JPH04108893A - ドライヤのバーナ初期燃焼制御方法 - Google Patents

ドライヤのバーナ初期燃焼制御方法

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JPH04108893A
JPH04108893A JP2229033A JP22903390A JPH04108893A JP H04108893 A JPH04108893 A JP H04108893A JP 2229033 A JP2229033 A JP 2229033A JP 22903390 A JP22903390 A JP 22903390A JP H04108893 A JPH04108893 A JP H04108893A
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burner
combustion
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dryer
fuzzy inference
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高野 昭
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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NIKKO DENSHI KOGYO KK
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はアスファルト混合物を製造するアスファルトプ
ラントにおいて使用されている骨材、またはアスファル
ト舗装廃材加熱乾燥用のドライヤのバーナ初期燃焼制御
方法に関するものである。
[従来の技術] ドライヤのバーナ燃焼制御は、通常ドライヤ出口から排
出される加熱骨材の温度を検出し、該加熱骨材温度とあ
らかじめ設定された骨材設定値とを比較してその差値量
に基づいてバーナ燃焼量を調整している。しかし、ドラ
イヤ出口で骨材温度を検出してバーナ制御をしているた
めに運転開始時より自動制御を行なうと、運転開始直後
には骨材がドライヤ出口まで達していないので出口付近
の低い空気温度を検出してフィードバックすることとな
り、バーナ開度全開・燃焼量最大となって骨材を過熱し
すぎることとなる。そこで、ドライヤの運転開始初期の
バーナ燃焼(「バーナ初期燃焼」という)方法として、
あらかじめバーナ初期燃焼の燃焼量及び燃焼時間を数パ
ターン設定しておき、運転開始時の状況に応じて数パタ
ーンの中から適宜選択してバーナの燃焼を行なうことが
できるようになっている。そしてオペレータがドライヤ
後流のバグフィルタ−の入り口温度等を参考にしながら
適宜燃焼パターンを選択決定してドライヤの初期燃焼を
行なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなバーナの初期燃焼方法では、
燃焼パターンの選択によりバーナ開度及び燃焼時間が一
義的に決定されることになり、画一的な燃焼制御しか行
なうことができない。
したがって、ドライヤに送り込まれる骨材の供給量や配
合構成及び骨材の含水率等が変化してもそれには対応す
ることができないので運転初期には所望の骨材温度を得
ることは難しい。またドライヤから排出される加熱骨材
の温度を検出し始めた時点で真の燃焼制御が行なわれる
こととなるが所定の骨材温度に落ち着くにはそれなりの
時間を要する。
このような場合、操作に精通したオペレータであればド
ライヤへ供給する骨材の変動等を経験的に判断し、状況
に応じた柔軟な初期燃焼を行ない、所望の骨材温度に昇
温させることができると共に初期燃焼から次の燃焼制御
へとスムーズに移行させることができるが、一般的には
オペレータの負担が大きい。
本発明は上記の点に鑑み、ドライヤの運転開始時に種々
の運転条件を基にバーナ燃焼量及び燃焼時間をファジィ
推論により決定し、ドライヤの状況に応じた初期燃焼を
実現することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、運転開始時のドラ
イヤの状況を示すものとしてドライヤの排ガス温度に着
目し、逐次検出されるドライヤの排ガス温度に基づいて
ファジィ推論することにより適切なバーナ燃焼量及び燃
焼時間を決定し、バナの初期燃焼を制御するものである
