JPH04110756A - 生体試料の光測定方法 - Google Patents

生体試料の光測定方法

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JPH04110756A
JPH04110756A JP23137690A JP23137690A JPH04110756A JP H04110756 A JPH04110756 A JP H04110756A JP 23137690 A JP23137690 A JP 23137690A JP 23137690 A JP23137690 A JP 23137690A JP H04110756 A JPH04110756 A JP H04110756A
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JP
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absorbance
light
absorptivity
photo
standard
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JP23137690A
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English (en)
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Yoshio Tsunasawa
綱沢 義夫
Tomomi Tamura
知巳 田村
Hideo Eda
英雄 江田
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光を用いて生体内の代謝を測定する方法に関す
るものである。
(従来の技術) 700〜11000nの光は他の波長の光に比べて生体
内を比較的通りやすいので、この波長域に吸収帯をもつ
ヘモグロビン、酸化ヘモグロビン、チトクロームaa3
を無侵襲で測定することが試みられている(例えば、特
公昭61−11614号公報、r Pediatric
s jユ5,217〜225(1985)、「人工臓器
J 19,535〜538 (1990)参照)。
例えば、引例の「人工臓器419,535〜538 (
1990)においては、波長780.8゜5.830n
mの3種類の半導体レーザを用い、それらの3波長を順
次ライトガイドを介して組織に照射し、反射光又は透過
光を光ファイバで受光して各波長での吸光度変化ΔA7
8(IIΔAIIIISIΔA s3 oに基づいて次
の測定演算式により酸化ヘモグロビン変動Δ[HbO2
]−還元ヘモグロビン変動Δ[Hb]及び全ヘモグロビ
ン量変動Δ[Hbコtを求める。
Δ[Hb O2コ =−3ΔA!lo5+3ΔAeao
                 −・−−−0(1
)Δ[Hbコ   =1.6ΔA7II。−2,8ΔA
、、5+1.2ΔAl+ 3゜・・・・・(2)Δ[H
b]t  =1.6ΔA78o−5,8ΔA8o5+4
.2ΔA、3o・=(3)(発明が解決しようとする課
題) 上記の式においては原データとして用いられるのは3波
長の吸光度変化であり、求められるものは酸化ヘモグロ
ビン変動量などであり、全て変化量である。引例のr 
Pediatrics Jユ旦、217〜225 (1
985)においては、ベースラインを患者の正常値にと
り、これからの変化量を個々の患者ごとの測定期間内ご
とに求めることができる旨の記載がある。
このように、従来の測定装置では吸光度測定の基準は患
者に測定装置を装着した時点でのレベル又は個々の患者
の正常値などであり、得られるのはそれ以降の変化量で
ある。測定装置を患者に装着する時点で患者がどういう
状態であるかという情報は全く得ることはできない。
また、同一患者に対しても測定装置を一度取り外すと、
次回の測定はまた最初から始まることになるので、同一
患者といえども長期間にわたって監視することができな
い。
そこで、原点の較正方法が提案される必要がある。測定
対象が生体試料でなく化学物質の場合、その透過分光測
定には測定成分を全く含まない液体(例えば蒸留水)を
吸光度0の原点にすることや、布や印刷物の反射測定用
に反射率100%の基準として硫酸バリウム粉末を用い
ることはよく知られている。しかし、本発明の対象であ
る、生体試料の一部分より光を照射し、別の部分より出
てくる光を検出する装置に適用するのに適当な吸光度の
原点基準は知られていない。このための原点基準として
