JPH04107243U - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH04107243U
JPH04107243U JP1522291U JP1522291U JPH04107243U JP H04107243 U JPH04107243 U JP H04107243U JP 1522291 U JP1522291 U JP 1522291U JP 1522291 U JP1522291 U JP 1522291U JP H04107243 U JPH04107243 U JP H04107243U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release
camera
photographing
operated
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP1522291U
Other languages
English (en)
Inventor
宏志 照沼
Original Assignee
株式会社ニコン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニコン filed Critical 株式会社ニコン
Priority to JP1522291U priority Critical patent/JPH04107243U/ja
Publication of JPH04107243U publication Critical patent/JPH04107243U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな子供が写真を撮りたがった場合に子供
の要求を満足させ、かつフィルムの無駄な使用を防止し
たカメラを提供する。 【構成】 本来のレリーズ操作部材3の他にダミーのレ
リーズ操作部材4を設け、ダミーのレリーズ操作部材4
が操作されたときにはシャッタレリーズを禁止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカメラに関し、特に小さな子供が使用することによってフィルムが無 駄に消費されないようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
小さな子供が親の持っているカメラに興味を持ち、写真を撮りたがることがよ くある。しかしながら従来のカメラは、このような子供にカメラを渡した場合の 対策が何ら講じられていないので、子供にせがまれるままにカメラを渡して写真 を撮らせることにより、フィルムが無駄に使用され、特にフィルムの残り駒数が 少ないときなどには自分の撮りたい写真が撮れずに後悔することがある。 本考案の目的は、小さな子供が写真を撮りたがった場合に子供の要求を満足さ せ、かつフィルムの無駄な使用を防止したカメラを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
一実施例を示す図1に対応付けて説明すると、請求項1の考案に係るカメラは 、本来のレリーズ操作部材3と、ダミーのレリーズ操作部材4と、本来のレリー ズ操作部材3が操作されたときにはシャッタレリーズを行い、ダミーのレリーズ 操作部材4が操作されたときにはシャッタレリーズを禁止する撮影制御手段11 (図2)とを具備し、これにより上記問題点を解決する。 また請求項4の考案に係るカメラは、レリーズ操作部材3と、撮影許容モード および撮影禁止モードを指令する指令手段SW3(図3)と、撮影許容モードが 指令されているときにレリーズ操作部材3が操作されるとシャッタレリーズを行 い、撮影禁止モードが指令されているときにレリーズ操作部材3が操作されると シャッタレリーズを禁止する撮影制御手段21とを具備し、これにより上記問題 点を解決する。
【0004】
【作用】 (1)請求項1の考案 撮影制御手段11は、本来のレリーズ操作部材3が操作されたときにはシャッ タレリーズを行い、ダミーのレリーズ操作部材4が操作されたときにはシャッタ レリーズを禁止する。これにより、ダミーのレリーズ操作部材4を操作するよう に指示して子供にカメラを渡せば、これを子供が操作することによりその要求が 満足され、かつ実際にシャッタレリーズは行われないのでフィルムの無駄な使用 を防止できる。 (2)請求項4の考案 撮影制御手段21は、撮影許容モードが指令されているときにレリーズ操作部 材3が操作されるとシャッタレリーズを行い、撮影禁止モードが指令されている ときにレリーズ操作部材3が操作されるとシャッタレリーズを禁止する。これに より、撮影禁止モードを指令してから子供にカメラを渡せば、上述と同様に子供 の要求を満足させ、かつフィルムの無駄な使用を防止できる。 なお、本考案の構成を説明する上記手段と作用の項では、本考案を分かり易く するために実施例の図を用いたが、これにより本考案が実施例に限定されるもの でばない。
【0005】
【実施例】
