JPH04109972U - エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

エレベータの呼び登録装置

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JPH04109972U
JPH04109972U JP2180391U JP2180391U JPH04109972U JP H04109972 U JPH04109972 U JP H04109972U JP 2180391 U JP2180391 U JP 2180391U JP 2180391 U JP2180391 U JP 2180391U JP H04109972 U JPH04109972 U JP H04109972U
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JP
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panel
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JP2180391U
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完知 永井
順司 梶田
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フジテツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 主操作盤10で行先釦11を操作すると、釦
操作判定手段22では主操作盤10で操作されたことを
判断し、呼び登録手段23はこれを主操作盤側のかご呼
びとして登録する。その後何れかの操作盤で所定の操作
を行うと、釦操作判定手段22ではどちらの操作盤で所
定の操作が行われたかを判断する。そしてもし所定の操
作が主操作盤10で行われたのであれば、呼び取消し手
段24は上記かご呼びを取消し、そうでない場合は取消
さないようにする。また、副操作盤15でかご呼びが登
録された場合には、上記の逆の動作となる。 【効果】 かご内に複数の操作盤が存在する場合、或る
操作盤で登録されたかご呼びが、他の操作盤からの操作
で取消されることを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、行先階のかご呼びを登録するための操作盤をかご内に複数備えたエ レベータの呼び登録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近来、かご出入口両側のリターンパネルにそれぞれかご操作盤(主操作盤と副 操作盤)を設けたエレベータが多数設置されるようになってきている。この場合 、主操作盤と副操作盤とは全く同一の機能を果たすようになっているので、かご 呼びを登録するにはどちらか一方の操作盤の行先釦を操作するだけでよく、その ため一方の操作盤の行先釦を操作すると、その階のかご呼びが登録されたことを 表示する応答灯は、両方の操作盤で点灯するようになっている。
【0003】 また、車椅子利用のエレベータでは一般者用の操作盤(主操作盤)とは別に、 車椅子利用者の手の届く位置に専用の操作盤(副操作盤)が取り付けられている 。この場合、副操作盤でかご呼びが登録されると、安全上戸の開放時間を長くし たり或いは戸閉速度を遅くしたりする必要があるため、両操作盤は全く同一の機 能を果たすようにはなっていないが、それでも副操作盤でかご呼びを登録した場 合には、やはり主操作盤で操作しなくてもよいように、両方の操作盤の応答灯が 同時に点灯するようになっている。
【0004】 その他、かご内に複数の操作盤が設けられている例としては正背扉付エレベー タがある。すなわち、かごの正面と背面のそれぞれに出入口が設けられているエ レベータの場合にも、正背出入口のそれぞれに同一構造の操作盤が取り付けられ る。
【0005】 一方、操作盤でかご呼びを登録する際に、誤って他の階の行先釦を操作してし まうことがある。このため、誤ってかご呼びを登録してしまった場合には、例え ば再度その行先釦を押したり或いは別個に設けられた取消用の釦を操作するなど 、所定の操作を行うことにより登録された呼びを取り消すことのできる方法が種 々提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述のようにかご内の複数の操作盤が取りつけられている場合、上 記のような呼びの取消し機能を設けると、とくに各操作盤の機能が全く同一の場 合には、一方の操作盤で行先釦を操作してかご呼びを登録したとき、他方の操作 盤で別の乗客がその行先釦を操作すると、そのかご呼びが乗客の意志に反して取 消されてしまうという不都合が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決するためになされたもので、その特徴とするとこ ろは、主操作盤と副操作盤とをかご内に設けたエレベータの呼び登録装置におい て、前記何れの操作盤で行先釦が操作されたかを判定する釦操作判定手段と、該 判定手段に応じてかご呼びを操作盤別に登録する呼び登録手段と、前記判定手段 に応じ、かご呼びが登録された操作盤で所定の操作を行ったときのみ該操作盤側 のかご呼びを取消す呼び取消し手段とを備えた点にある。
【0008】
【作用】
主操作盤の行先釦を操作すると、釦操作判定手段ではどちらの操作盤の行先釦 が操作されたかを判断し、その結果、呼び登録手段ではそのかご呼びを主操作盤 側の呼びとして登録する。このかご呼びを取消す場合は、操作盤で所定の操作を 行うと釦操作判定手段ではどちらの操作盤で行先釦がどのように操作されたかを 判断し、その結果に応じて、その操作が主操作盤側であれば呼び取消し手段は上 記かご呼びを取消し、もしその操作が副操作盤側であれば上記かご呼びを取消さ ないようにする。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図面により説明する。なお、ここでは全く同一の機 能を有する主操作盤と副操作盤とが、かご出入口両側のリターンパネルにそれぞ れ取り付けられている場合の例について示す。
【0010】 第1図は、この考案によるエレベータ制御装置の全体構成を示すブロック図で ある。第1図において、10は主操作盤、15は副操作盤、11及び16はそれ ぞれかご呼びを登録するための行先釦である。20は呼び登録装置で例えばマイ クロコンピュータで構成され、図示は省略するが、CPU,ROM,RAM等を 備えている。21は入出力インターフェイス、22はどちらの操作盤の行先釦が 操作されたかを判定する操作盤判定手段、23はその判定結果に応じてかご呼び を操作盤別に登録する呼び登録手段、24はかご呼びが登録された操作盤で所定 の操作が行われたことを検出するとその操作盤側のかご呼びを取消す呼び取消手 段である。
【0011】 第2図は、本考案による呼びの登録と取消しに関する処理手段の一例を示すフ ローチャートである。以下、第1図と第2図により本考案の動作について説明す る。 先ず、主操作盤10で例えば3階の行先釦を押したとすると、その信号が入出 力インターフェイス21を介して釦操作判定手段22に入力され、どちらの操作 盤で行先釦が操作されたかを判断する。(手順31)。