また、ドライヤの運転状況に変化を与える要素として1
.骨材の供給量に着目し、排ガス温度に基づくファジィ
推論と並行して逐次検出される骨材の供給量に基づいて
ファジィ推論し、排ガス温度に基づき決定したバーナ燃
焼量及び燃焼時間の補正を行ないバーナの初期燃焼を制
御するものである。
また、ドライヤの運転状況に変化を与える要素として、
ドライヤに送り込まれる骨材の配合種別に着目し、排ガ
ス温度に基づ(ファジィ推論と並行して逐次設定される
配合構成に基づいてファジィ推論し、排ガス温度に基づ
き決定したバーナ燃焼量及び燃焼時間の補正を行ないバ
ーナの初期燃焼を制御するものである。
また、ドライヤの運転状況に変化を与える要素として、
骨材の含水率に着目し、排ガス温度に基づくファジィ推
論と並行して逐次検出される骨材の含水率に基づいてフ
ァジィ推論し、排ガス温度に基づき決定したバーナ燃焼
量及び燃焼時間の補正を行ないバーナの初期燃焼を制御
するものである。
[作 用コ 本発明に係るドライヤのバーナ初期燃焼制御方法にあっ
ては、ドライヤから排出される排ガス温度を検出し、こ
の排ガス温度をファジィ推論規則の前件部とし、あらか
じめ設定されたファジィ集合のメンバーシップ関数と推
論規則に基づいてファジィ推論を行ない、適切なバーナ
開度及び燃焼時間を決定し、初期燃焼時のバーナの燃焼
量を制御するのである。
また、ドライヤに送り込まれる骨材の供給量を検出し、
この骨材の供給量をファジィ推論規則の前件部とし、あ
らかじめ設定されたファジィ集合のメンバーシップ関数
と推論規則に基づいてファジィ推論を行ない、排ガス温
度に基づ(ファジィ推論により先に決定したバーナ開度
及び燃焼時間を更に補正し、初期燃焼時のバーナの適正
な燃焼量を制御するのである。
また、ドライヤに送り込まれる骨材の配合種別を読み取
り、この配合種別をファジィ推論規則の前件部とし、あ
らかじめ設定されたファジィ集合のメンバーシップ関数
と推論規則に基づいてファジィ推論を行ない、排ガス温
度に基づくファジィ推論により先に決定したバーナ開度
及び燃焼時間を更に補正し、初期燃焼時のバーナの適正
な燃焼量を制御するのである。
また、ドライヤに送り込まれる骨材の含水率を検出し、
この骨材の含水率をファジィ推論規則の前件部とし、あ
らかじめ設定されたファジィ集合のメンバーシップ関数
と推論規則に基づいてファジィ推論を行ない、排ガス温
度に基づ(ファジィ推論により先に決定したバーナ開度
及び燃焼時間を更に補正し、初期燃焼時のバーナの適正
な燃焼量を制御するのである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明を適用したドライヤの全体構成を示すも
のである。
ドライヤ1は円筒状のドラム2を機台3上に回転自在に
傾斜支持し、ドラム駆動用モータ(図示せず)により所
定の速度で回転させている。ドラム2内部には多数の掻
き上げ羽根4が配設してあり、骨材搬送装置5によって
送り込まれる骨材を掻き上げ羽根4で掻き上げ、カーテ
ン状に落下させながらドラム2内を転勤流下させる間に
バーナ6より送り込まれる熱風と接触させて骨材を所望
の温度まで加熱昇温させている。
ドライヤ1にはドラム2から排出される排気ガスの温度
を検出する温度センサ7が、また、骨材搬送装置5には
骨材の供給量を検出するコンベヤスケール8及び骨材の
含水率を検出する水分計が設けられており、これらセン
サからの信号はバーナ燃焼制御装置10に入力されてい
る。また、バーナ燃焼制御装置10には各種粒径側に貯
蔵した骨材ホッパ(図示せず)からドライヤ1に送り込
む骨材の配合構成を指示する配合設定器1)が接続され
てあり、配合に関するデータはこの配合設定器1)から
バーナ燃焼制御装置10に入力されている。そして後述
するように、これらの信号やデータに基づいてバーナ燃
焼制御装置10によってファジィ推論されたバーナ開度
及び燃焼時間の制御信号がドライバ12を介して燃焼量
をコントロールするコントロールモータ13に出力され
るのである。
先ず、温度センサ7により検出したドライヤ1の排ガス
温度によってファジィ制御する方法について説明する。
バーナ燃焼制御装置10は所定の制御周期にて温度セン
サ7よりドライヤlの排ガス温度を繰り返して検出して
いる。温度センサ7より検出された排ガス温度T(’C
)はバーナ燃焼制御装置10のファジィ制御部14に入
力され、ファジィ制御部14においては入力された信号
から適正なバーナ開度U(%)及び燃焼時間(を秒)を
決定するためにファジィ集合のメンバーシップ関数と推
論規則に基づいてファジィ推論を行なう。
第2図は、排ガス温度Tの大きさを定性的に評価するた
めのメンバーシップ関数である。図中のT(i)(i=
1〜7)はメンバーシップ関数の形を規定する定数であ
って適宜決定する。PB。
PM、PS、ZR,NS、NM、NBは排ガス温度Tの
大きさを定性的に評価するためにメンバシップ関数に与
えた名称であり、それぞれ下記の意味を持つ。
PB:Po5itive  Big PM:Po5itive  Mediurr+PS:P
o5itive  SmallZR: Zer。
NS:Negative  SmallNM:Nega
tive  MidiumNB:Negative  
Big また、図の縦軸はメンバーシップ値である。このメンバ
ーシップ関数を用いて現在の排ガス温度Tを定性的に評
価する。
第3図は、排ガス温度Tの定性的関係からバナ開度U(
%)を定性的に決定するための推論規則である。例えば
、第3図左上の推論規則はIF(T  is  NB 
 )  THEN  Uis    PB という意味を表わす。
これは「もし排ガス温度Tが非常に低い(ドライヤが冷
え切っている〕ならば」 (前件部)、「バーナ・開度
を非常に大きくせよ(バーナ開度を大きくして燃焼量を
非常に多くせよ)」(後件部)というルールを示してい
る。
第4図は、定性的に決定されたバーナ開度を定量的な値
に変換するためのメンバーシップ関数である。図中のU
 (i)  (i = 1〜7)はメンバーシップ関数
の形を規定する定数であり、バーナ開度の大きさを表わ
す量であって適宜決定する。PB、PM、PS、ZR,
NS、NM、NBはバーナ開度の大きさを定性的に表わ
すためにメンバーシップ関数に与えた名称であり、第3
図の中で使用している名称に対応している。また、図の
縦軸はメンバーシップ値である。適用された推論規則に
よりバーナ開度が定性的にどのメンバーシップ関数に属
するかが決定される。バーナ開度が複数の推論規則によ
る複数のメンバーシップで規定された場合は、各メンバ
ーシップ値に応じた加重平均値をもって実際のバーナ開
度量とする。
第5図は、排ガス温度Tの定性的関係からバナの燃焼時
間t(秒)を定性的に決定するための推論規則である。
そして、第5図左上の推論規則は前記と同様に IF(T  is  NB  )  THEN  Ui
s  PB という意味を表わす。
これは「もし排ガス温度Tが非常に低い(ドライヤが冷
え切っている)ならば」 (前件部)、「バーナの燃焼
時間を非常に多くせよ(燃焼時間を多くして燃焼量を非
常に多くせよ)」(後件部)というルールを示している
第6図は、定性的に決定されたバーナの燃焼時間を定量
的な値に変換するためのメンバーシップ関数である。図
中のt(i)(i=1〜7)はメンバーシップ関数の形
を規定する定数であり、バーナの燃焼時間の大きさを表
わす量であって適宜決定する。PB、PM、PS、ZR
,NS、NM。
NBはバーナの燃焼時間の大きさを定性的に表わすため
にメンバーシップ関数に与えた名称であり、第5図の中
で使用している名称に対応している。また、図の縦軸は
メンバーシップ値である。
適用された推論規則によりバーナの燃焼時間が定性的に
どのメンバーシップ関数に属するかが決定される。バー
ナの燃焼時間が複数の推論規則による複数のメンバーシ
ップで規定された場合は、各メンバーシップ値に応じた
加重平均値をもって実際のバーナの燃焼時間とする。
このようにしてファジィ推論されたバーナ開度と燃焼時
間に対する制御信号がドライバ12を介してコントロー
ルモータ13に出力され、バーナ6の燃焼量が適正に調
整される。
次に、ドラム2への骨材供給量を検出するコンベヤスケ
ール8により検出した骨材供給量によってファジィ制御
する方法について説明する。
バーナ燃焼制御装置lOは所定の制御周期にてコンベヤ
スケール8によりドラム2への骨材供給量を繰り返して
検出している。コンベヤスケール8より検出された骨材
供給量M(Ton/H)はバーナ燃焼制御装置10に取
り込まれ、ファジィ制御部14に入力される。ファジィ
制御部14においては人力された信号からバーナ開度の
補正量ΔU(%)及び燃焼時間の補正量Δt(秒)を決
定するためにファジィ集合のメンバーシップ関数と推論
規則に基づいてファジィ推論を行なう。
第7図は、骨材供給量Mの大きさを定性的に評価するた
めのメンバーシップ関数である。図中のM(i)(i=
1〜7)はメンバーシップ関数の形を規定する定数であ
って適宜決定する。PB。
PM、PS、ZR,NS、NM、NBは骨材供給量Mの
大きさを定性的に評価するためにメンバーシップ関数に
与えた名称であり、その意味は前述した通りである。ま
た、図の縦軸はメンバーシップ値である。このメンバー
シップ関数を用いて検出した現在の骨材供給量Mを定性
的に評価する。
第8図及び第10図は、骨材供給量Mの定性的関係から
バーナ開度補正量ΔU及び燃焼時間の補正量△tを定性
的に決定するための推論規則である。その規則の見方は
第3図について述べたのと同様である。例えば、推論規
則の一つを記載すると IP(M   is   PM   )   THEN
   ΔUis   PM というルールが表わされている。
これは「もし骨材供給量が中ぐらい大きいならば」 (
前件部)、「バーナ開度補正量を中ぐらい大きくせよ(
燃焼量を中ぐらい多くせよ)」(後件部)という意味で
あり、ドライヤに送り込まれる骨材量が中ぐらいの程度
多ければ、燃焼量を中ぐらいの程度多(なるように補正
して適正な初期燃焼を行なうものである。
第9図及び第1)図は、定性的に決定されたバーナ開度
補正量及び燃焼時間の補正量を定量的な値に変換するた
めのメンバーシップ関数である。
図中のΔU(i)、Δt (i)(i=1〜7)はメン
バーシップ関数の形を規定する定数であり、先に決定し
たバーナ開度及び燃焼時間に対する補正量であって適宜
決定する。PB、PM、PS。
20、NS、NM、NBはバーナ開度補正量及び燃焼時
間の補正量の大きさを定性的に表わすためにメンバーシ
ップ関数に与えた名称であり、第8図及び第10図の中
で使用している名称に対応している。また、図の縦軸は
メンバーシップ値である。適用された推論規則によりバ
ーナ開度補正量及び燃焼時間の補正量が定性的にどのメ
ンバーシップ関数に属するかが決定される。バーナ開度
補正量及び燃焼時間の補正量が複数の推論規則による複
数のメンバーシップで規定された場合は、各メンバーシ
ップ値に応じた加重平均値をもって実際の補正量とする
。このファジィ推論されたバーナ開度補正量及び燃焼時
間の補正量に対する制御信号がドライバ12を介してコ
ントロールモータ13に出力され、バーナ6の燃焼量が
更に調整される。この骨材供給量によるファジィ制御は
、排ガス温度によるファジィ制御を補うものであって、
排ガス温度によるファジィ制御と並行に行なわれる。
次いで、ドライヤ1に供給する骨材の配合構成を所望の
アスファルト合材の配合種別に対応させて指示する配合
設定器1)により設定される骨材の配合種別によってフ
ァジィ制御する方法につぃて説明する。
この場合、骨材供給時に配合設定器1)により設定され
るアスファルト合材の配合種別は、バーナ燃焼制御装置
10のファジィ制御部13に読み込まれ、ファジィ制御
部14においてこれらの入力信号から適正なバーナ開度
補正量tJ (%)および燃焼時間t(秒)を決定する
ためにファジィ集合のメンバーシップ関数と推論規則に
基づいてファジィ推論が行なわれる。
第12図は、アスファルト合材の配合種別を定性的に評
価するためのメンバーシップ関数である。図中のC(i
)  (i = 1〜7)はメンバーシップ関数の形を
規定する定数であって適宜決定する。PB、PM、PS
、ZR,NS、NM、NBはの配合種別Cのランクを定
性的に評価するためにメンバーシップ関数に与えた名称
であり、その意味は前述した通りである。この配合の大
小は材料の大きさとし、密粒は小、粗粒は大となる。ま
た、図の縦軸はメンバーシップ値である。このメンバー
シップ関数を用いて検出した現在の配合種別Cを定性的
に評価する。
第13図及び第15図は、配合種別Cの定性的関係から
バーナ開度補正量ΔU及び燃焼時間の補正量Δtを定性
的に決定するための推論規則である。その規則の見方は
第3図について述べたのと同様である。例えば、推論規
則の一つを記載すると IF(Cis    PM    )     THE
N    Uis    NM というルールが表わされている。
これは「もし配合種別Cのランクが中ぐらいの大きさに
あるならば」 (前件部)、[バーナ開度補正量を中ぐ
らい小さくせよ(燃焼量を中ぐらい少な(せよ)」(後
件部)という意味である。
第14図及び第16図は、定性的に決定されたバーナ開
度補正量△U (i)及び燃焼時間Δt(秒)を定量的
な値に変換するためのメンバーシップ関数であり、第9
図及び第1)図に示したものと同様であるので説明は省
略する。
この配合種別によるファジィ制御は、排ガス温度による
