JPH04109388U - 磁気探知システム - Google Patents

磁気探知システム

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JPH04109388U
JPH04109388U JP2389991U JP2389991U JPH04109388U JP H04109388 U JPH04109388 U JP H04109388U JP 2389991 U JP2389991 U JP 2389991U JP 2389991 U JP2389991 U JP 2389991U JP H04109388 U JPH04109388 U JP H04109388U
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magnetic
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全成 森木
司 木村
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三菱プレシジヨン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作員増の必要なく磁気探知の判断を迅速か
つ正確にできるシステムを得る。 【構成】 磁気検出器の磁気検出信号を増幅するととも
に磁気検出信号の微分信号を出力する増幅器と、磁気検
出信号およびこれの微分信号により音程、リズム等の音
質が変化する磁気音響を発生させる音響発生器とにより
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は洋上において潜航中の潜水艦を探し出す磁気探知システムに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の方式には、大別すると次の3種類があった。
【0003】 ペンレコ表示方式 ブロック図を図7に示す。公知の磁気検出器1からの微 小検出信号が増幅器2で増幅され、検出信号としてペン書レコーダ5に入力し、 記録される。熟練した操作員7がこれを目視していて、その者の判断で目標探知 を判断し操縦士(または操艦員)8へ報告する。操作員7の熟練に従い正確な目 標探知ができるという利点があるが、操縦士8のほかに操作員7が必要であり人 員増となる。
【0004】 自動探知方式 ブロック図を図8に示す。増幅器2までは図7と同様であり 、検出信号が自動磁探装置6に入力する。自動磁探装置6はCPUを含む電子回 路で構成され、検出信号の波形をCPUで分析することにより自動的に識別し目 標探知すると、操縦士8のヘッドセット9に対しブザー音を流す。これは、特別 の操作員を必要とせず人員減が図られ、目標探知の判断をプログラムにより行な っていて判断の平均化を図ることができる。しかし、前記の方式に比較して探 知の識別能力が劣り、誤探知が多く、自動探知の時間遅れが大きいという欠点が ある。すなわち、検出信号の波形は、地磁気、目標の姿勢、自分の飛行機の進行 方向等により異なるため、収録されている波形データとの照合回数が非常に多く 時間遅れが大きくなる。
【0005】 自動探知及びペンレコ表示を備えた方式 構成は上記及びを備えたもの であり、自動探知を行なうとともにさらにペン書レコーダの記録からさらに操作 員が確認を行なうものである。正確な目標探知ができるとともに判断の平均化を できるが、人員増となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案が解決しようとする課題は、操作員増の必要なく目標の磁気探知の判 断を正確にできるとともに探知の次の手順例えば攻撃を迅速にできる磁気探知シ ステムを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案に係る磁気探知システムは、磁気検出器と増 幅器と音響発生器とを備え、前記増幅器は磁気検出信号を増幅するとともに磁気 検出信号の微分信号を出力し、前記音響発生器は磁気検出信号に応じて振幅およ び幅を変化するパルス信号を発生し、パルス信号の振幅および幅により音響出力 の大きさ長さを変化させ、微分信号とパルス信号との状態で音響出力の高低を変 化させることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
音響発生器は検出信号に応じて音響(以下この音響を、「磁気音響」と称する ことがある。)を発生し操縦士へ聞かせる。この音響は大きな機内騒音の中でも 識別でき、かつ目標の磁気検出信号の特徴が判断できるよう、リズミカルな音と して検出信号に応じて音程、強弱等が変化するように構成する。
【0009】
【実施例】
以下この考案に係る磁気探知システムの一実施例を図について説明する。図1 において、1は磁気検出器であり、磁気の強さに応じて微小な検出信号を発生す る。2は増幅器であり微小検出信号を増幅するとともに、SN比を高める帯域フ ィルターを備える。ここでは増幅された検出信号21とこれの微分信号22が出 力される。3は音響発生器であり、検出信号21と微分信号22に応じて変化す る音響を発生する。4はヘッドフォンであり操縦士8に磁気音響31を聞かせる ものである。
【0010】 音響発生器3について詳細に説明する。音響発生器3のブロック図を図2に示 す。パルス発生回路3aはパルスP1〜P4の各信号を出力するものであり、入 力の検出信号21に応じてパルスの振幅および幅が大きくなるように構成されて いる。第1振動回路3b〜第4振動回路3eは全て同一のアナログ回路で構成さ れていて、入力のパルスに応じて振動波形を出力する。第1振動回路3bは基準 信号発生用である。第2〜第4振動回路3c〜3eは微分信号22により振動波 形の振動数(周波数)が変化し、微分信号22が正の方向に大きいとき振動数は 高くなり、また微分信号22が負の方向に大きいとき振動数は低くなる。
【0011】 振動回路の詳細を図3に示す。図3に示す回路は2段のBIQUAD型2次帯域通過 フィルタと同じであり、長く続く減衰波形を発生することができる。パルス入力 INに対する振動出力波形OUTを図4に示す。また入出力の伝達関数は次の( 1)式で示される。なお、Sはラプラス演算子である。
【0012】 (振動出力)/(パルス入力) =(1/R1C1)・(S/(S2+(1/R3C1)・S+(1/R5R2C1C2))) (1)
【0013】 振動回路3b〜3eに入力する微分信号22は抵抗値(R2)を変化させ、こ れにより振動数を変化させる。
【0014】 図2にもどって、加算回路3fは第1振動3b−out〜第4振動3e−ou tの各信号を加算し磁気音響として出力する。
【0015】 図5に検出信号21がなかった場合の各部の波形を示す。パルスP1は基準の パルスであり、これと一定の位相関係でパルスP2、パルスP3、パルスP4が 一定の振幅、幅で出力される。譜表SC1に示す通りこのときの出力は単調な音 の繰り返しとなる。
【0016】 図6は検出信号21があった場合の各部の波形である。パルスP1は振幅、幅 とも変わらない。パルスP2、パルスP3、パルスP4は、パルスP1と一定の 位相関係で出力されるが、それらの振幅は、各パルスP2〜P4が出力するタイ ミングにおける検出信号21の振幅に比例し、パルスP2〜P4の幅は検出信号 21の極性を含めた大きさに比例する。検出信号21がないときの状態を0とし 、正の方向に大きくなればパルスの幅は広くなり、負の方向に大きくなればパル スの幅は狭くなる。パルスの振幅は振動回路3b〜3e(図2)の初期出力をそ れに比例して大きくし、パルスの幅は、パルス振幅とパルス幅の積に関係して振 動出力の持続時間を決めている。
【0017】 各パルスに対応した振動回路の出力は、微分信号22の振幅と極性の変化に応 じて振動数の高低が変化する。
【0018】 譜表SC2に示す通り検出信号があると音程の変化および強弱の変化が起こり 磁気検出の有無を知るとともに、熟練した者であれば目標の探知も可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば磁気検出信号を人が識別しやすい音響信号の 変化として出力するようにしたため、これを聞く者は迅速かつ的確な磁気探知が できるとともに次の行動に迅速に移すことができる。また、磁気音響は操縦士が 直接聞くことができ、操縦の変化とそれに伴う磁気雑音の相互関係を迅速に直接 に認識できることから、より正確な探知判断を下すことができるという効果があ り、また人員減も達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る磁気探知システムの一実施例に
よるブロック図である。
【図2】図1に示す音響発生器の詳細ブロック図の一例
である。
【図3】図2に示す振動回路の回路図の一例である。
【図4】振動回路の入出力波形の図である。
【図5】図2に示す音響発生器の各部の波形図であっ
て、検出信号がなかった場合の図である。
【図6】図2に示す音響発生器の各部の波形図であっ
て、検出信号があった場合の図である。
【図7】従来の技術としてのペンレコ表示方式のブロッ
ク図である。
【図8】従来技術としての自動磁探方式のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 磁気検出器 2 増幅器 3 音響発生器 4 ヘッドフォン 3a パルス発生器 3b〜3e 振動回路 3f 加算回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気検出器と増幅器と音響発生器とを備
    え、前記増幅器は磁気検出信号を増幅するとともに磁気
    検出信号の微分信号を出力し、前記音響発生器は磁気検
    出信号に応じて振幅および幅を変化するパルス信号を発
    生し、パルス信号の振幅および幅により音響出力の大き
    さ長さを変化させ、微分信号とパルス信号との状態で音
    響出力の高低を変化させることを特徴とする磁気探知シ
    ステム。
JP2389991U 1991-03-02 1991-03-02 磁気探知システム Expired - Lifetime JP2522394Y2 (ja)

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JPH04109388U true JPH04109388U (ja) 1992-09-22
JP2522394Y2 JP2522394Y2 (ja) 1997-01-16

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