JPH04109061U - 金属箔部分貼り合せ紙 - Google Patents
金属箔部分貼り合せ紙Info
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- JPH04109061U JPH04109061U JP1142891U JP1142891U JPH04109061U JP H04109061 U JPH04109061 U JP H04109061U JP 1142891 U JP1142891 U JP 1142891U JP 1142891 U JP1142891 U JP 1142891U JP H04109061 U JPH04109061 U JP H04109061U
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- Japan
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- laminated
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保湿性に優れ、しなやかで、かつ廃棄の際金
属箔と紙とを容易にはがすことができる。 【構成】 金属箔と紙とを部分的に貼り合せて構成され
ており、貼り合せ部1,2,3が、不連続に点在し、か
つ閉ざされた空間1a,1b,2a,2bを形成してい
る。
属箔と紙とを容易にはがすことができる。 【構成】 金属箔と紙とを部分的に貼り合せて構成され
ており、貼り合せ部1,2,3が、不連続に点在し、か
つ閉ざされた空間1a,1b,2a,2bを形成してい
る。
Description
【0001】
この考案は、たとえばおにぎりなどの食品を包装する包装材などとして用いる
ことのできる金属箔と紙とを部分的に貼り合せた素材に関するものである。
【0002】
金属箔を貼り合せた紙素材としては、たとえば実公昭61−30592号公報
の第2図に示されたようなものがある。図5は、このような従来の金属箔部分貼
り合せ紙の一例を示す平面図である。図5に示すように、この従来の金属箔部分
貼り合せ紙40は、点線で示す貼り合せ部41の部分に接着剤が塗布され、この
貼り合せ部41でアルミニウム箔と紙とが貼り合されている。
【0003】
このような従来の貼り合せ紙を用いて、たとえばおにぎり等の食品を包装する
場合には、内側に紙がくるように包装する。しかしながら、このような従来の貼
り合せ紙では、おにぎり等から生じ吸湿された蒸気は、局部に移行し、包装した
おにぎりが部分的に乾燥しパサついたり、べたついたりするという問題があった
。
【0004】
また、従来の貼り合せ紙は、貼り合せ部分が連続しており、包装などの際にこ
れを折り曲げようとしたとき、しなやかでないという問題があった。
【0005】
このような金属箔と紙とを貼り合せた素材を廃棄する際には、アルミニウム箔
と紙とは燃焼性において異なるので、アルミニウム箔と紙とをはがしそれぞれ別
個に廃棄することが好ましいのであるが、このような従来の貼り合せ紙では、は
がす際常に貼り合せる部分が存在しているため、アルミニウム箔と紙とを分離し
にくいという問題があった。
【0006】
この考案の目的は、保湿性に優れ、しなやかで、かつ廃棄の際金属箔と紙とを
容易にはがすことのできる貼り合せ紙を提供することにある。
【0007】
この考案の金属箔貼り合せ紙は、金属箔と紙とを部分的に貼り合せたものであ
り、貼り合せの部分が、不連続に点在し、かつ閉ざされた空間を形成しているこ
とを特徴としている。
【0008】
この考案の金属箔部分貼り合せ紙では、貼り合せの部分が不連続に点在してい
る。このため、しなやかであり、また廃棄の際金属箔と紙とを容易にはがすこと
ができる。
【0009】
また、この考案では、貼り合せの部分が、閉ざされた空間を形成している。閉
ざされた空間内においては、紙を通しての湿気の伝達が閉ざされるため、この空
間に吸収された水分は保持される。このため適度な水分を保つことができる。
【0010】
図1は、この考案の一実施例を示す平面図である。図1を参照して、この実施
例では、貼り合せ部1,2および3の部分でアルミニウム箔と紙とが貼り合され
ている。貼り合せ部1は、“B”の形状を有しており、貼り合せ部2は“Q”の
形状を有している。また、単に円で示したその他の多数の貼り合せ部3は、後に
説明するようなアルファベット文字や記号などの形状を有している。図1では、
貼り合せ部3については具体的な形状を表わしていない。
【0011】
貼り合せ部1は、“B”の形状を有しており、閉ざされた空間1aおよび1b
を有している。貼り合せ部2も同様に、“Q”の形状を有しており、閉ざされた
空間2aおよび2bを有している。
【0012】
図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。図2を参照して、アルミニウム
箔20と紙30とは、貼り合せ部1の接着剤により接着され貼り合されている。
また、貼り合せ部1により、閉ざされた空間1aが形成されている。この実施例
の貼り合せ紙を用いておにぎり等の食品を包装した場合には、この閉ざされた空
間1aの紙30の部分に吸収された水分が、貼り合せ部1によって閉ざされてお
り、外部に洩れ出ることはない。このため、この空間1aの部分で適度な水分が
保持され、おにぎり等の食品の乾燥を防止し、適度な水分を与える。
【0013】
また、この実施例の貼り合せ紙では、貼り合せ部が不連続で点在しているため
、包装の際など折曲げたときに抵抗が少なく、しなやかな感じを与える。
【0014】
また貼り合せ部分が不連続であるので、アルミニウム箔と紙とを分離しやすく
、廃棄の際別個に捨てることができ、環境保護の面からも好ましい。
【0015】
貼り合せ部分の線幅を比較的細く、例えば3mm程度以下としておくと、折り
曲げや剥離がさらに容易になり、好ましい。
【0016】
図3は図1の実施例の貼り合せ部の形状の他の例を示す平面図である。図3を
参照して、“R”形状の貼り合せ部の場合には空間5が、“A”形状の貼り合せ
部の場合には空間6が、“d”形状の貼り合せ部の場合は空間7が、“a”形状
の貼り合せ部の場合には空間8がそれぞれ閉ざされた空間として形成される。
【0017】
図4は、図1の実施例の貼り合せ部の形状のさらに他の例を示す平面図である
。図4を参照して、“%”形状の貼り合せ部の場合には2つの空間9および10
が、“φ”形状の貼り合せ部の場合には2つの空間11および12が、“8”形
状の場合には2つの空間13および14が形成される。
【0018】
図1の実施例では、貼り合せ部3の多数の円の領域に図3および図4に示すよ
うな形状の貼り合せ部が設けられている。なお、貼り合せ部3の形状は、そのす
べてが閉ざされた空間を有していなくてもよく、たとえば“h”の形状や、“C
”の形状のような貼り合せ部が含まれていてもよい。すなわち、この考案の金属
箔部分貼り合せ紙における貼り合せの部分は、すべてが閉ざされた空間を形成し
ているものではなくてもよく、閉ざされた空間を有する貼り合せ部が適度に存在
していればよい。
【0019】
図4を参照して、また“%”形状の貼り合せ部のように、面積の小さな端部1
5を有するような形状の貼り合せ部の場合には、アルミニウム箔と紙とを分離す
る際、まずこの端部15の部分ではがれ始めるので、はがし始めのときの面積が
小さくはがしやすくなる。
【0020】
以上説明したように、この考案の金属箔部分貼り合せ紙では、貼り合せの部分
が不連続に点在している。このため、おにぎりなどの食品を包む際にしなやかに
変形させることができる。
【0021】
また貼り合せの部分が不連続に点在しているため、廃棄の際に金属箔と紙とを
容易に分離することができる。
【0022】
また貼り合せの部分が閉ざされた空間を有しているため、この空間の部分に適
度な水分を保持することができ、従来の貼り合せ紙のようにおにぎり等の食品が
べたついたり、あるいはパサつきすぎたりするのを防止することができる。
【図1】この考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1の実施例の貼り合せ部分の形状の他の例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】図1の実施例の貼り合せ部の形状のさらに他の
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図5】従来の金属箔部分貼り合せ紙の一例を示す平面
図である。
図である。
1,2,3 貼り合せ部
1a,1b,2a,2b 閉ざされた空間
5〜14 閉ざされた空間
15 貼り合せ部の端部
20 アルミニウム箔
30 紙
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B65D 81/26 H 7191−3E
Claims (1)
- 【請求項1】 金属箔と紙とを部分的に貼り合せた金属
箔部分貼り合せ紙であって、前記貼り合せの部分が、不
連続に点在し、かつ閉ざされた空間を形成していること
を特徴とする、金属箔部分貼り合せ紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1142891U JPH04109061U (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 金属箔部分貼り合せ紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1142891U JPH04109061U (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 金属箔部分貼り合せ紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109061U true JPH04109061U (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=31900780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1142891U Pending JPH04109061U (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 金属箔部分貼り合せ紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04109061U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5222325B2 (ja) * | 1972-08-04 | 1977-06-16 | ||
JPS63138966A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-10 | 八洋エンジニアリング株式会社 | 断熱包装材 |
JP4097068B2 (ja) * | 2002-06-10 | 2008-06-04 | 株式会社セイホー | 磁力選別装置および選別システム |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1142891U patent/JPH04109061U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5222325B2 (ja) * | 1972-08-04 | 1977-06-16 | ||
JPS63138966A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-10 | 八洋エンジニアリング株式会社 | 断熱包装材 |
JP4097068B2 (ja) * | 2002-06-10 | 2008-06-04 | 株式会社セイホー | 磁力選別装置および選別システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960130 |