JPH04110594U - 物品支承体 - Google Patents

物品支承体

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JPH04110594U
JPH04110594U JP3921791U JP3921791U JPH04110594U JP H04110594 U JPH04110594 U JP H04110594U JP 3921791 U JP3921791 U JP 3921791U JP 3921791 U JP3921791 U JP 3921791U JP H04110594 U JPH04110594 U JP H04110594U
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JP3921791U
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Inventor
芳一 田窪
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株式会社田窪工業所
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Abstract

(57)【要 約】 【目 的】 物品載置棚や物干し具等の壁面への保持姿
勢を水平状、垂直状、傾斜状と任意姿勢に調節して固定
できるようにすると共に、その用途を任意に変換できる
物品支承体を構成すること。 【構 成】 壁面取付用の固着具の基台前面に前方向き
支承腕を突設し、該支承腕に水平方向の軸孔を穿設し、
該軸孔に物品支承体の側端部を突軸杆により回動自在に
軸支することにより、該物品支承体を起伏自在に取付
け、前記軸支部の周辺部に支承体が任意姿勢で固定でき
るような支承腕との相互係脱手段を段階的に設ける。 【効 果】 物品支承体の保持姿勢(固定角度)を任意
に調整して固定でき、その固定姿勢を変更することによ
り物品支承体の用途を任意に変換できる。広範囲な利用
価値があり、組立部材を簡略化してコスト安く提供でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、タオル掛けやふきん掛けその他の物干し具、又は小物載置棚その 他の同種物品支承体に係るものであって、その取付け角度を自在に調節できるよ う回動固定自在に構成されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来公知のこの種装置として、例えば実公昭62−31004号公報に紹介さ れている棚受装置は、公報記載の実用新案登録請求の範囲によれば、後パネルに 左右一対もうけられた棚板の端部を回動自在、かつ上下動可能に保持する棚板保 持部と、該棚板保持部側の棚板側端に形成され、前記棚板保持部より下方に突出 して後パネルに当接し、棚板保持部と共に、棚板を水平状に保持する棚板支持突 部と、前記棚板保持部の上方に位置して、上端が開口し、棚板保持部に対する棚 板の上下動範囲より小さな寸法で、棚板の端部を係止する係止片部を有する棚板 支持部よりなる事を特徴とする棚受装置。であって、同公報の第2図には、鋼線 材で形成された棚枠内を所定間隔に仕切る仕切棒を複数本架け渡した棚板8の前 記棚枠後端二箇所において、仕切棒下側に三角形状の棚板支持突部が固着され、 棚枠後端左右部をコの字形棚板保持部で支持し、その上方中央部に係止片部を有 する棚板支持部が後パネルに固設されている斜視図が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記公知の棚受装置においては、棚板を使用可能な水平姿勢と不使用時に折り たたみ状態の垂直姿勢との両姿勢に保持するだけのものであり、棚板を水平姿勢 から更に下方へ前傾状に保持することはできず、保持角度調整の機能が不充分で ある。また、前述のように棚板保持部、棚板支持部等を各別体で設けると共に、 棚枠下端部二箇所に棚板支持突部を固設しなければならない煩しさもある。 本願考案においては、物干し具や物品載置棚等の物品支承体を壁面に取付ける に際し、水平姿勢と垂直姿勢ばかりでなく、適当な前傾姿勢等、保持角度を適宜 に調節して固定でき、その用途を任意に変換できる機能を有する物品支承体とす るを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、物品支承体を壁面に取付ける固着具の基台前面に 前方向きの支承腕を突設し、該支承腕に水平方向の軸孔を穿設し、該軸孔に物品 支承体の側端部を突軸杆により回動自在に軸支し、該軸支部の周辺部に物品支承 体と支承腕との相互係脱手段を設け、該係脱手段により物品支承体を起伏自在に 回動操作し、適宜な保持角度で固定するよう構成するものであって、その具体的 な手段の一つは、固着具の基台前面に突設した支承腕に前後方向に長い水平状の 長円孔を設けて軸孔とし、該軸孔前側の支承腕延長部に複数段の係嵌凹部を前下 り状に段設し、物品支承体の側部に突設した軸杆を前記軸孔に回動自在で前後摺 動自在に軸支すると共に、該軸杆の前側部に並設した突杆を前記複数係嵌凹部の 適宜な凹部に係嵌させるよう構成するものである。 尚また、他の手段として、前記手段における支承腕と物品支承体との係嵌手段 に代えて、支承腕ヘ回動自在に軸支した軸杆の後方部に支承腕の基部下面へ係合 する係止舌片を支承体から側方へ突設する手段もある。
【0005】
【作用】
支承腕の軸孔に突軸杆により回動自在に軸支された物品支承体は、突軸杆を回 動軸として上下方向に回動可能で起伏自在であるから、水平姿勢、垂直姿勢及び 傾斜姿勢等、いずれの姿勢にも適宜に変更して適当な姿勢を選択でき、支承腕と の相互係脱手段によりその選択姿勢で固定したり、又その姿勢を変更したりする ことがきわめて容易に行える。