は生物体と同じように散乱性の透過特性を有し、目的の
試料と同様の光の減衰率(例えば10−3〜10−7、
吸光度で3〜7)を有し、経時変化が少ないという条件
を満たすものが望ましい。
本発明は、上記基準に合い、患者によらない吸光度測定
の原点を求めることのできる吸光度原点標準を用いて未
知試料の吸光度変化量だけでなく、吸光度絶対値も測定
することのできる方法を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明の測定方法では、吸光度が0でない既知吸光度の
標準に対して自動ゲイン設定を含む吸光度のオートゼロ
処理を行なった上で生体試料の吸光度を測定する。
本発明の測定方法ではまた。その吸光度がOでない既知
吸光度の標準に対して自動ゲイン設定を含む吸光度のオ
ートゼロ処理を行なった上で生体試料の初期値の吸光度
を測定した後、その生体試料の初期値に対して再び自動
ゲイン設定を含む吸光度のオートゼロ処理を行なった上
でそれ以降の生体試料の吸光度変化を測定する。
吸光度がOでない既知吸光度の標準は、光散乱体からな
る光入力部と、光散乱体からなる光出力部と、両部を結
び減光機能を有する結合部とを備えたものである。
(作用) 吸光度が0でない既知吸光度A。の標準に対する吸光度
のオートゼロ処理は、その吸光度標準を測定装置に接続
したときのA/D変換変換比力■oをメモリに記憶させ
ておき、それ以降の生体未知試料の信号工に対し、 A=  Qog(I/I。) が出力されるようにしておくことである。すなわち、未
知試料に対する信号Iが、■。に等しいとき、A=Oが
出力されるはずなので、この処理をオートゼロと呼ぶこ
とにする。
さらに、オートゼロ処理には、例えば第7図に示される
ゲイン自動設定器58の調節も含まれる。
吸光度標準の出力がA/D変換器64のフルスケールを
越えない範囲の適度の大きさとなるようゲイン設定が自
動的に実行された後に、A/D変換器64よりあられ九
る出力を■。として記憶する。
この場合の測定値がAのとき、その試料の吸光度絶対値
はA。十人となる。この方法により未知試料の吸光度絶
対値A0+Aを求めることが可能である。
次にさらに別の方法が考えられる。
経時変化する未知試料の測定を念頭に置くと、既知吸光
度A。の吸光度標準によってオートゼロ処理を行ない、
その状態で未知試料の初期値の吸光度Asを求め、その
未知試料に対して再度オートゼロ処理を行なったとき、
その後の未知試料の吸光度変化量をΔAとすると、その
試料の現時点の吸光度絶対値はA。+As+ΔAとなる
。このときのゲインは2回目のオートゼロ処理操作に伴
って未知試料の吸光度に応じて定まる。
吸光度標準の吸光度と未知試料の吸光度がほぼ等しい場
合にはオートゼロ処理操作に伴って定まるゲインは同程
度になるので、後者のようにわざわざ2回のゲイン自動
調整を行なう効果はない。
しかし、実際には吸光度標準と未知試料との吸光度差が
大きい場合がある。例えば、吸光度標準の吸光度が4で
、未知試料の吸光度が6である場合には、未知試料の方
が吸光度標準に比べて吸光度2だけ大きい、すなわち、
光量が・1/100Lが得られない。したがって、吸光
度4の吸光度標準でオートゼロ処理を行なってゲインを
設定した後、そのままで未知試料を測定すると、1/1
00のレベル内の変化をA/D変換することになるので
分解能が減少し、微小な変化が得られなくなる。
後者の方法では、吸光度A。の吸光度msに対する未知
試料の吸光度初期値Asを定めた後、もう−度オートゼ
ロ処理を行なって自動ゲイン調節をしてゲインを100
倍にした後のA/D変換値を基に未知試料の吸光度変化
量ΔAを測定するので、A/D変換部のフルスケール−
杯に利用でき、精度がよくなる。吸光度絶対値はA。+
As十ΔAであり、A O+ A sの測定精度は前者
の場合と同じであるが、吸光度変化量ΔAの測定精度が
良いので、吸光度変化量ΔAのみを拡大して表示するの
に意義がある。
測定結果の表示様式としては、絶対値表示(A 、 十
A s十ΔA)と高精度な変化量表示ΔAがあり、これ
らは両者同時又は選択して表示することができる。
(実施例) 第1図は本発明で用いられる吸光度標準の一例を表わす
2は光入力部であり、直径が約20 m mの球体の内
部が硫酸バリウムなどで白色塗装されたものである。光
入力部2は光入射用の開口を有し、その開口には光ファ
イバなどの送光側ライトガイド4の送光部4aが取りつ
けられて光が照射される。
その照射光6は拡散性であり、光入力部2の球体内面で
散乱する。8は光出力部であり、光入力部2と同じ大き
さの球体であり、その内部も硫酸バリウムなどで白色塗
