとし、床パン端部間に形成さ
    れた配管取入口にその配管収容スペースを連通さ
    せて両床パンに渡り跨着した仕切台とその仕切台
    上に立設された仕切壁とからなる間仕切構成体
    と、上記仕切台の外皮を構成する板体に取着した
    水栓金具と、前記配管取入口を経由する給水管、
    給湯管に、配管収容スペース内で接続され、水栓
    金具に連絡した連絡配管と、水栓金具を取着した
    板体と対面する板体部分を形成する開閉可能な点
    検口とで構成したことを特徴とする仕切装置。
JP1987121319U 1987-08-06 1987-08-06 Expired JPH0411082Y2 (ja)

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JP1987121319U JPH0411082Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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JPS6426465U JPS6426465U (ja) 1989-02-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0319569Y2 (ja) * 1985-02-08 1991-04-25

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