JPH04109476A - テープカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テープカセットを以下の項目に従って詳細に説明
する。

Ａ、ａ′！ｉＰ、上の利用分野 Ｂ　発明の概要 Ｃ９発明が解決しようとする課題［第１０図］Ｄ０課題
を解決するための手段 Ｅ、実施例［′ｆＪ１図乃至第６図、第８図、第１１図
］ Ｆ３発明の効果 （Ａ、産業上の利用分野） 本発明は新規なテープカセットに関する。詳しくは、本
発明にかかるテープカセットとこれより若干小さい外形
状を有する別のタイプのテープカセットとの両方のテー
プカセットを使用することか出来るテーププレーヤに使
用する際の位置決めのためにテーププレーヤに設けられ
る位置決め部材か別のタイプのテープカセットの装着に
対して支障とならないようにした新規なテープカセット
を）呈イ共しようとするものである。

（Ｂ　発明の概要） 本発明テープカセットは、別のタイプのテープカセット
のカセットケースと略同じ外形寸法を有する主要部の一
側に厚みが主要部より稍小さい付加部か連接された形状
を有するカセットケースの該付加部の底面に前後左右の
位置を決めるための基準ビンか嵌挿される円形の基準孔
が形成され、カセットケースの他側部の底面に方向決め
部材が係合される一端か一側に達した長孔状の方向決め
孔が形成されているので、テーププレーヤ側に設けられ
る基準ビンは別のタイプのテープカセットのカセットケ
ースから外れたところに位置させることかでき、また、
方向決め部材はテーププレーヤに回動自在に、かつ、上
記方向決め孔へと係合して行く方向への移動力を弾発的
に付勢させておくことによって、別のタイプのテープカ
セットか装着されるときにはそのカセットケースの他側
縁によって押圧されてそれに付勢されている弾発力に抗
して別のタイプのテープカセットのカセットケースと干
渉しない位置へと回動することかできるので、本発明に
係るテープカセットの位置決めのためにテーププレーヤ
に設けられる位置決め部材か別のタイプのテープカセッ
トの装着にとって支障となることかない。

（Ｃ１発明か解決しようとする課題）［第１０図］ 信号伝送方式が異なる２種類の信号を各別に記録する２
種類のテープカセットを共に使用することかてぎるテー
ププレーヤを考えた場合に考慮すべきいくつかの問題か
あるか、その一つにチーフカセットをテーププレーヤに
位置決めするための位置決め部材がそれぞれのテープカ
セットについて異なる場合、一方のテープカセットにつ
いて使用する位置決め部材か他方のテープカセットの装
着の際に邪魔にならないようにする必要かある。

例えは、ＮＴＳＣ方式の信号を記録するチーフカセット
とハイヒション（ＨＤ）方式の信号を記録するテープカ
セット（以下、ｒＨＤテープカセット」と云う。）の両
方を使用することかできるテーププレーヤを考えて見る
。

現在、ＮＴＳＣ方式の信号を記録するテープカセットと
しては、ＶＨＳテープカセット、ベータテープカセット
、８＋＋＋ｍテープカセット、ＶＨ５−Ｃテープカセッ
トがあるが、そのうちのＶＨＳテープカセットを考えて
見る。

ＶＨＳテープカセット１にあっては、カセットケース２
の前面部にテープ引出用の部材が挿入される凹部３．４
．５か形成されており、そして、カセットケース２の底
面の前端に沿った部分のうち上記凹部３．４．５を避け
た位置に基準孔６及び方向決め孔７か形成されている。