装されている。光出力部8には光を取り出すための出口
開口が設けられており。
その出口開口には光ファイバなどの受光側ライトガイド
10の受光部10aが取りつけられる。光出力部8で散
乱した拡散光12は受光側ライトガイド10に入射する
光入力部2と光出力部8の間には円筒状の結合部14が
設けられており、結合部14には減光用仕切板16.1
8が差し込まれている。仕切板16.18には減光度を
調節するための穴があけられており、その穴の大きさと
数は10−4〜1O−7(Abs4〜7)の手頃な減光
度が得られるように設定されている。
第2図(A)、(B)は仕切板16.18の例を表わし
たものであり、穴20の大きさと数により減光度を調節
している。
第3図は他の吸光度標準の例を表している。これは、送
光部34と受光部38が使いやすいように一体化された
ものである。送光部34には光源として半導体レーザや
LEDなどの発光素子36が設けられている。受光部に
は受光素子40として例えばシリコンフォトダイオード
が設けられ。
その検出信号を増幅するためにプリアンプ42が設けら
れている。送光部34と受光部3Bが一体となり、発光
素子36と受光素子40の間隔Qが固定されているので
、この場合の吸光度$$laはその光入力部2と光出力
部8の間隔も送光部36と受光部40の間隔Qに等しく
なるように設定される。間隔Ωは例えば4cmである。
第4図はさらに他の吸光度標準の例を表している。
この場合、送光部34が1個で送光部34の発光素子3
6からの間隔の異なる2個所にそれぞれ受光部38a、
38bが設けられ、それぞれにシリコンフォトダイオー
ドなどの受光素子40a。
40bが設けられている。光源36から第1の受光素子
40aまでの間隔はQ□であり、第2の受光素子40b
までの間隔はQ1+Q2である。Q□。
Q2はそれぞれ例えば3cmである。送光部34と2つ
の受光部38a、38bは一体化されており、間隔Ω1
.Q2は固定されている。このような送光部34と受光
部38,38bに対応するように、吸光度標準1bは1
個の光入力部2と2個の光出力部8a、8bを備え、光
入力部2と第1の光出力部8aの間は結合部14aで連
結され、第1の光出力部8aと第2の光出力部8bの間
は結合部14bで連結され、各結合部14a、14bに
それぞれ減光用仕切板42a、42bが設けられている
第3図又は第4図では測定装置の送光部に光源が直接設
けられ、受光部に光検出器が直接設けられているが、一
方又は両方がライトガイドを介して測定装置内に設けら
れた光源や光検出器と結合されているものであってもよ
い。
これらの吸光度標準は測定装置とは別に構成されている
が、測定装置の一部として組み込ま九でいてもよい。
上記の吸光度標準の結合部に設けられている減光用仕切
板は単に穴があけられているだけであるので、波長依存
性をもっていない。それに対し、試料に近い波長特性に
するために、仕切板の穴にフィルタを取りつけて所望の
波長特性をもたせることができる。また、仕切板に複数
の穴を設け、それらの穴に異なる特性のフィルタを設け
ることにより波長特性を調節することができる。
本発明で用いられる吸光度標準は第1図から第4図に示
された形状のものに限定されるものではなく、例えば光
入力部と光出力部を独立した球体とするのではなく、1
つの球体を仕切板で仕切り、その仕切板に減光用の穴を
設けたものであってもよい。
また減光用の穴のかわりにメツシュフィルタなど減光率
を自在に規定できる減光素子を用いてもよい。
次に、本発明の測定方法について説明する。
まず、この吸光度標準の検定(値付け)方法を示す。検
出器としては第5図(A)に示されるように、積分球2
2とシリコンフォトダイオード24を組み合わせた積分
球型検出器を用いる。この積分球型検出器に送光側ライ
トガイド4の出力光を直接受光したときの出力をio(
λ)とする。
次に、同図(B)に示されるように、送光側ライトガイ
ド4を吸光度標準1の光入力部2に取りつけ、光出力部
8には積分球型検出器を取りつける。この吸光度標準1
を介して受光したときの出力をj(λ)とする。(A)
での出力io(λ)と(B)での出力i(λ)の比T(
λ)がこの吸光度標準による減光率であり、 T(λ)=i(λ)/io(λ) である。減光率T(λ)は波長λによって多少変わる可
能性があるので、波長λの関数として表わされている。
吸光度値は −log T (λ) である。
このようにして検定された結果、例えば3波長λ工(7
80nm)、λ2(805nm)及びλ3(830nm
)に対してそれぞれの吸光度がAoλ0.A(、λ2.
