JPH04108959A - 柱筋の地組方法及びその補強方法 - Google Patents
柱筋の地組方法及びその補強方法Info
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- JPH04108959A JPH04108959A JP22600890A JP22600890A JPH04108959A JP H04108959 A JPH04108959 A JP H04108959A JP 22600890 A JP22600890 A JP 22600890A JP 22600890 A JP22600890 A JP 22600890A JP H04108959 A JPH04108959 A JP H04108959A
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、柱筋を建物に組み込む本来の位置以外で組み
立てる柱筋の地組方法及びその補強方法に関する。
立てる柱筋の地組方法及びその補強方法に関する。
〈従来の技術〉
鉄筋コンクリ7−ト構造物では、鉄骨の周りに鉄筋を配
筋し、又は鉄筋のみを配筋してその骨組みを構成する。
筋し、又は鉄筋のみを配筋してその骨組みを構成する。
例えば、建物の柱筋では、所定位置に所要数の主筋材で
ある縦筋を配設し、この縦筋の周りにフープ筋を巻付け
、両者を交差部で固定する作業などが必要となる。その
ため、現場施工における配筋作業では、熟練技術を要す
と共に多大な労力が必要であり、現場施工の省力化、及
び工期の短縮化を図るうえでの障害となることがある。
ある縦筋を配設し、この縦筋の周りにフープ筋を巻付け
、両者を交差部で固定する作業などが必要となる。その
ため、現場施工における配筋作業では、熟練技術を要す
と共に多大な労力が必要であり、現場施工の省力化、及
び工期の短縮化を図るうえでの障害となることがある。
そこで、このような問題を解決すべく、建物に組み込ま
れる本来の位置以外で柱筋の組立を行う、所謂、地組が
行われている。
れる本来の位置以外で柱筋の組立を行う、所謂、地組が
行われている。
例えば、柱筋の地組を行う一般的な方法では、工場など
において主筋を鉛直方向に配筋し、この主筋の周囲に作
業足場を設け、作業足場を利用することにより主筋にフ
ープ筋を巻付け、柱筋の組立が行われている。また、主
筋が長い場合(階高が高い場合)には、主筋を水平方向
に配置し、主筋にフープ筋を巻きイ」けたのち柱筋を立
て起こす方法もとられている。
において主筋を鉛直方向に配筋し、この主筋の周囲に作
業足場を設け、作業足場を利用することにより主筋にフ
ープ筋を巻付け、柱筋の組立が行われている。また、主
筋が長い場合(階高が高い場合)には、主筋を水平方向
に配置し、主筋にフープ筋を巻きイ」けたのち柱筋を立
て起こす方法もとられている。
このように、地組によって組み立てられた柱筋を、建物
の本来の組み込み位置に建て込むことで、現場施工にお
ける配筋作業の労力が低減され、現場施工での省力化が
実現できるようになっている。
の本来の組み込み位置に建て込むことで、現場施工にお
ける配筋作業の労力が低減され、現場施工での省力化が
実現できるようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、従来の柱筋の地組方法では、鉛直方向に
配筋した主筋の周囲に作業足場を設け、この作業足場を
利用することによりフープ筋の巻付は作業などを行なう
ため、主筋が長い場合には作業能率が低下するとともに
、安全性が低下する虞れもあった。また、安全性を確保
するために主筋を水平方向に配置し、柱筋が組み立てら
れたのちに立て起こす方法も行われているが、この方法
では鉄筋がよじれて変形し、場合によっては柱筋が壊れ
る虞れもあった。
配筋した主筋の周囲に作業足場を設け、この作業足場を
利用することによりフープ筋の巻付は作業などを行なう
ため、主筋が長い場合には作業能率が低下するとともに
