JPH04109484U - コンプレツサの流体吸入部 - Google Patents
コンプレツサの流体吸入部Info
- Publication number
- JPH04109484U JPH04109484U JP1869791U JP1869791U JPH04109484U JP H04109484 U JPH04109484 U JP H04109484U JP 1869791 U JP1869791 U JP 1869791U JP 1869791 U JP1869791 U JP 1869791U JP H04109484 U JPH04109484 U JP H04109484U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- air
- filter
- compressor
- filter element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims description 20
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 12
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 8
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可搬型のエアコンプレッサの空気吸入孔に設
けられるエアクリーナをケーシングと一体にして、組立
作業性を向上させ、また潤滑オイルの洩れを防止するこ
と。 【構成】 エアコンプレッサのケーシング10の側部に
凹部11を形成する。凹部内に厚み方向に対して斜めに
空気吸入孔11aを複数形成する。傾斜方向は内部ディ
スプレーサの回転による潤滑オイルの飛び出し方向と逆
にする。この空気吸入孔を覆うように凹部にフィルタエ
レメント12を嵌め合わせる。フィルタエレメントをフ
ィルタカバー13で覆う。フィルタカバーには空気取入
れ口13aを備える。フィルタカバーは、止めネジ14
でケーシングにねじ止めする。
けられるエアクリーナをケーシングと一体にして、組立
作業性を向上させ、また潤滑オイルの洩れを防止するこ
と。 【構成】 エアコンプレッサのケーシング10の側部に
凹部11を形成する。凹部内に厚み方向に対して斜めに
空気吸入孔11aを複数形成する。傾斜方向は内部ディ
スプレーサの回転による潤滑オイルの飛び出し方向と逆
にする。この空気吸入孔を覆うように凹部にフィルタエ
レメント12を嵌め合わせる。フィルタエレメントをフ
ィルタカバー13で覆う。フィルタカバーには空気取入
れ口13aを備える。フィルタカバーは、止めネジ14
でケーシングにねじ止めする。
Description
【0001】
本考案は、流体を圧縮するためのコンプレッサに関し、特に、流体を吸入する
部分に関する。
【0002】
従来のエアコンプレッサをエアクリーナと共に図5及び図6に示す。ケーシン
グ1は、エアコンプレッサの端部に取り付けられるもので、円筒状を成し、一端
が閉塞し、他端が駆動モータ側にねじ止めされる。このケーシング1の側部には
空気吸入口1aが設けられており、これを覆うようにエアクリーナ2が取り付け
られる。エアクリーナ2は、ケーシング1の側部外周に沿うエアクリーナケース
3内にフィルタエレメント4を嵌合しフィルタカバー5で覆い、スペーサ6を介
して止めネジ7でねじ止めされる。
【0003】
上記従来のエアコンプレッサの流体吸入部においては、ケーシング1と別体を
成すので、組立工数が多く、組立作業性が悪いし、組立不良が生じ易い。また、
ディスプレーサ等の圧縮要素の作動により潤滑オイルが飛散して空気吸入口1a
から外部に洩れ出るという問題がある。
それ故に本考案の課題は、組立作業性が良好で、潤滑オイルがケーシングの外
部に洩れ出ることを極力防止したコンプレッサを提供することにある。
【0004】
本考案によれば、一軸の回りでの運動を起こして流体の圧縮作用を得る圧縮要
素と、該圧縮要素を収容し、該圧縮要素に放射方向で対向した流体吸入孔を有し
たケーシングと、該流体吸入孔に流入する流体を濾過するフィルタエレメントと
を含むコンプレッサの流体吸入部分おいて、上記流体吸入孔は上記放射方向に対
し上記圧縮要素の運動方向と逆向きに斜めにのびている複数の小孔よりなり、上
記フィルタエレメントは該小孔に対向するように配されており、該フィルタエレ
メントをフィルタカバーで覆い、かつ該フィルタカバーを上記ケーシングに固定
したことを特徴とするコンプレッサの流体吸入部が得られる。
【0005】
本考案の実施例を図1乃至図4について説明する。
図1において、10は、一端が閉塞し、他端が駆動モータMの外筐の端部にね
じ止めされる円筒状のケーシングである。ケーシング10の側部には、図2に示
すように、円周を切り欠いたように略L字状の凹所11が形成されている。凹所
11の縁部には、フィルタエレメント12及びフィルタカバー13と夫々嵌合す
る段部が形成されている。また、凹部11の一側には、エアコンプレッサ内に空
気を吸い込むための空気吸入孔11aが複数設けられている。空気吸入孔11a
は図3に示すように、ケーシング10の厚み方向に対して傾斜して穿たれている
。
即ち、ケーシング10の内面の開口と外面の開口とが周方向において互いに位置
ずれしている。空気吸入孔11aの傾斜方向はケーシング10の内部のディスプ
レーサ等の圧縮要素の運動方向と逆にする。凹所11内には、ねじ止め用のねじ
込み部11bが二つ突設されている。ケーシング10の凹部11には、フィルタ
エレメント12が嵌合する。ここで圧縮要素としてはディスプレーサ一を例に取
ったが、一軸の回りでの運動を起こして流体の圧縮作用を得るものであればこれ
に限らない。
【0006】
フィルタエレメント12は、通過する外気を濾過するためのものであり、略L