そして、ＨＤテープカセットにおいても上記基準孔６及
び方向決め孔７を利用して位置決めを行なうことかてき
れば良いのであるか、ＨＤチーフカセットにあってはよ
り高い記録密度を要求されるため、テープに対する防塵
対策が必要であり、そのために、カセットケースの前面
において外部に引き出されているテープを前面から覆う
フロントリッ）・の他に後面からも覆うハックリットを
設ける必要があり、そして、このバッタリットの移動傾
城としてカセットケースの前端部のうち両端部のテープ
出口を除いた領域の殆ど全域に亘る凹部を設ける必要か
ある。そして、この凹部が設けられる領域はＶＨＳテー
プカセット１における基準孔６や方向決め部材７が形成
されている部分に対応した部分を含んでしまったり、あ
るいはまた、ＶＨＳテープカセット１の基準孔６や方向
決め部材７が形成されている部分がＨＤテープカセット
のテープ出口に対応してしまう等の問題があり、ＶＨＳ
テープカセットのための位置決め部材をＨＤテープカセ
ット用の位置決め部材としても使用するということは困
難である。

そこで、テーププレーヤにはＶＨＳテープカセット１用
の位置決め部材の他にＨＤテープカセット用の位置決め
部材も設ける必要かあり、すると、今度は、ＨＤテープ
カセット用の位置決め部材かＶＨＳテープカセット１を
テーププレーヤに装着する際に邪魔になる慣れかあると
いう問題かある。

（Ｄ　課題を解決するための手段） そこで、本発明テープカセットは、上記した課題を解決
するために、別のタイプのテープカセットのカセットケ
ースと略同じ外形寸法を有する主要部の一側に厚みか主
要部より稍小さい付加部か連接された形状を有するカセ
ットケースの該付加部の底面に前後左右の位置を決める
ための基準ピンが嵌挿される円形の基準孔が形成され、
カセットケースの他側部の底面に方向決め部材が係合さ
れる一端が一側に達した長孔状の方向決め孔が形成され
たものである。

従って、本発明テープカセットによれは、テーププレー
ヤ側に設けられる基準ビンは別のタイプのテープ力セン
１−のカセットケースから外れたところに位置させるこ
とかでき、また、方向決め部材はテーププレーヤに回動
自在に、かつ、上記方向決め孔へと係合して行く方向へ
の移動力を装発的に付勢させておくことによって、別の
タイプのテープカセットか装着されるときにはそのカセ
ットケースの他側縁によって押圧されてそれに付勢され
ている弾発力に抗して別のタイプのテープカセットのカ
セットケースと干渉しない位置へと回動することかでき
るのて、本発明に係るテープカセットの位置決めのため
にテーププレーヤに設けられる位置決め部材か別のタイ
プのテープカセットの装着にとって支障となることがな
い。

（Ｅ　実施例）［第１図乃至第６図、第８図、第１１　
図コ 以下に、本発明テープカセットの詳細を図示した実施例
に従って説明する。

尚、図示した実施例は、本発明を外形状かＶＨＳテープ
カセット］に近似しているＨＤテープカセットに適用し
たものである。

８かＨＤテープカセットであり、９がそのカセットケー
スである。

カセットケース９は上ハーフ１０と下ハーフ１１とか結
合されて長方形状をした薄い箱状に形成されている。

そして、このカセットケース９は、その外形状、特に左
右長さ、前後幅及び厚みかＶＨＳテープカセット１のカ
セットケース２のそれらと殆ど同じ寸法に形成されてい
る主要部１２の右側（第２図における右方へ向う方向を
右側、左方へ向う方向を左側、下方へ向う方向を前側、
上方へ向う方向を後側とし、本明細書の以下の説明にお
いて方向を示すときもこの方向によるものとする。）か
ら付加部１３か突出した如き形状をしている。

この付加部１３は前後幅は主要部１２のそれと同じで、
左右幅はきわめて細幅に、例えば、主要部１２の左右幅
の約３％程度にされ、厚みは主要部１２のそれより若干
小さく、即ち、主要部１２の厚みの９０％弱に形成され
、そして、付加部１３の上面と主要部１２の上面とか同
一面上にあるようにされ、従って、付加部１３の下面１
、３　ａは主要部１２の下面１２ａより珀上方に位置す
ることになり、これによって、カセットケス９の底面の
右側縁に前後両端にまで達する浅い切欠か形成された如
くになる。

尚、主要部１２と付加部】３の内部空間は一体に連通さ
れている。

カセットケース９の前面には左右方向に長いテープ引出
用凹部１４が形成されており、テーププレーヤに装着さ
れた際、このテープ引出用凹部１４内にカセットケース
９からテープを引籾出すための部材やキャプスタンか挿
入されるようになっている。

このテープ引出用凹部１４は稍右側に偏位しているが、
これはカセットケース９の左側面とＶＨＳテープカセッ
ト１のカセットケース２の左側面とを合わせて２つのカ
セットケース９．２を重ね合わせたとき（第１１図参照
）に、ＶＨＳテーブカセント１の上記凹部３．４．５か
このテープ引出用凹部１４に全て含まれるようにするた
めである。

カセットケース９前面のうち、上記テープ引出用凹部１
４の両脇に位置した部分か開放されて、ここかテープ出
口１５．１６とされている。

】７．１７は上記テープ出口１５．１６のテープ引出用
凹部１４側の端部に立設されたテープカイトである。

しかして、カセットケース９内に回転可能に収納された
テープリール１８．１９に磁気テーツ２０の両端部か巻
装されており、該磁気テーツ２０は上記テープ出口１５
．１６からカセットケース９外に導出されている。そし
て、不使用時には、磁気テープ２０は上記テープカイト
１７．１７に巻き付けられた状態でそのカセットケース
９外に導出された部分かテープ引出用凹部１４の前面に
沿って位置されている。

尚、テープ引出用凹部１４が上記したように右側に偏位
しているため、右側のテープ出口１６は左側のテープ出
口１５に比して間口が狭くなってしまっているか、それ
ても、付加部１３か右側に形成されているので、その分
間口かいくらか広くなり、使用時に、第１１区に示すよ
うに、磁気テープ２０はテープカイト１７やカセットケ
ース９に接触させることなしにカセットケース９から引
き出すことかできる。尚、第１１図において、実線はテ
ープリール１８又は１９への最大巻径時における、また
、２点鎖線はテープリール１８又は１９への最小巻径時
における、それぞれの磁気テープ２０のバスを示してい
る。

２１は磁気テープ２０か引き出されているカセットケー
ス９の前面を開閉するフロントリットてあり、垂直横断
面で略倒立り字状をした被覆部２２と該被覆部２２の両
側端から後方へ向けて突出した側片２３．２３とが一体
に形成されて成り、該側片２３．２３の後端寄りの部分
がカセットケース９の左右両側面の前端寄りの位置に回
動自在に支持されており、これにより、フロントリット
２１は、第６図（Ａ）に示すように、カセットケース９
の前面に沿って位置する６ｎ気テープ２０の前面を覆う
閉蓋位置と、第６図（Ｂ）に示すように、被覆部２２が
上方へと移動して、カセットケース９の前面を開放した
開蓋位置との間を移動するようになっている。

２４は略薄い板状をしたハックリットであり、その長さ
はカセットケース９の上記テープ引出用凹部１４の長さ
より若干短く形成されている。

ハックリット２４はその両側端の上端寄りの部分かフロ
ントリット２１の被覆部２２に設けられた支持部２５．
２５に回動自在に支持され、また、両側端の下端部から
側方へ突設された被案内ヒ゛ン２６．２６かカセットケ
ース９のテープ引出用凹部１４の左右内側面に形成され
た案内溝２７．２７に摺動自在に係合されている。

しかして、フロントリット２１が閉蓋位置にあるときは
、第６図（Ａ）に示すように、ハックリット２４は磁気
テープ２０を後側から覆う閉蓋位置に位置し、また、フ
ロントリッド２１が開蓋位置にあるときには、第６図（
Ｂ）に示すようにカセットケース９の前端部上方にある
開蓋位置に位置する。そして、この閉蓋位置と開蓋位置
との間を移動する間は、フロントリッド２１に支持され
た部分と案内溝２７．２７に沿って移動する被案内ビン
２６．２６の位置によってその姿勢を制御される。

