JP3749496B2 - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープ等の記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容した記録テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の外部記録媒体として磁気テープ等の記録テープが用いられている。このような記録テープは、記録面積が大きく主に大容量の情報のバックアップ用として用いられるため、塵埃の付着を防止できると共に保存時の収納スペースが小さいことが望ましい。
【0003】
このため、単一のリールに記録テープを巻装すると共に当該リールをケース内に回転可能に収容した記録テープカートリッジが採用されている。これにより、ケースによって記録テープへの塵埃の付着を防止できると共に、記録テープの情報の記録または再生時に当該記録テープを巻き取る第2のリールを備えた構成と比較して保存時の収容スペースを略半分とすることができる。
【0004】
この記録テープカートリッジは、記録テープへの情報の記録または記録テープに記録された情報の再生を行う際には、ドライブ装置へ装填され、記録テープが該ドライブ装置の巻取リールに巻き取られつつケースから順次引き出される。そして、所定のテープ経路に沿って配設されたドライブ装置の記録再生ヘッドによって上記情報の記録または再生が為される。
【0005】
このため、記録テープカートリッジでは、ケースには記録テープ引き出し用の開口部が設けられ、記録テープの先端には引き出し操作用のリーダ部材が設けられている。以下、このような記録テープカートリッジの一例について、図12(A)及び図12(B)に基づいて説明する。
【0006】
図12(A)には記録テープカートリッジ100の角隅部が斜視図にて示されており、図12(B)には記録テープカートリッジ100を構成するケース102の角隅部が平面断面図にて示されている。これらの図に示される如く、ケース102には、その角隅部が斜めに切り欠かれて形成された開口104が設けられている。開口104の奥には、隔壁106によって内縁が規定されたリーダブロック保持部(開口部)108が設けられている。また、リーダブロック保持部108の上下は、それぞれケース102の天板及び底板から延設された舌部110、112によって規定されている。
【0007】
また、隔壁106には、開口104に連通する窓部(開口)114が設けられており、この窓部114及び開口104を通して、ケース102内に収容された単一のリール116に巻装された記録テープである磁気テープ118を外部に引き出すことができる。そして、この磁気テープ118の先端には、リーダブロック120が接続されており、該リーダブロック120は、磁気テープ118の不使用時にはリーダブロック保持部108に収容保持され、磁気テープ118を使用する際にドライブ装置の引出手段に操作されてリーダブロック保持部108から取り外され、上記巻取リールへ誘導されるようになっている。
【0008】
リーダブロック120は、リーダブロック保持部108への収容状態では、隔壁106に当接した状態で、その後角部120Aがケース102の側壁122の自由端部に形成された凸部124に係合すると共に、その前端部120Bをケース102の前壁126の自由端部に形成された板ばね部128に係合している。また、この状態では、リーダブロック120が窓部114を閉塞している。
【0009】
一方、リーダブロック120は、リーダブロック保持部108から取り外される際には、上記引出手段によって、後角部120Aと凸部124との係合部位廻りに矢印C方向へ回動される。すると、リーダブロック120は、前端部120Bにおいて係合する板ばね部128を矢印D方向に弾性変形させつつ開口104を通過し、リーダブロック保持部108から抜け出る。また、これと反対の動作によって、リーダブロック120はリーダブロック保持部108に再度収容保持される。
【0010】
これにより、リーダブロック120は、単にその前端部120B及び後角部120Aがケース102の凸部124、板ばね部128と係合することでリーダブロック保持部108からの脱落が阻止されると共に、引出手段による僅かな操作(回動)力でリーダブロック保持部108に対し容易に着脱される構成である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の記録テープカートリッジ100では、開口104の縁部が、舌部110、112、側壁122、前壁126(板ばね部128)の各自由端部にて規定されているため、該開口104廻りの強度が低いという問題があった。
【0012】
