JPH04109823U - ネジ棒ねじ込み装置 - Google Patents

ネジ棒ねじ込み装置

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JPH04109823U
JPH04109823U JP1193391U JP1193391U JPH04109823U JP H04109823 U JPH04109823 U JP H04109823U JP 1193391 U JP1193391 U JP 1193391U JP 1193391 U JP1193391 U JP 1193391U JP H04109823 U JPH04109823 U JP H04109823U
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JP
Japan
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back pressure
threaded rod
movable table
pressure relief
flow path
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Pending
Application number
JP1193391U
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English (en)
Inventor
賢治 藤川
Original Assignee
株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ねじ込み時に、空気圧シリンダ装置の背圧に
よって生じるチャック装置の降下速度の遅延を防止し、
ネジ棒および加工物の損傷を防ぐ。 【構成】 シリンダ装置26により昇降する可動テーブ
ル25に、流体駆動装置27の駆動軸に取付けられて加
工物22に対してねじ込むネジ棒23を把捉するチャッ
ク装置28を設ける。可動テーブル25の降下時に背圧
となるシリンダ装置26の一側室には、絞り弁34を有
する第1背圧逃がし流路33を設ける。さらに、第1背
圧逃がし流路33に対しバイパス状に第2背圧逃がし流
路35を設け、その途中に、ねじ棒23の流体駆動装置
27の起動および停止に連動して、それぞれ開および閉
動作をする弁装置36を介装する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加工物にネジ棒をねじ込み装着するためのネジ棒ねじ込み装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来のネジ棒ねじ込み装置は、たとえば図2に示すようなものであり、基台1 に立設されたスタンド2には可動テーブル3が昇降自在に設けられている。また 、スタンド2の頂部には可動テーブル3を昇降駆動する空気圧シリンダ装置4が 設けられている。そして、可動テーブル3にはエアーモータ5が設けられており 、エアーモータ5の駆動軸にはチャック装置6が取り付けられている。さらに、 基台1には加工物7が載置されており、加工物7にねじ込むネジ棒8がチャック 装置6に装着されている。
【0003】 そして、図3に示すように、空気圧シリンダ装置4と圧縮空気源(図示せず) の間には第1電磁切換弁9が介装されており、空気圧シリンダ装置4の下室に連 通する流路には逆止弁10が介装されるとともに、逆止弁10を回避するバイパ ス流路には絞り弁11が介装されている。また、エアーモータ5と圧縮空気源( 図示せず)の間には第2電磁切換弁12が介装されている。
【0004】 そして、第1電磁切換弁9を操作して空気圧シリンダ装置4を伸長し、可動テ ーブル3が降下する状態でネジ棒8をチャック装置6に装着する。このとき、可 動テーブル3の降下速度は絞り弁11で調整される。さらに、第2電磁切換弁1 2を操作してエアーモータ5を回転駆動してネジ棒8を加工物7にねじ込む。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成において、チャック装置6の降下速度は中間停止 位置まではゆっくりとし、その後はネジ棒8のねじ込み速度に応じたものとなる ことが必要である。つまり、中間停止位置以上においては作業者がネジ棒8をチ ャック装置6に装着する作業を行うための時間が必要であり、中間停止位置以下 においてはチャック装置6の降下速度とネジ棒8のねじ込み速度が合う必要があ った。このため、絞り弁11を調整して上述の条件を満たすように調整するので あるが、絞り弁11を絞り過ぎると背圧となってチャック装置6の降下速度とね じ込み速度が合わず、ねじ込み装置もしくは加工物7が損傷する問題があった。
