JPH04109642U - 貨物車両の荷崩れ防止装置 - Google Patents

貨物車両の荷崩れ防止装置

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JPH04109642U
JPH04109642U JP2079691U JP2079691U JPH04109642U JP H04109642 U JPH04109642 U JP H04109642U JP 2079691 U JP2079691 U JP 2079691U JP 2079691 U JP2079691 U JP 2079691U JP H04109642 U JPH04109642 U JP H04109642U
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cargo
wire
wires
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tension
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Application number
JP2079691U
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English (en)
Inventor
泰夫 冨岡
Original Assignee
日産デイーゼル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貨物車両において、積荷を荷台に固定するワ
イヤなどのゆるみを適確に検出してこれを警報すること
で、荷崩れを未然に防止できるようにすること。 【構成】 荷台2のフック4に加わるワイヤ3などの張
力で作動する圧力スイッチ5を設け、圧力スイッチ5が
ワイヤ3などのゆるみでOFFになると制御装置10を
介して点灯する警報ランプ9を運転室に備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は貨物車両の荷崩れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラックなどの貨物車両にあっては例えば後部荷台に荷物を積載した後で、こ れらの積荷が荷崩れしないようにワイヤなどを使ってこれを荷台のフックに掛け て固定することがよく行われる(実開昭64ー45586号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような積荷作業は相当の熟練を要するもので、ワイヤなどの縛り 方が不十分だと、走行中の振動でワイヤなどが次第にゆるみ、荷崩れを起こす可 能性があった。
【0004】 この考案はこのような問題点を解決するため、積荷を固定するワイヤなどがゆ るんできたら、これを検出して警報を発することにより、積荷が荷崩れに至るの を未然に防止できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案は貨物車両の荷台の積荷固定用フックにワイヤなどの張力 を検出する手段を設け、この検出信号に基づいてワイヤなどの張力が所定値以下 に低下したときにゆるみの発生を判定する手段と、この判定信号に基づいてワイ ヤなどのゆるみを警報する手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
荷台のフックに加わるワイヤなどの張力は走行中の振動でワイヤなどがゆるん でくると、これに伴って低下するのであり、この場合フックに設けた検出手段の 信号に基づいてこれが所定値以下に低下すると、判定手段が警報手段を作動させ る。したがって運転者は警報によって、このまま走行し続けるとワイヤなどのゆ るみで荷崩れを起こしかねないことを知らされ、車両を停止してワイヤなどをか け直す等荷崩れの未然防止を講じることが可能となる。
【0007】
【実施例】
図1、2において、トラック1の荷台2には積荷の固定に使用するワイヤ3な どを掛けるためのフックが配設され、これらのフック4内側にワイヤ3などの張 力で作動する圧力スイッチ5が設けられる。なお、フック4は図3で示すように 圧力スイッチ5のハーネス6を内部に通すために中空ロッドで形成することが好 ましい。
【0008】 一方、運転室7にはセットスイッチ8と警報ランプ9(LEDランプ)を備え る制御装置10が搭載され、圧力スイッチ5の全てを直列に介装した検出回路1 1を介してバッテリに接続される。
【0009】 制御装置10は図4で示すようにシュミットトリガ12、JーK型フリップフ ロップ回路13、コンパレータ14などから構成され、セットスイッチ8のON 状態で直列に配した圧力スイッチ5の1コでも開成(OFF)すると、コンデン サ15の放電によりフリップフロップ回路13の出力レベルがコンパレータ14 の基準電圧レベル以下に低下するので、コンパレータ14がトランジスタ16を 閉成、つまりLEDランプ9を点灯させるようになっている。
【0010】 なお、圧力スイッチ5は荷台2のフック4の全てにではなく、一部フック4を 選択してこれらに取り付けるようにしても良い。
【0011】 このような構成により、図1のような積荷状態で走行するに際してセットスイ ッチ8をONにしておけば、走行中の振動でワイヤ3などがゆるんできて圧力ス イッチ5が1コでもOFFになると、警報ランプ9が点灯して運転者にワイヤな どのゆるみを知らせることができる。したがって、運転者は警報に応じて車両を 停止し、ワイヤ2などのかけ直し等を行うことにより、荷崩れを未然に防止する ことが可能となる。
【0012】 なお、圧力スイッチ5に替えて歪ゲージを使用してもよく、その場合これらの 検出値を比較して最小値が設定値以下になったときに警報を発するように回路構 成することもできる。
【0013】
【考案の効果】
以上要するにこの考案によれば、貨物車両の荷台の積荷固定用フックにワイヤ などの張力を検出する手段を設け、この検出信号に基づいてワイヤなどの張力が 所定値以下に低下したときにゆるみの発生を判定する手段と、この判定信号に基 づいてワイヤなどのゆるみを警報する手段を備えたので、積荷走行時でもワイヤ などのゆるみを適確に警報でき、したがって荷崩れの未然防止に有効となるとい う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を説明するトラックの積荷時
の側面図である。
【図2】同じく装置の構成図である。
【図3】同じくフックの断面図である。
【図4】同じく装置の回路構成図である。
【符号の説明】
2 荷台 3 ワイヤ 4 フック 5 圧力スイッチ 9 警報ランプ 10 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物車両の荷台の積荷固定用フックにワ
    イヤなどの張力を検出する手段を設け、この検出信号に
    基づいてワイヤなどの張力が所定値以下に低下したとき
    にゆるみの発生を判定する手段と、この判定信号に基づ
    いてワイヤなどのゆるみを警報する手段を備えたことを
    特徴とする貨物車両の荷崩れ防止装置。
JP2079691U 1991-03-08 1991-03-08 貨物車両の荷崩れ防止装置 Pending JPH04109642U (ja)

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