JPH0411009Y2 - - Google Patents

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JPH0411009Y2
JPH0411009Y2 JP12268987U JP12268987U JPH0411009Y2 JP H0411009 Y2 JPH0411009 Y2 JP H0411009Y2 JP 12268987 U JP12268987 U JP 12268987U JP 12268987 U JP12268987 U JP 12268987U JP H0411009 Y2 JPH0411009 Y2 JP H0411009Y2
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layer
grains
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abrasive
partially
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、金属を用いた結合剤を用い、ボン
ド層を強固にして耐摩耗性を向上せしめた超砥粒
を用いた研磨布紙に関するものである。
(従来の技術) 従来からダイヤモンド砥粒や立方晶窒化ほう素
(CBN)砥粒等の超砥粒を可撓性基材に塗布した
研磨布紙において、その高価な砥粒の経済効果を
上げるため、種々の技術的手段がとられてきた。
即ち、その優れた研削能力を発揮できるように砥
粒、ガラス粒、その他の鉱物粒子等の比較的硬度
の高い材料を塗布した下層部の上に超砥粒を一重
または多層被覆してなる表層部の砥粒の粒度を研
削目的に合うよう選択し、有効な砥材率を高め得
る研磨布紙を実願昭60−53418号により出願した。
また、その表層部の超砥粒を部分的に所要の形状
の面積を含有する規則的パターンを形成した部分
被覆することによつて研削条件に適合し、経済効
果をさらに上げ得る研磨布紙を実願昭61−70436
号により出願した。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、超砥粒の持つ性能を充分に発揮さ
せる研磨布紙として、例えばセラミツクスのよう
に硬脆材料をダイヤモンド研磨布紙によつて研削
する場合、結合剤が摩耗し易いため、ダイヤモン
ド砥粒の脱粒を生じ、研磨布紙の寿命が短くなる
のを防止するため、結合層を強固にし、さらに耐
摩耗性を向上した超砥粒を用いた研磨布紙を得よ
うとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この考案は上記の目的を達成するため、表層部
をニツケル等の金属を電解、或いは無電解メツキ
によつて被覆した強固な結合層により耐摩耗性を
向上した超砥粒を用いた研磨布紙に関するもので
ある。即ち、可撓性基材上に基礎接着剤層を設
け、全面被覆される砥粒等の比較的硬度の高い材
料を導電性材料から構成するか、またはその上引
き接着剤層を導電性結合剤より形成してなる下層
の上に全面又は部分的に配設される超砥粒を強固
に結合されるニツケル等の金属被覆層を形成し、
全面又は部分的に固結した表層部とするものであ
る。
なお、上述の基礎接着剤層も導電性のある結合
剤を用いてもよい。
(作用) この考案の作用効果を実施例の図面を参照して
説明すると、下層部6に設けた結合剤からなる基
礎接着剤層3と砥粒等の比較的硬度の高い材料4
の何れかを導電性材料から構成し、その上に全面
又は部分的に配設された超砥粒7の層に電解また
は無電解メツキによるニツケル等の金属被覆層8
を形成し、強固な表層部9を形成しているので、
セラミツクのような硬脆材料の研削においても結
合剤の摩耗による砥粒の脱粒を防止し、耐久性の
よい研磨布紙としてその作用効果は大である。
(実施例) この考案の実施例を以下図面に基づいて説明す
る。
第1図はこの考案の超砥粒を用いた研磨布紙1
の実施例1、2図は実施例2の断面図を示すもの
である。
第1図において、可撓性基材2の上に導電性を
有する基礎接着剤層3を被覆し、砥粒、ガラス
粒、その他鉱物粒子等の比較的硬度の高い材料4
からなる塗布物をその上に部分被覆すると共に、
導電性を有しない層と、その上に導電性を有する
層を重ねてなる上引き接着剤層5を研磨材4の間
に全面又は部分的に固結させてなる下層部6を形
成し、その上に全面又は部分的に配設して被覆さ
れた超砥粒7を乾燥硬化させた上、その間にニツ
ケル等の金属被覆層8を電解または無電解メツキ
によつて全面又は部分的に固着させ、表層部9を
形成したものである。
なお、下層部6に被覆した基礎接着剤層3は導
電性のないものであつても差支えはない。
第2図に示す実施例2の研磨布紙においては、
可撓性基材2の上に基礎接着剤層3を被覆し、導
電性のある砥粒等の比較的硬度の高い材料4から
なる塗布物をその上に全面被覆し、その上に上引
き接着剤層5を被覆せず、超砥粒7を全面又は部
分的に配設し、ニツケル等の金属被覆層8を電解
または無電解メツキによつて全面又は部分的に固
結してなる表層部9を形成したものである。
なお、超砥粒7の部分被覆についてはそのパタ
ーンを多様に選択し、砥粒の粒度の変化等も加味
して研削条件を適合させるものとする。
(考案の効果) この考案は上述の構成を有するので、下記の利
点がある。
(1) 可撓性のある超砥粒を用いた研磨布紙におい
て、下層部に導電性のある砥粒等の比較的硬度
の高い材料の塗布層を有するため、表層部に部
分被覆した超砥粒の被覆材に対する嵌入力を基
材の弾力性にも不抱発揮させることができる
上、表層部のニツケル等の金属被覆によるボン
ド層の耐摩耗性の向上によつて耐久性も向上で
きること。
(2) 従つて、セラミツクのような硬脆材料の研削
においても高価な砥粒の脱粒を防止し、砥粒の
持つ性能を充分に発揮させ、経済効果を上げ得
ること。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の超砥粒を用いた研磨布紙の
実施例1の構成を示す拡大断面説明図、第2図は
同じく実施例2の構成を示す拡大断面説明図であ
る。 主要部分の符号の説明、1……超砥粒を用いた
研磨布紙、2……可撓性基材、3……基礎接着剤
層、4……砥粒等の比較的硬度の高い材料、5…
…上引き接着剤層、6……下層部、7……超砥
粒、8……金属被覆層、9……表層部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性基材2上に基礎接着剤層5を介して全面
    に被覆される砥粒等の比較的硬度の高い材料4ま
    たはその上引き接着剤層5を導電性材料から構成
    してなる下層部6と、その上に結合され、全面又
    は部分的に配設される超砥粒7との間に金属被覆
    層8を形成し、全面又は部分的に固結した表層部
    9を設けたことを特徴とする超砥粒を用いた研磨
    布紙。
JP12268987U 1987-08-11 1987-08-11 Expired JPH0411009Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12268987U JPH0411009Y2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11

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JP12268987U JPH0411009Y2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11

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JPS6430162U JPS6430162U (ja) 1989-02-23
JPH0411009Y2 true JPH0411009Y2 (ja) 1992-03-18

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