ファジィ制御を補うものであって、排ガス温度によるフ
ァジィ制御と並行に行なわれる。
更に、ドラムに供給する骨材の含水率を検出する水分計
9により検出した骨材の含水率によってファジィ制御す
る方法について説明する。
この場合も骨材供給量によるファジィ制御と同様に、バ
ーナ燃焼制御装置10は所定の制御周期にて水分計9に
よりドラム2に供給する骨材の含水率を繰り返して検出
しており、水分計9より検出された骨材の含水率W(%
)はバーナ燃焼制御装置10のファジィ制御部14に取
り込まれ、ファジィ制御部14においてこれらの入力信
号から適正なバーナ開度補正量△U(%)を決定するた
めにファジィ集合のメンバーシップ関数と推論規則に基
づいてファジィ推論が行なわれる。
第17図は、骨材の含水率Wの大きさを定性的に評価す
るためのメンバーシップ関数である。図中のW(i)(
i=1〜7)はメンバーシップ関数の形を規定する定数
であって適宜決定する。
PB、PM、PS、ZR,NS、NM、NBはの含水率
Wの大きさを定性的に評価するためにメンバーシップ関
数に与えた名称であり、その意味は前述した通りである
。また、図の縦軸はメンバーシップ値である。このメン
バーシップ関数を用いて検出した現在のの含水率Wを定
性的に評価する。
第18図及び第20図は、骨材の含水率Wの定性的関係
からバーナ開度補正量ΔU及び燃焼時間の補正量Δt(
秒)を定性的に決定するための推論規則である。その規
則の見方は第3図について述べたのと同様である。例え
ば、推論規則の一つを記載すると IF(W  is  PM  )  THEN  Ui
s  PM というルールが表わされている。
これは「もし骨材の含水率が中ぐらい多いならば」 (
前件部)、「バーナ開度補正量を中ぐらい大きくせよ(
燃焼量を少し多くせよ)」(後件部)という意味である
第19図及び第21図は、定性的に決定されたバーナ開
度補正量を定量的な値に変換するためのメンバーシップ
関数であり、第9図及び第1)図に示したものと同様で
あるので説明は省略する。
この骨材の含水率によるファジィ制御は、排ガス温度に
よるファジィ制御を補うものであって、排ガス温度によ
るファジィ制御と並行に行なわれる。
また、ここではこれらの骨材供給量や配合種別及び骨材
の含水率によるファジィ制御は排ガス温度によるファジ
ィ制御と個々に組み合わせた例を示したが、これらのフ
ァジィ制御をすべて並行に行なうようにすれば更に高精
度なファジィ制御を行なうことができる。
なお、本実施例で使用したメンバーシップ関数は全て三
角型としたが、必ずしもこの形に限るものでなく、骨材
ドライヤの特性、運転員の知識に応じて、種々の曲線を
採用しても本発明の本質が変わるものではない。また、
メンバーシップ関数の形だけでなく、その数も任意に設
定しても本発明の本質が変わるものではない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るドライヤ1のバーナ初
期燃焼制御方法によれば、排ガス温度に基づいてファジ
ィ推論を行ないバーナ開度及び燃焼時間を決定すると共
に、ドライヤ1への骨材供給量、ドライヤ1に送り込む
配合種別、または/及びドライヤ1に送り込む骨材の含
水率に基づいてファジィ推論を行ない、先に決定したバ
ーナ開度及び燃焼時間の補正を行なってバーナの初期燃
焼を制御することにより、オペレータの経験のみに頼る
ことなくドライヤ1の初期燃焼時に熟練したオペレータ
が操作するような高精度な燃焼制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に適用されるドライヤの全体
構成を示す図、第2図は排ガス温度の評価用メンバーシ
ップ関数を示す図、第3図、第5図は排ガス温度に基づ
くバーナ開度及び燃焼時間予測ルールの1例を示す図、
第4図、第6図は排ガス温度に基づくバーナ開度及び燃
焼時間決定用メンバーシップ関数を示す図、第7図は骨
材供給量評価用メンバーシップ関数示す図、第8図、第
10図は骨材供給量に基づくバーナ開度及び燃焼時間補
正量予測ルールの1例を示す図、第9図、第1)図は骨
材供給量に基づくバーナ開度及び燃焼時間補正量用メン
バーシップ関数を示す図、第12図は配合種別のランク
評価用メンバーシップ関数を示す図、第13図、第15
図は配合種別に基づくバーナ開度及び燃焼時間補正量予
測ルールの1例を示す図、第14図、第16図は配合種
別に基づ(バーナ開度及び燃焼時間補正量用メンバシッ