このため、例えば、記録テープカートリッジ100を落下させた際には、ケース102の角隅部に設けられ床等に衝突し易い開口104の周縁部(舌部110や板ばね部128等)が、塑性変形したり、破損したりする場合があった。この塑性変形や破損は、開口104の奥に形成されたリーダブロック保持部108へのリーダブロック120の保持や着脱が不能(再使用不能)となる原因となる。
【0013】
また、上記開口104の周縁部の塑性変形には至らない場合でも、例えば落下衝撃で板ばね部128が弾性変形すると、リーダブロック120のリーダブロック保持部108からのずれや脱落が生じ、磁気テープ118への塵埃等の付着の原因となる。
【0014】
さらに、ケース102の側壁122または前壁126に、スライドドアやヒンジ式のリッドによって開閉される開口を備えた記録テープカートリッジも知られているが、このような開口の縁部もケース102の天板、底板、及び側壁または前壁の各自由端部によって規定されており、落下強度が改善されたものではなかった。
【0015】
本発明は、上記事実を考慮して、記録テープを引き出すためのケースの開口部廻りにおける強度が高く変形し難い記録テープカートリッジを得ることが目的である。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る記録テープカートリッジは、互いに対向する天板と底板とが周壁によって連結されて中空に形成され、内部に記録テープを巻装した単一のリールを回転可能に収容するケースと、前記記録テープの先端に設けられたリーダブロックと、前記周壁、天板、底板を切り欠いて前記ケースに形成され、前記記録テープを引き出すための開口部と、前記開口部の前記周壁側における両縁部からそれぞれ該開口部の前記天板側縁部と底板側縁部とを連結して前記ケース内方へ延設され、前記リーダブロックを保持する一対の壁体と、を備えたことを特徴としている。
【0017】
請求項1記載の記録テープカートリッジでは、記録テープの不使用時にはリーダブロックがケースの開口部に設けられた一対の壁体間に保持されている。一方、記録テープに情報を記録する際または記録テープに記録された情報を再生する際には、リーダブロックが上記壁体間から離脱し、記録テープが開口部を通してケースから引き出される。
【0018】
ここで、記録テープを引き出すための開口部では、該開口部の周壁側縁部からケース内方へ延設されると共に該開口部の天板及び底板の各縁部を連結する一対の壁体が設けられているため、換言すれば、開口部は一対の壁体間における周壁、天板、底板を切り欠かいて形成された如き構成であるため、ケースの開口部廻りにおける落下の際に床や地面等に衝突し易い部分(例えば、一方の壁体と周壁との角部)には、周壁、天板、底板の何れにも自由端部が形成されない。このため、ケースの開口部廻りの部分は、強度が高く、ケースを落下させても変形を生じ難い。
【0019】
このように、請求項1記載の記録テープカートリッジでは、記録テープを引き出すための開口廻りの強度が高く変形し難い。
【0020】
なお、開口部に設けられた一対の壁体は、上記落下の際に床等に衝突し易い周壁側の縁部近傍に設けられていれば足り、該開口部の天板側縁部と底板側縁部とを全長に亘り連結しなくても良い。また逆に、一対の壁体は、開口部の天板側縁部等よりもケース内方まで延設されても良い。
【0021】
また、請求項1記載の開口部は、ケースの角隅部に設けることもできるが、該開口部をケースの角隅部から離間して(例えば、ドライブ装置への装填側の面に)設けた構成とすれば、ケースの落下の際における開口部周縁部の床等への衝突自体が生じ難くなり、ケースの開口部廻りの部分が一層変形し難い。
【0022】
さらに、リーダブロックの着脱方向を所定の直線方向に規制するガイド手段を開口部(一対の壁体の一方または双方)に設けた構成とすれば、ケースを落下させた際にリーダブロックが一対の壁体間から脱落し難く、好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジ10について、図1乃至図4に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向(図1等に適宜示される矢印A方向)を前方向とし、矢印Aに直交する矢印B方向を右方向とする。
【0024】
図1に概略の分解斜視図にて示される如く、記録テープカートリッジ10は、情報記録再生媒体である記録テープとしての磁気テープ12を巻装した単一のリール14が、平面視で略矩形状のケース16内に回転可能に収容されて構成されている。
【0025】
リール14は、略円筒状のリールハブ14Aと、それぞれリールハブ14Aの上下端に同軸的に設けられた上フランジ14B、下フランジ14Cとが一体に回転可能に形成されており、上フランジ14Bと下フランジ14Cとの間におけるリールハブ14Aの外周部に磁気テープ12が巻き回されている。この磁気テープ12の自由端には、リーダブロック18が接続されている。
【0026】
