JPH04107274U - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH04107274U JPH04107274U JP1523591U JP1523591U JPH04107274U JP H04107274 U JPH04107274 U JP H04107274U JP 1523591 U JP1523591 U JP 1523591U JP 1523591 U JP1523591 U JP 1523591U JP H04107274 U JPH04107274 U JP H04107274U
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Landscapes
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- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体上のトナー像を転写される転写シート
が、これを保持する転写ドラム上でジャムを起こしたと
き、このシートを容易に転写ドラムから除去できる複写
機を提供する。 【構成】 転写ドラム22を画像形成装置本体100に
対して手前側に引き出し可能に支持し、引き出した転写
ドラム22上の転写シートSを容易に除去できるように
する。
が、これを保持する転写ドラム上でジャムを起こしたと
き、このシートを容易に転写ドラムから除去できる複写
機を提供する。 【構成】 転写ドラム22を画像形成装置本体100に
対して手前側に引き出し可能に支持し、引き出した転写
ドラム22上の転写シートSを容易に除去できるように
する。
Description
【0001】
本考案は、表面にトナー像を形成される潜像担持体と、該担持体に対置されて
回転駆動される転写ドラムと、該ドラムに転写シートを送り出すシート給送装置
と、該給送装置から送り出され、前記転写ドラムの周面に巻き付けられた転写シ
ート上に、前記潜像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写装置と、転写
ドラムから分離された転写シート上のトナー像を定着する定着装置とを有する画
像形成装置に関する。
【0002】
複写機、プリンタ或いはファクシミリなどとして構成される上記形式の画像形
成装置は従来より周知であり、かかる画像形成装置は、転写ドラム上の転写シー
トにトナー像を複数回転写できるので、カラー画像形成装置として構成すること
ができる(例えば特公昭63−34467号公報参照)。
【0003】
シート給送装置から送り出された転写シートは、転写ドラムに巻き付けられ、
トナー像転写後に該ドラムから分離されるが、このような一連の動作中に、転写
ドラム上にて転写シートがジャムを起こすことがある。かかる転写シートは早急
に除去する必要がある。
【0004】
このような転写シートの除去作業は一般にジャム処理と称せられているが、従
来の画像形成装置においてはこのジャム処理に多大な時間と手間を必要とした。
すなわちジャムが発生したとき、転写ドラムの周辺の部品をドラムから離間させ
、画像形成装置本体の内部に配置された転写ドラムに手を入れ、該ドラムから転
写シートを引き出さなければならない。このように作業者は画像形成装置本体内
に手を入れる必要があるため、そのときの姿勢が不自然となり、作業が大変やり
ずらかった。
【0005】
また転写ドラムは、一般にそのドラム本体のまわりにポリエステルフィルムな
どの支持フィルムを巻き付け固定したものから構成され、かかるドラムに巻き付
けられた転写シートは支持フィルムに対して静電吸着されている。このように転
写ドラムに吸着保持された転写シートを、そのジャム処理時に除去するには、こ
の転写シートを強く引張り、或いは剥がす必要があるが、このような作業を上述
のように不自然な態勢で行うと、転写ドラムの支持フィルムに傷を付けてしまう
恐れがある。傷が付いた支持フィルムは転写性能が低下し、これによって転写不
良が発生し、良好な画像を得ることが困難となる。
【0006】
本考案は上記認識に基づきなされたものであり、その目的とするところは、ジ
ャム処理を、転写シートのサイズにかかわりなく、簡単に遂行できる画像形成装
置を提供することにある。
【0007】
本考案は上記目的を達成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、画像形成装置本体に対して、前記転写ドラムをその軸線方向手前側に引き出
し可能に支持するガイド手段を設け、転写ドラムを手前側に引き出したとき、該
ドラムに巻き付けられた最大サイズの転写シートの奥側の側縁が、画像形成装置
本体の本体ベース手前側端部よりも外側となるように、前記ガイド手段による転
写ドラムの引き出しストロークを設定した構成を提案する。
【0008】