、安全性が低下する虞れもあった。また、安全性を確保
するために主筋を水平方向に配置し、柱筋が組み立てら
れたのちに立て起こす方法も行われているが、この方法
では鉄筋がよじれて変形し、場合によっては柱筋が壊れ
る虞れもあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、地組時の安
全性確保と柱筋の変形防止とを図ることが出来る柱筋の
地組方法及びその補強方法を提供することを目的とする
。
全性確保と柱筋の変形防止とを図ることが出来る柱筋の
地組方法及びその補強方法を提供することを目的とする
。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するための本発明に係る柱筋の地組方法
及びその補強方法の構成は、これを図示の実施例に基づ
き述べると次のとおりである。
及びその補強方法の構成は、これを図示の実施例に基づ
き述べると次のとおりである。
イ)柱筋の地組方法
柱筋2を本来の配筋位置以外で組み立てる柱筋の地組方
法であって、同一水平方向に伸びる複数本の主筋材3の
夫々の両端側を第一支持杆11bで支持し、主筋材3の
両端から第一支持杆11bまでフープ筋5を挿入し、主
筋材3を支持する第一支持杆11cを更に主筋材3に挿
入してフープ筋5を第一支持杆11bと第二支持杆11
cとではさんだ後、第一支持杆11bを撤去し、フープ
筋5を第二支持杆11cの間の主筋材3に配筋すること
を特徴とする。
法であって、同一水平方向に伸びる複数本の主筋材3の
夫々の両端側を第一支持杆11bで支持し、主筋材3の
両端から第一支持杆11bまでフープ筋5を挿入し、主
筋材3を支持する第一支持杆11cを更に主筋材3に挿
入してフープ筋5を第一支持杆11bと第二支持杆11
cとではさんだ後、第一支持杆11bを撤去し、フープ
筋5を第二支持杆11cの間の主筋材3に配筋すること
を特徴とする。
口)柱筋の補強方法
複数本の主筋材3が平行となって同一方向に配筋される
柱筋2の補強方法であって、所定の主筋材3が夫々挿入
される複数の貫通穴22が穿設された枠材23 (25
)を貫通穴22に所定の主筋材3を通すことで柱筋2の
端部より挿入し、固定手段26により枠材23(25)
を所定の主筋材3に固定し、枠材23 (25)を介し
て所定の主筋材3同士を一体とすることを特徴とする。
柱筋2の補強方法であって、所定の主筋材3が夫々挿入
される複数の貫通穴22が穿設された枠材23 (25
)を貫通穴22に所定の主筋材3を通すことで柱筋2の
端部より挿入し、固定手段26により枠材23(25)
を所定の主筋材3に固定し、枠材23 (25)を介し
て所定の主筋材3同士を一体とすることを特徴とする。
く作用〉
本発明に係る柱筋の地組方法は、同一水平方向に伸びる
複数本の主筋材の夫々の両端側が、夫々第一支持杆と第
二支持杆との三箇所で支持され、第一支持杆と第二支持
杆とを差し替えることで、両端側が支持された柱筋の中
央側にフープ筋が挿入可能となり、主筋材を水平方向に
支持した状態で能率よく柱筋が地組される。
複数本の主筋材の夫々の両端側が、夫々第一支持杆と第
二支持杆との三箇所で支持され、第一支持杆と第二支持
杆とを差し替えることで、両端側が支持された柱筋の中
央側にフープ筋が挿入可能となり、主筋材を水平方向に
支持した状態で能率よく柱筋が地組される。
本発明に係る柱筋の補強方法は、平行となって同一方向
に配筋される所定の主筋材に貫通穴を介して枠材が挿入
され、枠材が固定手段を介して所定の主筋材に固定され
、所定の主筋材同士が枠材を介して一体となり、柱筋の
構造強度が向上する。
に配筋される所定の主筋材に貫通穴を介して枠材が挿入
され、枠材が固定手段を介して所定の主筋材に固定され
、所定の主筋材同士が枠材を介して一体となり、柱筋の
構造強度が向上する。
〈実施例〉
以下、本考案に係る柱筋の地組方法及びその補強方法の
好適な一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