【0006】
【実施例】
添付図面各図を参照して本願考案の各実施例を説明する。 図1において、符合1は固着具の基台、2は基台前面部に突設された支承腕、 3は物品支承体の一例として構成されたパイプ製の棚板でる。 前記基台1は、円板の背面部に吸盤又は接着層を設けて壁面に吸着又は接着さ せるか、磁石を設けて磁着させるか又はねじ止めにするか、適当な固定手段によ り壁部に固着するものであり、該基台1の前面部に突設された支承腕2は、図2 に示すように、基部上方部に水平状長円孔による軸孔2aが左右方向貫通状に穿 設され、該軸孔の前側延長部2lに三個の半円状係嵌凹部2b,2c,2dが前 後並列状で且つ階段状に前低く段設されてある。
【0007】 棚板3は、並列状に配置した五本のパイプ3,3,3,3,3の側 端部を側枠4により連結されて一体化するものであり、前記五本の並列パイプ中 の後二列のパイプ3,3,は他の三本のパイプより長く側方へ延長されてお り、延長パイプ端を挿通させる透孔イ,イ′を側枠4の対応位置に設けてあり、 他の三パイプ端を同側枠4の対応位置内側面に当接させて外側からねじ5で螺着 するもので、そのねじ挿通孔ロ,ロ´,ロ側枠4の対応位置に設け、各パイプ 端にはねじを螺挿するための螺孔ハが設けられてあり、後方両パイプ3,3 の延長部を側枠4の透孔イ,イ′へ挿通させて側方へ突出させ、最後列パイプ3 の突出端を軸孔2aに挿入し、第二列目のパイプ3の延長部を係嵌凹部2b に係嵌させてから、後方両パイプ3,3の端面へ当板6を当てがい、ねじ5 を当板両端部に設けたねじ挿通孔ニを経て両パイプ端へ螺挿することにより基台 の支承腕2へ軸支される。尚、前方部三パイプ3,3,3の端部を夫夫ね じ5で側枠4の内側面に螺着する。
【0008】 図3には、前記棚板3を基台1により壁面Wの前面に取付けた状態を示す拡大 側面図が図示されてあり、図中、実線で示された水平姿勢の棚板3は、後端パイ プ延長部を軸孔2a内を前方へ摺動させて軸孔の前端部へ移設し、第二列パイプ 3の延長部を支承腕2の前端凹部2dへ係嵌させることにより前傾姿勢の棚板 3′となり、反対方向の上方へ回動させて前端パイプ3を壁面Wにもたせかけ れば起立姿勢の棚3″となり、使用目的に従って適当な方向へ回動させて保持姿 勢を調節できるよう構成されている。
【0009】 図4は、図3における前傾姿勢の棚板3′を示した斜視図であり、図5は、図 3における起立姿勢の棚3″を示した斜視図である。
【0010】 図6及び図7は、本願考案の他の実施例として二態様の物品支承体を図示した ものであって、図6に示すものは、固着具の円形基台1の中央部前面に水平状の 支承腕2を突設し、該支承腕の前端部に設けた軸孔に棚板3の側枠4から側方へ 突設された軸杆を回動自在に挿入軸支し、起立状にした棚板の側枠下端縁部に係 止舌片7を突設してあり、この起立状の棚が下方へ回動すれば、係止舌片7が支 承腕2の後方部下面に当接係合することにより棚の回動を阻止して水平姿勢で固 定されるよう形成している。 また図7に示すものは、図6の棚を簡略化したもので、並列パイプを二本に減 少すると共に側枠の長さをも短くすることにより前後幅を狭小にして、二重のタ オル掛け、布掛け具等に用いられるよう形成したものであり、その基本的構成は 図6の棚と共通性を有しており、基台1の前面に突設された支承腕2の前端部に 掛杆パイプ延長部で構成する突軸杆を回動自在に軸支し、側枠後部に係止舌片8 を突設したものであって、図6の棚と同様に作用し、起立姿勢から下方へ回動す れば係止舌片8が支承腕の後部下面に当接係合することにより回動を阻止され、 二本のパイプは前下り状になって固定するから、この両パイプにタオル等を掛け 吊すのに適する。尚、之を物掛け具としても利用できる。
【0011】 前述した各実施例における物品支承体は、左右両側に一対の固着具基台を対設 したものであるが、その並列パイプを冗長にならない程度の寸法としてその片方 側にだけ固着具基台を設け、他側のものを省略することにより、該省略部側のパ イプ間隙から布類を自由に挿入して掛け吊すことができるから、棚の用途を物干 し具または物掛け具の用途に転用することができる。
【0012】
【考案の効果】
本願考案における物品支承体は、左右両側又はいずれか一側において突軸杆で 固着具基台の支承腕に回動自在に軸支することにより起伏自在に回動操作し、支 承腕との相互係脱手段により支承体の姿勢を水平、垂直、傾斜の任意姿勢におい て固定することを可能としているから、使用目的に従ってその保持姿勢を適宜に 変更調節できるので、広範囲に利用でき、例えば、物置き棚として利用するか、 物干し具として利用するか、または物掛け具として利用するか、任意に用途を変 換できる機能を有する。 尚、構成上においては、二個又は一個の固着具と適数のパイプ材と二個又は一 個の側枠との比較的簡易な部材の組合わせにより容易に構成されるから、工作費 と加工費とを節減して低コストで製作できるから安価で提供でき、有益なる物品 支承体として供給できる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図 1】本願考案の一実施例として示した棚の斜視図
【図 2】図1における棚の一側部を破断分解して示し
た分解斜視図
【図 3】同棚の作用を説明した拡大側面図
【図 4】図3における棚の前傾状態を示した斜視図
【図 5】図3における棚の起立状態を示した斜視図
【図 6】本願考案の他の実施例を示した斜視図
【図 7】本願考案の更に他の実施例を示した斜視図
【符号の説明】
1…基台 2…支承腕 2a…軸孔 2b,2c,2d…係嵌凹部 3…パイプ棚 31…最後列パイプ(軸杆) 32…第2列パイプ 4…側枠 5…ねじ 6…当板 7…係合舌片 8…係合舌片