A0λ3と求まる。通常、吸光度標準作成時にこの値付
は作業を行なっておき、検定値を用いて測定を行なう。
次に、この吸光度標準1を用いて吸光度原点較正を行な
い、実測を行なう場合の例を第6図と第7図により説明
する。
測定装置は第7図に示されている。52−1゜52−2
.52−3は各波長の光源、54は光源駆動部である。
光源52−1..52−2.52−3からの光は送光用
ライトガイド4から被測定体(患者)50又は吸光度標
準1に導かれ、被測定体50又は吸光度標準1からの散
乱光は検出器55により検出される。検出された信号は
ブリアンプ56で増幅された後にゲイン自動設定器58
に導かれる。60−1.60−2.60−3は3波長に
対するアナログ信号を分別して保持するサンプルホール
ド部、62は各波長のアナログ信号を選択してA/D変
換器64に送るマルチプレクサ、66は演算部、68は
表示部である。70は制御部であり、光源駆動、増幅、
ゲイン設定、サンプルホールド、A/D変換、演算処理
、表示などを制御する。光源52−1.52−2.52
−3は3波長λ1.λ2.λ、について順に例えば1サ
イクル1150秒で点灯し、その測定信号をサンプルホ
ールド部60−1.60−2.60−3で分割する。
第6図は較正を表わしたものである。
吸光度標準1の光入力部に送光用ライトガイド4の先端
の送光部を取りつけ、光出力部に検出器55を取りつけ
た状態で、測定装置のオートゼロ処理をおこない、ゲイ
ンの自動設定を行なう。
ゲイン自動設定器58には3波長の信号が通過するので
、そのゲインをどの波長で定めるかについてはいくつか
の方法がある。例えば、3つの信号■λ1.Iλ21 
 Iλ3のうち最も大きい信号に対してゲインを定める
。また、別の方法として、3つの信号工λit Iλ2
1 Iλ3の平均に対して最適なゲインとなるように設
定してもよい。
次に、第7図に示されるように測定対象の患者50に対
して送光用ライトガイド4の送光部と検出器55とを装
着し、3波長で測定して吸光度A□、A2.A3を得た
とすると、吸光度絶対値は吸光度標準1による値付は値
を加算して、Aλ□=A、λ1+A□ Aλ2=A、λ2+A2 Aλ3=Aoλ3+A3 として求めることができる。
吸光度標準に対して自動ゲイン設定を含む吸光度のオー
トゼロ処理を行なった上で被測定体50の初期値の吸光
度Asλ1.Asλ2.ASλ、を測定した後、その被
測定体50の初期値に対して再び自動ゲイン設定を含む
吸光度のオートゼロ処理を行なった上でそれ以降のその
被測定体50の吸光度変化ΔAλ1.ΔAλ2.ΔAλ
3を測定した場合の吸光度絶対値は吸光度標準1による
値付は値を加算して、 Aλ□= A 6λz + A sλ□十ΔAλ1  
(4)Aλ2=A、λ2+Asλ2+ΔAλ2  (5
)Al1 = A oλ3 +A sλ3+ΔAλ、 
 (6)として求めることができる。
酸化ヘモグロビン量[HbO2]、還元ヘモグロビン量
[Hb ]の演算は、例えば、引例の「人工臓器J 1
9,535〜538 (1990)に示されているよう
に、各波長での吸光度Aλ□、Aλ2゜Al1に係数を
かけて加えた一次結合となるので、絶対量としては、 [Hb Ozコ =によAλ1+に2A λ2+に、A
l1         (7)変化量としては、 Δ[Hb○2コ =に工ΔAλ、十に2ΔAλ2+に3
ΔAλ3  (8)となる。(8)式は従来使われてい
る変化量に対する式である。
(7)式を(4)、(5)、(6)式を用いて書き直す
と、 [HbO2コ =  [K□A、λ、+に2Aoλz+
に3AOλ3コ+[K1Asλ、+に、Asλ、十に3
Asλ3]+Δ[Hb○z]   (9)となる。
(9)式の右辺第1項は吸光度標準だけで決まるので、
試料によらない定数になる。右辺第2項が最も重要な量
で、個々の被測定体(患者)の初期値の相違を示す量で