２８．２８はカセットケース９の左右両側面の後端寄り
の位置に形成されたグリップ用凹部であり、上下方向に
延ひる■溝状に形成され、その上下端はカセットケース
９の上面及び下面の相手前で終わっている。このグリッ
プ用凹部２８．２８は例えはオートチェンジャー機構の
保持部材が係合するためのものである。そして、このグ
リップ用凹部２８．２８の深さはカセットケース９の付
加部１３の左右幅と同しかそれより僅かに小さくされて
いる。

２９は円形の基準孔であり、カセットケース９の付加部
１３の底面のうち上記グリップ用凹部２８に対応した箇
所に形成されており、従って、この基準孔２９はグリッ
プ用凹部２９に連通している。

３０はカセットケース９の主要部１２の底面のうち左側
に形成されたグリップ用凹部２８に対応した位置に形成
された左右に長い方向決め孔であり、その左端かカセッ
トケース９の左側面に達して切欠状となっている。従っ
て、この方向決め孔３０もグリップ用凹部２９に連通し
ている。

３１はカセットケース９の付加部１３の底面のうち前後
両端部を除いた領域に設けられた情報；こ織部であり、
２点鎖線で示す円形部３２．３２、・・・の穿孔の有無
によって、ＨＤテープカセットであるか否か、テープの
磁気特性の種類、テープ長さ等をテーププレーヤにだ議
せしめるようになっている。

次に、上記したＨＤテープカセット８とＶＨＳテープカ
セット１を共に使用することができるテーププレーヤの
一例３３について簡単に説明する。

３４はテーププレーヤ３３の外筐てあり、その前面パネ
ル３４ａには横長長方形状をしたカセット挿入孔３４ｂ
か形成されており、このカセット挿入孔３４ｂを通して
、テープカセット１や８の装着及び取り出しか行なわれ
る。

３５はテープカセット１や８を所定の装着位置に装着す
るためのカセットホルタ−であり、テープカセット１や
８は上言己カセット挿入孔３４ｂを通してこのカセッ［
・ホルタ−３５に挿入される。

このカセットホルタ−３５のカセット受入孔３６はＨＤ
テープカセット８のカセットケース９の正面形状に略等
しい形状をしている。即ち、カセット受入孔３６はカセ
ットケース９の主要部１２の正面形状と略同じ形状をし
た共通部３６ａの一側にカセットケース９の付加部１３
の正面形状と略同じ形状をした追加部３６ｂか連接され
た形状をしており、そして、共通部３６ａの上面と追加
部３６ｂの上面が同一平面内にあるようにされているた
め、追加部３６ｂの内底面は共４部３６ａの内底面より
稍高いところに位置している。

しかして、ＶＨＳテープカセット１を使用するときは、
カセットホルダー３５のカセット受入孔３６の追加部３
６ｂの上下幅かＶＨＳテープカセット１のカセットケー
ス２の厚みより小さいため、ＶＨＳテープカセット１は
カセット受入孔３６のうち共通部３６ａに受は入れられ
る。

そして、テーププレーヤ３３内の所定のカセット装着部
に装着されるときに、カセットケース２底面の基準孔６
内に基準ビンが挿入されることによって前後左右の位置
決めをされ、かつ、方向決め孔７内に方向決めピンが挿
入されることによって基準ビンを中心とした回転方向に
おける位置が決められ、これによって平面方向における
位置決めが為され、更に、カセットケース２底面の後端
寄りの左右に寄った位置に高さ規制ピンの上端面が当接
されることによって高さ方向の位置が規定される。