Claims (3)

    【書 類 名】 明細書 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固着具の基台前面に突設した支承腕に水
    平方向の軸孔を穿設し、該軸孔に物品支承体の側端部を
    回動自在に軸支し、該軸支部の周辺部に物品支承体と支
    承腕との相互係脱手段を設け、該係脱手段により物品支
    承体を起伏自在に回動操作し、適宜な保持角度で固定す
    るよう構成した物品支承体。
  2. 【請求項2】 固着具の基台前面に突設した支承腕に前
    後方向に長い水平状長円孔による軸孔を設けると共に、
    該軸孔前側の支承腕延長部に複数段の係嵌凹部を前下り
    状に段設し、物品支承体の側部に突設した軸杆を前記軸
    孔に回動自在で前後摺動自在に軸支すると共に、該軸杆
    の前側部に並設した突杆を前記複数係嵌凹部の適宜凹部
    に係嵌させるよう構成した物品支承体。
  3. 【請求項3】 固着具の基台前面に突設した支承腕の前
    部に水平な軸孔を設け、該軸孔に物品支承体の側端に突
    設の軸杆を回動自在に軸支し、該軸杆の後方部に支承腕
    下面と係合する係止舌片を突設した物品支承体。
JP1991039217U 1991-03-07 1991-03-07 物品支承体 Expired - Lifetime JPH0751032Y2 (ja)

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JPH0751032Y2 JPH0751032Y2 (ja) 1995-11-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109919U (ja) * 1976-02-16 1977-08-20
JPS6231004U (ja) * 1985-08-09 1987-02-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52109919U (ja) * 1976-02-16 1977-08-20
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