プ関数を示す図、第17図は骨材の含水率評価用メンバ
ーシップ関数を示す図、第18図、第20図は骨材の含
水率に基づくバーナ開度及び燃焼時間補正量予測ルール
の1例を示す図、第19図、第21図は骨材の含水率に
基づくバーナ開度及び燃焼時間補正量用メンバーシップ
関数を示す図である。 ]・・・ドライヤ 6・・・バーナ 7・・・温度セン
サ 8・・・コンヘヤスケール 9・・・水分計 10
・・・バーナ燃焼制御装置 1)・・・配合設定器 バ 13・・・コントロールモータ 12・・・ドライ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)骨材加熱用ドライヤの運転開始時にドラム内に供
    給される骨材を低燃焼により加熱するドライヤのバーナ
    初期燃焼方法において、ドラム内を通過する排ガス温度
    をファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される排ガ
    ス温度からファジィ制御を行ない、バーナの燃焼量を変
    化させることを特徴とするドライヤのバーナ初期燃焼制
    御方法。
  2. (2)骨材加熱用ドライヤの運転開始時にドラム内に供
    給される骨材を低燃焼により加熱するドライヤのバーナ
    初期燃焼方法において、ドラム内を通過する排ガス温度
    をファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される排ガ
    ス温度からファジィ推論を行なってバーナの燃焼量を決
    定すると共に、ドラム内に送り込まれる骨材の供給量を
    ファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される骨材の
    供給量からファジィ推論を行なってバーナの燃焼補正量
    を決定し、先に決定したバーナの燃焼量を補正するよう
    にしたことを特徴とするドライヤのバーナ初期燃焼制御
    方法。
  3. (3)骨材加熱用ドライヤの運転開始時にドラム内に供
    給される骨材を低燃焼により加熱するドライヤのバーナ
    初期燃焼方法において、ドラム内を通過する排ガス温度
    をファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される排ガ
    ス温度からファジィ推論を行なってバーナの燃焼量を決
    定すると共に、ドラム内に送り込まれる骨材の配合種別
    をファジィ推論規則の前件部とし、逐次設定される前記
    配合種別からファジィ推論を行なってバーナの燃焼補正
    量を決定し、先に決定したバーナの燃焼量を補正するよ
    うにしたことを特徴とするドライヤのバーナ初期燃焼制
    御方法。
  4. (4)骨材加熱用ドライヤの運転開始時にドラム内に供
    給される骨材を低燃焼により加熱するドライヤのバーナ
    初期燃焼方法において、ドラム内を通過する排ガス温度
    をファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される排ガ
    ス温度からファジィ推論を行なってバーナの燃焼量を決
    定すると共に、ドラム内に送り込まれる骨材の含水率を
    ファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される骨材の
    含水率からファジィ推論を行なってバーナの燃焼補正量
    を決定し、先に決定したバーナの燃焼量を補正するよう
    にしたことを特徴とするドライヤのバーナ初期燃焼制御
    方法。
  5. (5)骨材加熱用ドライヤの運転開始時にドラム内に供
    給される骨材を低燃焼により加熱するドライヤのバーナ
    初期燃焼方法において、ドラム内を通過する排ガス温度
    をファジィ推論規則の前件部とし、逐次検出される排ガ
    ス温度からファジィ推論を行なってバーナの燃焼量を決
    定すると共に、ドラム内に送り込まれる骨材の供給量、
    骨材の配合種別及び骨材の含水率をファジィ推論規則の
    前件部とし、ファジィ推論を行なってバーナの燃焼補正
    量を決定し、先に決定したバーナの燃焼量を補正するよ
    うにしたことを特徴とするドライヤのバーナ初期燃焼制
    御方法。
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