JPH04107104U - タイヤ用強化プライ - Google Patents

タイヤ用強化プライ

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JPH04107104U
JPH04107104U JP1991049018U JP4901891U JPH04107104U JP H04107104 U JPH04107104 U JP H04107104U JP 1991049018 U JP1991049018 U JP 1991049018U JP 4901891 U JP4901891 U JP 4901891U JP H04107104 U JPH04107104 U JP H04107104U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 タイヤのトレッド部に配置され、タイヤ走行
時に生じる応力に対してトレッド部を強化する 【構成】 三次元本体と強化糸9とを有する織布内の空
隙にタイヤを構成する少なくとも1種の材料と含浸し、
三次元本体のたて糸を織布の平行な主面に対して一方の
主面と他方の主面に交互に接触するように垂直の面にお
いて波形と、三次元本体のよこ糸をたて糸の間で織布の
厚さの内部に配置し、強化糸9をよこ糸の面と平行で同
じ方向に延びて1つの面を形成しかつ相互に接触しない
ように三次元本体の糸によって相互に分離し、三次元本
体の糸の断面積を強化糸9の断面積の1/4以下とし、
織布9の剛性と三次元本体の剛性の比を2%の相対伸び
で強化糸9の配向に沿って測定して10以上で、織布の
多孔度を少なくとも50%、織布の透過率を1Pa・s
の粘度の流体で少なくとも10-11 2 ・Pa-1・S-1
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タイヤのトレッド部に配置され、タイヤ走行時に生じる応力に対し てトレッド部を強化するようにしたタイヤ用強化プライに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のタイヤにおいては、タイヤのトレッド部に補強体を配置している。こ の補強体は、タイヤ業界ではしばしば応力プライと呼ばれる重ね合わされた強化 プライから形成されている。
【0003】 自動車のタイヤを製造する技術手段は、たとえば特公昭57−12687号公 報に開示されている。上記技術手段は、タイヤの走行時の過度の脆さを防ぐため に、ドラムまたは金型の表面に強化プライを直接配置しないようにし、またタイ ヤに対して所要の機械特性を与えるために、これらのプライをトレッドの厚さの 水準に配置している。このようにして作られたタイヤにおいて、これらプライを 相当厚さの材料によって保護するためには、ドラムまたは金型の表面に予め配置 した材料の上にプライを配置する必要がある。
【0004】 また、フランス特許第2,421,969号に開示されている技術手段は、2 つのグループのたて糸を含む三次元構造の織布であり、この三次元構造の織布は 、第1グループのたて糸が織布本体を構成するように分布され、第2グループの たて糸が少なくとも1つのセパレータ織成プライをなすように分布されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
フランス特許第2,421,969号の技術手段は、三次元構造の織布を織布 本体を構成する第1グループのたて糸とセパレータ織成プライを構成する第2グ ループのたて糸とで形成しているので、セパレータ織成プライの存在により、織 布の空隙に含浸されるタイヤを構成する材料が相互に接触することはない。この ような織布はタイヤの強化層として不適当である。 