リーダブロック18は、本体18Aとクランプ部材18Bとの間に磁気テープ12の先端を挟持しており、全体として略直方体ブロック状に形成されている。本体18Aとクランプ部材18Bとは、溶着や図示しない凹部と凸部との嵌合等により接合されている。
【0027】
このリーダブロック18には、左右一対のガイド溝20が、上下各一対(計4ヶ所)、磁気テープ12の長手方向に沿って全長に亘り設けられている。また、リーダブロック18の上下(磁気テープ12の幅方向)の端面には、それぞれ係合凹部22が設けられており、後述する引出手段48の係合ピン48A(図4参照)の係合用とされている。さらに、図4に示される如く、リーダブロック18の側端面の一方(後述するリーダブロック保持部34への保持状態で右向きの端面)における上下のガイド溝20間には、断面視円弧状の保持凹部23が設けられており、リーダブロック保持部34への保持位置決め用とされている。
【0028】
ケース16は、上ケース24と下ケース26とが接合されて成る略矩形箱状に形成されている。具体的には、天板24Aと上周壁24Bとを有する上ケース24と、底板26Aと下周壁26Bとを有する下ケース26とが、上周壁24Bの開口端と下周壁26Bの開口端とを突き当てて接合されて、中空のケース16が構成されている。この接合は、上周壁24Bと下周壁26Bとの溶着でも良く、ビス止めでも良い。なお、上周壁24Bと下周壁26Bとで構成されるケース16の周壁を周壁28という。
【0029】
また、ケース16(下ケース26)の底板26Aの略中央部にはギヤ開口30が設けられており、リール14の図示しないリールギヤの露出用とされている。リール14はリールギヤがドライブ装置の駆動ギヤに噛合わされてケース16内で回転駆動されるようになっている。このリール14は、上ケース24及び下ケース26の内面にそれぞれ部分的に突設されてギヤ開口30と同軸的な円形の軌跡上にある遊動規制壁32によってガタ付かないように保持されている。
【0030】
このケース16の前端部には、その右端部から若干離間して開口部としてのリーダブロック保持部34が設けられている。リーダブロック保持部34は、周壁28のうち矢印A方向を向く前壁28Aと、天板24Aと、底板26Aとをそれぞれ切り欠いて平面視略「コ」字状に形成されている。これにより、リーダブロック保持部34は、前方及び上下方にそれぞれ開口(上下に貫通)している。
【0031】
図2(A)及び図2(B)にも示される如く、リーダブロック保持部34の左右方向の縁部は、それぞれ矢印A方向に沿って設けられ互いに対向する一対の壁体36、38によって規定されている。壁体36、38の対向間隔は、リーダブロック18の幅(挟持した磁気テープ12の厚み方向の幅)よりも若干大とされている。
【0032】
リーダブロック保持部34の右縁を規定する壁体36は、天板24A及び前壁28Aを構成する上周壁24Bにそれぞれ直交して連設(一体に成形)された上壁体36Aと、底板26A及び前壁28Aを構成する下周壁26Bにそれぞれ直交して連設された下壁体36Bとが、互いの端面を突き当てて構成されている。
【0033】
これにより、壁体36は、リーダブロック保持部34の前壁28Aにおける右側開口端から後方(ケース16の内方)へ延び、天板24A及び底板26Aの右側開口端を連結している。また、壁体36は、その後端がリーダブロック保持部34の後端(内端)と一致しており、該後端から屈曲されて周壁28のうち矢印B方向を向く右側壁28Bとも連続している。
【0034】
一方、リーダブロック保持部34の左縁を規定する壁体38は、天板24A及び前壁28Aを構成する上周壁24Bにそれぞれ直交して連設された上壁体38Aと、底板26A及び前壁28Aを構成する下周壁26Bにそれぞれ直交して連設された下壁体38Bとが、互いの端面を突き当てて構成されている。
【0035】
これにより、壁体38は、リーダブロック保持部34の前壁28Aにおける左側開口端から後方(ケース16の内方)へ延び、天板24A及び底板26Aの左側開口端を連結している。また、壁体38は、その後端がリーダブロック保持部34の後端(内端)と一致しており、該後端から屈曲されて遊動規制壁32の一部とも連続している。
【0036】
そして、リーダブロック保持部34の底部において、天板24A及び底板26Aの各後側開口端、壁体36、38の各後端部に囲まれた部分が、磁気テープ12の引き出し用の開口40とされている。すなわち、開口40は、その上下の縁部が天板24Aと底板26Aとで規定され、左右の縁部が壁体36、38の各後端部で規定され、リーダブロック保持部34の底側に形成されている。これにより、リーダブロック保持部34(ケース16)では、開口40を規定する天板24A及び底板26Aの後側開口端のみが自由端となり、前壁28A側には自由端部が存在しない構成である。
【0037】