【0012】 呼び登録手段23では、釦操作判定手段22からの信号により、主操作盤で3 階の行先釦が押されそのかご呼びがまだ登録されていないことを認識すると、主 操作盤側の呼びとして3階のかご呼びを登録する(手順32,33)。それと同 時に、かご呼びの応答灯は主操作盤だけでなく副操作盤でも点灯し(手順34) 、3階のかご呼びが登録されたことを他の乗客にも知らせる。
【0013】 もしここで3階の行先釦を押したことが間違いであり、このかご呼びを取消し たい場合には、主操作盤で所定の操作(ここでは登録されたかご呼びの行先釦を 所定時間内に2度続けて押すこととする)を行う。すなわち、主操作盤で3階の 行先釦を2度押したとすると、その情報は釦操作判定手段22から呼び取消し手 段24へと送られ、呼び取消し手段24ではそれを確認し、更に主操作盤で3階 のかご呼びが登録済であるあることを確認すると、呼び登録手段23に取消指令 を与え、3階のかご呼びを取消す(手順31,32,35,36)。呼び登録手 段23では、3階のかご呼びを取消すと同時に、主・副操作盤の応答灯を消灯す る。
【0014】 もし主操作盤側で上記かご呼びを取消す操作が行われず、誰か他の乗客が副操 作盤側で3階の行先釦を操作したとすると、手順31から手順37へと進み、更 に手順38,39により副操作盤側の呼びとして3階のかご呼びが登録される。 その後、副操作盤側で3階の行先釦が所定時間内に2度続けて押されたとしても 、手順41及び42により副操作盤側のかご呼びが取消されるだけで、主操作盤 のかご呼びが取消されることはない。この場合、副操作盤側のかご呼びが取消さ れても主操作盤側のかご呼びは登録されているので、3階の行先釦の応答灯はど ちらの操作盤も点灯したままとなる。
【0015】 上記の例では、主操作盤の行先釦を先に操作した場合について説明したが、副 操作盤の行先釦を先に操作した場合でも同様であり、一旦副操作盤側のかご呼び が登録されると、副操作盤の行先釦を操作しない限りそのかご呼びは取消されな いことになる。 なお、上記の実施例では、かご呼びを取消すための所定の操作として行先釦を 所定時間内に2度続けて押すようにしたが、勿論これに限らず1回だけ押すよう にしてもよいし、行先釦と他の釦とを同時に押すような方法であってもよい。
【0016】 また、上記の実施例では主操作盤と副操作盤とが出入口両側のリターンパネル にそれぞれ取付けられている例について説明したが、車椅子用のエレベータで一 般者用の主操作盤と車椅子利用者用の副操作盤とが設けられている場合(車椅子 利用者用の操作盤が複数設けられている場合もある)などでも、同様に本考案を 適用することができる。 なお、以上の説明において、便宜上主操作盤と副操作盤という語を用いたが、 かご内に複数の操作盤が存在する場合、何れを主操作盤或いは副操作盤としても よいことはいうまでもない。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、かご内に操作盤が複数存在している場合でも、かご呼びを登 録した操作盤以外の操作盤からはそのかご呼びを取消すことができないので、或 る操作盤で登録されたかご呼びを他の乗客が誤って取消してしまうといった不都 合を確実に解消することができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエレベータの呼び登録装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるエレベータの呼び登録装置の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 主操作盤 15 副操作盤 11,16 行先釦 20 呼び登録装置 21 入出力インターフェイス 22 釦操作判定手段 23 呼び登録手段 24 呼び取消し手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの行先階のかご呼びを登録す
    るための行先釦を備えた操作盤として、主操作盤と副操
    作盤とをかごに設けたエレベータの呼び登録装置におい
    て、前記何れの操作盤で行先釦が操作されたかを判定す
    る釦操作判定手段と、該判定手段に応じてかご呼びを操
    作盤別に登録する呼び登録手段と、前記判定手段に応
    じ、かご呼びが登録された操作盤で所定の操作を行った
    ときのみ該操作盤側のかご呼びを取消す呼び取消し手段
    とを備えたことを特徴とするエレベータの呼び登録装
    置。
JP2180391U 1991-03-11 1991-03-11 エレベータの呼び登録装置 Expired - Lifetime JPH083428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2180391U JPH083428Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 エレベータの呼び登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2180391U JPH083428Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 エレベータの呼び登録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04109972U true JPH04109972U (ja) 1992-09-24
JPH083428Y2 JPH083428Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31907469

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2180391U Expired - Lifetime JPH083428Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 エレベータの呼び登録装置

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JP (1) JPH083428Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162620A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014162620A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置

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JPH083428Y2 (ja) 1996-01-31

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