JPH04108402A - 射出成形靴の製造法 - Google Patents
射出成形靴の製造法Info
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- JPH04108402A JPH04108402A JP2227159A JP22715990A JPH04108402A JP H04108402 A JPH04108402 A JP H04108402A JP 2227159 A JP2227159 A JP 2227159A JP 22715990 A JP22715990 A JP 22715990A JP H04108402 A JPH04108402 A JP H04108402A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、靴甲被の爪先部の補強体であるトウガードや
ドウキャップ、あるいは踵部の補強体としてのアウトカ
ウンター等甲被の立ち上がり部外表面に一体の甲被補強
部を股lすな、amかつクツション性の優れた靴底を有
する靴を射出成形により製造し、部分靴底同士の接着を
強固になすと共に、耐用度の高い鞘を製造する方法に関
する。
ドウキャップ、あるいは踵部の補強体としてのアウトカ
ウンター等甲被の立ち上がり部外表面に一体の甲被補強
部を股lすな、amかつクツション性の優れた靴底を有
する靴を射出成形により製造し、部分靴底同士の接着を
強固になすと共に、耐用度の高い鞘を製造する方法に関
する。
従来、トウガード、ドウキャップ、叉はアウトカウンタ
ー等を有し、これらを甲被立ち上がり部外表面に接着一
体に設ける射出成形靴の製造方法において、更に靴の軽
量性とクツション性を付与する方法を1発明者らは特願
平1−206229号にて提案している。
ー等を有し、これらを甲被立ち上がり部外表面に接着一
体に設ける射出成形靴の製造方法において、更に靴の軽
量性とクツション性を付与する方法を1発明者らは特願
平1−206229号にて提案している。
当方法によれば、甲被を装着したラストモールドとサイ
ドモールドとダミーモールドとを組み合わせて、該甲被
の立ち上がり部の外表面に接着一体化して、該甲被の補
強をする甲被補強部を成形するための成形空隙と、これ
と別にボトムモールドとダミーモールドとを組み合わせ
て本底を成形するための成形空隙とを用意し、これらの
成形空隙に射出成形材料を射出注入して、各々の成形空
隙に甲被と接着一体となった甲被補強部と本底とを別個
に成形し、次いでこれらの成形空隙を構成したダミーモ
ールドを取り外した後、成形済みの前記甲被補強部をサ
イドモールドに、叉、本底をボトムモールドにそれぞれ
残したままで、これらのラストモールド、サイドモール
ド及びボトムモールドを組み合わせて中間底を成形する
ための成形空隙を構成し、この成形空隙中に中間底成形
用発泡性射出成形材料を射呂注入して該成形空隙中で発
泡させ、前記甲被補強部と本底とに接着一体となった発
泡中間底を成形することを特徴とする射出成形靴の製造
方法である。
ドモールドとダミーモールドとを組み合わせて、該甲被
の立ち上がり部の外表面に接着一体化して、該甲被の補
強をする甲被補強部を成形するための成形空隙と、これ
と別にボトムモールドとダミーモールドとを組み合わせ
て本底を成形するための成形空隙とを用意し、これらの
成形空隙に射出成形材料を射出注入して、各々の成形空
隙に甲被と接着一体となった甲被補強部と本底とを別個
に成形し、次いでこれらの成形空隙を構成したダミーモ
ールドを取り外した後、成形済みの前記甲被補強部をサ
イドモールドに、叉、本底をボトムモールドにそれぞれ
残したままで、これらのラストモールド、サイドモール
ド及びボトムモールドを組み合わせて中間底を成形する
ための成形空隙を構成し、この成形空隙中に中間底成形
用発泡性射出成形材料を射呂注入して該成形空隙中で発
泡させ、前記甲被補強部と本底とに接着一体となった発
泡中間底を成形することを特徴とする射出成形靴の製造
方法である。
ところで、これら従来の製造方法により得られた靴では
、トウガード、ドウキャップ又はアウトカウンター等甲
被立ち上がり部外表面に接着一体に設け、発泡性射出成
形材料からなる中間底を接着境界面として本底と共に接
着一体化して靴底を構成することができ、且つ軽量でク
ツション性の優れた靴底を提供することができるが、該
発泡性中間底とトウガード、ドウキャップ又はアウトカ
ウンターとの接着部製@(A)及び接着部突端(B)に
おいて、それぞれ介在する発泡中間底の充填散文は充填
厚がOから、その近傍では充填量が少量か充填厚が小さ
いため、接着強度及び接着耐久度において低く、靴とし
ての履用上問題があった。
、トウガード、ドウキャップ又はアウトカウンター等甲
被立ち上がり部外表面に接着一体に設け、発泡性射出成
形材料からなる中間底を接着境界面として本底と共に接
着一体化して靴底を構成することができ、且つ軽量でク
ツション性の優れた靴底を提供することができるが、該
発泡性中間底とトウガード、ドウキャップ又はアウトカ
ウンターとの接着部製@(A)及び接着部突端(B)に
おいて、それぞれ介在する発泡中間底の充填散文は充填
厚がOから、その近傍では充填量が少量か充填厚が小さ
いため、接着強度及び接着耐久度において低く、靴とし
ての履用上問題があった。
更にまた。従来の製造方法により得られた靴を履用して
いくうちに、ちょうど摩耗度の激しい靴底外周端とトウ
ガート、ドウキャップ叉はアウトカウンター等の最下部
端とが接する線状の頂端部であり、摩耗欠損が生じ易く
、そのために発泡中間底の一部が露呈し靴外観を著しく
悪いものにして品質上大きな欠点を生じていた。
いくうちに、ちょうど摩耗度の激しい靴底外周端とトウ
ガート、ドウキャップ叉はアウトカウンター等の最下部
端とが接する線状の頂端部であり、摩耗欠損が生じ易く
、そのために発泡中間底の一部が露呈し靴外観を著しく
悪いものにして品質上大きな欠点を生じていた。
本発明は、前記のような従来技術の問題点及び品質上の
欠点を解決するために成されたもので。
欠点を解決するために成されたもので。
トウガード、ドウキャップ、アウトカウンター等の最下
部端から履用中に発泡中間底との接着部突端(A)で剥
離、摩耗欠損の生じにくい射出成形靴の製造方法を提供
することを目的とし、及び/叉は本底外周端と発泡中間
底との接着した接着部製@(B)で、履用中の剥離摩耗
欠損の生じにくい射出成形靴の製造方法を提供すること
を目的とする。
部端から履用中に発泡中間底との接着部突端(A)で剥
離、摩耗欠損の生じにくい射出成形靴の製造方法を提供
することを目的とし、及び/叉は本底外周端と発泡中間
底との接着した接着部製@(B)で、履用中の剥離摩耗
欠損の生じにくい射出成形靴の製造方法を提供すること
を目的とする。
すなわち、本発明は、甲被を装着したラストモールドと
サイドモールドとダミーモールドとを組み合わせて、該
甲被の立ち上がり部の外表面に接着一体化して該甲被の
補強をする甲被補強部を、その下@部が本底接地部の一
部として位置するように成形空隙を構成し、これと別に
ボトムモールドとダミーモールドとを組み合わせて本底
を成形するための成形空隙とを用意し、これらの成形空
隙に射出成形材料を射出注入して、各々の成形空隙に甲
被と接着一体となった甲被補強部と本底とを別個に成形
し1次いでそれらの成形空隙を構成したダミーモールド
を取り外した後、成形済みの前記甲被補強部をサイドモ
ールドに、また本底をボトムモールドにそれぞれ残した
ままでこれらのラストモールド、サイドモールド及びボ
トムモールドを組み合わせて中間底を成形するための成
形空隙を構成し、中間底の一部が甲被補強部と接地境界
面を成すと同時に、本底との接着境界面を成し、且つ本
底接j!!1部の一部意匠領域として露出せしめるよう
に成した成形空隙中に、中間底成形用発泡性射出成形材
料を射出注入して該成形空隙中で発泡させ、前記甲被補
強部と本底とに接着一体となった発泡中間底を成形する
ことを特徴とする射出成形靴のm速決を提供するもので
ある。
サイドモールドとダミーモールドとを組み合わせて、該
甲被の立ち上がり部の外表面に接着一体化して該甲被の
補強をする甲被補強部を、その下@部が本底接地部の一
部として位置するように成形空隙を構成し、これと別に
ボトムモールドとダミーモールドとを組み合わせて本底
を成形するための成形空隙とを用意し、これらの成形空
隙に射出成形材料を射出注入して、各々の成形空隙に甲
被と接着一体となった甲被補強部と本底とを別個に成形
し1次いでそれらの成形空隙を構成したダミーモールド
を取り外した後、成形済みの前記甲被補強部をサイドモ
ールドに、また本底をボトムモールドにそれぞれ残した
ままでこれらのラストモールド、サイドモールド及びボ
トムモールドを組み合わせて中間底を成形するための成
形空隙を構成し、中間底の一部が甲被補強部と接地境界
面を成すと同時に、本底との接着境界面を成し、且つ本
底接j!!1部の一部意匠領域として露出せしめるよう
に成した成形空隙中に、中間底成形用発泡性射出成形材
料を射出注入して該成形空隙中で発泡させ、前記甲被補
強部と本底とに接着一体となった発泡中間底を成形する
ことを特徴とする射出成形靴のm速決を提供するもので
ある。
本発明は、このような手段としたところで、甲被補強部
と本底とを通常使用される成形材料で硬度をもたせるよ
うに成形できるから、これらの強度を所期の通りに確保
できる。また、それらの成形後、成形済みの本底で制限
された中間成形空隙に発泡性成形材料を射出注入して中
間底を成形するようにしたので、発泡成形後に更に発泡
して凹凸を生じることがなく、また、その発泡性中間底
の存在により靴底全体を軽量とすることができ、したが
って製造された靴は履いた人を必要以上に疲れさせるこ
とがない。また、甲被補強部の下端部が本底接地部の一
部として位置しているように構成しているので、中間底
との接着部端部が摩耗されやすい頂端部に位置しないの
で、履用によって摩耗が進んでも中間底が露出するよう
なことがなく、品質の良い靴を提供することができる。
と本底とを通常使用される成形材料で硬度をもたせるよ
うに成形できるから、これらの強度を所期の通りに確保
できる。また、それらの成形後、成形済みの本底で制限
された中間成形空隙に発泡性成形材料を射出注入して中
間底を成形するようにしたので、発泡成形後に更に発泡
して凹凸を生じることがなく、また、その発泡性中間底
の存在により靴底全体を軽量とすることができ、したが
って製造された靴は履いた人を必要以上に疲れさせるこ
とがない。また、甲被補強部の下端部が本底接地部の一
部として位置しているように構成しているので、中間底
との接着部端部が摩耗されやすい頂端部に位置しないの
で、履用によって摩耗が進んでも中間底が露出するよう
なことがなく、品質の良い靴を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
まず、!1図ないし第5図に示される本発明の実施例の
靴(S)の製造法について説明すると、この製造法は、
甲被補強部としてのトウガード(1)を甲被(2)の爪
先部の外表面に一体に成形しようとするものである。
靴(S)の製造法について説明すると、この製造法は、
甲被補強部としてのトウガード(1)を甲被(2)の爪
先部の外表面に一体に成形しようとするものである。
すなわち、第1図に示すように、甲被(2)を装着した
ラストモールド(3)に、トウガード(1)の外表面(
4)を制限して型付けするサイドモールド(5)と。
ラストモールド(3)に、トウガード(1)の外表面(
4)を制限して型付けするサイドモールド(5)と。
後工程により成形される中間底(6)と接着するトウガ
ード(1)の下端部が接地部の一部として位置するよう
にし、内側面(7)を制限して型付けするダミーモール
ド(8)とを組み合わせて、甲被爪先部に臨んでトウガ
ード(1)を成形するための成形室i (9)を構成す
る。
ード(1)の下端部が接地部の一部として位置するよう
にし、内側面(7)を制限して型付けするダミーモール
ド(8)とを組み合わせて、甲被爪先部に臨んでトウガ
ード(1)を成形するための成形室i (9)を構成す
る。
一方、そのダミーモールド(8)はその下部において、
靴底(10)の接地面の凹凸意匠(11)を刻設したボ
トムモールド(12)と組み合わされて本底成形空隙(
13)を構成する。
靴底(10)の接地面の凹凸意匠(11)を刻設したボ
トムモールド(12)と組み合わされて本底成形空隙(
13)を構成する。
上述のトウガード成形空隙(9)及び本底成形空隙(1
3)には、どちらか一方から先に叉は同時に、前者はラ
ンナー(R1)により、後者はランナー(R2)により
成形材料を射出注入し前者にトウガード(1)を、後者
に本底(14)を成形する。尚、ランナー(R2)は、
同じボトムモールド(12)中に後述の中間底成形材料
の射出注入に使用されるランナー(R3)と同じ高さで
並行して設けられているため、第1図では主に最奥の部
分のみ点線で図示されている。