好適な一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は鉄筋組立架台に地組された柱筋を表す正面図、
第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は当て板を表す
正面図を示す。
第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は当て板を表す
正面図を示す。
土台には同一形状である一対の鉄筋組立架台1a、lb
が立設されており、鉄筋組立架台1a1bは柱筋2の両
端側を支持すべく所定の間隔を有して配置されている。
が立設されており、鉄筋組立架台1a1bは柱筋2の両
端側を支持すべく所定の間隔を有して配置されている。
鉄筋組立架台1a、Ibには、両者に亘って複数本の主
筋材である主筋3が水平方向で載架されている。第2図
に示すように、複数本の主筋3は、柱筋2の長手方向で
柱筋2の外側全周に亘って配筋されるとともに、主筋材
である芯鉄筋3aが柱筋2の中央側に配筋されている。
筋材である主筋3が水平方向で載架されている。第2図
に示すように、複数本の主筋3は、柱筋2の長手方向で
柱筋2の外側全周に亘って配筋されるとともに、主筋材
である芯鉄筋3aが柱筋2の中央側に配筋されている。
主筋3.芯鉄筋3aの基端例の一端(第1図中右側)に
は、第3図に示す、当て板4が設けられるようになって
いる。当て板4は脚部4aを介して土台に立設されてお
り、主筋3.芯鉄筋3aは基端側か当て板4に当接する
ことで長さ方向のずれが防止されるようになっている。
は、第3図に示す、当て板4が設けられるようになって
いる。当て板4は脚部4aを介して土台に立設されてお
り、主筋3.芯鉄筋3aは基端側か当て板4に当接する
ことで長さ方向のずれが防止されるようになっている。
当て板4は、作業段階に応じて脱着できるように着脱自
在に脚部4aに取り付けられている。柱筋2の外側周囲
には、矩形枠状のフープ筋5が柱筋2の長手方向に等間
隔で配設されている。このように地組された柱筋2は、
夫々の主筋材の両端側が鉄筋組立架台1a、lbに支持
されることで、水平状態となって配置されている。
在に脚部4aに取り付けられている。柱筋2の外側周囲
には、矩形枠状のフープ筋5が柱筋2の長手方向に等間
隔で配設されている。このように地組された柱筋2は、
夫々の主筋材の両端側が鉄筋組立架台1a、lbに支持
されることで、水平状態となって配置されている。
第4図〜第8図に基づいて上述の鉄筋組立架台1a、1
bを更に詳しく説明する。
bを更に詳しく説明する。
第4図は鉄筋組立架台を表す正面図、第5図はその側面
図、第6図は支持杆を表す正面図、第7図は第4図のB
部を表す拡大図、第8図はその側面図を示す。
図、第6図は支持杆を表す正面図、第7図は第4図のB
部を表す拡大図、第8図はその側面図を示す。
第4図に示すように、土台には鉛直方向に伸びる支柱6
.7が左右に一定間隔を有して立設されており、支柱6
.7の後方には、第5図に示すように、適宜の間隔を有
して更に支柱6a、7a(図中では7aのみ図示)が立
設されている。つまり、支柱6,7.6a、7aは、矩
形面上の四隅に配置されて立設された状態となっている
。支柱6,7.6a、7aは、夫々が一対のエルアング
ル8で構成されている。支柱6,7.6a、7aは、エ
ルアングル8同士の折曲片が対向して設けられることで
、その間に間隙9が形成されている。支柱6,7は、夫
々の間隙9が同一平面状となるように配設されている。
.7が左右に一定間隔を有して立設されており、支柱6
.7の後方には、第5図に示すように、適宜の間隔を有
して更に支柱6a、7a(図中では7aのみ図示)が立
設されている。つまり、支柱6,7.6a、7aは、矩
形面上の四隅に配置されて立設された状態となっている
。支柱6,7.6a、7aは、夫々が一対のエルアング
ル8で構成されている。支柱6,7.6a、7aは、エ