また、リーダブロック保持部34の壁体36、38には、リーダブロック18の各ガイド溝20に対応する位置に、それぞれ矢印A方向に長手とされたレール42が、リーダブロック保持部34の略全長に亘り突設されている。各レール42は、それぞれ天板24Aまたは底板26Aの外面よりも若干凹んで位置し、その下端または上端が天板24Aまたは底板26Aの内面と略一致している。すなわち、各レール42は、天板24Aまたは底板26Aの厚みの範囲内で設けられている。
【0038】
さらに、壁体36における上下のレール42間には、リーダブロック18の保持凹部23に対応して断面視円弧状に形成された凸部44が突設されている。一方、壁体38の上下のレール42間には、板ばね46が取り付けられており、リーダブロック18を壁体36(凸部44)側へ付勢するようになっている。
【0039】
以上説明したリーダブロック保持部34には、リーダブロック18が着脱可能とされ、磁気テープ12の不使用時にリーダブロック18が保持されるようになっている。具体的には、リーダブロック保持部34は、各ガイド溝20にレール42を挿入しリーダブロック18の上下方向への脱落を阻止すると共に、凸部44が保持凹部23に入り込みリーダブロック18を位置決めした状態で、板ばね46の付勢力によって該位置決め状態を維持しつつリーダブロック18を保持する構成である。
【0040】
この状態では、リーダブロック18の磁気テープ12接続側の端面が開口40を規定する天板24A及び底板26Aの後側開口端に当接し、該開口40を閉塞するようになっている。またこの状態では、図3に示される如く、リーダブロック18の先端、上下端がそれぞれ前壁28A、天板24A、底板26Aの各外面よりも突出しないように各部の寸法が決められている。さらに、リーダブロック保持部34がケース16の上下に貫通していることで、上記保持状態で、リーダブロック18の係合凹部22が露出されており、該係合凹部22をドライブ装置の引出手段48が操作(アクセス)できるようになっている。
【0041】
一方、磁気テープ12をケース16から引き出す際には、図4に示される如く、リーダブロック18は、その係合凹部22がドライブ装置の引出手段48に設けられた上下一対の係合ピン48Aに係合(挟持または把持でも良い)されつつ、リーダブロック保持部34から抜き出され(離脱され)るようになっている。
【0042】
このとき、リーダブロック18は、一対の壁体36、38によって左右方向の移動が規制されると共に、ガイド溝20に挿入されたレール42によって上下方向(及び左右方向)の移動が規制されており、矢印A方向に沿ってリーダブロック保持部34から抜き出されるようになっている。また、リーダブロック18は、リーダブロック保持部34に装着される際にも、矢印A方向に沿って(矢印A方向とは反対方向に)移動する構成である。
【0043】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0044】
上記構成の記録テープカートリッジ10では、磁気テープ12の不使用時には、リーダブロック18がリーダブロック保持部34に収容保持され、該リーダブロック18によって開口40が閉塞されている。これにより、ケース16内への塵埃等の侵入が阻止されている。
【0045】
一方、磁気テープ12を使用する際には、記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライブ装置へ装填する。記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されると、図4に示される如く、リーダブロック18は、その上下一対の係合凹部22にそれぞれ引出手段48の係合ピン48Aが挿入され、この状態で矢印A方向へ引張られる。すると、リーダブロック18は、板ばね46を変形させつつ保持凹部23から凸部44を退出させ、矢印A方向に略沿ってリーダブロック保持部34(ケース16)から抜き出される。
【0046】
ケース16から抜き出されたリーダブロック18は、引出手段48によってドライブ装置の巻取リールへ誘導され、該巻取リールのリールハブに収容される。この状態で、リーダブロック18が巻取リールと一体に回転すると、磁気テープ12が巻取リールのリールハブに巻き取られつつ開口40を通じてケース16から引き出される。このとき、記録テープカートリッジ10のリール14は、リールギヤに噛み合う駆動ギヤによって、巻取リールと同期して回転する。
【0047】
そして、ドライブ装置の所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッドによって、磁気テープ12への情報の記録、または磁気テープ12に記録された情報の再生が為される。
【0048】
また、巻取リールに巻き取った磁気テープ12をリール14へ巻き戻す際には、該リール14及び巻取リールを逆回転駆動する。磁気テープ12をリール14に最後まで巻き戻すと、引出手段48によってリーダブロック18は、巻取リールのリールハブから抜き出され、ケース16(記録テープカートリッジ10)のリーダブロック保持部34に装着(収容保持)される。
【0049】
具体的には、リーダブロック18は、そのガイド溝20に挿入されるレール42及び一対の壁体36、38にガイドされつつ、矢印A方向とは反対方向に移動し、板ばね46を変形させて保持凹部23に凸部44を入り込ませる。
【0050】
これにより、板ばね46の付勢力によって壁体36に押し付けられつつ、保持凹部23に入り込んだ凸部44によって前後方向の脱落を阻止されると共に、ガイド溝20に挿入されたレール42によって上下方向の脱落を阻止される。すなわち、リーダブロック18は、左右、前後、上下方向に位置決めされた状態で、リーダブロック保持部34に収容保持される。また、この状態で、リーダブロック18は、開口40の縁部を規定する天板24A及び底板26Aの縁部に当接し、該開口40を閉塞する。
【0051】
ここで、リーダブロック保持部34には、前壁28A、天板24A、底板26Aの各切り欠き部分を連結する左右一対の壁体36、38が設けられているため、ケース16の落下の際に床や地面等に衝突し易いリーダブロック保持部34における前壁28A近傍の角部では、前壁28A、天板24A、底板26Aの何れにも自由端部が形成されない。
【0052】
このため、ケース16のリーダブロック保持部34廻りは、強度が高く、落下衝撃による塑性変形や破損が抑制される。特に、壁体36、38間にブロック状のリーダブロック18を保持するため、上記落下衝撃によるリーダブロック保持部34の変形が一層抑制される。また、このリーダブロック保持部34の底部に設けられ、落下衝撃が直接的には作用しない開口40にも変形を生じ難い。
【0053】
このように、本実施の形態に係る記録テープカートリッジ10では、磁気テープ12を引き出すための開口40廻りの強度が高く変形し難い。
【0054】
また、記録テープカートリッジ10では、リーダブロック保持部34がケース16における落下の際に地面や床等に最も衝突し易い角隅部(例えば、前壁28Aと右側壁28Bとの角部)から離間して設けられているため、上記リーダブロック保持部34における前壁28A近傍の角部は、落下の際における地面や床等への衝突自体が生じ難い。このため、リーダブロック保持部34の落下衝撃による塑性変形や破損が一層抑制され、開口40廻りの部分も一層変形し難い。
【0055】
さらに、記録テープカートリッジ10では、リーダブロック18の着脱方向が、一対の壁体36、38及びガイド溝20に挿入されるレール42によって矢印A方向(所定の直線方向)に規制されているため、ケースを落下させた際にもリーダブロック18がリーダブロック保持部34(ケース16)から脱落し難い。
【0056】
以上により、記録テープカートリッジ10は、落下してもケース16が塑性変形したり破損したりし難く、その後の使用に絶え得ると共に、リーダブロック18が脱落し難く開口40の閉塞状態が維持され、磁気テープ12への塵埃等の付着(記録情報の欠落等)も阻止される。
【0057】
次に、上記実施の形態の変形例を説明する。先ず、リーダブロック保持部の各変形例を説明し、次いでリーダブロックの各変形例を説明する。なお、上記実施の形態と基本的に同一の部品、部分については上記実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0058】
図5(A)及び図5(B)には、第1変形例に係るリーダブロック保持部50が示されている。リーダブロック保持部50は、その底部にリブ52を備えている点で、リーダブロック保持部34とは異なる。
【0059】
リブ52は、それぞれ天板24A、底板26Aの後側開口端に沿って突設されており、その両端部が壁体36、38の各後端と連続している。すなわち、上下のリブ52が、開口40の上下の縁部を規定している。なお、上下のリブ52間の対向間隔が磁気テープ12の幅よりも大きいことは言うまでもない。
【0060】
本第1変形例に係る構成では、上記実施の形態と全く同様の効果が得られる他、リブ52を設けたため、リーダブロック保持部50の強度(剛性)が一層向上する。また、これらのリブ52が開口40の上下縁部を規定するため、開口40廻りの剛性も向上する。
【0061】
また、図6(A)には、第2変形例に係るリーダブロック保持部54が示されている。リーダブロック保持部54は、左側の壁体38に代えて、壁体55が設けられている点で、リーダブロック保持部34とは異なる。壁体55は、前壁28Aに連設され、天板24Aと底板26Aとを連結する点で壁体38と共通するが、対向する壁体36よりも短い(その後端部が壁体36の後端部よりも前側に位置する)点で壁体38とは異なる。
【0062】
このため、開口40は、壁体55の後方においても天板24Aと底板26Aとの間で開口している。これにより、図6(A)に想像線にて示される如く、磁気テープ12の引き出し経路(パス経路)の範囲が広い場合にも、該磁気テープ12を壁体55に干渉させることなく、引き出すことができる。すなわち、リール14のリールハブ14Aを小径にして、リール14に巻装される磁気テープ12の長さ(記録領域)を増加することができる。
【0063】
本第2変形例に係る構成によっても、上記実施の形態と全く同様の効果が得られる他、上記の如く磁気テープ12の広範囲に亘る引き出し経路に対応できる。なお、壁体55は、図6(B)に示される如く、後部を屈曲して遊動規制壁32と連設しても良い。
【0064】
この図6(B)には、第3変形例に係るリーダブロック保持部56が示されている。リーダブロック保持部56では、右側の壁体36に代えて、壁体57が設けられている点で、リーダブロック保持部34、54とは異なる。壁体57は、前壁28Aに連設され、天板24Aと底板26Aとを連結する点で壁体36と共通するが、対向する壁体55と同長である点で壁体36とは異なる。
【0065】
このため、開口40は、壁体57の後方においても天板24Aと底板26Aとの間で開口し、磁気テープ12のリール14への最大巻径の増大にも対応できる。すなわち、本第3変形例に係る構成では、上記実施の形態と全く同様の効果が得られる他、上記の如く磁気テープ12の一層広範囲に亘る引き出し経路に対応できる。
【0066】
さらに、図7(A)には、第4変形例に係るリーダブロック保持部58が示されている。リーダブロック保持部58は、一対の壁体36、38に代えて、後部における互いの対向間隔が広くなるように段付とされた一対の壁体60、62を備える点で、リーダブロック保持部34とは異なる。
【0067】
このため、リーダブロック保持部58の後部が幅広となり、開口40の開口幅も広がる。これにより、上記第3変形例に係るリーダブロック保持部56と同様に、リールハブ14Aの小径化及び磁気テープ12のリール14への最大巻径の増大に対応できる。
【0068】
また、図7(B)には、第5変形例に係るリーダブロック保持部64が示されている。リーダブロック保持部64は、リーダブロック保持部58の壁体62に代えて、後部が開口40の開口幅を広げる方向に傾斜した壁体66を備えている。この構成によっても、上記第3及び第4変形例に係るリーダブロック保持部56と同様に、リールハブ14Aの小径化及び磁気テープ12のリール14への最大巻径の増大に対応できる。
【0069】
このように、第4及び第5変形例に係る各構成によっても、上記実施の形態と全く同様の効果が得られる他、上記第3変形例と同様に、磁気テープ12の一層広範囲に亘る引き出し経路に対応できる。
【0070】
また、第4及び第5変形例に係るリーダブロック保持部58、64では、その前壁28A側の開口幅よりも開口40の開口幅が広いため、リーダブロック18によっては、開口40を閉塞することができないが、その対策として、図8または図9の構成を採用することができる。
【0071】
具体的には、図8に示される如く、リーダブロック保持部58、64において、天板24A及び底板26Aの各後側開口端(リーダブロック保持部58、64の底部)をそれぞれ前方へ位置させ、該リーダブロック保持部58、64後部の幅広部分を天板及び底板26Aで被覆する構成としても良い。
【0072】
この場合、開口40は、壁体60及び壁体62の各段部(または壁体66の屈曲部)と、上記天板24A及び底板26Aの各後側開口端とで規定される位置となるが、磁気テープ12の引き出し経路の範囲には影響を与えない。これにより、開口40は、リーダブロック18によって閉塞可能となる。このように、壁体60、62等は、天板24A等の開口縁(開口40の縁部)よりもケース16の内方へ延設されても良い。
【0073】
なお、これに対応して、リーダブロック18の高さを開口40の開口高さ(天板24Aと底板26Aとの対向間隔)まで縮小することとなり、レール42の設置位置も上下のレール42が近づく方向に変更される。またこの場合、ガイド溝20及びレール42に代えて、天板24A及び底板26Aのリーダブロック保持部58、64の一部を覆う部分が、リーダブロック18の上下方向の脱落を阻止し、壁体60、62(66)と共にリーダブロック18の着脱方向を矢印Aに規制するガイド手段の機能を果たしても良い。
【0074】
また、図9に示される如く、リーダブロック18を収容した状態のリーダブロック保持部58、64を上下から被覆し、開口40からの塵埃等の侵入を阻止するシャッター68を設けても良い。シャッター68は、それぞれ天板24A、底板26Aと摺動可能な上下一対の閉塞片70、72が、前壁28Aと摺動可能な連結部74によって連結された側面視略「コ」字状に形成されている。
【0075】
