JPH04110632U - 自動車用灰皿 - Google Patents

自動車用灰皿

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Publication number
JPH04110632U
JPH04110632U JP2127291U JP2127291U JPH04110632U JP H04110632 U JPH04110632 U JP H04110632U JP 2127291 U JP2127291 U JP 2127291U JP 2127291 U JP2127291 U JP 2127291U JP H04110632 U JPH04110632 U JP H04110632U
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JP
Japan
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case
outer case
lid
opening
periphery
Prior art date
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Pending
Application number
JP2127291U
Other languages
English (en)
Inventor
昌彦 重田
彰 門倉
Original Assignee
市光工業株式会社
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Publication date
Application filed by 市光工業株式会社 filed Critical 市光工業株式会社
Priority to JP2127291U priority Critical patent/JPH04110632U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アウターケースの開口周縁部の裏面にダンパ
ーを取付け、このダンパーのシャフトを開口周縁部に突
出させ、このシャフトにインナーケースの蓋、を当接さ
せることによって、蓋の閉作動時の音を減少した自動車
用灰皿を提供することを目的とする。 【構成】 収納部11を形成したアウターケース10
と、収容部と蓋21とを有し、前記アウターケース10
の開口周縁部の下端に支持され、アウターケース10の
収納部11内に回動収納されるインナーケース20と、
前記アウターケース10の開口周縁部の前記蓋21との
当接部に設けられた消音機構30とを備えた自動車用灰
皿であって、前記消音機構30は、空気穴31bを形成
したシリンダケース31aと、このケースに配置された
スプリング31cと、スプリング31cに保持されたピ
ストン31dと、ピストン31dに取付けられたシャフ
ト31eを有するダンパー31を備え、このダンパー3
1のシリンダケース31aを前記開口周縁の裏面に取付
けるとともにシャフト31eを開口周縁の貫通孔より開
口周縁の表面に突出したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用灰皿、特に、インナーケースの閉作動の際に生じる音を減 少させる消音機構を備えた自動車用灰皿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の消音機構を備えた自動車用灰皿は、実開昭62−118049 号公報で開示されているように、灰皿の蓋本体の周縁部と開口周縁部とのいずれ か一方に平板形状の弾性体を、また、他の一方に突部を設け、開閉蓋の閉作動時 にこれらが当接する構成があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の技術にあっては、弾性体の変形部分が蓋本体の周 縁部と開口周縁部との間にはみだし、蓋が完全に密着せず、灰皿内部への空気の 流入を完全に遮断することができず、防火状好ましくなかった。また、弾性体は 、常時、蓋を開く方向に作用するため、蓋を開口周縁部に当接する力が必要以上 に大きくなる場合があった。
【0004】 本考案は、アウターケースの開口周縁部の裏面にダンパーを取付け、このダン パーのシャフトを開口周縁部に突出させ、このシャフトにインナーケースの蓋、 を当接させることによって、蓋の閉作動時の音を減少した自動車用灰皿を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、収納部を形成したアウターケースと 、収容部と蓋とを有し、前記アウターケースの開口周縁部の下端に支持され、ア ウターケースの収納部内に回動収納されるインナーケースと、前記アウターケー スの開口周縁部の前記蓋との当接部に設けられた消音機構とを備えた自動車用灰 皿であって、前記消音機構は、空気穴を形成したシリンダケースと、このケース に配置されたスプリングと、スプリングに保持されたピストンと、ピストンに取 付けられたシャフトを有するダンパーを備え、このダンパーのシリンダケースを 前記開口周縁の裏面に取付けるとともにシャフトを開口周縁の貫通孔より開口周 縁の表面に突出したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、アウターケースにインナーケースを収納すると、インナー ケースの蓋がアウターケースの開口周縁の表面に突出しているダンパーのシャフ トの先端に当接し、シャフトは、スプリングに抗して引込まれ、この時、シリン ダー内部の空気が空気穴を通して流れ、インナーケースの衝撃を吸収し、アウタ ーケースとインナーケースの当接時の衝撃音を消音する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添附図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本考案に係る自動車用灰皿の断面図、図2はアウターケースを示した斜 視図、図3はダンパーを示した断面図である。
【0009】 本考案の自動車用灰皿は、図1、図2に示すように、断面コ字形状で内部にイ ンナーケース20の収納部11を有する箱形のアウターケース10と、このアウ ターケース10の収納部11に収納されるインナーケース20と、アウターケー ス10の開口周縁部12の裏面に取付けられた消音機構30とより構成されてい る。
【0010】 アウターケース10は、前方に開口し、上壁10aと側壁10bと奥壁10c を有した断面コ字形状に形成され、内部にインナーケース20の収納部11を画 成するとともに、開口周縁部12の上端をアウターケース10の奥壁10c方向 に曲げて断面コ字形状に成型し、ダンパー31の取付け部14と蓋21の当接部 15を設けている。また、下端にインナーケース20に形成された一対の突起2 1aを嵌合する穴16を形成している。この当接部15には、シャフト31eの 貫通孔15aが形成され、また、上壁10aの内面には、後で述べるインナーケ ース20に取付けられた保持用のスプリング25のガイド10dが形成されてい る。