ルアングル8同士の折曲片が対向して設けられることで
、その間に間隙9が形成されている。支柱6,7は、夫
々の間隙9が同一平面状となるように配設されている。
同様に、支柱6a7bも、夫々の間隙9が同一平面状と
なるように配設されている。支柱6,7.6a、7aに
は、間隙9を貫通するビン穴10が支柱の長手方向に複
数個穿設されている。この支柱6,7の間隙9同士には
、第6図に示す、支持杆である長板状のカンデラ11の
両端が挿入される。カンデラ11の上端縁には、主筋3
.芯鉄筋3aを位置決めするための半円状の切欠11a
が形成されている。
なるように配設されている。支柱6,7.6a、7aに
は、間隙9を貫通するビン穴10が支柱の長手方向に複
数個穿設されている。この支柱6,7の間隙9同士には
、第6図に示す、支持杆である長板状のカンデラ11の
両端が挿入される。カンデラ11の上端縁には、主筋3
.芯鉄筋3aを位置決めするための半円状の切欠11a
が形成されている。
この切欠11aは、フープ筋を所定の位置に送)込むこ
とを容易にする為主筋位置から幾分ずらした位置に形成
される。すなわち主筋位置をフープ筋の内面よりいくら
か小さくすることで主筋とフープ筋の接触(摩擦)が小
さくなり送り込みが容易となる。カンデラ11の両端に
は貫通孔12が穿設されており、両端が間隙9に挿入さ
れたカンデラ11は、ビン穴101貫通孔12にビン1
3が嵌入されることで両端が支柱6.7に亘って取り付
けられるようになっている(第7図、第8図参照)。同
様に、支柱6a、7aの間隙9同士にも、カンデラ11
が挿入され、両端が間隙9に挿入されたカンデラ11は
、ピン穴to、1ti[L12にビン13が嵌入される
ことで両端が支柱6a、7aに亘って取り付けられるよ
うになっている。つまり、−基の鉄筋組立架台1a(I
b)には、鉛直方向に複数本配列されたカンデラ11が
一組設けられるようになっている。
とを容易にする為主筋位置から幾分ずらした位置に形成
される。すなわち主筋位置をフープ筋の内面よりいくら
か小さくすることで主筋とフープ筋の接触(摩擦)が小
さくなり送り込みが容易となる。カンデラ11の両端に
は貫通孔12が穿設されており、両端が間隙9に挿入さ
れたカンデラ11は、ビン穴101貫通孔12にビン1
3が嵌入されることで両端が支柱6.7に亘って取り付
けられるようになっている(第7図、第8図参照)。同
様に、支柱6a、7aの間隙9同士にも、カンデラ11
が挿入され、両端が間隙9に挿入されたカンデラ11は
、ピン穴to、1ti[L12にビン13が嵌入される
ことで両端が支柱6a、7aに亘って取り付けられるよ
うになっている。つまり、−基の鉄筋組立架台1a(I
b)には、鉛直方向に複数本配列されたカンデラ11が
一組設けられるようになっている。
尚ピン穴10においても前記の切欠11aと同様に主筋
に対しての配慮が成されている。
に対しての配慮が成されている。
次に、第9図〜第11図に基づいて、柱筋2の組立手順
を説明する。
を説明する。
第9図は鉄筋組立架台に鉄筋が支持された状態の柱筋を
表す正面図、第10図はその平面図、第11図はフープ
筋が挿入された状態の柱筋を表す正面図を示す。
表す正面図、第10図はその平面図、第11図はフープ
筋が挿入された状態の柱筋を表す正面図を示す。
先ず、土台に鉄筋組立架台1a、lbを一定の間隔を設
けて配設し、鉄筋組立架台1aの支柱6a、7aと、鉄
筋組立架台1bの支柱6.7とに第一支持杆であるカン
デラllbをビン13により取り付ける。つまり、一定
の間隔を設けて配設された鉄筋組立架台1a、lbは、
近接側(内側)の支柱6a、7a、及び支柱6,7同士
に第一支持杆であるカンデラllbが取り付けられるこ
とになる。カンデラllbは、切欠11aに主筋3また
は、芯鉄筋3aを係合させ、主筋3.芯鉄筋3aを並べ
ながら下段から順次取り付ける(第9図、第10図参照
)。主筋3.芯鉄筋3aは、切欠11aに係合させると
ともに、基端側を当て板4に当接させ、長平方向の位置
ずれを防止させる。
けて配設し、鉄筋組立架台1aの支柱6a、7aと、鉄
筋組立架台1bの支柱6.7とに第一支持杆であるカン
デラllbをビン13により取り付ける。つまり、一定
の間隔を設けて配設された鉄筋組立架台1a、lbは、
近接側(内側)の支柱6a、7a、及び支柱6,7同士
に第一支持杆であるカンデラllbが取り付けられるこ
とになる。カンデラllbは、切欠11aに主筋3また
は、芯鉄筋3aを係合させ、主筋3.芯鉄筋3aを並べ
ながら下段から順次取り付ける(第9図、第10図参照
)。主筋3.芯鉄筋3aは、切欠11aに係合させると
ともに、基端側を当て板4に当接させ、長平方向の位置
ずれを防止させる。
次に、主筋3の配筋が完了したら当て板4を撤去し、主
筋3の両端から複数のフープ筋5をカンデラllbの位
置まで挿入する(第11図参照)。
筋3の両端から複数のフープ筋5をカンデラllbの位
置まで挿入する(第11図参照)。
フープ筋5を鉄筋組立架台1a、lbの夫々の支柱6,
7と6a、7aとの間に挿入した状態で、鉄筋組立架台
1a、Ibの外側の支柱6,7、及び支柱6a、7a同
士に第二支持杆であるカンデラ11Cを取り付ける。つ
まり、夫々の鉄筋組立架台1a、Ibでは、フープ筋5
が第一支持杆であるカンデラIlbと第二支持杆である
カンデラ11cとに挟まれた状態になっている。従って
、この状態では、−本の主筋3及び芯鉄筋3aが、四箇
所でカンデラllb、llcにより支持されていること
になる。
7と6a、7aとの間に挿入した状態で、鉄筋組立架台
1a、Ibの外側の支柱6,7、及び支柱6a、7a同
士に第二支持杆であるカンデラ11Cを取り付ける。つ
まり、夫々の鉄筋組立架台1a、Ibでは、フープ筋5
が第一支持杆であるカンデラIlbと第二支持杆である
カンデラ11cとに挟まれた状態になっている。従って
、この状態では、−本の主筋3及び芯鉄筋3aが、四箇
所でカンデラllb、llcにより支持されていること
になる。
鉄筋組立架台1a、Ibの外側の支柱6,7、及び支柱
6a、7aにカンデラllcを取り付けた後、鉄筋組立
架台1a、Ibの内側の支柱6a。
6a、7aにカンデラllcを取り付けた後、鉄筋組立
架台1a、Ibの内側の支柱6a。
7a、及び支柱6,7から第一支持杆であるカンデラI
lbを抜き取る。つまり、主筋3及び芯鉄筋3aの両端
側は、第二支持杆であるカンデラIIcのみで支持され
ることになる。内側の支柱6a、7a、及び支柱6.7
からカンデラllbを抜き取った後、フープ筋5を主筋
3の中央側に送り、主筋3の所定位置にフープ筋5を結
束することで柱筋2の地組が完了する(第1図参照)。
lbを抜き取る。つまり、主筋3及び芯鉄筋3aの両端
側は、第二支持杆であるカンデラIIcのみで支持され
ることになる。内側の支柱6a、7a、及び支柱6.7
からカンデラllbを抜き取った後、フープ筋5を主筋
3の中央側に送り、主筋3の所定位置にフープ筋5を結
束することで柱筋2の地組が完了する(第1図参照)。
上述の柱筋の地組方法によれば、柱筋2の両端側を夫々
二箇所のカンデラIlb、llcで支持するとともに、
内側、外側のカンデラllb、11cを差し替えること
により、カンデラllbで支持状態にある柱筋2の中央
側にもフープ筋5を取り付けることができ、柱筋2の地
組を極めて能率的に行うことができる。
二箇所のカンデラIlb、llcで支持するとともに、
内側、外側のカンデラllb、11cを差し替えること
により、カンデラllbで支持状態にある柱筋2の中央
側にもフープ筋5を取り付けることができ、柱筋2の地
組を極めて能率的に行うことができる。
次に、柱筋の補強方法を図面を参照して説明する。
第12図、第13図は補強治具を表す平面図、第14図
、第15図は柱筋に補強治具を取り付けた状態を表す説
明図、第16図は吊り持ち状態の柱筋を表す説明図、第
17図は建て込まれた状態の柱筋を表す説明図を示す。
、第15図は柱筋に補強治具を取り付けた状態を表す説
