JPH04109213U - 筐 体 - Google Patents

筐 体

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JPH04109213U
JPH04109213U JP2077991U JP2077991U JPH04109213U JP H04109213 U JPH04109213 U JP H04109213U JP 2077991 U JP2077991 U JP 2077991U JP 2077991 U JP2077991 U JP 2077991U JP H04109213 U JPH04109213 U JP H04109213U
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JP
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adjustment bolt
housing
casing
adjustment
adjust
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JP2077991U
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正一 大鳥井
清文 高井
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大日本スクリーン製造株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体内部からもアジャストボルトの回動調整
ができ、従って狭い場所に搬入された筐体でも容易にそ
のアジャストボルトを回動調整することができる筐体を
提供する。 【構成】 アジャストボルト2は底部フレーム18に熔
接されたナット15に螺合されており、その上部は底部
フレーム18を突き抜けて底部フレーム18に回動自在
に設置されており、回動用把持部材12を回動させるの
に設置場所が狭すぎて、困難な場合には、筐体内部より
回動用把持部材14を回してアジャストボルト2の高さ
を調整することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、傾きを調整し且つ筐体を支持するための筐体底部に設けられた上下 動調整可能な複数のアジャストボルトを有する筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、製版用の密着露光装置や電子写真複写機その他各種の産業用、ない しは事務用機器類、事務用品収納箱類、各種容器類、物置その他などで全体が箱 型のハウスすなわち筐体の外装を有しているものは非常に多岐に渡っている。
【0003】 これらの筐体を搬入、設置する場合には、通常設置場所の床面は必ずしも水平 ではなく、段差や傾きがあったり、凹凸が在るため、そのまま設置すると床面の 段差や凹凸のため安定して設置できず、ガタ付きが生じるので、通常これらの筐 体の底部には回動させることによってネジ機構により上下動するアジャストボル トと称される支持機構が設けられており、各アジャストボルトを適当に調整して 床面とのガタ付きがないように設置したり、また、水平に設置する必要のあるも のについては、水準器などを見ながらアジャストボルトを調整して水平な設置を 行うことが行われている。
【0004】 従来用いられているアジャストボルトの一例の斜視図を図5に示す。
【0005】 このアジャストボルト50は通常筐体底部の四隅に螺合されており、筐体を所 定の設置場所に搬入した後、各アジャストボルト50の回動用把持部12をスパ ナなどで把持してアジャストボルト50を回して筐体が安定して設置できるよう 床の凹凸などに応じてアジャストボルト50の高さを調整し、また、必要な場合 には、筐体の傾きを調整したり、水平になるように調整して設置する。なお、符 号11は接地部、13は雄ネジ部である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、アジャストボルトを有する筐体を搬入する場合には、ア ジャストボルトの高さの調整をすることなく、まず筐体を搬入場所の床面上に置 き、次いで各アジャストボルトを回してその高さを調整することになるが、比較 的狭い場所に筐体を設置する場合には、筐体の手前側に設置されているアジャス トボルトは、作業者の手が届くので容易にアジャストボルトを回動してその高さ を調整できるが、奥側に設置されているアジャストボルトの調整には無理な姿勢 を強いられたり、極端な場合には、作業者が入り込めず調整が困難になり、止む おえず、奥側のアジャストボルトの調整は、筐体を設置場所から引き出して調整 し、ふたたび所定の設置場所に戻してうまく調整されているか否か確認した上で 、調整が不十分であれば、また筐体を引き出してアジャストボルトを調整しなけ ればならないなど作業能率が非常に低下する。
【0007】 また、比較的大きな筐体においては移動がしやすいように、通常その底部に移 動用のキャスターが設けられていることが多い。このようなキャスターを有する 筐体は設置場所に搬入する際に各アジャストボルトを短く調整しておいてアジャ ストボルトが床に接していない状態で前記キャスターを使用して目的の設置場所 まで運び込むが、設置が完了した状態では、キャスターが床から浮くように各ア ジャストボルトは長く引き出されており、各アジャストボルトのみで筐体が支持 された状態になっている。
【0008】 しかしながらキャスター付きの筐体であっても、一旦狭い場所に設置された筐 体を保守、点検や修理のため、それらの作業が可能な広い場所に引き出そうとす ると、奥側のアジャストボルトを回すことができず、従ってキャスターが使用で きず筐体を引き出せなかったり、無理に引き出して床を傷付けてしまったりする などの問題があった。
【0009】 本考案は、かかる従来の筐体の欠点を解消し、レイアウトの限られた狭い場所 でもアジャストボルトの調整が容易になしうる筐体を提供することを目的とする ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の筐体は、前記課題を解決するために、傾きを調整し且つ筐体を支持す るための筐体底部に設けられた上下動調整可能な複数のアジャストボルトを備え た筐体において、前記アジャストボルトは筐体の底部を貫通して設けられており 、前記アジャストボルトの筐体底部から下側に突出した部分と、筐体底部の上側 で筐体内部に突出した部分とにそれぞれ回動用把持部を有することを特徴とする 。
【0011】
【作用】
本考案の筐体は、アジャストボルトが筐体の底部を貫通して設けられており、 前記アジャストボルトの筐体底部から下側に突出した部分と、筐体底部の上側で 筐体内部に突出した部分とにそれぞれ回動用把持部を有するので、筐体内部から もアジャストボルトの回動調整ができ、従って狭い場所に搬入された筐体でも容 易にそのアジャストボルトを回動調整することができる。
【0012】
【実施例】
以下図面を参照しながら本考案の具体的実施例を説明するが、本考案は下記の 実施例によって限定されるものではない。
【0013】 図1は本考案の筐体の一例である製版用密着プリンタの概略斜視図である。図 2は本考案のアジャストボルトの取り付け状態を説明するための概念図である。 図3は本考案の筐体の一例の筐体内部を示す部分斜視図である。図4は本考案で 用いられるアジャストボルトの一例を示す斜視図である。
【0014】 密着プリンタ1は、その上面にガラス板31が設けられており、このガラス板 31の上に原板フイルム(図示せず)を載せ、更にその上に感材(図示せず)を 重ね、ゴムシート収納部32をガラス板31の手前側から奥側に向かって移動さ せ、ゴムシート収納部32中にローラに巻き付けられて収納されているゴムシー トをローラより巻き出して上面を覆い、ガラス板31とゴムシートで覆った部分 の空間を真空に引いて、ガラス板31と原板フイルムの間ならびに原板フイルム と感材との間に存在する空気を除去し、これらを密着させてから、密着プリンタ 1の内部に設けられている光源(図示せず)により露光させて、感材の焼き付け を行う。
【0015】 かかる、密着プリンタ1は、大きな寸法の感材も焼き付けられるよう、例えば 幅や奥行きが150cm、高さが120cm前後の大きな寸法を有する筐体であ るが、その内部に収められている主な装置は、光源装置、真空ポンプ、光源冷却 装置等であり、その内部は、比較的空間が多く、前部カバーを開くと容易に作業 者が、その隅まで手を延ばすことができ、保守、点検などができる状態になって いる。なお、符号3はキャスターである。
【0016】 図2、図3及び図4を用いてこのような筐体に本考案で用いるアジャストボル トが取り付けられている状態を説明する。
【0017】 本考案で用いるアジャストボルト2の形状は、例えば図4に示したように、接 地部11、回動用把持部12、雄ネジ部13、回動用把持部14が一体となって 構成されている。
【0018】 回動用把持部12、14は、スパナ等で把持して、アジャストボルトを回動す るための把持部であるから、通常、その断面は好ましくは3〜6角形になってい る。この例では回動用把持部12の断面形状が6角形、また、回動用把持部14 の断面形状が4角形であり、回動用把持部14の断面の最長径部の長さは、雄ネ ジ部13の断面の直径より小さくしてある。
【0019】 アジャストボルト2は底部フレーム18に熔接されたナット15に螺合されて おり、その上部は底部フレーム18を突き抜けて底部フレーム18に回動自在に 設置されており、アジャストボルト2の高さを調整するには、例えばスパナなど で回動用把持部12、または14を把持して回動させて上下させる。高さの調整 が完了した後、必要に応じて外部ロックナット16および内部ロックナット17 を締め付けてさらに強固にアジャストボルト2を固定してもよい。なお、これら の外部ロックナット16および内部ロックナット17は、必ずしも設ける必要は ない。
【0020】 また、内部ロックナット17の方を筐体の底部フレーム等に熔接して固定しナ ットとして用いる構造にしてもよいし、底部フレーム18自体に主アジャストボ ルト2と螺合し得る雌ネジを切った構造にしてもよい。