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、三次元織布の中に強化糸を配置 し、織布の空隙にタイヤを構成する少なくとも1種の材料を含浸させたタイヤ用 強化プライを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のタイヤ用強化プライは、三次元本体とこの三次元本体内に配置されか つ保持される強化糸とを有する織布と、この織布内の空隙に含浸されたタイヤを 構成する少なくとも1種の材料とを有し、三次元本体のたて糸は織布の平行な主 面に対して一方の主面と他方の主面に交互に接触するように垂直の面において波 形をなし、三次元本体のよこ糸は、たて糸の間で織布の厚さの内部に配置され、 強化糸はよこ糸の面と平行で同じ方向に延びて1つの面を形成しかつ相互に接触 しないように三次元本体の糸によって相互に分離し、三次元本体の糸の断面積は 強化糸の断面積の1/4以下であり、織布の剛性と三次元本体の剛性の比は、2 %の相対伸びで強化糸の配向に沿って測定した場合に10以上の値であり、織布 の多孔度は少なくとも50%であり、織布の透過率は、1Pa・sの粘度を有す る流体に対して、少なくとも10-11 2 ・Pa-1・S-1に設定するようにして 構成される。
【0007】
【作用】
本考案のタイヤ用強化プライにおいては、三次元本体は強化糸を保持するため のものであり、この三次元本体を構成するたて糸とよこ糸は、機械抵抗、特に引 張抵抗が非常に高くなくてもよく、無機材料、金属または有機材料などの材料で 作ることができ、軽量にするため、各糸を有機ポリマーで作ることができる。こ の有機ポリマーとしてはレーヨン、芳香族または非芳香族ポリアミド、ポリエス テル、ポリビニールアルコール、ポリオレフィンが選定される。糸がタイヤの中 で接触する材料と相容性のまたはこれと同種の物質で作ることが望ましく、例え ばタイヤが相互に反応してポリウレタンをなす材料から成形される場合、これら の糸はポリウレタンで形成し、また、加熱手段による三次元本体の切断または端 部の溶着を容易にするためには、糸を熱可塑性材料で作る。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。 図1において符号1はタイヤを示し、このタイヤ1は、トレッド2と、サイド ウォール3,3と、ビード4,4とを有し、各ビード4は1本のビードワイヤ5 によって強化されている。トレッド2にはブレーカ6が設けられている。このブ レーカ6は、タイヤ工業界でしばしば応力プライと呼ばれる2枚の重ね合わされ たプライ7、8からなる。これら各プライ7、8が本考案によるタイヤ用強化プ ライである。
【0009】 図2はこれらのプライ7、8の一部の平面図であって、これらのプライの上方 にあるトレッド部分2が除去されている。各プライ7、8は相互に平行な強化糸 9を含み、各プライの強化糸9の配向は他方のプライの強化糸9の配向と交差し ている。図面を明瞭にするため、プライ7、8の組成中に含まれる他の要素は図 2においては図示されていない。これらの要素についての詳細ば後述する。プラ イ7の強化糸9はタイヤ1の赤道面に対して鋭角α7 をなす。この赤道面は、タ イヤ1の回転軸線に対して垂直にトレッド2の中心を通る面である。図2におい て、この赤道面はXX′線で示され、タイヤ1の回転軸線はYY′線によって示 され、また図1において赤道面ZZ′で示されている。プライ8の強化糸9は赤 道面XX′に対して鋭角α8 をなしている。鋭角α7 、α8 は赤道面XX′の両 側に配置され、例えば15゜と30゜との間である。図面を明瞭にするため、各 プライ7、8の強化糸9は実際よりも離間して図示されている。
【0010】 プライ7はプライ8の下方にある。すなわち、このプライ7はプライ8よりも 、タイヤの内部空間10に近接している。内部空間10は、タイヤの内面11と タイヤを載置するリム12とによって限定されている。言いかえれば、プライ8 の半径方面距離はプライ7の半径方向距離より大である。半径方向距離は簡略化 のため図示されていないが、赤道面においてタイヤの回転軸線YY′に対して測 定される。プライ7は下プライと呼ばれ、プライ8は上プライと呼ばれる。もち ろん、回転軸線YY′の軸線を含む面で各プライに沿って測定された巾は、他の プライについて同一条件で測定された巾と同等、これ以上、またはこれ以下とす ることができる。図1においては、プライ7がプライ8よりも巾広く図示されて いる。