また、ＨＤテープカセット８を使用する場合、該ＨＤテ
ープカセット８はカセットホルダー３５のカセット受入
孔３６の全領域３６ａ、３６ｂに亘って受は入れられる
。

そして、テーププレーヤ３３内の所定のカセット装着部
に装着されるときに、カセットケース９の付加部１３底
面の基準孔２９内に基準ビン３７か挿入されることによ
って前後左右の位置決めをされ、かつ、方向決め孔３０
内に方向決め部材３８が挿入されることによ）て基準ビ
ン３７を中心とした回転方向における位置が決められ、
これによって平面方向における位置決めか為され、更に
、カセットケース９の主要部１２底面の後端寄りの左右
に寄った位置３９．３９に図示しない高さ規制ピンの上
端面が当接されることによって高さ方向の位置が規定さ
れる。

そして、方向決め部材３８は略板状をしており、その−
側縁４０の上部が上方へ行くに従ってカセット装着部か
ら離れる傾斜縁４０ａとされており、そして、上端部が
テーププレーヤ３３のシャーシ４１に固定された支持ビ
ン４２に回動自在に支持され、その下端部とシャーシ４
１との間に弓長設された弓１っ弓長りハネ４３によって
その−側縁４０かカセット装着部側へ突出して行く方向
への回動力を付勢されている。

尚、ＶＨＳテープカセット１用の方向決めビンはＨＤテ
ープカセット８のテープ引出用凹部１４に対向した位置
にあるため、カセット装着部に装着されたときはテープ
引出用凹部１４内に入ってしまうため何ら支障か無いが
、ＶＨＳテープカセット１月の基準ビンはＨＤテープカ
セット８の一方のテープ出口１５の略中央部に対向した
位置にあるため、これの対策か必要である。この基準ビ
ンを逃げるために、カセットケース９の底部に孔を形成
しておくと、基準ビンがテープ出口へと突出してしまっ
て磁気テープ２０の走行を妨げるという問題かある。

そこで、例えは、第１０図及び第１１図に示すように、
シャーシ４１に支持筒４４を立設し、該支持筒４４にビ
ン体４５を摺動自在に支持する。

そして、このビン体４５とシャーシ４１との間に圧縮ハ
ネ４６を介挿する。

すると、ＶＨＳテープカセット１か装着されたときには
、ビン体４５の基準部４５ａかＶＨＳテープカセット１
の基準孔６内に嵌入されるか、ＨＤテープカセット８か
装着されたときは、ＨＤテープカセット８の重みにより
圧縮ハネ４６か圧縮されビン体４５の基準部４５ａか支
持筒４４内に押し込まれるため、ＶＨＳテープカセット
１用の基準ビンをこのように構成しておくと良い。

しかして、ＶＨＳテープカセット１が装着されるときは
、そのカセット装着部に対する位置かカセットホルダー
３５によって規定されているため、ＨＤテープカセット
８用の基準ビン３７はＶＨＳテープカセット１と何ら干
渉することかない（第１１図参照）。また、方向決め部
材３８はＶＨＳテープカセット１と干渉する位置にある
が、ＶＨＳテープカセット１が装着されて来ると、その
カセットケース２の底面の一側縁が方向決め部材３８の
傾斜縁４０ａに当接し、これを押圧するので、方向決め
部材３８は引張バネ４３の引張力に抗して回動してＶＨ
Ｓテープカセット１のカセットケース２の装着を妨げな
い位置へと逃げることになるので、ＶＨＳテープカセッ
ト１０使用に何ら支障となることがない。

（Ｆ、発明の効果） 以上に記載したところから明らかなように、本発明テー
プカセットは、別のタイプのテープカセットのカセット
ケースと略同じ外形寸法を有する主要部の一側に厚みが
主要部より稍小さい付加部が連接された形状を有するカ
セットケースの内部に記録媒体テープを収容し、カセッ
トケースの上記付加部の底面に前後左右の位置を決める
ための基準ビンか嵌挿される円形の基準孔が形成され、
カセットケースの他側部の底面に方向決め部材か係合さ
れる一端が一側に達した長孔状の方向決め孔が形成され
たことを特徴とする。