明図、第16図は吊り持ち状態の柱筋を表す説明図、第
17図は建て込まれた状態の柱筋を表す説明図を示す。
第12図に示すように、直交状態で中央部同士が接合さ
れた一対の長尺板20には、夫々の先端部同士に亘って
丸@21が接合されている。丸鋼21は、長尺Fi20
の先端部同士に接合されることで矩形枠状となっており
、矩形枠状となった丸鋼21の周囲には複数の主筋3が
外設される。丸鋼21の周囲に外設された主筋3は、番
線等で丸鋼21に締結されるようになっている。長尺板
20には、主筋3.芯鉄筋3aの径より大きい径の貫通
穴である穴22が穿設されており、穴22には対角線上
で対向する主筋3.芯鉄筋3aが挿入されるようになっ
ている。
れた一対の長尺板20には、夫々の先端部同士に亘って
丸@21が接合されている。丸鋼21は、長尺Fi20
の先端部同士に接合されることで矩形枠状となっており
、矩形枠状となった丸鋼21の周囲には複数の主筋3が
外設される。丸鋼21の周囲に外設された主筋3は、番
線等で丸鋼21に締結されるようになっている。長尺板
20には、主筋3.芯鉄筋3aの径より大きい径の貫通
穴である穴22が穿設されており、穴22には対角線上
で対向する主筋3.芯鉄筋3aが挿入されるようになっ
ている。
長尺板20.丸鋼21.穴22により、枠材である補強
治具23が構成されている。
治具23が構成されている。
補強治具23は、対角線上で対向する主筋3芯鉄筋3a
を穴22に挿入し、その他の主筋3を九821の周囲に
締結するようにしたが、第】3図に示すように、平板2
4で矩形枠を構成し、この平板24δこ穴22を穿設す
ることで、主筋3を全て穴22に挿入できるような枠材
である補強治具25としてもよい。
を穴22に挿入し、その他の主筋3を九821の周囲に
締結するようにしたが、第】3図に示すように、平板2
4で矩形枠を構成し、この平板24δこ穴22を穿設す
ることで、主筋3を全て穴22に挿入できるような枠材
である補強治具25としてもよい。
上述の補強治具23,25を用いた柱筋2の補強手順は
、先ず、外周にネジが形成された所定の主筋3.芯鉄筋
3aの両端部側に固定手段であるナツト26を予め螺合
させる(第14図参照)。
、先ず、外周にネジが形成された所定の主筋3.芯鉄筋
3aの両端部側に固定手段であるナツト26を予め螺合
させる(第14図参照)。
次に、穴22に所定の主筋3.芯鉄筋3aを挿入するこ
とで、補強治具23または補強治具25をナツト26に
当接させて柱筋2の両端側に装着する。その後、更にナ
ツト26を所定の主筋3.芯鉄筋3aに螺合させること
で補強治具23または補強治具25をナツト26により
柱筋2の両端側に挟持固定する(第15図参照)。従っ
て、カンデラ11(第2図参照)に支持されることで配
筋されていた柱筋2は、補強治具23または補強治具2
5を介して両端部の主筋3.芯鉄筋3aが一体となり、
強度が向上する。
とで、補強治具23または補強治具25をナツト26に
当接させて柱筋2の両端側に装着する。その後、更にナ
ツト26を所定の主筋3.芯鉄筋3aに螺合させること
で補強治具23または補強治具25をナツト26により
柱筋2の両端側に挟持固定する(第15図参照)。従っ
て、カンデラ11(第2図参照)に支持されることで配
筋されていた柱筋2は、補強治具23または補強治具2
5を介して両端部の主筋3.芯鉄筋3aが一体となり、
強度が向上する。
補強治具23または補強治具25により補強された柱筋
2は、第16図に示すように、クレーン等により柱筋吊
り治具27を介して鉛直方向に吊り持ちされる。吊り持
ちされた柱筋2は、建物の本来の組み込み位置に配置さ
れ、建て込みが行われる。このとき、補強治具23また
は補強治具25にチェーン28の一端を固定し、チェー
ン28の他端をターンバックル29を介して土台側に支
持することで、補強治具23,25は柱筋2建て込み時
の柱頭固定治具としても用いることができる(第17図
参照)。
2は、第16図に示すように、クレーン等により柱筋吊
り治具27を介して鉛直方向に吊り持ちされる。吊り持
ちされた柱筋2は、建物の本来の組み込み位置に配置さ
れ、建て込みが行われる。このとき、補強治具23また
は補強治具25にチェーン28の一端を固定し、チェー
ン28の他端をターンバックル29を介して土台側に支
持することで、補強治具23,25は柱筋2建て込み時
の柱頭固定治具としても用いることができる(第17図
参照)。
上述の柱筋の補強方法によれば、主筋33芯鉄筋3aの
両端側が補強治具23 (25)を介して一体となるの
で、柱筋2の強度を著しく向上させることができ、柱筋
2の立て起こし時や移動時にも主筋3が変形する事がな
い。また、補強治具23 (25)は、ナツト26を介
して所望の位置に固定できるので、主筋3を鉄筋等によ
り補強するのに比べ迅速に、且つ、確実に補強できると
ともに、ナツト26の螺合を解除することで補強治具2
3 (25)を他の場所に転用することもできる。
両端側が補強治具23 (25)を介して一体となるの
で、柱筋2の強度を著しく向上させることができ、柱筋
2の立て起こし時や移動時にも主筋3が変形する事がな
い。また、補強治具23 (25)は、ナツト26を介
して所望の位置に固定できるので、主筋3を鉄筋等によ
り補強するのに比べ迅速に、且つ、確実に補強できると
ともに、ナツト26の螺合を解除することで補強治具2
3 (25)を他の場所に転用することもできる。
〈発明の効果〉
本発明に係る柱筋の地組方法は、同一水平方向に伸びる
複数本の主筋材の夫々の両端側を、差し替え自在に第一
支持杆よ第二支持杆との三箇所で支持したので、両端側
が支持状態の柱筋の中央側にフープ筋が挿入でき、主筋
材を水平方向に支持した状態で極めて能率よく柱筋を地
組することができる。この結果、地組の作業性を著しく
向上させることができるとともに、長い柱筋の場合であ
っても作業用の足場が不要となり、安全性を向上させる
ことができる。
複数本の主筋材の夫々の両端側を、差し替え自在に第一
支持杆よ第二支持杆との三箇所で支持したので、両端側
が支持状態の柱筋の中央側にフープ筋が挿入でき、主筋
材を水平方向に支持した状態で極めて能率よく柱筋を地
組することができる。この結果、地組の作業性を著しく
向上させることができるとともに、長い柱筋の場合であ
っても作業用の足場が不要となり、安全性を向上させる
ことができる。
本発明に係る柱筋の補強方法は、所定の主筋材を夫々挿
入するための複数の貫通穴が穿設された枠材を主筋材に
装着し、固定手段により枠材を所定の主筋材同士に亘っ
て固定したので、所定の主筋材同士が枠材を介して一体
となり、柱筋の構造強度を著しく向上させることができ
る。この結果、立て起こし時、移動時における柱筋の変
形を防止することができる。
入するための複数の貫通穴が穿設された枠材を主筋材に
装着し、固定手段により枠材を所定の主筋材同士に亘っ
て固定したので、所定の主筋材同士が枠材を介して一体
となり、柱筋の構造強度を著しく向上させることができ
る。この結果、立て起こし時、移動時における柱筋の変
形を防止することができる。
第1図は、鉄筋組立架台に地組された柱筋を表す正面図
、 第2図は、第1図のA−A矢視図、 第3図は、当て板を表す正面図、 第4図は、鉄筋組立架台を表す正面図、第5図は、その
側面図、 第6図は、支持杆を表す正面図、 第7図は、第4図のB部を表す拡大図、第8図は、その
側面図、 第9図は、鉄筋組立架台に鉄筋が支持された状態の柱筋
を表す正面図、 第10図は、その平面図、 第11図は、フープ筋が挿入された状態の柱筋を表す正
面図、 第12図、第13図は、補強治具を表す平面図、第14
図、第15図は、柱筋に補強治具を取り付けた状態を表
す説明図、 第16図は、吊り持ち状態の柱筋を表す説明図、第17
図は、建て込まれた状態の柱筋を表す説明図である。 2・・・柱筋、 3・・・主筋(主筋材)3a・・・