【0021】 図3は本考案の筐体の一例の筐体内部(右奥隅の近傍)を示す部分斜視図であ り、図の符号については図2と同じ部分は同じ符号が付されているので説明を省 略する。
【0022】 図3からも明らかなように、図2のアジャストボルト回動用把持部12を回動 させるのに設置場所が狭すぎて、作業が困難な場合には、筐体内部よりアジャス トボルト回動用把持部材14を把持して回動させてアジャストボルト2の高さを 調整することができる。
【0023】 以上、前述したような筐体においては、筐体搬入時に必要に応じて筐体の底部 四隅近傍に設けられているキャスター3を使用して筐体を設置場所まで移動させ 、筐体の底部の前記アジャストボルト2を回動させてすべてのキャスター3が浮 くまでこれらのアジャストボルト2を引きだし、各アジャストボルトの高さを調 整して設置する。この場合、設置場所が狭くて、筐体外部よりアジャストボルト 2が回しにくい場合には、筐体内部からアジャストボルト2を回して、筐体を安 定な状態に設置することが可能となる。
【0024】 また、一旦設置した筐体を修理や保守、点検のためより広い場所に移動させた り、あるいは他の場所に設置しなおす場合には、同様に、アジャストボルト2を 前記とは反対方向に回動させてアジャストボルト2の筐体底部から下に突出して いる部分を引き上げて、すべてのキャスター3が床に接するようにし、キャスタ ー3を使用して筐体を移動させる。
【0025】 この場合においても、設置場所が狭くて、筐体外部よりアジャストボルト2が 回しにくい場合には、筐体内部からアジャストボルト2を回すことが可能となる 。
【0026】 なお、本考案におけるアジャストボルトの形状や、取り付け構造は上記で説明 した態様に限られるものではなく、アジャストボルトが筐体の底部を貫通して設 けられており、前記アジャストボルトの筐体底部から下側に突出した部分と、筐 体底部の上側で筐体内部に突出した部分とにそれぞれ回動用把持部を有する構造 の筐体であればよいことは容易に理解されるところである。
【0027】
【考案の効果】
本考案の筐体は、アジャストボルトが筐体の底部を貫通して設けられており、 前記アジャストボルトの筐体底部から下側に突出した部分と、筐体底部の上側で 筐体内部に突出した部分とにそれぞれ回動用把持部を有するので、筐体内部から もアジャストボルトの回動調整ができる。従って狭い場所に搬入された筐体でも 容易にそのアジャストボルトを回動調整することができ、アジャストボルトの調 整作業を容易に行うことが可能な筐体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の筐体の一例である製版用密着プリン
タの概略斜視図。
【図2】 本考案のアジャストボルトの取り付け状態を
説明するための概念図。
【図3】 本考案の筐体の一例の筐体内部を示す部分斜
視図。
【図4】 本考案で用いられるアジャストボルトの一例
を示す斜視図。
【図5】 従来用いられているアジャストボルトの一例
の斜視図。
【符号の説明】
1…筐体(密着プリンタ)、2…アジャストボルト、1
2…回動用把持部、14…回動用把持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾きを調整し且つ筐体を支持するための
    筐体底部に設けられた上下動調整可能な複数のアジャス
    トボルトを備えた筐体において、前記アジャストボルト
    は筐体の底部を貫通して設けられており、前記アジャス
    トボルトの筐体底部から下側に突出した部分と、筐体底
    部の上側で筐体内部に突出した部分とにそれぞれ回動用
    把持部を有することを特徴とする筐体。
JP1991020779U 1991-03-07 1991-03-07 筐 体 Expired - Lifetime JP2516518Y2 (ja)

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JPH04109213U true JPH04109213U (ja) 1992-09-22
JP2516518Y2 JP2516518Y2 (ja) 1996-11-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08297387A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012001261A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Sekisui Chem Co Ltd 水処理施設用可動式覆蓋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215195U (ja) * 1975-07-08 1977-02-02

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JP2516518Y2 (ja) 1996-11-06

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