3)には、どちらか一方から先に叉は同時に、前者はラ
ンナー(R1)により、後者はランナー(R2)により
成形材料を射出注入し前者にトウガード(1)を、後者
に本底(14)を成形する。尚、ランナー(R2)は、
同じボトムモールド(12)中に後述の中間底成形材料
の射出注入に使用されるランナー(R3)と同じ高さで
並行して設けられているため、第1図では主に最奥の部
分のみ点線で図示されている。
次にボトムモールド(12)を下げて、ダミーモールド
(8)を取り外すことにより、前者空隙(9)を構成し
ていたサイドモールド(5)に成形済みのトウガード(
1)を残し、また、後者空隙(13)を構成していたボ
トムモールド(12)に成形済みの本底(14)を残し
ておく。
(8)を取り外すことにより、前者空隙(9)を構成し
ていたサイドモールド(5)に成形済みのトウガード(
1)を残し、また、後者空隙(13)を構成していたボ
トムモールド(12)に成形済みの本底(14)を残し
ておく。
次いで、第2図に示すようにそのボトムモールド(12
)を上げて、甲被(2)を装着したラストモールド(3
)とトウガード(1)を残したままのサイドモールド(
5)とに組み合わせ、中間底(6)を成形するための成
形空隙(15)を構成する。これに、発泡性成形材料を
ランナー(R3)により射出注入し、この成形空隙(1
5)内において発泡させ、充填させる。
)を上げて、甲被(2)を装着したラストモールド(3
)とトウガード(1)を残したままのサイドモールド(
5)とに組み合わせ、中間底(6)を成形するための成
形空隙(15)を構成する。これに、発泡性成形材料を
ランナー(R3)により射出注入し、この成形空隙(1
5)内において発泡させ、充填させる。
発泡して成形された中間底(6)は、ラストモールド(
3)に装着していた甲被(2)の下部及び中底布(16
)の下面に接着するとともに、サイドモールド(5)に
残されていたトウガード(1)の、中間底成形空隙(1
5)に臨んで露出した内側面(7)に接着し、更に、同
じくボトムモールド(12)に残されていた本底(14
)の内面(17)に接着する。
3)に装着していた甲被(2)の下部及び中底布(16
)の下面に接着するとともに、サイドモールド(5)に
残されていたトウガード(1)の、中間底成形空隙(1
5)に臨んで露出した内側面(7)に接着し、更に、同
じくボトムモールド(12)に残されていた本底(14
)の内面(17)に接着する。
次いで、サイドモールド(5)、ボトムモールド(12
)を外し、ラストモールド(3)から脱靴して第5図に
示す本実施例の靴(S)を得る。
)を外し、ラストモールド(3)から脱靴して第5図に
示す本実施例の靴(S)を得る。
中間底(6)の硬度(ショアA)は50〜60度で、白
色かつ発泡ポリ塩化ビニル樹脂製の層であり、発泡ポリ
塩化ビニル樹脂で成形させることにより、靴底(lO)
のクツション部となっている。
色かつ発泡ポリ塩化ビニル樹脂製の層であり、発泡ポリ
塩化ビニル樹脂で成形させることにより、靴底(lO)
のクツション部となっている。
この軟質の中間底(6)を成形させる成形材料は、例え
ば、ポリ塩化ビニル樹脂、発泡剤、充填剤、可塑剤、安
定剤、および白色顔料からなり、この混合比率は、通常
、ポリ塩化ビニル樹Wf4100重′Ik部に対し、発
泡剤(アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルフォニルヒ
ドラジドなど)0.6〜3重量部、充填剤(炭酸カルシ
ウムなど)5〜30重量部、可塑剤(ジオクチルフタレ
ート、ジブチルフタレートなど)90〜110重量部、
安定剤(スズ系メルカプタン、バリウム亜鉛など)1.
5〜3重量部、および白色顔料(II化チタンなど)2
〜5重量部である。
ば、ポリ塩化ビニル樹脂、発泡剤、充填剤、可塑剤、安
定剤、および白色顔料からなり、この混合比率は、通常
、ポリ塩化ビニル樹Wf4100重′Ik部に対し、発
泡剤(アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルフォニルヒ
ドラジドなど)0.6〜3重量部、充填剤(炭酸カルシ
ウムなど)5〜30重量部、可塑剤(ジオクチルフタレ
ート、ジブチルフタレートなど)90〜110重量部、
安定剤(スズ系メルカプタン、バリウム亜鉛など)1.
5〜3重量部、および白色顔料(II化チタンなど)2
〜5重量部である。
また、硬度のトウガード(1)及び本底(14)は、と
もに硬度(ショアA)が60〜70度で、黒色でかつポ
リ塩化ビニル樹脂からなり、これらを成形する成形材料
の混合比率は1例えば、ポリ塩化ビニル樹脂100重量
部に対し、充填剤(炭酸カルシウムなど)5〜30重量
部、可塑剤(ジオクチルフタレート、ジブチルフタレー
トなど)65〜100重量部、安定剤(スズ系メルカプ
タン、バリウム亜鉛など)1〜3重量部、および黒色顔
料(カーボンブラックなど)1〜2重量部である。
もに硬度(ショアA)が60〜70度で、黒色でかつポ
リ塩化ビニル樹脂からなり、これらを成形する成形材料
の混合比率は1例えば、ポリ塩化ビニル樹脂100重量
部に対し、充填剤(炭酸カルシウムなど)5〜30重量
部、可塑剤(ジオクチルフタレート、ジブチルフタレー
トなど)65〜100重量部、安定剤(スズ系メルカプ
タン、バリウム亜鉛など)1〜3重量部、および黒色顔
料(カーボンブラックなど)1〜2重量部である。
ボトムモールド(12)は、靴底(10)の接地面の凹
凸意匠(11)が刻設されているが、その凹凸意匠(1
1)が部分的に輪状等の周回状突起(IIA)となって
突出しており、このボトムモールド(12)がダミーモ
ールド(8)と組み合わさって本底成形空隙(I3)を
構成したとき、前記、周回状突起(IIA)がダミーモ
ールド(8)の下面(18)に突き当たるようにしたの
で、この周回状突起(IIA)が、堰となってその内側
に本底成形材料が注入されないので、その部分は、本底
(14)に穴を成形することとなる。ダミーモールド(
8)を取り外した後、この本紙(14)の上面に前記の
方法により、中間底(6)を成形すると、周回上突起(
IIA)の内側にも発泡製成形材料が注入されるので、
この穴から中間底(6)が一部露出することとなる。本
実施例では、この穴の部分を本底(14)の踵部、足親
指のつけ根部等に設ける。それらの部分で、中間底(6
)が本底(14)の穴から露出し、かつ、接地する程度
まで突出する構成としたので、この部分は、中間底が厚
いからクツション性を良くし、また、すべりにくくする
。
凸意匠(11)が刻設されているが、その凹凸意匠(1
1)が部分的に輪状等の周回状突起(IIA)となって
突出しており、このボトムモールド(12)がダミーモ
ールド(8)と組み合わさって本底成形空隙(I3)を
構成したとき、前記、周回状突起(IIA)がダミーモ
ールド(8)の下面(18)に突き当たるようにしたの
で、この周回状突起(IIA)が、堰となってその内側
に本底成形材料が注入されないので、その部分は、本底
(14)に穴を成形することとなる。ダミーモールド(
8)を取り外した後、この本紙(14)の上面に前記の
方法により、中間底(6)を成形すると、周回上突起(
IIA)の内側にも発泡製成形材料が注入されるので、
この穴から中間底(6)が一部露出することとなる。本
実施例では、この穴の部分を本底(14)の踵部、足親
指のつけ根部等に設ける。それらの部分で、中間底(6
)が本底(14)の穴から露出し、かつ、接地する程度
まで突出する構成としたので、この部分は、中間底が厚
いからクツション性を良くし、また、すべりにくくする
。
また1本実施例では、第3図に明瞭に示したように、サ
イドモールド(5)に残されたトウガード(1)の下端
部を接地部の一部(7A)として位置するようにし、中
間底(6)の成形時、中間底(6)を成形するための成
形材料はトウガード内側面(7)と接着境界面を成して
充填され、且つボトムモールド(12)により意匠区割
された意匠端面(6A)とし、靴底接地面に露出する。
イドモールド(5)に残されたトウガード(1)の下端
部を接地部の一部(7A)として位置するようにし、中
間底(6)の成形時、中間底(6)を成形するための成
形材料はトウガード内側面(7)と接着境界面を成して
充填され、且つボトムモールド(12)により意匠区割
された意匠端面(6A)とし、靴底接地面に露出する。
また、中間底成形材料は、充填完了によってトウガード
(1)と本底(14)とを接着し一体となる。
(1)と本底(14)とを接着し一体となる。
このようにトウガード(1)の下@部を接地部の一部(
7A)として位置させて、トウガード(1)と本底(I
4)間に中間底(6)を成形する成形材料を入り込ませ
るようにしたので、すでに成形済みのトウガード(1)
と本底(14)とを中間底(6)成形と同時に接着一体
化し得たのであり、しかも、両者(1)、(14)は、
同色で同じ成形材料でなり、中間底の露出意匠端面(6
A)を間に介在させた構成でなるから。
7A)として位置させて、トウガード(1)と本底(I
4)間に中間底(6)を成形する成形材料を入り込ませ
るようにしたので、すでに成形済みのトウガード(1)
と本底(14)とを中間底(6)成形と同時に接着一体
化し得たのであり、しかも、両者(1)、(14)は、
同色で同じ成形材料でなり、中間底の露出意匠端面(6
A)を間に介在させた構成でなるから。
両者(1)、(14)は別個に成形されたにも拘らず、
成形後は、あたかも、トウガード(1)と本底(14)
とか、同一成形体でなるかの如く認識され得る外観を呈
する。
成形後は、あたかも、トウガード(1)と本底(14)
とか、同一成形体でなるかの如く認識され得る外観を呈
する。
本発明は、トウガードやドウキャップ等の甲被補強部を
本底とともに、硬度を高く成形できるから、これらの強
度を所期の目的通りに確保できる。
本底とともに、硬度を高く成形できるから、これらの強
度を所期の目的通りに確保できる。
また、甲被と一体となって補強する甲被補強部と本底を
先に成形した後、それらによってa+iされた中間底成
形空隙に発泡性成形材料を射出してそれらに接着一体化
するようにしたので1発泡性中間底を本底より先に成形
した場合のように、その表面に余熱による変形の凹凸を
生じることがなく、したがって本底や中間底を所期の厚
みをもった所期の形状通りに成形することができ、この
ため、靴底に耐久性を付与するとともに靴底全体を軽量
とし、また、クツション性を良好とすることができる。
先に成形した後、それらによってa+iされた中間底成
形空隙に発泡性成形材料を射出してそれらに接着一体化
するようにしたので1発泡性中間底を本底より先に成形
した場合のように、その表面に余熱による変形の凹凸を
生じることがなく、したがって本底や中間底を所期の厚
みをもった所期の形状通りに成形することができ、この
ため、靴底に耐久性を付与するとともに靴底全体を軽量
とし、また、クツション性を良好とすることができる。
したがってこの靴は履いた人を必要以上に疲れさせるこ
とがない、また、甲被補強部の下端部が本底接地部の一
部として位置しているように構成しているので、中間底
との接着部端部が摩耗されやすいので中間底との接着部
端部が摩耗されやすい頂端部に位置しないので、履用に
よって摩耗が進んでも中間底が露出するようなことがな
く、品質の良い靴を提供することができる。
とがない、また、甲被補強部の下端部が本底接地部の一
部として位置しているように構成しているので、中間底
との接着部端部が摩耗されやすいので中間底との接着部
端部が摩耗されやすい頂端部に位置しないので、履用に
よって摩耗が進んでも中間底が露出するようなことがな
く、品質の良い靴を提供することができる。
第1図ないし第5図は1本発明の実施例のラストモール
ド、サイドモールド、ボトムモールド、ダミーモールド
を組み合わせてトウガード、本底、中間底を射出成形し
てなる靴の製造方法を示すもので、311図は、トウガ
ード及び本底の成形状態を示す靴長さ方向の縦断面図、
第2図は、ダミーモールドを取り外した後、中間底を成
形した状態を示す同じく縦断面図、jIa図は、第2図
のイ部拡大図、第4図は、第1図の成形時における甲被
を装着したラストモールドとサイドモールドを示す平面
図、jf!5図は、実施例によって製造された靴の正面
図、第6図は、従来例を示す要部従断面図である。 図中、 1・ ・ ・ 2・ ・ ・ 3・ ・ ・ 5・ ・ ・ 6・ ・ ・ 8・ ・ ・ 9・ ・ ・ 12・ ・ 13・ ・ 14・ ・ 15・ ・ ・トウガード ・甲 被 ・ラスI・モールド ・サイドモールド ・中 間 底 ・ダミーモールド ・トウガードの成形空隙 ・ボトムモールド ・本底の成形空隙 ・本 底 ・中間底の成形空隙
ド、サイドモールド、ボトムモールド、ダミーモールド
を組み合わせてトウガード、本底、中間底を射出成形し
てなる靴の製造方法を示すもので、311図は、トウガ
ード及び本底の成形状態を示す靴長さ方向の縦断面図、
第2図は、ダミーモールドを取り外した後、中間底を成
形した状態を示す同じく縦断面図、jIa図は、第2図
のイ部拡大図、第4図は、第1図の成形時における甲被
を装着したラストモールドとサイドモールドを示す平面
図、jf!5図は、実施例によって製造された靴の正面
図、第6図は、従来例を示す要部従断面図である。 図中、 1・ ・ ・ 2・ ・ ・ 3・ ・ ・ 5・ ・ ・ 6・ ・ ・ 8・ ・ ・ 9・ ・ ・ 12・ ・ 13・ ・ 14・ ・ 15・ ・ ・トウガード ・甲 被 ・ラスI・モールド ・サイドモールド ・中 間 底 ・ダミーモールド ・トウガードの成形空隙 ・ボトムモールド ・本底の成形空隙 ・本 底 ・中間底の成形空隙
Claims (1)
- (1)甲被を装着したラストモールドとサイドモールド
とダミーモールドとを組み合わせて、該甲被の立ち上が
り部の外表面に接着一体化して該甲被の補強をする甲被
補強部を、その下端部が本底接地部の一部として位置す
るように成形空隙を構成し、これと別にボトムモールド
とダミーモールドとを組み含わせて本底を成形するため
の成形空隙とを用意し、これらの成形空隙に射出成形材
料を射出注入して、各々の成形空隙に甲被と接着一体と
なった甲被補強部と本底とを別個に成形し、次いでそれ
らの成形空隙を構成したダミーモールドを取り外した後
、成形済みの前記甲被補強部をサイドモールドに、また
本底をボトムモールドにそれぞれ残したままでこれらの
ラストモールド、サイドモールド及びボトムモールドを
組み合わせて中間底を成形するための成形空隙を構成し
、中間底の一部が甲被補強部と接着境界面を成すと同時
に、本底との接着境界面を成し、且つ本底接地部の一部
意匠領域として露出せしめるように成した成形空隙中に
、中間底成形用発泡性射出成形材料を射出注入して該成
形空隙中で発泡させ、前記甲被補強部と本底とに接着一
体となつた発泡中間底を成形することを特徴とする射出
成形靴の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227159A JPH0653081B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 射出成形靴の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227159A JPH0653081B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 射出成形靴の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108402A true JPH04108402A (ja) | 1992-04-09 |
JPH0653081B2 JPH0653081B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16856424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227159A Expired - Fee Related JPH0653081B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 射出成形靴の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653081B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08322604A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Nordica Spa | 靴製造方法及びこの方法により製造される靴 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12049032B2 (en) | 2020-03-20 | 2024-07-30 | King Steel Machinery Co., Ltd. | Injection molding method |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741A (en) * | 1980-05-02 | 1982-01-05 | Kraftwerk Union Ag | Groove conductor fastening device for electric machine |
JPS63111801A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-17 | アキレス株式会社 | 靴の製造方法 |
JPS63172302U (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 | ||
JPH0312249U (ja) * | 1989-06-20 | 1991-02-07 | ||
JPH0464242A (ja) * | 1990-07-04 | 1992-02-28 | Fujitsu Ltd | 光半導体素子の実装構造 |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP2227159A patent/JPH0653081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741A (en) * | 1980-05-02 | 1982-01-05 | Kraftwerk Union Ag | Groove conductor fastening device for electric machine |
JPS63111801A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-17 | アキレス株式会社 | 靴の製造方法 |
JPS63172302U (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 | ||
JPH0312249U (ja) * | 1989-06-20 | 1991-02-07 | ||
JPH0464242A (ja) * | 1990-07-04 | 1992-02-28 | Fujitsu Ltd | 光半導体素子の実装構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08322604A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Nordica Spa | 靴製造方法及びこの方法により製造される靴 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653081B2 (ja) | 1994-07-20 |
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