芯鉄筋(主筋材)。 5・・・フープ筋。 11b・・・カンザシ(第一支持杆)。 11c・・・カンザシ(第二支持杆)。 22・・・貫通穴 23.25・・・補強治具(枠材) 26・・・ナツト(固定手段)。
、 第2図は、第1図のA−A矢視図、 第3図は、当て板を表す正面図、 第4図は、鉄筋組立架台を表す正面図、第5図は、その
側面図、 第6図は、支持杆を表す正面図、 第7図は、第4図のB部を表す拡大図、第8図は、その
側面図、 第9図は、鉄筋組立架台に鉄筋が支持された状態の柱筋
を表す正面図、 第10図は、その平面図、 第11図は、フープ筋が挿入された状態の柱筋を表す正
面図、 第12図、第13図は、補強治具を表す平面図、第14
図、第15図は、柱筋に補強治具を取り付けた状態を表
す説明図、 第16図は、吊り持ち状態の柱筋を表す説明図、第17
図は、建て込まれた状態の柱筋を表す説明図である。 2・・・柱筋、 3・・・主筋(主筋材)3a・・・
芯鉄筋(主筋材)。 5・・・フープ筋。 11b・・・カンザシ(第一支持杆)。 11c・・・カンザシ(第二支持杆)。 22・・・貫通穴 23.25・・・補強治具(枠材) 26・・・ナツト(固定手段)。
Claims (2)
- (1)柱筋を本来の配筋位置以外で組み立てる柱筋の地
組方法であって、同一水平方向に伸びる複数本の主筋材
の夫々の両端側を第一支持杆で支持し、前記主筋材の両
端から該第一支持杆までフープ筋を挿入し、前記主筋材
を支持する第二支持杆を更に前記主筋材に挿入してフー
プ筋を第一支持杆と第二支持杆とではさんだ後前記第一
支持杆を撤去し、前記フープ筋を前記第二支持杆の間の
前記主筋材に配筋することを特徴とする柱筋の地組方法
。 - (2)複数本の主筋材が平行となって同一方向に配筋さ
れる柱筋の補強方法であって、所定の前記主筋材が夫々
挿入される複数の貫通穴が穿設された枠材を該貫通穴に
前記所定の主筋材を通すことで前記柱筋の端部より挿入
し、固定手段により前記枠材を前記所定の主筋材に固定
し、前記枠材を介して前記所定の主筋材同士を一体とす
ることを特徴とする柱筋の補強方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22600890A JP2733130B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 柱筋の地組方法及びその補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22600890A JP2733130B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 柱筋の地組方法及びその補強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108959A true JPH04108959A (ja) | 1992-04-09 |
JP2733130B2 JP2733130B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=16838345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22600890A Expired - Fee Related JP2733130B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 柱筋の地組方法及びその補強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733130B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP22600890A patent/JP2733130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2733130B2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |