JPH04110267U - ガスケツト - Google Patents
ガスケツトInfo
- Publication number
- JPH04110267U JPH04110267U JP2222791U JP2222791U JPH04110267U JP H04110267 U JPH04110267 U JP H04110267U JP 2222791 U JP2222791 U JP 2222791U JP 2222791 U JP2222791 U JP 2222791U JP H04110267 U JPH04110267 U JP H04110267U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- annular groove
- protrusion
- circumferential surface
- annular
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 環状溝に対するガスケットの組み付け作業性
を向上させると共に、環状溝からのガスケットの脱落を
防止する。 【構成】 環状のガスケット1は、外周面1aに切欠き
1cを有してほぼ全周囲にわたり、突条1dを形成す
る。ガスケット幅Xは、第1の部材2における環状溝2
bの溝幅Yより若干大きく寸法を設定する。環状溝2b
内の残留空気は、ガスケット1を組み付ける途中で、切
欠き1cから抜け出る。
を向上させると共に、環状溝からのガスケットの脱落を
防止する。 【構成】 環状のガスケット1は、外周面1aに切欠き
1cを有してほぼ全周囲にわたり、突条1dを形成す
る。ガスケット幅Xは、第1の部材2における環状溝2
bの溝幅Yより若干大きく寸法を設定する。環状溝2b
内の残留空気は、ガスケット1を組み付ける途中で、切
欠き1cから抜け出る。
Description
【0001】
本考案は、環状溝に嵌着するガスケット、特に脱落防止機能を有するガスケッ
トの改良に関するものである。
【0002】
従来、この種のガスケットとしては、例えば実開昭58―124639号公報
に係る技術などがある。これは、ガスケット本体の外周面及び内周面に、所定間
隔で小突起を設けたり、または全周にわたりリブを設けたものである。そして、
このガスケットを、一方の部材に形成した環状溝に圧入により嵌着する。これに
より、ガスケットが環状溝から脱落することを防止する。
【0003】
しかしながら、上記従来の技術においては、ガスケット本体に小突起を設けた
構成では、環状溝と該小突起間の保持力が小さく、ガスケットが脱落し易い。ま
た、ガスケット本体の全周にわたりリブを設けた構成では、環状溝にガスケット
を圧入する際に、該環状溝内の残留空気が抜け難いので当該ガスケットの嵌着作
業性が劣る。
【0004】
本考案は上記問題点に鑑み考案したものであり、環状溝に対しガスケットの嵌
着作業性を向上させると共に、脱落を完全に防止することを目的とする。
本考案は、相対する部材間を密封するために、一方の部材の環状溝に嵌着され
た環状のガスケットにおいて、前記ガスケットの外周面と内周面のいずれか一方
に突条を一体形成し、前記突条のいずれかの部位に所望数の切欠きを設けたこと
を特徴とするガスケットを構成して、当該目的を達成する。
【0005】
【実施例】
本考案に係る好適な一実施例を、添付図面に基づき詳述する。
1はガスケットであり、ゴム材料などの弾性を有する材料で、略矩形の断面形
状で環状に形成している。ガスケット1は外周面1aに、少くとも1つの小寸法
の切欠き1cを有して、ほぼ全周にわたり突条1dを一体形成している。
2は第1の部材であり、第2の部材3のシール面3aと相対するシール面2a
に、環状溝2bを形成している。ガスケット1における内周面1bから突条1d
の外周端面までのガスケット幅Xは、環状溝2bの溝幅Yより若干大きく寸法を
設定している。尚、突条1dはガスケット1の内周面1bに形成してもよい。
【0006】
次に、上記構成におけるガスケット1の密封手段を説明する。
先ず、第1の部材2における環状溝2bに、ガスケット1を圧入する。而して
、突条1dの外周端面が弾性変形することにより、ガスケット1は環状溝2bに
嵌着する。この圧入に際し、環状溝2b内の残留空気は、ガスケット1の切欠き
1cから外方に速かに抜け出る。従って、ガスケット1の嵌着作業が、残留空気
によって阻害されることはない。また、突条1dはほぼ全周囲にわたって環状溝
2dの壁面と圧接するので、保持力が大きく、ガスケット1の脱落を防止する。
その後、図3で示すように、各部材2、3のシール面2a、3aを対向させ、
双方間をネジ4などで締め付けることにより、ガスケット1で密封できる。
【0007】
以上詳述したように本考案の構成によれば、環状溝に対しガスケットの嵌着作
業性が向上すると共に、該環状溝からのガスケットの脱落を防止できる。
【図1】本考案に係るガスケットの平面図である。
【図2】図1における矢視A―A線方向の拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】図1の構成におけるガスケットの嵌着状態を示
す組立図である。
す組立図である。
1 ガスケット
1b 内周面
1c 切欠き
1d 突条
2 第1の部材
2b 環状溝
3 第2の部材
Claims (1)
- 【請求項1】 相対する部材間を密封するために、一方
の部材の環状溝に嵌着された環状のガスケットにおい
て、前記ガスケットの外周面と内周面のいずれか一方に
突条を一体形成し、前記突条のいずれかの部位に所望数
の切欠きを設けたことを特徴とするガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222791U JPH04110267U (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222791U JPH04110267U (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ガスケツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110267U true JPH04110267U (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31907765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2222791U Pending JPH04110267U (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ガスケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04110267U (ja) |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP2222791U patent/JPH04110267U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990309 |