そして、シャッター68は、通常は閉塞片70、72によってリーダブロック保持部58、64を上下から被覆し、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填される動作によって左方へスライドし、引出手段48のリーダブロック18へのアクセスを許容する構成である。なお、シャッター68を駆動する構造は、フロッピー(R)ディスクやMD等で採用されている公知の構造を採用することができる。このように、本発明におけるリーダブロック18は、開口40を閉塞する機能を有しなくても良い。
【0076】
なお、上記第2乃至第5変形例では、壁体55等が壁体38等よりも短いことにより、リーダブロック保持部34と比較して、凸部44、板ばね46がそれぞれ若干前方に位置している。これに対応して、リーダブロック18の保持凹部23も前方に位置することとなる(図示は省略する)。
【0077】
また、上記実施の形態及び各変形例では、リーダブロック保持部34、50、54、58、64がケース16の角隅部から離間して設けられた好ましい構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、図10に示される第6変形例に係る構成としても良い。この図に示される如く、第6変形例に係るリーダブロック保持部76は、ケース16の右前角隅部に矢印A方向に対し傾斜して設けられている。
【0078】
このリーダブロック保持部76は、前壁28A及び遊動規制壁32に連設され天板24Aと底板26Aとを連結する壁体78と、右側壁28Bに連設され天板24Aと底板26Aとを連結する壁体80とを備えており、これらの壁体78、80の後端に開口40が形成されている。これにより、リーダブロック保持部76が矢印A方向及び矢印B方向を共に向き、引出手段48のリーダブロック18へのアクセス可能範囲が広がるため、ドライブ装置の設計自由度が向上する。
【0079】
また、本第6変形例に係る構成では、リーダブロック保持部76がケース16の角隅部から離間して位置することによる効果を除いて、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0080】
一方、図11(A)には、第7変形例に係るリーダブロック82が示されている。リーダブロック82は、上下一対の係合凹部22に代えて、引出手段84の係合ピン84Aに係合可能な係合スリット86を備えている点で、リーダブロック18とは異なる。係合スリット86は、平面視鉤状に形成され、リーダブロック保持部34等に収容状態のリーダブロック82の前面に開口すると共に、上下に貫通して設けられている。
【0081】
そして、磁気テープ12をケース16から引き出す際には、係合ピン84Aが、係合スリット86の前面開口部86Aから進入し、鉤状に屈曲した屈曲部86Bに係合し(引掛け)つつ、リーダブロック82を矢印A方向に沿って抜き出すようになっている。
【0082】
また、図11(B)には、第8変形例に係るリーダブロック88が示されている。リーダブロック88は、上下一対の係合凹部22に代えて、引出手段90の係合ピン90Aに係合可能な係合凹部92を備えている点で、リーダブロック18とは異なる。係合凹部92は、その縁部が平面視略「U」字状に形成され、リーダブロック保持部34等に収容状態のリーダブロック82の前面に開口すると共に、上下に貫通して設けられている。また、係合凹部92の下部における前面開口部92Aよりも内(奥)側部分は、その開口幅よりも大きな径の円形縁部を有する係合部92Bとされている。係合部92Bは下方に開口している。
【0083】
一方、係合ピン90Aは係合凹部92の前面開口部92Aを通過可能に形成され、その先端に係合部92Bに下方から進入可能で前面開口部92Aを通過不能な大径部90Bが設けられている。
【0084】
そして、磁気テープ12をケース16から引き出す際には、大径部90Bがリーダブロック88の下端面よりも下方に位置した状態で係合ピン90Aが前面開口部92Aから係合凹部92へ進入し、大径部90Bを上昇させて係合部92Bに入り込ませる。これにより、引出手段90は、大径部90Bを係合部92B前端部に係合(引掛け)させつつ、リーダブロック88を矢印A方向に沿って抜き出すようになっている。
【0085】
そして、上記第7変形例及び第8変形例に係るリーダブロック82、88を備えた構成によっても、上記実施の形態と全く同様の効果が得られることは言うまでもない。すなわち、本発明は、リーダブロック18等が上記各構成のリーダブロック保持部34等に着脱可能であれば足り、リーダブロック18等の構成や抜き出し方法によって限定されることはない。
【0086】
なお、本発明は、上記実施の形態及び各変形例にそれぞれ示された構成に限定されることはなく、それぞれ示された構成要素を適宜組み合わせた(置換した)構成とすることもできる。したがって、例えば、リーダブロック保持部34がシャッター68によって被覆されても良く、壁体36及び壁体38の各後端が壁体55の如く自由端とされても良い。
【0087】
また、上記の実施の形態及び各変形例では、開口40の左右の縁部が基本的に一対の壁体36、38によって規定される構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、壁体36、38を連結すると共に天板24Aと底板26Aとを連結する底壁体を設け、該底壁体に開口40を形成した構成としても良い。
【0088】
さらに、上記の実施の形態及び各変形例では、記録テープとして磁気テープ12を用いた構成としたが、本発明はこれに限定されず、記録テープは情報の記録及び記録した情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体として把握されるものであれば足り、本発明に係る記録テープカートリッジが如何なる記録再生方式の記録テープにも適用可能であることは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る記録テープカートリッジは、記録テープを引き出すための開口廻りの強度が高く変形し難いという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの全体構成を示す概略の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジのリーダブロック保持部及び開口を示す図であって、(A)は正面図、(B)は平面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジのリーダブロック保持部へのリーダブロックの収容保持状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジのリーダブロック保持部からのリーダブロックの抜き出し状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの第1変形例に係るリーダブロック保持部を示す図であって、(A)は正面図、(B)は平面断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの変形例を示す図であって、(A)は第2変形例に係るリーダブロック保持を示す平面断面図、(B)は第3変形例に係るリーダブロック保持を示す平面断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの変形例を示す図であって、(A)は第4変形例に係るリーダブロック保持を示す平面断面図、(B)は第5変形例に係るリーダブロック保持を示す平面断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの第4及び第5変形例に係るリーダブロック保持部のさらなる変形例を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの第4及び第5変形例に係るリーダブロック保持部のさらに別の変形例を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの第6変形例に係るリーダブロック保持部を示す平面断面図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの変形例を示す図であって、(A)は第7変形例に係るリーダブロックを示す斜視図、(B)は第8変形例に係るリーダブロックを示す斜視図である。
【図12】従来の記録テープカートリッジのリーダブロック保持部及び開口を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は平面断面図である。
【符号の説明】
10 記録テープカートリッジ
12 磁気テープ(記録テープ)
14 リール
16 ケース
18 リーダブロック
24A 天板
26A 底板
28 周壁
28A 前壁(周壁)
34 リーダブロック保持部(開口部)
36 壁体
38 壁体
40 開口
50、54、58、64、76 リーダブロック保持部(開口部)
56、60、62、66、78、80 壁体
82、88 リーダブロック

Claims (1)

  1. 互いに対向する天板と底板とが周壁によって連結されて中空に形成され、内部に記録テープを巻装した単一のリールを回転可能に収容するケースと、
    前記記録テープの先端に設けられたリーダブロックと、
    前記周壁、天板、底板を切り欠いて前記ケースに形成され、前記記録テープを引き出すための開口部と、
    前記開口部の前記周壁側における両縁部からそれぞれ該開口部の前記天板側縁部と底板側縁部とを連結して前記ケース内方へ延設され、前記リーダブロックを保持する一対の壁体と、
    を備えたことを特徴とする記録テープカートリッジ。
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