ある。
第8図は測定装置の他の例を表している。第7図の測定
装置は検出器55として内部ゲインをもたないシリコン
ホトダイオードなどを用いた場合が対象になる。これに
対して、第8図の測定装置では、検出器として光電子増
倍管72が用いられている。被測定体5o又は吸光度標
$1からの光はライトガイド10を経て光電子増倍管7
2に導かれ、光電子増倍管72の検出信号はプリアンプ
56を経てサンプルホールド部60−1.60−2.6
0−3に送られる。
光電子増倍管72は印加電圧によって定まる内部ゲイン
を有するので、「負高圧」による「内部ゲイン自動設定
」となる。第7図の測定装置とはゲイン調節の順序が異
なるが、原理は同じである。
(発明の効果) 本発明では吸光度がOでない吸光度標準を用いるので、
吸光度標準による較正によって吸光度絶対値が得られる
。これにより、患者間の初期値の差が評価できるように
なる。
また、同一患者についても異なる測定日の差が評価でき
るようになる。
オートゼロ処理を吸光度標準と被測定体についてそれぞ
れ行なうことにより、吸光度絶対値とともに吸光度変化
量が得られ、しかも吸光度変化量の測定精度がよくなる
吸光度絶対値と吸光度変化量の両者の同時表示又は一方
の切換え表示を行なうことができるようにすれば、便利
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する吸光度標準の一例を示す断面
図、第2図は同吸光度標準で用いられる減光用仕切板の
例を示す平面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の吸光
度標準の例を示す断面図、第5図は本発明における吸光
度標準の検定を説明する図であり、(A)は検出器に直
接光入射させた場合を示す断面図、(B)は吸光度標準
にその検出器を装着した状態を示す断面図、第6図は本
発明における較正方法を示す図、第7図は本発明にお【
づる測定方法を測定装置とともに示すブロック図、第8
図は他の測定装置の要部を示すブロック図である。 1、la、lb・・・・・・吸光度標準、50・・・・
・被測定体、52−1.52−2.52−3・ ・光源
、58・・・・・ゲイン自動設定器、66・・・・演算
部、68 ・表示部、70・・・・・制御部、72・・
・・・・光電子増倍管。 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸光度が0でない既知吸光度の標準に対して自動
    ゲイン設定を含む吸光度のオートゼロ処理を行なった上
    で生体未知試料の吸光度を測定する光測定方法。
  2. (2)吸光度が0でない既知吸光度の標準に対して自動
    ゲイン設定を含む吸光度のオートゼロ処理を行なった上
    で生体未知試料の初期値の吸光度を測定した後、その未
    知試料の初期値に対して再び自動ゲイン設定を含む吸光
    度のオートゼロ処理を行なった上でそれ以降のその未知
    試料の吸光度変化を測定する光測定方法。
  3. (3)未知試料の吸光度絶対値と吸光度変化量を同時に
    又は任意に選択して表示できる表示部を備えた請求項1
    又は2に記載の光測定方法。
JP23137690A 1990-08-31 1990-08-31 生体試料の光測定方法 Pending JPH04110756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030597A1 (ja) * 2004-09-17 2006-03-23 Japan Science And Technology Agency 積分球波動源を用いた対象のデジタル化装置

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