【0011】 図3と図4は下プライ7の一部を示す。このプライ7は、2つの主面14、1 5を備えた織布13を含む。これらの主面14、15は図4においてダッシュ線 で示され、この場合これらの面は平面である。すなわち、図3と図4において、 織布13はトレッド2に使用する前の状態を示し、この状態において織布13は 全体として平面形状に配置され、主面15がこの織布の上面をなし、主面14、 15は例えば平行関係にある。織布13の厚さeは主面14と15を分離する距 離である。
【0012】 織布13は三次元本体16を含む。このプライ7の強化糸9は織布13の一部 をなし、三次元本体16の中に配置され、この三次元本体によって保持されてい る。三次元本体16は、たて糸17とよこ糸18とからなる織地である。ここで 糸と称する語は非常に広い意味にであり、各糸9、17、18は例えば単糸また は撚合糸であり、単糸は場合によってモノフィラメント、マルチフィラメントか ら形成ことができる。各たて糸17は主面14と15に対して垂直の面P17の中 において実際上波形を成し、これらの主面の一方と他方とに交互に接触する。よ こ糸18は例えば直線であって、たて糸17の中間に配置され、実際上、主面1 4、15に対して平行な厚さe(図4)の中の複数の面P18上にある。これらの 面P18の数は好ましくは少なくとも4つである。たて糸17の方向とよこ糸18 の方向とは実際上、直交し、面P17は面P18に対して実際上直角であり、図4に おいて、これらの面P18の1つがダッシュ線で示されている。
【0013】 従って、三次元本体16の構造は、これを構成する糸17、18が三次元に配 分されているが故に三次元構造である。この三次元本体16は、いわば強化糸9 の足場をなし、強化糸9を織布13から除去してもその三次元構造を保持する。 三次元本体16の構造は、フランス特許第1526185号に記載のものと同じ である。三次元本体16によって保持された強化糸9は織布13のたて糸または よこ糸をなすことができる。また、強化糸9がたてに配置されているとき、よこ 糸18がこれらの強化糸9を連結するために例えば波形をなす。この場合、よこ 糸18の方向はその平均配向によって示される。また、場合によってたて糸17 またはよこ糸18の一部に強化糸9を用ちいることができる。強化糸9は、主面 14、15の少なくとも一方と接触しないように配置される。
【0014】 図3と図4に示す実施例において、これらの強化糸9は直線であって、また面 P18に対して平行に、2つの隣接面P18の間に配置された面P19の中にある。各 たて糸17は強化糸に対して平行な方向であり、強化糸9はP17に対して平行 に離間され、図4はこの面P17に対して平行な面に沿った断面である。この例に おいて、強化糸9は2つの主面14、15と接触していない。
【0015】 上プライ8の構造は下プライ7について述べた構造と同様である。場合によっ て、ブレーカ6は一枚のプライによって構成することができ、この場合、強化糸 9はタイヤの内部において例えば赤道面に対して平行な円をなす。また、ブレー カ6は2枚以上のプライによって構成することができる。
【0016】 三次元本体16の役割は強化糸9を保持するにある。故にこの三次元本体を構 成するたて糸17とよこ糸18は、その機械抵抗、特に引張抵抗が非常に高くな くても、無機物、金属または有機物などの材料で作ることができる。例えば軽量 にするため、各糸17、18を有機ポリマーで作ることができる。この有機ポリ マーは例えばレーヨン、芳香族または非芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポリ ビニールアルコール、ポリオレフィンとすることができる。糸17、18がタイ ヤ1の中で接触する材料と相容性のまたはこれと同種の物質で作られることが望 ましい。例えばタイヤ1が反応してポリウレタンとなる材料から成形される場合 、これらの糸17、18はポリウレタンで形成する。また、加熱手段による三次 元体16の切断またはその末端部の溶着を容易にするため、糸17、18を熱可 塑性材料で作ることが望ましい。