【0011】 インナーケース20は、上方に開口し、蓋21と側壁と奥壁20bと底部20 cを有した断面コ字形状に形成され、蓋21の内側には、突壁20dを形成して いる。その突壁20dと蓋21との間でスプリング25の端を圧入保持している 。蓋21の下方には、突起21aが形成され、この突起21aがアウターケース 10に形成された穴16に嵌合し、インナーケース20の回動支点となっている 。
【0012】 スプリング25は、インナーケース20をアウターケース10の収納部11に 保持するためのもので、アウターケース10の奥方向に圧接部25aを、インナ ーケース20の蓋21方向に下方に折曲げられた取付け部25bを形成している 。この取付け部25bをインナーケース20の蓋21と突起20dとの間に圧入 し、圧接部25aをガイド10dに弾接させている。
【0013】 アウターケース10へのインナーケース20の取付けは、アウターケース10 の穴16に突起21aを嵌合し、スプリング25を下方に撓ませ、ガイド10d に弾接させて、インナーケース20の回動にともなって、圧接部25aがガイド 10dの上を移動し、a点に達したときに閉作動は達成される。
【0014】 消音機構30は、ダンパー31とカバー32とより構成されている。
【0015】 ダンパー31は、円筒状のシリンダー31aとその内部に配置されたスプリン グ31cとスプリング31cの先端に被されスプリング31cを保持するととも に、シリンダー31aの内部を滑動するピストン31dと、ピストン31dに固 定され、ピストン31dとともに移動するシャフト31eを備えている。そして 、シリンダー31aの底には、空気穴31bが形成されている。このスプリング 31cの圧力は、シャフト31eを貫通孔15aから突出させる力があればよく 、したがって圧力は小さい。
【0016】 カバー32は、弾性体でキャップ形状に形成され、シャフト31aの先端に嵌 されている。
【0017】 ダンパー31は、シャフト31eの先端にカバー32を嵌めて、その部分を貫 通孔15aから開口周縁部12の当接部15の表面に突出するようにして、ダン パー31の取付け部14にスクリュー31fで固定される。
【0018】 従って、インナーケース20を二点鎖線から実線のように閉作動させると、蓋 21がダンパー31の先端に当たる。この時、カバー32が弱冠撓み、閉じよう とする力を減衰させる。その後、ピストン31dがシリンダ31a内の空気を外 部に押出しながら移動する。この移動にともなって、シャフト31eが貫通孔1 5aに没する。
【0019】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案はアウターケースの蓋が当接する部分にダンパ ーを備えた消音機構を配置することによって、インナーケースの閉作動時に閉じ ようとする力を減衰させ、アウターケースとインナーケースの当接音を減少させ 、しかも、ダンパーのシャフトが完全に貫通孔に没するため、その間に隙間も生 じず、防災効果もすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用灰皿の断面図である。
【図2】アウターケースの斜視図である。
【図3】消音機構を示した断面図である。
【符号の説明】
10 アウターケース 11 収納部 12 開口周縁部 15 当接部 15a 貫通孔 20 インナーケース 21 蓋 30 消音機構 31 ダンパー 31a シリンダー 31b 空気穴 31c スプリング 31d ピストン 31e シャフト 32 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を形成したアウターケースと、収
    容部と蓋とを有し、前記アウターケースの開口周縁部の
    下端に支持され、アウターケースの収納部内に回動収納
    されるインナーケースと、前記アウターケースの開口周
    縁部の前記蓋との当接部に設けられた消音機構とを備え
    た自動車用灰皿であって、前記消音機構は、空気穴を形
    成したシリンダケースと、このケースに配置されたスプ
    リングと、スプリングに保持されたピストンと、ピスト
    ンに取付けられたシャフトを有するダンパーを備え、こ
    のダンパーのシリンダケースを前記開口周縁の裏面に取
    付けるとともにシャフトを開口周縁の貫通孔より開口周
    縁の表面に突出したことを特徴とする自動車用灰皿。
JP2127291U 1991-03-12 1991-03-12 自動車用灰皿 Pending JPH04110632U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2127291U JPH04110632U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動車用灰皿

Applications Claiming Priority (1)

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JP2127291U JPH04110632U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動車用灰皿

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110632U true JPH04110632U (ja) 1992-09-25

Family

ID=31907061

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2127291U Pending JPH04110632U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動車用灰皿

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JP (1) JPH04110632U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078646A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Kanto Auto Works Ltd 自動車のグラブボックスドアのヒンジ構造

Cited By (1)

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