JPH04108740U - 敷 物 - Google Patents

敷 物

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JPH04108740U
JPH04108740U JP1184291U JP1184291U JPH04108740U JP H04108740 U JPH04108740 U JP H04108740U JP 1184291 U JP1184291 U JP 1184291U JP 1184291 U JP1184291 U JP 1184291U JP H04108740 U JPH04108740 U JP H04108740U
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JP
Japan
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rug
tatami
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atmosphere
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Pending
Application number
JP1184291U
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English (en)
Inventor
川崎喜三郎
Original Assignee
川崎 喜三郎
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的]雰囲気を壊さず、また変えることなく、しかも
芳香を漂わせ、心を落ち着かせ、和やかにさせることが
できる敷物を提供する。 [構成]敷物は、畳表2に取り付けられる縁部3に芳香
剤を含ませた構造としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天然材あるいは合成樹脂のような人工材からなる畳表に縁を取りつ けた敷物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の敷物は、い、がま、わら、竹などの天然材を織った天然物、塩化ビニ ル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材を織ったり、型押しされたシ −トを使ったりした人工物が知られている。この様な織物、シ−ト物で作られた 畳表を床材に被せて縁をつけ畳を作ったり、畳表に縁をつけて上敷、ござ、むし ろなどを作っている。この様な敷物は、日本人の心を和らげることができ、和室 その他のところに使われてきた。そして天然材から作られた敷物にあっては特有 の匂を発し色や形とともに心を和らげるのを助長していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、時間が経つと天然材からなる敷物であっても匂は失せて味気な くなっていたり、人工物では匂がないかあっても同様に薬品臭的で味気ないもの であった。そこでわざわざ芳香剤を充填した容器(エアスプレ−缶も含む)を置 いていたので場違いな感を与えたり、場所を占拠していた。
【0004】
【考案の目的】
そこで、本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、匂のなくなった敷 物には新たに同種のあるいは異なる種類の匂をつけ、人工物あるいは新しい天然 材の敷物で匂があっても好みの匂をつけ、人間の臭覚からくる嗜好を満足させる ことができる、しかも場所をとらず場違い感も与えない敷物を提供することを目 的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するため、本考案は畳表に取り付けられる縁部に芳香剤を含ませ たことを特徴とする敷物としている。
【0006】
【実施例】
図1〜図5は、本考案の実施例である。 図中1は敷物であり、畳表2および縁部3から構成されている。畳表2は、い 、がま、わら、竹などの天然材を織った天然物、あるいは塩化ビニル、ポリプロ ピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材を織ったり、型押しされたシートを使った りした人工物でできている。また、縁部3は、縁4と芯5とから構成されており 、縁4は一般に布製で織ったり描いて模様が付され、芯5は、紙、フェルト、あ るいは合成樹脂等で作られている。しかしながら、縁部3は、縁部4と芯とを一 体に成形したものであってもよい。
【0007】 芯5には、芳香剤が含浸させられたり、合成樹脂に練り込まれたりしている。 芯5は縁4の幅より狭いテープ状に長く作られており、必要な長さに切断して使 われる。また、芳香剤は液体やゼリー状に限らず粉粒体であってもよく、粉粒体 の場合には芯5にまぶしたり、埋没させたりすることでもよく、さらには芯5を なくすかより薄くして縁4と一体に成形し、袋状にした縁部3に封入してもよい 。縁4の畳表2への取り付は、縫製、接着、両面テープ、着脱自在の接着剤、布 テープ(登録商標「マジックテープ」)等によって行われる。
【0008】 図1に示す敷物1は、図2に示すようにそのままでも使用され、あるいは、図 3のように畳床6の上側に使用して畳にすることができる。図4は、芳香の効果 が減退した際に芯5の交換の例を示しており、古い芯5を畳表2につけられた縁 4の端部を外し、少し引き出し、新しい芯5を突き当てステープル等で接続した 後、古い芯5の反対端側を引き出すことにより新しい芯5を装着することができ る。また、粉粒体の芳香剤を封入している場合には、交換を容易に行うことがで きる。このような芳香剤、芳香剤を含浸した芯5などは使用されるまではビニー ル袋などに密封されており、使用される直前に取り出されるのが好ましい。
【0009】 敷物1の大きさは、畳に使われる例えば3尺×6尺でも、3尺幅で長くしても さらには大きくしても小さくしても任意の程度にすることができる。また、床の 間の上敷、花器の敷物、死者の棺内の敷物等広い用途が考えられる。さらに、夏 に涼を求めるための寝ござ、図5のように枕自体に、あるいは枕を巻くように使 用することができる。
【0010】 この様な敷物1は、容器などのように場所をとらず従来の雰囲気を壊すことも なく、芳香を漂わせる。畳、床、等部屋に使われるときには、部屋やその雰囲気 に芳香を漂わせ、心を落ち着かせ、和らげる。前述の棺などの中に使用するとき は、芳香によって、異臭などをわかり難くするとともに、尊厳を高めるような雰 囲気を作ることが出来る。特に畳の上で枕を高くして最期を迎えたいという願望 に幾分でも答えてあげられる。異臭などの臭いを取ることもできる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、雰囲気を壊さず、また、雰囲気を変える ことなく、しかも場所を取らず、芳香を漂わせ、心を落ち着かせ、和やかにさせ ることができる敷物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の敷物の一例を示す斜視図である。
【図2】 図1のII−IIの拡大断面図である。
【図3】 敷物を畳に使用した場合の図2と同様な断面
図である。
【図4】 芯を交換する一例を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図5】 敷物を枕に使用した例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1敷物 2畳表 3縁部 4縁 5芯 6畳床 7ステープル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】畳表に取り付けられる縁部に芳香剤を含ま
    せたことを特徴とする敷物。
JP1184291U 1991-03-06 1991-03-06 敷 物 Pending JPH04108740U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017038665A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 久弥 溝手 芳香拡散器

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