従って、本発明テープカセットによれば、テーププレー
ヤ側に設けられる基準ビンは別のタイプのテープカセッ
トのカセットケースから外れたところに位置させること
ができ、また、方向決め部材はテーププレーヤに回動自
在に、かつ、上記方向決め孔へと係合して行く方向への
移動力を弾発的に付勢させておくことによって、別のタ
イプのテープカセットか装着されるときにはそのカセッ
トケースの他側縁によって押圧されてそれに付勢されて
いる弾発力に抗して別のタイプのテープカセットのカセ
ットケースと干渉しない位置へと回動することができる
ので、本発明に係るテープカセットの位置決めのために
テーププレーヤに設けられる位置決め部材が別のタイプ
のテープカセットの装着によって支障となることがない
。

また、本発明テープカセットは、カセットケースの両側
面にグリップ用の凹部が形成されており、上記基準孔及
び方向決め孔が該グリップ用凹部に連通していることを
特徴とする。

従って、グリップ用凹部と基準孔及び方向決め孔とをそ
れぞれ関係のない箇所に形成する場合と比べ、カセット
ケース内の空間を狭めることがなく、カセットケースの
設計に余裕が出て来る。

尚、上記実施例で示した具体的な形状ないしは構造は本
発明の実施に当たっての具体化のほんの一例を示したも
のにすきず、これらによって本発明の技術的に範囲が限
定的に解釈されてはならない。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明テープカセットの実施の一例
を示すもので、第１図は底面図、第２図は平面図、第３
図は右側面図、第４図は左側面図、第５図は分解斜視図
、第６図は第２図のＶｌ−Ｖｌ線に沿う拡大断面図であ
り、（Ａ）は閉蓋状態を、また、（Ｂ）は開蓋状態を示
し、第７図乃至第９図はテーププレーヤの一例を示し、
第７図は概略正面図、第８図はテープカセットが装着さ
れた状態を示す要部の断面図、第９図は別のタイプのテ
ープカセットが装着された状態を示す要部の断面図、第
１０図は別のタイプのテープカセットの底面図、第１１
図は本発明に係るテープカセットと別のタイプのテープ
カセットとを重ねて示す一部切欠底面図である。 符号の説明 １・・・別のタイプのテープカセット、２・・・別のタ
イプのテープカセットのカセットケース、 ８・・・テープカセット、 ９・・・カセットケース、 １２・・・主要部、　　１３・・・付加部、１３ａ・・
・付加部の底面、 ２０・・・記録媒体テープ、 ２８・・・グリップ用の凹部、 ２９・・・基準孔、　　３０・・・方向決め孔、３７・
・・基準ビン、 ３８・・・方向決め部材 臼　　願　　人　　　ソ　ニ　− 株 式 ８・・・テープカセット １、３　ａ・・・付加部の底面 −Ｖ／ 底面図 第１図 平面図 第２図 右側面図 左側面図 第４図 ３０・・・方向決め孔 本発明に係るテープ力セツ１〜と別のタイプのテープカ
セットを重ねて示す一部切欠底面図第１１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）別のタイプのテープカセットのカセットケースと
   略同じ外形寸法を有する主要部の一側に厚みが主要部よ
   り稍小さい付加部が連接された形状を有するカセットケ
   ースの内部に記録媒体テープを収容し、カセットケース
   の上記付加部の底面に前後左右の位置を決めるための基
   準ピンが嵌挿される円形の基準孔が形成され、カセット
   ケースの他側部の底面に方向決め部材が係合される一端
   が一側に達した長孔状の方向決め孔が形成されたことを
   特徴とするテープカセット
2. （２）カセットケースの両側面にグリップ用の凹部が形
   成されており、上記基準孔及び方向決め孔が該グリップ
   用凹部に連通していることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のテープカセット