字状を成すと共に、ケーシング10の外周に沿うように円弧状に反っている。フ
ィルタエレメント12において凹所11のねじ込み部11bの対応位置にはネジ
孔12aが設けられている。フィルタエレメント12の上部には、フィルタカバ
ー13が覆われる。フィルタカバー13は、ケーシング10の外周面及び端面に
連続するように凹所11に嵌合する。このフィルタカバー13の側面には、外気
を導入するための空気取入れ口13aが複数設けられている。フィルタカバー1
3において凹所11のねじ込み部11bの対応位置にはネジ孔13bが設けられ
ている。ネジ孔12a,13bには止めネジ14が差し込まれ、ねじ込み部11
bに螺合する。
【0007】
この実施例のエアコンプレッサのエアクリーナを組み立てる場合には、ケーシ
ング10の凹部11内にフィルタエレメント12を嵌合させ、この上にフィルタ
カバー13を重ね、ネジ孔12a,13bに止めネジ14を差し込んで、凹所1
1のねじ込み部11bにねじ込む。このようにしてケーシング10に組み込まれ
ると、図3に示すように、ケーシング10の外面から突出する部分がなく一体に
なり見栄えが良くなる。エアコンプレッサの稼働中、フィルタカバー13の空気
取入れ口13aから吸い込まれた外気は、フィルタエレメント12を通って濾過
され、凹部の空気吸入孔11aからエアコンプレッサ内に導入される。ケーシン
グ10内の内部ディスプレーサ等の回転部材の回転により潤滑オイルが飛散して
も、潤滑オイルが飛び出す方向と空気吸入孔11aの傾斜方向が一致しないので
、潤滑オイルは空気吸入孔11aの内壁に当たり孔から外部へ飛び出ない。
【0008】
以上説明したように、本考案による流体吸入部を備えたコンプレッサによれば
、クリーナがケーシング1と一体なるので、組立工数が少なく、組立作業性が良
好で、組立不良が生じ難いし、空気吸入口から潤滑オイルが飛び出ないため、フ
ィルタエレメントなどを油まみれにしたり、オイルが外部に流出することがない
という効果を有する。
【図1】本考案の一実施例による流体吸入部を備えたコ
ンプレッサをエアクリーナトとともに示した分解斜視図
である。
ンプレッサをエアクリーナトとともに示した分解斜視図
である。
【図2】図1のコンプレッサのケーシングの斜視図であ
る。
る。
【図3】図1のコンプレッサの空気吸入孔の断面図であ
る。
る。
【図4】図1のコンプレッサの組立斜視図である。
【図5】従来のエアクリーナの組立斜視図である。
【図6】従来のコンプレッサの斜視図である。
10 ケーシング
11 凹部
11a 空気吸入孔
12 フィルタエレメント
13 フィルタカバー
13a 空気取入れ口
14 止めネジ
Claims (1)
- 【請求項1】 一軸の回りでの運動を起こして流体の圧
縮作用を得る圧縮要素と、該圧縮要素を収容し、該圧縮
要素に放射方向で対向した流体吸入孔を有したケーシン
グと、該流体吸入孔に流入する流体を濾過するフィルタ
エレメントとを含むコンプレッサの流体吸入部におい
て、上記流体吸入孔は上記放射方向に対し上記圧縮要素
の運動方向と逆向きに斜めにのびている複数の小孔より
なり、上記フィルタエレメントは該小孔に対向するよう
に配されており、該フィルタエレメントをフィルタカバ
ーで覆い、かつ該フィルタカバーを上記ケーシングに固
定したことを特徴とするコンプレッサの流体吸入部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1869791U JPH04109484U (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | コンプレツサの流体吸入部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1869791U JPH04109484U (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | コンプレツサの流体吸入部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109484U true JPH04109484U (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31905154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1869791U Withdrawn JPH04109484U (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | コンプレツサの流体吸入部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04109484U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014524533A (ja) * | 2011-08-03 | 2014-09-22 | ゲーエーベーエル.ベッケル・ゲーエムベーハー | サイドチャネルコンプレッサーのためのエアフィルターアタッチメント |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1869791U patent/JPH04109484U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014524533A (ja) * | 2011-08-03 | 2014-09-22 | ゲーエーベーエル.ベッケル・ゲーエムベーハー | サイドチャネルコンプレッサーのためのエアフィルターアタッチメント |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |