JPH04107687U - 洗い場付き浴槽 - Google Patents

洗い場付き浴槽

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JPH04107687U
JPH04107687U JP898191U JP898191U JPH04107687U JP H04107687 U JPH04107687 U JP H04107687U JP 898191 U JP898191 U JP 898191U JP 898191 U JP898191 U JP 898191U JP H04107687 U JPH04107687 U JP H04107687U
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JP
Japan
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bathtub
apron
washing area
makeup
decorative
Prior art date
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Pending
Application number
JP898191U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 前川
巌 川上
正雪 越野
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP898191U priority Critical patent/JPH04107687U/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】化粧エプロンとして大理石などの自然石で形成
したものや大理石の自然石を模した重量のあるものを用
いても、しっかりと取り付けることができ、かつ、取付
けも簡単で取付精度にも優れた化粧エプロンの取付構造
を有する洗い場付き浴槽を提供することを目的としてい
る。 【構成】化粧エプロン6の上端部を浴槽カウンター4と
洗い場3の立上壁31との間に形成される係合凹部44
に臨ませるとともに、立上壁31の下部に取り付けられ
たエプロン受金具5のナット72に螺合される蝶ねじ7
で化粧エプロン7を下方から受け、蝶ねじ7を締め込む
ことにより、化粧エプロン6を立面壁31に沿って上方
へ持ち上げ前記上端部を係合凹部44に係合させる構造
とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は浴室ユニットを構成する洗い場付き浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場で統一した形状に予め生産された単一部材を現地で組み立てるだけで簡単 に浴室を得ることができるため、規格化された多くの浴室を必要とするホテルや マンションなどでは、浴室ユニットがよく使用されている。 このような浴室ユニットに使用される浴槽には、洗い場を構成する平坦な防水 パン上に載置しただけでその側壁面が洗い場から見えるタイプや、浴槽本体と洗 い場とを備え、洗い場に設けられた立上壁(「腰壁」とも言う)で浴槽本体の側 壁面が隠されるようにされたタイプ等がある。
【0003】 そのうち、前者のタイプは、浴槽の壁面が洗い場から直接見えて見栄えが悪い ため、浴槽の側壁面に装飾性に優れた化粧エプロンを取り付けたりしている。 従来の化粧エプロンは、図4にみるように、化粧エプロン81の上端を浴槽8 2の側面に設けられたフランジ83内に差し込むとともに、下端を洗い場84に 形成された堰85の上部に載置するとともに固定ボルト86を緩めて取付具87 を下方にずらして堰85の上部に嵌着したのち、固定ボルト86を締めつけて固 定するようになっていたり、バネの弾性力を利用してフランジ内に付勢して固定 するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一方、後者のタイプの浴槽は、洗い場の立上壁によって浴槽本体の側壁面が覆 われているため、従来、化粧エプロンが設けられていなかった。 しかしながら、昨今の高級志向化によって、立上壁にも大理石などの自然石や 自然石を模した重量のある化粧エプロンの取り付けの要望が強くなっている。
【0005】 そこで、上記従来の取付構造を採用しようとしたが、上記従来の取付構造では 、作業性や安定性の点で問題があった。 すなわち、バネの弾性力を利用したものにおいては、バネの弾性力だけでは、 化粧エプロンの重量を支えることができず、うまく固定できない虞があり、図4 の化粧エプロンにおいては、固定ボルト86を締めつけて固定が完了するまでの 間、化粧エプロン81を一定位置に手でしっかりと支持しておかなければならな ず、重量のある化粧エプロン81では作業性がわるいとともに、取付精度の点で も問題があった。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みて、重量のある化粧エプロンであっても安 定して固定でき、取付作業が簡単で、かつ、取付精度もよい化粧エプロンの取付 構造を有する洗い場付き浴槽を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような目的を達成するために、浴槽本体と洗い場とを備え、 洗い場の立上壁が浴槽本体の側壁面に沿うように配設されている洗い場付き浴槽 であって、前記立上壁の表面を覆い装飾性を施す化粧エプロンをも備え、この化 粧エプロンが、前記立上壁に設けられたエプロン受金具に保持されたねじの下端 部で支持され、このねじを締め込むことによって前記立上壁に沿って上方へ持ち 上がり、その上端縁を前記立上壁の上端から洗い場側へ張り出す浴槽カウンター の張出部下面に形成された係合凹部へ係合させて立上壁表面へ取り付ける取付構 造とされていることを特徴とする洗い場付き浴槽を要旨としている。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、化粧エプロンを、その上端部が浴槽カウンターの係止凹 部に臨むように配置させるとともに、その下端部がエプロン受金具に保持された ねじの下端部で支持されるようにする。そして、ねじ下端部に設けられたナット やボルトの頭等を回してねじを締め込むようにする。このようにすれば、化粧エ プロンは、ねじの締め込みにともなって洗い場の立上壁に沿って上方へ徐々に上 昇し、その上端部が係合凹部に係合されて、立上壁の所望位置に固定される。
【0009】
【実施例】
以下に、この考案を、その実施例をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する 。 図1〜図3は、この考案にかかる洗い場付き浴槽の1実施例をあらわす。 図1にみるように、この洗い場付き浴槽1は、浴槽本体2および洗い場3を備 えていて、従来と同様に浴室ユニットAの一部を構成するようになっている。
【0010】 浴槽本体2は、フランジ21がその周縁に張り出していて、フランジ21の下 部に凹部22が設けられている。 凹部22には、洗い場3の浴槽2側に設けられた立上壁31の上端縁から浴槽 2方向へ延出する縁部32の一部が臨んでいる。 縁部32には、浴槽カウンター4が、その一側端41を浴槽本体2のフランジ 21の下端部が接するように下側に入り込ませ、図2にみるように、他側端42 を洗い場3側へ張出部として張り出すように載置されている。
【0011】 立上壁31の下部には、図2および図3にみるように、断面L字形のエプロン 受金具5が固定されている。 エプロン受金具5には、ナット72が溶接により固定されていて、このナット 72に化粧エプロン6の下端部に形成されたねじ挿通孔61に下方から挿通され て化粧エプロン6を下方から受ける蝶ねじ7の上端部が螺合されている。
【0012】 化粧エプロン6は、その上端部が浴槽カウンター4の他側端42から下方に突 出する突条43と、立上壁31との間に形成される係合凹部44に係合するとと もに、その上部前端面に形成された切欠63に前記突条43が係止されている。 なお、図中、33は洗い場3の床面、37は化粧カウンター、38は化粧カバ ーである。
【0013】 この洗い場付き浴槽1は、上記のようになっており、化粧エプロン6をつぎの ようにして取り付けることができる。 洗い場3の縁部32に浴槽カウンター4をその一部が洗い場3側へ張り出 すように載せた状態で、フランジ21の下部に設けられた凹部22内に縁部32 の一部を入り込ませるとともに、浴槽カウンター4の上面をフランジ21の下端 縁で押さえるように浴槽本体2を配置する。
【0014】 なお、浴槽カウンター4は、浴槽本体2と洗い場ユニット3を所定の位置にセ ットしたのち、縁部32に載置するようにしても構わない。 浴槽カウンター4の突条43と立上壁31との間に形成される係合凹部4 4に化粧エプロン6の上端部が臨むように化粧エプロン6を立面壁31に沿わせ る。
【0015】 蝶ねじ7を化粧エプロン6のねじ挿通孔61に下方から挿通し、蝶ねじ7 を化粧エプロン受金具5のナット72に螺合して蝶ねじ7の頭部で化粧エプロン 6を下方から受けるようにする。 蝶ねじ7を締め込み化粧エプロン6を立上壁31に沿って上方へ押し上げ その上端部を係合凹部44に係合させるとともに、切欠63に突条43を係止さ せる。なお、蝶ねじ7の締め込みにあたっては、化粧エプロン6が蝶ねじ7の頭 部で受けられているので、化粧エプロン6を軽く立上壁31側へ押し付けておく だけでよい。
【0016】 この考案にかかる洗い場付き浴槽は、上記の実施例に限定されない。たとえば 、上記の実施例では、浴槽本体と洗い場とが分離自在に構成されているが、一体 化されていても構わない。
【0017】
【考案の効果】
この考案にかかる洗い場付き浴槽は、以上のように構成されているので、重量 のある化粧エプロンであっても、洗い場の立上壁に簡単に取り付けられる。しか も、その取り付け精度もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる洗い場付き浴槽の1実施例が
組み込まれた浴室ユニットの1例をあらわす正面縦断面
図である。
【図2】その化粧エプロン部分をあらわす断面図であ
る。
【図3】その化粧エプロン部分をあらわす正面図であ
る。
【図4】従来の浴槽の化粧エプロン部分をあらわす断面
図である。
【符号の説明】
1・・・洗い場付き浴槽 2・・・浴槽本体 3・・・洗い場 4・・・浴槽カウンター 5,81・・・エプロン受金具 6・・・化粧エプロン 7・・・蝶ねじ 31・・・立上壁 42・・・他側端(張出部) 44・・・係合凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体と洗い場とを備え、洗い場の立上
    壁が浴槽本体の側壁面に沿うように配設されている洗い
    場付き浴槽であって、前記立上壁の表面を覆い装飾性を
    施す化粧エプロンをも備え、この化粧エプロンが、前記
    立上壁に設けられたエプロン受金具に保持されたねじの
    下端部で支持され、このねじを締め込むことによって前
    記立上壁に沿って上方へ持ち上がり、その上端縁を前記
    立上壁の上端から洗い場側へ張り出す浴槽カウンターの
    張出部下面に形成された係合凹部へ係合させて立上壁表
    面へ取り付ける取付構造とされていることを特徴とする
    洗い場付き浴槽。
JP898191U 1991-02-26 1991-02-26 洗い場付き浴槽 Pending JPH04107687U (ja)

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JP898191U JPH04107687U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 洗い場付き浴槽

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JP898191U JPH04107687U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 洗い場付き浴槽

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JPH04107687U true JPH04107687U (ja) 1992-09-17

Family

ID=31899715

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JP898191U Pending JPH04107687U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 洗い場付き浴槽

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829392B2 (ja) * 1974-11-06 1983-06-22 テオド−ル ア−ル ジ−グラ− 自立構造体を形成する組合体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829392B2 (ja) * 1974-11-06 1983-06-22 テオド−ル ア−ル ジ−グラ− 自立構造体を形成する組合体

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