【0006】 本考案は上記課題を解決するもので、ねじ込み時に空気圧シリンダ装置4の背 圧によって生じるチャック装置6の降下速度の遅延を防止することができるネジ 棒ねじ込み装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案のネジ棒ねじ込み装置は、昇降自在に設けら れた可動テーブルと、この可動テーブルを昇降駆動するシリンダ装置と、前記可 動テーブルに設けられた流体駆動装置と、この流体駆動装置の駆動軸に設けられ て加工物に対してねじ込むネジ棒を把捉するチャック装置と、前記可動テーブル の降下時に背圧となるシリンダ装置の一側室に連通する第1背圧逃がし流路と、 この第1背圧逃がし流路の途中に介装された絞り弁と、前記シリンダ装置の一側 室に連通する第2背圧逃がし流路と、この第2背圧逃がし流路の途中に介装され て前記流体駆動装置の起動停止に連動して開閉動作する弁装置とを備えた構成と したものである。
【0008】
【作用】
上記構成において、上位に位置する可動テーブルをシリンダ装置によって降下 させながらチャック装置にネジ棒を装着する。このとき、可動テーブルの降下速 度は予め絞り弁によって調節された速度となる。つまり、可動テーブルの降下時 にシリンダ装置の一側室は背圧となり、この室内の流体が第1背圧逃がし流路か ら絞り弁を通って排出されるので、排出される流体の流量を絞り弁によって調節 することによって可動テーブルの降下速度が任意に調整される。
【0009】 さらに、可動テーブルの降下によってネジ棒が所定高さに位置した時点で、流 体駆動装置を駆動してチャック装置に把捉されたネジ棒を回転駆動し、加工物に ネジ棒をねじ込む。このとき、流体駆動装置の起動に連動して弁装置が開動作し 、第2背圧逃がし流路が開放されてシリンダ装置の一側室内の流体が可動テーブ ルの降下に伴って速やかに第2背圧逃がし流路から排出されるので、シリンダ装 置の背圧が可動テーブルの降下を阻害せず、ネジ棒のねじ込み速度と可動テーブ ルの降下速度が同一となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1において、基台21 の上には加工物22が載置されている。この加工物22は、隧道内面を覆って施 工されるセグメントのセグメント継手等で鋳造物からなり、予めネジ棒23をね じ込むための下穴が設けられている。
【0011】 そして、基台21に立設されたスタンド24には可動テーブル25が昇降自在 に設けられており、可動テーブル25はスタンド24の上部に固定保持された空 気圧シリンダ装置26のロッドに懸架保持されている。さらに、可動テーブル2 5には流体駆動装置としてエアーモータ27が設けられており、エアーモータ2 7の駆動軸の先端にネジ棒23を把捉するチャック装置28が取り付けられてい る。
【0012】 そして、空気圧シリンダ装置26と圧縮空気源(図示せず)の間には第1電磁 切換弁29が介装されており、第1電磁切換弁29と空気圧シリンダ装置26の 間には、可動テーブル25の上昇時に背圧となる空気圧シリンダ装置26の上室 に連通する第1流路30と、可動テーブル25の降下時に背圧となる空気圧シリ ンダ装置26の下室に連通する第2流路31とが設けられている。この第1およ び第2流路30,31は第1電磁切換弁29の操作によって圧縮空気の供給およ び背圧の排出を行う。
【0013】 そして、第2流路31には空気圧シリンダ装置26の下室から背圧空気が流出 することを阻止する逆止弁32が介装されており、この逆止弁32を回避して第 2流路31にバイパス状に設けられた第1背圧逃がし流路33には絞り弁34が 介装されている。さらに、第2流路31には逆止弁32および絞り弁34を回避 してバイパス状に第2背圧逃がし流路35が設けられており、第2背圧逃がし流 路35には開閉弁36が介装されている。この開閉弁36はエアーモータ27か らのパイロット圧をうけて開閉動作する。
