JPH04110544U - スライドテーブル付き流し台 - Google Patents

スライドテーブル付き流し台

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JPH04110544U
JPH04110544U JP2096891U JP2096891U JPH04110544U JP H04110544 U JPH04110544 U JP H04110544U JP 2096891 U JP2096891 U JP 2096891U JP 2096891 U JP2096891 U JP 2096891U JP H04110544 U JPH04110544 U JP H04110544U
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JP
Japan
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slide
sink
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guide roller
unit top
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JP2096891U
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Inventor
秀明 塩瀬
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ナスステンレス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流し台のユニット天板の上面を覆い得る摺動
自在なスライドテーブルの摺動案内機構の強度を高める
と共に、流し台のデザイン性および作業性を高めるこ
と。 【構成】 流し台のユニット天板の上面を覆い得る摺動
自在なスライドテーブルの摺動案内機構を、ガイドロー
ラーとスライドレールおよびスライド軸とスライド軸受
との二系統として構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、シンク、調理台、調理器具等を備えたユニット天板の上面を覆い得 る摺動自在なスライドテーブルを有する流し台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
スライドテーブルを有する台所用キャビネット類の従来の公知例としては、例 えば、実開昭62-182642 号公報および実開平1-103332号公報に開示されているも のがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来のスライドテーブルは、テーブルをスライドさせて 開放状態にした場合のテーブルの保持力が不十分であるため、開放状態のテーブ ルに荷重が加わった場合には、テーブルの支持部が破損するおそれがあり、また そのためテーブルの支持部を補強すると、関連部材が大型化したり、デザイン性 および作業性を害する等の問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上述の問題点を解決するため本考案においては、流し台のユニット天板を覆い 得るスライドテーブルを設け、このスライドテーブルの前縁部の下面の両側に、 それぞれガイドローラーを有するブラケットを突設すると共に、このテーブルの 両側縁部の下面に、それぞれスライド軸をテーブル面と平行に配置して、このス ライド軸の後端部を連結具によりテーブルと連結し、前記ユニット天板の両側に 立ち上がり壁を設けると共に、この立ち上がり壁に前記ガイドローラーを案内す るスライドレールを設け、前記ユニット天板の下方のキャビネット内に前記スラ イド軸を案内するスライド軸受を設けてスライドテーブル付き流し台を構成する 。
【０００５】
【作用】
上述のように本考案においては、スライドレールとガイドローラーによる摺動 案内機構と、スライド軸とスライド軸受による摺動案内機構との二系統の摺動案 内機構によってスライドテーブルがガイドされるため、テーブルの支持力が従来 のものより大きい。したがって本考案によれば、開放状態のテーブルに荷重が加 わった場合でも従来のようにテーブルの支持部が破損するおそれがなくなる。
【０００６】 また前記した二系統の摺動案内機構は、いずれもキャビネット内に目立たない ように収納されるから、本考案によるスライドテーブルの摺動案内および支持部 材は、大型化することがなく、またデザイン性および作業性を害することもなく なる。
【０００７】
【実施例】
以下、図面について本考案の一実施例を説明する。図中１はキャビネット型流 し台のユニット天板で、１ａはその天板１に設けたシンク、１ｂは調理台、１ｃ はコンロ等の調理器具、２はユニット天板１の下方に形成したキャビネットの側 板、３は背板、４，５，６は正面に設けた扉である。
【０００８】 本実施例においては、流し台のユニット天板１の上面を覆い得るスライドテー ブル７を設け、このスライドテーブル７の前縁部７ａの下面の両側に、それぞれ ガイドローラー８を有するブラケット９を突設すると共に、このテーブル７の両 側縁部７ｂの下面に、それぞれスライド軸10をテーブル面と平行に配置して、こ のスライド軸10の後端部を連結具11によりテーブル７と連結し、前記ユニット天 板１の両側に側板２と一体の立ち上がり壁２ａを設けると共に、この立ち上がり 壁２ａに前記ガイドローラー８を案内するスライドレール12を設け、前記ユニッ ト天板１の下方のキャビネット内に前記スライド軸10を案内する鋼球入りのスラ イド軸受13を設けてスライドテーブル付き流し台を構成する。なお10ａ（図２参 照）はスライド軸10の端部に設けたストッパーである。
【０００９】 本考案の流し台は上述のように構成したから、この流し台の上面をテーブルと して使用したい場合は、図３に示すようにスライドテーブル７でユニット天板１ の上面を覆うようにする。 また流し台として使用したい場合は、図１および図２に示すように、スライド テーブル７を後方へ移動させて、ユニット天板１の上方を開放する。この場合ス ライドテーブル７は、ガイドローラー８とスライドレール12との相対移動および スライド軸受13に対するスライド軸10の摺動によって滑らかに案内されると共に 、停止位置においては確実に保持される。
【００１０】
【考案の効果】
上述のように本考案においては、スライドレール12とガイドローラー８による 摺動案内機構と、スライド軸10とスライド軸受13による摺動案内機構との二系統 の摺動案内機構によってスライドテーブル７がガイドされるため、テーブル７の 支持力が従来のものより大きい。したがって本考案によれば、開放状態のテーブ ル７に荷重が加わった場合でも従来のようにテーブル７の支持部が破損するおそ れがなくなるという効果が得られる。
【００１１】 また前記した二系統の摺動案内機構は、いずれもキャビネット内に目立たない ように収納されるから、本考案によるスライドテーブル７の摺動案内および支持 部材は、大型化することがなく、またデザイン性および作業性を害することもな くなるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案流し台のスライドテーブルを開放した状
態を示す斜視図である。
【図２】スライドテーブルを開放する過程の状態を示す
部分断面図である。
【図３】スライドテーブルを閉じた状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
１ ユニット天板 ２ 側板 ２ａ 立ち上がり壁 ３ 背板 ４，５，６ 扉 ７ スライドテーブル ８ ガイドローラー ９ ブラケット 10 スライド軸 11 連結具 12 スライドレール 13 スライド軸受

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 流し台のユニット天板を覆い得るスライ
    ドテーブルを設け、このスライドテーブルの前縁部の下
    面の両側に、それぞれガイドローラーを有するブラケッ
    トを突設すると共に、このテーブルの両側縁部の下面
    に、それぞれスライド軸をテーブル面と平行に配置し
    て、このスライド軸の後端部を連結具によりテーブルと
    連結し、前記ユニット天板の両側に立ち上がり壁を設け
    ると共に、この立ち上がり壁に前記ガイドローラーを案
    内するスライドレールを設け、前記ユニット天板の下方
    のキャビネット内に前記スライド軸を案内するスライド
    軸受を設けたことを特徴とするスライドテーブル付き流
    し台。
JP2096891U 1991-03-11 1991-03-11 スライドテーブル付き流し台 Expired - Lifetime JP2542951Y2 (ja)

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JPH04110544U true JPH04110544U (ja) 1992-09-25
JP2542951Y2 JP2542951Y2 (ja) 1997-07-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008114426A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Yuko Tsushima システムキッチン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008114426A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Yuko Tsushima システムキッチン

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