−第1の実施例− 図1および図2により本考案の第1の実施例を説明する。 図1において、1はカメラ本体、2はカメラ本体の前面に設けられた撮影レン ズ、3はカメラ本体1の上面に設けられた本来のレリーズ釦である。また図1( b)に示すように、上記レリーズ釦2の直ぐ前方にはダミーのレリーズ釦4が設 けられている。5は開閉可能な蓋であり、この蓋5閉時には図1(a)の如く本 来のレリーズ釦3が隠蔽され、蓋5開時には図1(b)の如く本来のレリーズ釦 3が露出する。
【0006】 図2は上記カメラの制御系を示し、撮影制御手段としての制御回路11には、 上記本来のレリーズ釦3の操作によってオンするスイッチSW1、およびダミー のレリーズ釦4の操作でオンするスイッチSW2が接続されるとともに、露出制 御回路12,フィルム給送モータ15のモータ駆動回路13および音声再生装置 14が接続されている。
【0007】 制御回路11は、上記本来のレリーズ釦3が操作されてスイッチSW1がオン すると、撮影信号を出力して露出制御回路12により不図示のシャッタおよび絞 りを駆動して撮影(シャッタレリーズ)を行うとともに、撮影終了後、モータ駆 動回路13を介してモータ15によりフィルム1駒分の巻上げを行う。一方、ダ ミーのレリーズ釦4が操作されてスイッチSW2がオンすると、制御回路11は 、露出制御回路12およびモータ駆動回路13は作動させずに音声再生装置14 を作動せしめる。音声再生装置14は、予めシャッタレリーズ音および1駒分の フィルム巻上音(撮影動作部材の作動音)が順に録音された不図示のテープある いはICからその音声を再生出力する。
【0008】 以上によれば、子供にカメラを渡したときに子供がダミーのレリーズ釦4を操 作すればシャッタレリーズおよびフィルムの巻上げが行われないので、フィルム の無駄を防止でき、また子供の要求をも満足させることができる。すなわち小さ な子供がカメラを使いたがるのは、本来、表面的な興味であり、その結果を期待 しての興味ではない。つまりカメラを被写体に集中させてレリーズ釦を押すとい った動作に興味を持つのであって後にプリントされる写真に対しては無関心な場 合が多い。したがって上記ダミーのレリーズ釦4を操作することだけで子供は満 足するのである。
【0009】 また特に本実施例では、ダミーのレリーズ釦4を操作すると、あたかもシャッ タレリーズが行われたかの如くシャッタレリーズ音およびフィルム巻上音が発生 されるので、子供は更に満足し不信がることはない。本実施例ではまた、蓋5を 設けたので、この蓋5を閉じて本来のレリーズ釦3を隠蔽してカメラを渡せば、 子供が誤って本来のレリーズ釦3を操作するといった不都合が防止される。
【0010】 なお、上記レリーズ釦3の蓋の開操作に連動してカメラの電源スイッチをオン させ、閉操作に連動して電源スイッチをオフするようにすれば、電源の切り忘れ を防止することができる。ただしこの場合には、電源オフでも音声再生装置14 のみは作動可能とする必要がある。
【0011】 −第2の実施例− 次に、図3および図4により本考案の第2の実施例を説明する。なお、図2と 同様な箇所には同一の符号を付す。 本実施例のカメラには、上述したようなダミ−のレリーズ釦は設けられておら ず、これに変えて撮影モード選択釦(不図示)が設けられている。図3において スイッチSW3は、この撮影モード選択釦の操作のたびにオン・オフするスイッ チであり、スイッチSW3のオフで撮影許容モードが指令され、オンで撮影禁止 モードが指令される。また制御回路21には、電子閃光装置の発光制御回路16 が接続されている。
【0012】 次に、図4のフローチャートにより制御回路21による制御の手順を説明する 。 レリーズ釦(本来のレリーズ釦)3が操作されてスイッチSW1がオンすると 図4のプログラムが起動され、まずステップS1で撮影モードを判定する。撮影 許容モードが指令されている場合(スイッチSW3がオフの場合)にはステップ S2に進み、不図示の測距装置で検出された被写体距離に基づいて撮影レンズを フォ−カシング駆動してステップS3に進む。ステップS3では不図示の測光装 置で検出された被写体輝度が所定値以上か否かを判定し、所定値以上であればス テップS4で電子閃光装置を使用せずに露出制御回路12によりシャッタレリー ズを行う(通常撮影を行う)。またステップS3で被写体輝度が所定値未満と判 定された場合には、ステップS5で、シャッタレリーズを行うとともに発光制御 回路16を介して電子閃光装置を発光させる。すなわち閃光撮影を行う。ステッ プS6では撮影レンズを所定のリセット位置に駆動し、またステップS7ではモ ータ駆動回路13を介してモータ15によりフィルム1駒分の巻上げを行って処 理を終了させる。
【0013】 一方、ステップS1で撮影禁止モードが指令されていると判定された場合(ス イッチSW3がオンの場合)には、ステップS8に進み、上述と同様に撮影レン ズをフォ−カシング駆動する。次いでステップS9で被写体輝度が所定値以上と 判定された場合にはステップS11に進み、所定値未満と判定された場合にはス テップS10で電子閃光装置を発光させてステップS11に進む。ステップS1 1では撮影レンズをリセット位置に駆動して処理を終了させる。
【0014】 以上の手順によれば、撮影許容モードが指令されているときにレリーズ釦3が 操作されるとシャッタレリーズが行われ、撮影禁止モードが指令されているとき にレリーズ釦3が操作されるとシャッタレリーズは行われないので、上述と同様 の効果が得られる。また撮影禁止モード時でもレリーズ釦3の操作に伴ってレン ズ駆動が行われ、また被写体が低輝度のときには電子閃光装置が発光するので、 子供は更に満足することになる。 なお以上の第2の実施例でも上述したような音声再生装置14を設けることに よって、子供により一層の満足感を与えることができる。
【0015】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、本来のレリーズ操作部材とは別にダミーのレリーズ 操作部材を設け、これを操作したときにはシャッタレリーズを禁止するようにし たので、このダミーのレリーズ操作部材を操作するように指示してから子供にカ メラを渡すことにより、子供の要求を満足させ、かつフィルムの無駄な使用を防 止できる。 請求項4の考案によれば、レリーズ操作部材を操作しても撮影が禁止されるモ ードを設けたので、このモードを指令してから子供にカメラを渡すことにより、 上述と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るカメラの斜視図で
ある。
【図2】上記カメラの制御系を示すブロック図である。
【図3】第2の実施例に係るカメラの制御系を示すブロ
ック図である。
【図4】制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 撮影レンズ 3 本来のレリーズ釦 4 ダミーのレリーズ釦 5 蓋 11,21 制御回路 12 露出制御回路 13 モータ駆動回路 14 音声再生装置 15 フィルム給送モータ 16 発光制御回路 SW1,SW2,SW3 スイッチ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本来のレリーズ操作部材と、ダミーのレ
    リーズ操作部材と、前記本来のレリーズ操作部材が操作
    されたときにはシャッタレリーズを行い、前記ダミーの
    レリーズ操作部材が操作されたときにはシャッタレリー
    ズを禁止する撮影制御手段とを具備することを特徴とす
    るカメラ。
  2. 【請求項2】 前記本来のレリーズ操作部材を露出,隠
    蔽する開閉蓋を更に備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記ダミーのレリーズ操作部材が操作さ
    れるのに連動して撮影動作部材の動作音を発生せしめる
    音声発生手段を更に備えることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 レリーズ操作部材と、撮影許容モードお
    よび撮影禁止モードを指令する指令手段と、前記撮影許
    容モードが指令されているときに前記レリーズ操作部材
    が操作されるとシャッタレリーズを行い、前記撮影禁止
    モードが指令されているときに前記レリーズ操作部材が
    操作されるとシャッタレリーズを禁止する撮影制御手段
    とを具備することを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 前記撮影禁止モードが指令されていると
    きに前記レリーズ操作部材が操作されるのに連動して撮
    影動作部材の作動音を発生せしめる音声発生手段を更に
    備えることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
JP1522291U 1991-02-22 1991-02-22 カメラ Pending JPH04107243U (ja)

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JP1522291U JPH04107243U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 カメラ

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JP1522291U JPH04107243U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 カメラ

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JPH04107243U true JPH04107243U (ja) 1992-09-16

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ID=31902485

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