以下、本考案をカラー画像形成装置(カラー複写機)として構成した実施例を
図面に従って詳細に説明する。
【0009】
図1において、画像形成装置本体100の上部に固定された透明板より成る原
稿載置台10上に原稿(図示せず)が載置され、この原稿に対し照明装置11が
第1ミラー12と共に図における右方へ移動することにより照明走査が行われる
。このとき走査光像は、同じ方向に移動する第2ミラー13と第3ミラー14を
介して結像レンズ15を通り、このあと第4ミラー16、フィルタ装置17を通
って、画像形成装置本体100内で時計方向に回転するドラム状の感光体18上
に結像投影される。符号19は、感光体18の光導電層を所定の極性に一様に帯
電する帯電器である。
【0010】
フィルタ装置17は複数の色分解フィルタを有し、このうちの1つのフィルタ
で、例えばブルー成分の光像が初めに取り出され、この光像が帯電器19によっ
て既に一様に帯電されている感光体上に、露光位置Aにおいて結像投影され、こ
れによって感光体上に静電潜像が形成される。このように静電潜像が形成される
感光体18は、潜像担持体の一構成例をなすものである。
【0011】
一方、感光体18の回転方向における露光位置Aよりも下流側の感光体まわり
には、フィルタ装置17の各フィルタによって色分解される色の補色に対応する
色の現像剤、すなわち三原色の補色であるイエロー、マゼンタ、シアンの各色の
現像剤をそれぞれ収容しているイエロー現像器21Y、マゼンタ現像器21M、
シアン現像器21Cと、黒色現像剤を収容しているブラック現像器21Bとが配
設されている。これらの現像器には、磁気ブラシ現像を行うための磁石を内蔵し
た現像スリーブ50Y,50M,50C,50B及びドクター51、並びに撹拌
羽根が配設されている。
【0012】
前述のように感光体18上に形成された静電潜像は、イエロー現像器21Yに
よって可視像化され、感光体18の表面にイエロー色のトナー像が形成される。
【0013】
また画像形成装置本体100の内部には、感光体18に近接して対置された転
写ドラム22が配置され、該ドラム22は感光体18との対向位置にて該感光体
18と同方向、同速度で移動するように、図2における反時計方向に回転駆動さ
れる。かかる転写ドラム22は、例えば特公昭63−34467号公報などに詳
しく開示されているように円筒状のドラム本体とそのまわりに固定された支持フ
ィルムとを有し、ドラム本体はその軸線方向の両端部と、これらを連結し、ドラ
ムの軸線方向に延びる帯状連結部を残して切除され、切除された部分の全体を覆
うように可撓性の支持フィルムが巻き付き固定されている。
【0014】
このような転写ドラム22の周面には、シート給送装置23から給送された転
写シートが巻き付けられ、該シートの先端が図示していないクランプによって転
写ドラム22に係止される。
【0015】
また転写ドラム22の内部の感光体18と対向した領域には転写チャージャ2
0により構成された転写装置が配置され、転写ドラム22に巻き付けられた転写
シートが感光体18の表面に接しながらこの転写チャージャ20を通るとき、そ
のコロナ放電によって転写シートに対しトナーの帯電極性と逆極性の帯電作用を
及ぼし、感光体18上に形成されたトナー像を転写シート上に転写する。このと
き、転写ドラム22の支持フィルムが帯電され、これによって転写シートが静電
的にフィルムに吸着保持される。
【0016】
トナー像転写後に感光体18上に残留するトナーは、感光体クリーニング装置
27によって清掃される。このとき先ず除電チャージャ27aによって感光体1
8上の残留トナーが電気的に中和状態となるように除電作用を受け、次いでこの
トナーは、各現像器の現像スリーブと同様に構成されたクリーニングスリーブ2
7bによって除去される。引き続き、感光体18の表面の残留電荷はクエンチン
グランプ28によって除去される。
【0017】
同様にして、再度原稿が照明され、その光像はフィルタ装置17の他のフィル
タを通して感光体18の表面に結像投影され、これによって形成された静電潜像
がマゼンタ現像器21Mのマゼンタ色のトナーにより可視像化され、このトナー
像は転写ドラム22に巻き付けられた転写シート上に、転写チャージャ20作用
下に、先に転写されたイエロー色のトナー像の上から重ねて転写される。引き続
き同様にして感光体18上にシアン色のトナー像が形成され、これが転写チャー
ジャ20によって同じ転写シート上に転写される。さらに、必要に応じて感光体
18上にブラック現像器21Bによって黒色トナー像が形成され、これが転写シ
ート上に転写される。ブラック露光のときはフィルタとして、通常はNDフィル
タが用いられるが、かかるフィルタなしで感光体18を露光してもよい。転写シ
ート分離後の転写ドラム22の支持フィルムは、除電チャージャ29によって除
電される。
【0018】
上述のように原稿載置台10上の原稿に対して複数回の照明走査を行い、各走
