JPH0410790Y2 - - Google Patents

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JPH0410790Y2
JPH0410790Y2 JP1227587U JP1227587U JPH0410790Y2 JP H0410790 Y2 JPH0410790 Y2 JP H0410790Y2 JP 1227587 U JP1227587 U JP 1227587U JP 1227587 U JP1227587 U JP 1227587U JP H0410790 Y2 JPH0410790 Y2 JP H0410790Y2
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JP
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fish
trough
passage
reversing
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、不揃いな向きで供給された魚体を振
分けて頭部を先頭に揃えるための魚体の頭部揃え
装置に関する。
従来技術 魚体を処理するためには、前もつて多数の魚体
を整列させて、たとえば頭の向きを全て前方に揃
えることが必要な場合がある。
そのような魚体の振分け搬送を行なう従来から
の頭部揃え装置では、上方および長手方向両端に
開口部を有する振分けトラフと、前記開口部の一
方側に臨んで配置され、搬送された魚体の進行方
向を反転する反転手段とが備えられる。この振分
けトラフの底板には、前記振分け方向と交差する
直線状の溝あるいは突起が表面に多数並設された
搬送板が粘着されている。振分けトラフの上方開
口部から魚体が投下されると、駆動機構によつて
振分けトラフが往復駆動され、これによつて魚体
の鱗が溝あるいは突起に係合して、頭部を振分け
方向両側に向けて魚体が搬送される。振分けられ
た魚体のうち前記反転手段に向けて搬送された魚
体は、その進行方向を反転されて再び前記トラフ
に供給されて搬送される。
考案が解決しようとする問題点 前記先行技術では、トラフに投下されて振分け
られた魚体のうち反転手段側に搬送された魚体
は、反転手段によつて進行方向が反転される。反
転された魚体は、再び前記トラフに供給されて搬
送される。しかしながら、前記トラフには後続し
て振分けられる魚体が供給されるため、反転され
た前記魚体と後続して供給された魚体とがぶつか
り合つてしまい、反転された魚体の進行を阻害し
てしまう。このような装置では、供給された全て
の魚体を円滑に搬送することができず効率が悪
い。
したがつて、従来から供給された全ての魚体の
進行が阻害されることなく円滑に搬送することが
できる魚体の頭部揃え装置が所望されていた。
本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、
供給された全ての魚体を振分けて円滑に搬送し、
確実に一定な向きに揃えることができる。魚体の
頭部揃え装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、不揃いな向きで供給された魚体を振
分けて搬送し、頭部を先頭に揃える魚体の頭部揃
え装置において、 上方に開放されかつ長手方向両側に開口部を有
し、粗面状に形成された魚体搬送面を有するトラ
フと、 前記トラフを長手方向に往復駆動するための駆
動手段と、 前記トラフの一方側開口部に臨んで配置され、
水平軸線まわりに回転駆動される回転体を有し、
前記開口部から供給された魚体の進行方向を前記
回転体によつて反転する反転手段と、 前記反転手段によつて反転された魚体を前記ト
ラフへ案内するための案内手段とを備え、 前記トラフには隔壁によつて前記両開口部を連
通する第1通路および第2通路が形成され、前記
第1通路に供給された魚体のうち、頭部が前記反
転手段側に向いた魚体を前記反転手段によつてそ
の進行方向を反転し前記案内手段を介して第2通
路へ供給するようにしたことを特徴とする魚体の
頭部揃え装置である。
作 用 本考案に従えば、トラフの第1通路内に供給さ
れた魚体は、頭部を先頭にして両側に向けて振分
けられる。両側へ振分けられた魚体のうち、反転
手段側に向かつて搬送された魚体は、反転手段に
よつて進行方向が反転される。反転された魚体
は、案内手段によつて前記トラフの第2通路内に
供給されて搬送される。このため、反転された魚
体は、後続して供給された魚体によつて進行を阻
害されることなく搬送される。したがつて、供給
された全ての魚体は、円滑にかつ確実に一定な向
きに揃えられる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の魚体の頭部揃え装
置1の簡略化した正面図であり、第2図はその平
面図であり、第3図はその斜視図である。頭部揃
え装置1は、不揃いな向きで供給された魚体を振
分けて搬送するトラフ2と、このトラフ2を長手
方向に往復駆動するための駆動手段3と、トラフ
2の一方側開口部から頭部を先頭にして搬出され
た魚体の進行方向を反転する反転手段4とを含
む。
トラフ2は、底板5と、この底板5の長手方向
両側に立設された側板6a,6bと、底板5上で
かつ側板6a,6bと平行に立設された隔壁7
a,7b,7cとを含む。このように構成された
トラフ2の底板5上には、側板6aと隔壁7aに
よつて通路R1が形成され、隔壁7aと7bによ
つて通路R2が形成され、隔壁7bと7cによつ
て通路R3が形成され、隔壁7cと側板6bによ
つて通路R4が形成される。各通路R1〜R4内
の底板5上には、第4図に示すように粗面8を有
する搬送板9が粘着される。粗面8は、たとえば
魚体の振分け方向Aとは直角な方向に直線状の溝
あるいは突起が並設され、魚体の鱗が係合するよ
うに構成されている。
駆動手段3は、相互に平行でかつ上下に延びる
支持棒10a,10b,10c,10d(総称す
る場合は支持棒10と記す)の上端部とトラフ2
の底板5とがピン止めによつて枢支され、支持棒
10の下端部が基台11と枢支された構成を有す
る。支持棒10aと支持棒10bとは連結棒25
によつて連結され、連結棒25は、アーム12が
把持部材13によつて取付けられ、アーム12は
クランク装置14に連結される。この把持部材1
3は、変位調節可能な構造であり、把持位置は連
結棒25の軸線に沿つて左右方向に任意に選ぶこ
とができる。クランク装置14は、ベルト15を
介してモータ16と連結され、モータ16は基台
11に設置される。
反転手段4は、水平軸線まわりに回転駆動され
る回転ブラシ17と、回転ブラシ17を外囲する
反転シユート18から成り、回転ブラシ17の回
転軸17aはベルト19を介してモータ16と連
結される。この反転シユート18は、トラフ2に
臨む開口部20を有し、図示しない固定部材によ
つて固定されている。また、反転シユート18の
両側面には、側面板24a,24bが形成され
る。なお、この側面板24a,24bは搬送中に
魚体が反転シユート18と回転ブラシ17との間
から抜け出ない程度の幅を有するものであり、反
転シユート18の側面を全面覆うものであつてよ
い。また、回転ブラシ17の外周面と反転シユー
ト18の内面との間隙は、魚体が回転ブラシ17
に確実に係合して搬送される程度であつて、魚体
の厚みよりやや狭く設定されている。開口部20
の下方には、トラフ2の開口部から搬送された魚
体を確実に受けるための魚体受21が備えられ、
開口部20の上方には、反転シユート18の内面
に沿つて搬送されてきた魚体を、トラフ2の通路
R1またはR4へ誘導するための案内板22,2
3が設けられる。この案内板22,23は、トラ
フ2側に向かつて下方に傾斜した底板22a,2
3aと、基端部が回転軸17aに取付けられ他端
部がトラフ2の側面板6aまたは6bに向かつて
延びる側板22b,23bと、基端部が回転ブラ
シ17の外周面に臨みかつ隔壁7bの延長線上に
配置され他端部が隔壁7aまたは7cの端部に臨
むように湾曲して形成された側板22c,23c
とを有する。これによつて開口部20から搬出さ
れた魚体を通路R1またはR4内に案内するよう
に構成されている。
次に、以上のような構成を有する魚体の頭部揃
え装置1の動作について説明する。図示しない作
動スイツチが押圧操作されると、基台11に設置
されたモータ16が回転駆動され、このモータ1
6の回転は、ベルト15によつてクランク装置1
4に伝達されるとともに、回転ブラシ17の回転
軸17aにベルト19を介して伝達される。この
クランク装置14は、回転運動を往復直線運動に
変換する構成を有し、モータ16からの回転運動
がベルト15を介して伝達されると、アーム12
が往復直線運動を行なうように変換される。この
アーム12の往復直線運動によつて、支持棒10
a,10bが基台11の枢支部分を支点として振
分け方向Aに沿つて往復駆動される。これによつ
て、トラフ2は振分け方向Aに沿つて往復駆動さ
れる。このような状態でトラフ2の通路R2,R
3の中央付近に不揃いな向きで魚体が投下される
と、トラフ2の往復駆動によつて、トラフ2の魚
体搬送板9の粗面8と魚体の鱗とが係合して、魚
体は頭部を先頭にして通路R2,R3内で、振分
け方向Aに向かつて両側へ振分けられる。搬送方
向Bに頭部を向けた魚体は、そのまま下流側開口
部に向かつて搬送される。一方、搬送方向Bとは
逆方向へ頭部を向けた魚体は、反転手段4に向か
つて搬送され、反転手段4の魚体受21内へ落下
する。魚体受21内へ落下した魚体は、回転ブラ
シ17のブラシの先端部と係合し、反転シユート
18の内面に沿つて摺動され、矢符C方向に搬送
される。このようにして魚体は進行方向が反転さ
れる。反転された魚体は、反転シユート18の開
口部20の上側に設けられた一対の案内板22,
23上に搬出される。案内板22,23は、反転
シユート18の開口部20からトラフ2側へ向か
つて下方へ傾斜しているため、開口部20の側面
板24aまたは24b付近から搬出された魚体
は、底板22a,23a上を直進してトラフ2の
通路R1またはR4内へ落下する。また、開口部
20の中央部付近から搬出された魚体は、頭部を
先頭にして側板22c,23cに沿つて案内さ
れ、通路R1またはR4内へ落下する。このよう
に、通路R2またはR3内へ供給された魚体は、
反転手段4によつて反転され、案内板22,23
によつて必ず魚体が供給された通路R2,R3以
外の通路R1,R4内に搬出される。こうしてト
ラフ2の通路R1またはR4に再び供給された魚
体は、トラフ2の往復駆動によつて搬送方向Bに
向かつて搬送され、トラフ2の下流側開口部から
搬出される。したがつて、トラフ2の通路R2ま
たはR3に投下された全ての魚体は、後続して供
給された魚体によつてその進行を阻害されること
なく搬送され、頭部を搬送方向Bに向けた一定な
方向に揃えられる。
上述の実施例では、トラフ上に4本の通路を設
けるようにしたが、希望する数の通路を設けるよ
うにしてもよい。また魚体を投下する通路は、前
記実施例で述べた通路R2,R3以外の通路を用
いるようにしてもよく、これに応じて案内板の形
状が変形されることは、当業者にとつて容易に理
解されるであろう。また、トラフの各通路の下流
側開口部を、後続する複数の処理手段に自在に導
くことも可能である。
効 果 以上のように本考案によれば、反転手段によつ
て進行方法を反転された魚体は、後続して供給さ
れた魚体と通路を違えて搬送されるため、後続す
る魚体によつて進行を阻害されることが防止され
る。これによつて作業効率がより一層向上され
る。しかも簡単な構造で確実に魚体を一定の向き
に揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の頭部揃え装置1の
正面図、第2図はその平面図、第3図はその斜視
図、第4図は底板5の部分拡大断面図である。 1……頭部揃え装置、2……トラフ、3……駆
動手段、4……反転手段、7a,7b,7c……
隔壁、10a,10b,10c,10d……支持
棒、11……基台、12……アーム、14……ク
ランク装置、15,19……ベルト、16……モ
ータ、17……回転ブラシ、18……反転シユー
ト、22,23……案内板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 不揃いな向きで供給された魚体を振分けて搬送
    し、頭部を先頭に揃える魚体の頭部揃え装置にお
    いて、 上方に開放されかつ長手方向両側に開口部を有
    し、粗面状に形成された魚体搬送面を有するトラ
    フと、 前記トラフを長手方向に往復駆動するための駆
    動手段と、 前記トラフの一方側開口部に臨んで配置され、
    水平軸線まわりに回転駆動される回転体を有し、
    前記開口部から供給された魚体の進行方向を前記
    回転体によつて反転する反転手段と、 前記反転手段によつて反転された魚体を前記ト
    ラフへ案内するための案内手段とを備え、 前記トラフには隔壁によつて前記両開口部を連
    通する第1通路および第2通路が形成され、前記
    第1通路に供給された魚体のうち、頭部が前記反
    転手段側に向いた魚体を前記反転手段によつてそ
    の進行方向を反転し前記案内手段を介して第2通
    路へ供給するようにしたことを特徴とする魚体の
    頭部揃え装置。
JP1227587U 1987-01-29 1987-01-29 Expired JPH0410790Y2 (ja)

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JPS63119374U JPS63119374U (ja) 1988-08-02
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