【0014】 また、エアーモータ27と圧縮空気源(図示せず)の間には第2電磁切換弁3 7が介装されている。 以下、上記構成における作用を説明する。可動テーブル25が上位に位置する 状態で第1電磁切換弁29を操作し、空気圧シリンダ装置26の上室に圧縮空気 を供給して可動テーブル25を降下させながらチャック装置28にネジ棒23を 装着する。このとき、可動テーブル25の降下速度は予め絞り弁34によって調 節された速度となる。つまり、可動テーブル25の降下時に空気圧シリンダ装置 26の下室は背圧となり、この下室内の空気が第2流路31の逆止弁32に流通 を阻止され、第1背圧逃がし流路33から絞り弁34を通って排出されるので、 排出される空気の流量を絞り弁34によって調節することによって可動テーブル 25の降下速度が任意に調整される。このとき、開閉弁36は閉状態にある。
【0015】 さらに、可動テーブル25の降下によってネジ棒23が所定高さAに位置した 時点で、第2電磁切換弁37を操作してエアーモータ27を駆動することにより 、チャック装置28に把捉されたネジ棒23を回転駆動して加工物22にネジ棒 23をねじ込む。このとき、エアーモータ27の起動に連動してパイロット圧が 開閉弁36に作用し、開閉弁36が動作して第2背圧逃がし流路35が開放され ることにより、空気圧シリンダ装置26の下室内の空気が可動テーブル25の降 下に伴って速やかに第2背圧逃がし流路35から排出されるので、空気圧シリン ダ装置26の背圧が可動テーブル25の降下を阻害せず、ネジ棒23のねじ込み 速度と可動テーブル25の降下速度が同一となる。
【0016】 したがって、可動テーブル25の降下速度が二段階に変化し、チャック装置2 8の降下速度とネジ棒23のねじ込み速度との不一致による加工物22およびネ ジ棒23の破損が防止される。
【0017】 そして、ねじ込み操作の完了した時点で、第2電磁切換弁37を操作してエア ーモータ27の駆動を停止し、ネジ棒23からチャック装置28を取り外す。こ のとき、開閉弁36がパイロット圧の減圧によって閉状態に移行し、第2背圧逃 がし流路35が閉塞される。
【0018】 そして、第1電磁切換弁29を操作して第2流路31から圧縮空気を空気圧シ リンダ装置26の下室に供給するとともに、上室の空気を第1流路30を通して 排出することにより、可動テーブル25を上昇させる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、流体駆動装置の起動に連動して弁装置が開 動作し、第2背圧逃がし流路が開放されてシリンダ装置の一側室内の流体が可動 テーブルの降下に伴って速やかに第2背圧逃がし流路から排出されることにより 、シリンダ装置の背圧が可動テーブルの降下を阻害せず、ネジ棒のねじ込み速度 と可動テーブルの降下速度を同一とすることができ、ネジ棒および加工物の破損 を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるネジ棒ねじ込み装置
の回路図である。
【図2】従来のネジ棒ねじ込み装置の全体構成図であ
る。
【図3】従来のネジ棒ねじ込み装置の回路図である。
【符号の説明】
22 加工物 23 ネジ棒 25 可動テーブル 26 空気圧シリンダ装置 27 エアーモータ 28 チャック装置 33 第1背圧逃がし流路 34 絞り弁 35 第2背圧逃がし流路 36 開閉弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降自在に設けられた可動テーブルと、
    この可動テーブルを昇降駆動するシリンダ装置と、前記
    可動テーブルに設けられた流体駆動装置と、この流体駆
    動装置の駆動軸に設けられて加工物に対してねじ込むネ
    ジ棒を把捉するチャック装置と、前記可動テーブルの降
    下時に背圧となるシリンダ装置の一側室に連通する第1
    背圧逃がし流路と、この第1背圧逃がし流路の途中に介
    装された絞り弁と、前記シリンダ装置の一側室に連通す
    る第2背圧逃がし流路と、この第2背圧逃がし流路の途
    中に介装されて前記流体駆動装置の起動停止に連動して
    開閉動作する弁装置とを備えたことを特徴とするネジ棒
    ねじ込み装置。
JP1193391U 1991-03-07 1991-03-07 ネジ棒ねじ込み装置 Pending JPH04109823U (ja)

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