査時にその反射光をフィルタ装置17の各フィルタによって色分解し、感光体上
に導いて静電潜像を形成し、これをその補色現像剤を収容した各現像器で可視像
化し、各トナー像を転写シートに重ねて転写し、該シート上にフルカラー画像を
形成するのである。
【0019】
トナー像転写後の転写シートは、分離チャージャ24及び分離爪25によって
所定のタイミングで転写ドラム22から分離され、分離された転写シートは搬送
ベルト5によって定着装置26に搬送される。定着装置26は加熱ローラと加圧
ローラより成り、転写シートをこれらのローラに挟持しながら搬送し、トナー像
を転写シート上に熱定着する。次いでこの転写シートは、コピー紙として機外に
排出される。
【0020】
以上は、フルカラー画像を得るときの動作であるが、複数の現像器のうち、1
つの現像器だけを用いて、モノカラー、又は白黒画像を得ることもできる。
【0021】
上述のように構成されたカラー画像形成装置において、転写シートは転写ドラ
ム22に巻き付けられ、トナー像転写後に該ドラム22から分離される。このよ
うな転写シートがジャムを起こしたとき、このシートを除去するジャム処理を行
う必要があるが、先に説明したように、従来はこの処理が大変面倒な作業となっ
ていた。
【0022】
そこで本考案に係る画像形成装置においては、以下に説明するように転写シー
トのジャム処理時に、転写ドラム22を手前側に引き出せるように構成されてい
る。
【0023】
図2は転写ドラム22を図1の左側から見たときの状況を模式的に示す図であ
り、この図において符号30で示したものは画像形成装置本体100のフレーム
、30aは該フレームの本体ベースをそれぞれ示し、また31は本体100の後
カバー、32は操作部カバーを示している。
【0024】
前述のように画像形成動作が行われるとき、転写ドラム22は図2に実線で示
すように画像形成装置本体100の内部にセットされている。これに対し、この
ドラム22に掛かった転写シートがジャムを起こしたときは、転写ドラム22は
図2に鎖線で示すようにドラム22の軸線方向手前側に引き出される。このとき
の状況を図3に示す。ここで上述の「手前側」とは、通常オペレータが位置して
操作を行う側であり、図2の右側が手前側である。画像形成装置本体の奥側とは
その反対の側であり、図2における左側の本体側部分が奥側となる。
【0025】
図3において、画像形成装置本体100の本体ベース30a上には転写ドラム
22の軸線X(図2)の方向に延びる固定ガイドレール33が固着され、その内
側に可動ガイドレール34が転写ドラムの軸線Xの方向に摺動自在に嵌合してい
る。
【0026】
一方、転写ドラム22の下方と上方には、その軸線方向に延びる支持フレーム
35,36が位置し、これらフレームの手前側の端部と奥側の端部は、サポート
37,38にそれぞれ固定され、両支持フレーム35,36が一体化されている
。下側の支持フレーム35は可動ガイドレール34の内側に、軸線X方向に摺動
自在に嵌合している。
【0027】
また下側の支持フレーム35のすぐ上方には、該フレーム35と平行に延び、
かつこのフレーム35に回転自在に支持された支軸39が配置され、この支軸3
9の奥側と手前側に支持アーム40(手前側は図示せず)の基端部が一体に固着
されている。またこれらの支持アーム40の自由端側には、両サポート37,3
8の間に配置された転写ドラム22が回転自在に支持されている。このように転
写ドラム22は、支軸39を支点として感光体18(図1)に接近又は離間する
方向に揺動可能に支持されている。
【0028】
上側の支持フレーム36も、画像形成装置本体のフレームに固着された上ガイ
ドレール41に摺動自在に嵌合し、このガイドレール41も転写ドラム22の軸
線Xの方向に延びている。
【0029】
手前側のサポート37には、操作レバー42が回動可能に支持され、該レバー
42の奥側の端部は前述の支軸39に一体に連結されている。また両サポート3
7に、多数の分離爪25を回動可能に保持した棒43が支持されている。
【0030】
転写ドラム22が図1に示すように画像形成装置本体100内にセットされて
いるときは、該ドラム22は図示していないばねによって支軸39のまわりを感
光体18の方向に所定の圧力で押圧され、所定の位置に位置決めされている。
【0031】
ジャム処理を行うべく転写ドラム22を引き出すときは、画像形成装置本体1
00の手前側カバー(図示せず)を開け、操作レバー42を反時計方向に回動操
作して支軸39を回転させる。これにより、一対の支持アーム40を介して支軸
39に支持された転写ドラム22が、該支軸39を中心として、感光体18から
離間する方向に回動する。
【0032】
次いで操作者は図3に示す如く操作レバー42を掴んで、これを手前側に引く
。このとき、固定ガイドレール33に対して可動ガイドレール34が摺動し、さ
らにこの可動ガイドレール34に対して下側の支持フレーム35が摺動すると共
に、上側のガイドフレーム36が上ガイドレール41に対して摺動し、転写ドラ
ム22が図2及び図3に矢印Pを付して示すようにその軸線方向手前側、すなわ
ち転写シートの搬送方向に対して直交する方向に引き出される。このように、本
例では固定ガイドレール33と可動ガイドレール34と上ガイドレール41が、
画像形成装置本体に対して、転写ドラムをその軸線方向手前側に引き出し可能に
支持するガイド手段を構成している。
【0033】
上述のように転写ドラム22を手前側に引き出すことができるので、図3に鎖
線で示すように、転写ドラム22に巻き付いてジャムを起こした転写シートSを
、該ドラム22を回転させながら矢印Q方向に引き、これを取り除くことができ
る。従来のように、画像形成装置本体内にある転写ドラムに手を入れ、無理な姿
勢で転写シートを取り除かなくともよく、転写ドラム22の支持フィルムに傷を
付ける恐れもなくすことができる。
【0034】
ジャム処理後、再び操作レバー42を掴んで転写ドラム22を奥側に押し込み
、これを感光体18に近接した所定の位置にセットすることができる。
【0035】
図2に鎖線で示したように転写ドラム22を手前側に引き出したとき、ジャム
を起こした転写シートSもドラム22と一緒に引き出されるが、このとき転写ド
ラム22に巻き付けられた転写シートSが、この画像形成装置で使用される最大
サイズのシートであるとしたとき、かかる転写シートSの奥側の側縁S1が、本
体ベース30aの手前側の端部30bよりも、Gで示しただけ外側に位置するよ
うに、ガイド手段による転写ドラム22の引き出しストロークが設定されている
。このため、ジャムを起こした転写シートのサイズがいかなるときも、その奥側
の側縁は、転写ドラム22を手前側に引き出したとき、必ず本体ベース30aの
手前側端部30bよりも外側に位置することになり、いずれのサイズの転写シー
トについても、本体ベース30aやその他の要素に邪魔されることなく、容易に
転写ドラム22から外すことができる。
【0036】
ところで、転写ドラム22の支持フィルム周面には、その使用時にトナーなど
の汚れが付着することがあり、これを放置したとすると、この汚れが転写シート
に付着する恐れを免れない。そこで図1に示すように転写ドラム22の周面を清
掃するドラムクリーニング装置44が転写ドラム22のまわりに配置されている
。ここに示したクリーニング装置44は、転写ドラム22の周面に当接しながら
回転し、該ドラムの周面に付着したトナーなどの汚れを除去するブラシローラ4
5と、該ローラ45に付着したトナーを静電的に吸引する回収ローラ46と、回
転する回収ローラ46に圧接して、該ローラ46上のトナーを掻き落すブレード
(図示せず)と、掻き落されたトナーを受け止めるケーシング47とを有してい
る。
【0037】
このようなドラムクリーニング装置44は、前述のように転写ドラム22を手
前側に引き出したとき、該ドラム22と一体に引き出されるように支持されてい
る。すなわち、図1及び図3に示す如く、ドラムクリーニング装置44の手前側
と奥側には回動板48(手前側は図示せず)が固着され、これらの回動板48の
基端部が前述の支軸39に回動可能に支持されている。このようにドラムクリー
ニング装置44が支軸39に組込まれているため、転写ドラム22を引き出すと
、クリーニング装置44も転写ドラム22と一緒に手前側に引き出される。この
ため、クリーニング装置44のブラシローラ45と転写ドラム22との間に、ジ
ャムを起こした転写シートが挟まれているときも、転写ドラム22とクリーニン
グ装置44を共に手前側に引き出すことによって、容易にこの転写シートを取り
除くことができる。
【0038】
同様に、分離爪25を支持した棒43も、サポート37,38に支持され、転
写ドラム22と共に手前側に引き出されるので、分離爪25と転写ドラム22と
の間に挟まれた転写シートも容易に取り除くことができる。
【0039】
なお、上述のクリーニング装置44のブラシローラ45は、転写ドラム22上
に転写シートがないときにだけ、このドラム22の周面に当接し、転写ドラム2
2に転写シートが巻き付けられているときは、両回動板48が図示していない駆
動装置によって、支軸39のまわりを回動し、ブラシローラ45が転写ドラム2
2の周面から離間する。これによって、転写シート上のトナー像がブラシローラ
45によって乱される不具合を阻止できる。
【0040】
また転写ドラム22の内部に配置された各要素も、転写ドラム22と一緒に引
き出されるように構成してもよいし、転写ドラム22を手前側に引き出したとき
、これらの要素を画像形成装置本体側に残すように構成することもできる。
【0041】
請求項1に記載の画像形成装置によれば、転写ドラムを手前側に引き出すこと
ができ、しかも、このときこのドラム上の転写シートの奥側の側縁が本体ベース
の手前側端部よりも外側に位置するので、画像形成装置本体側の各要素に何ら邪
魔されることなく、転写シートを楽に転写ドラムから取り除くことができる。
【0042】
また請求項2に記載の構成によれば、ドラムクリーニング装置も転写ドラムと
一体に手前側に引き出されるので、クリーニング装置と転写ドラムの間に挟まれ
た転写シートも容易に取り出すことができる。
【図1】カラー画像形成装置の全体構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】転写ドラムの引き出し状態を示す説明図であ
る。
る。
【図3】転写ドラムを手前側に引き出したときの斜視図
である。
である。
22 転写ドラム
23 シート給送装置
26 定着装置
30a 本体ベース
30b 手前側端部
44 ドラムクリーニング装置
100 画像形成装置本体
S 転写シート
S1 奥側の側縁
X 軸線
Claims (2)
- 【請求項1】 表面にトナー像を形成される潜像担持体
と、該担持体に対置されて回転駆動される転写ドラム
と、該ドラムに転写シートを送り出すシート給送装置
と、該給送装置から送り出され、前記転写ドラムの周面
に巻き付けられた転写シート上に、前記潜像担持体上に
形成されたトナー像を転写する転写装置と、転写ドラム
から分離された転写シート上のトナー像を定着する定着
装置とを有する画像形成装置において、画像形成装置本
体に対して、前記転写ドラムをその軸線方向手前側に引
き出し可能に支持するガイド手段を設け、転写ドラムを
手前側に引き出したとき、該ドラムに巻き付けられた最
大サイズの転写シートの奥側の側縁が、画像形成装置本
体の本体ベース手前側端部よりも外側となるように、前
記ガイド手段による転写ドラムの引き出しストロークを
設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 転写ドラムの周面を清掃するドラムクリ
ーニング装置を有し、該クリーニング装置を、転写ドラ
ムと一体に引き出し可能に支持した請求項1記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991015235U JP2557395Y2 (ja) | 1991-02-23 | 1991-02-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991015235U JP2557395Y2 (ja) | 1991-02-23 | 1991-02-23 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107274U true JPH04107274U (ja) | 1992-09-16 |
JP2557395Y2 JP2557395Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=31902489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991015235U Expired - Lifetime JP2557395Y2 (ja) | 1991-02-23 | 1991-02-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557395Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63173076A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-16 | Ricoh Co Ltd | 転写装置 |
JPH0295057U (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-27 | ||
JPH034274A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-02-23 JP JP1991015235U patent/JP2557395Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63173076A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-16 | Ricoh Co Ltd | 転写装置 |
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JPH034274A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557395Y2 (ja) | 1997-12-10 |
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