【0017】 強化糸9そのものは、タイヤトレッドの受ける応力に耐えることができなけれ ばならない。従って強化糸は高い機械特性を有しなければならず、特にこれらの 糸の引張抵抗が高くなければならない。これらの糸9は、例えば金属物質、特に 鋼で作られ、または無機物質、特にガラスで作られ、または例えば重量を制限し 腐食の危険性を制限するため有機材料で作られる。この有機材料は例えばレーヨ ン、芳香族または非芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポリビニールアルコール である。糸9、17、18を同種材料または異種材料で作ることができ、また各 糸が多種の材料を含み、場合によって各種の添剤、特に装入物を含むことができ ることは言うまでもない。
【0018】 プライの強化に対する三次元本体16の糸17と18の寄与をできるだけ小に なすため、これらの糸17、18の横断面積は強化糸9の横断面積より小とする 。望ましくは糸17、18は、強化糸9の横断面積の1/4以下の横断面積とす る。このような条件において、糸9、17、18が円形断面の円筒形を有する場 合、糸17、18の径は好ましくは強化糸9の径より小とし、望ましくは強化糸 9の径の1/2以下とする。同一プライの強化糸9が相異る断面を有するとき、 例えば相異る径を有するとき、糸17、18と強化糸9との断面は、最小断面、 例えば最小径を有する強化糸9を考慮して実施される。しかし実際上、同一プラ イのすべての強化糸9について、場合によってはタイヤ1を構成するすべてのプ ライのすべての強化糸9について、同一断面をとることが好ましい場合が多い。 糸17、18については、その断面を同等としまたは相異させることができる。
【0019】 実施例としては、本考案によるブレーカプライ7、8を備えたタイヤ1の特性 は下記の通りである。 タイヤ1のサイズは135−13であり、反応によってポリウレタンとなる複 数の流動性物質またはペースト状物質の成形によって製造され、この製造は一段 階工程で実施される。この工程は、図5において部分的に示した金型19を使用 する。下プライ7の下面14が金型19の中子20の凸面21に直接接触し、上 プライ8が下プライ7上に載置され、ブレーカ6を中子20上に配置する。次に 中子20の凸面21と凹型22の凹面24とによって画成された型孔23を得る ように、中子20の周囲に金型19の2個の凹型22を配置する。このようにし て、凹型22を閉鎖する前に公知の手段によって金型19の中に予め固定された ビードワイヤ5と共に、ブレーカ6が型孔26の中に配置される。
【0020】 この型孔23は仕上りタイヤ1と同一の形状を有する。そこで公知のように、 導溝25から型孔23の中に混合物を導入し、この混合物が金型の中でポリウレ タン26を形成する。定義上、織布13の空隙はこの織布の構成糸9、17、1 8の間の空隙であって、実際上、プライ7、8のこれらの空隙130(図4)全 部がポリウレタン26によって含浸される。このような混合物の送給は例えば真 空下で実施されるが、他の製造技術、例えば遠心技術も可能である。このような 成形によって、タイヤ1が得られる。
【0021】 簡略化の目的で、金型19の他の部分およびビードワイヤ5を金型19の中に 固定する手段は図示されていない。このようにして、プライ7の下面14がタイ ヤ1の内側面の一部を成し、またブレーカ6を被覆した材料26がタイヤ1のト レッド27をなす。
【0022】 各プライ7、8の三次元本体16は2mmの厚さeを有する、たて糸17とよこ 糸18はそれぞれ、S撚りで1メートルあたり1000撚数で撚られた10テッ クス番手の2本の撚糸を引揃えてZ状に1メートルあたり1000撚数で再撚し たケーブルである。これら糸17、18の素材は130℃で安定化された熱可塑 性ポリエステルである。各糸について、破断力は7N、破断伸びは26%、径は 0.15mmである。
【0023】 この三次元本体16は、100mmについて735本のたて糸17と、100mm について443本のよこ糸18とを有して構成される。糸17、18の数は、主 面14、15に対して垂直の面において厚さe全体に亘って測定され、この垂直 面は、たて糸17の数についてはよこ糸18の方向にあり、よこ糸18の数につ いてはたて糸17の方向にある。100mmの距離は、考慮される垂直面と主面1 4、15との交りに沿って測定される。各たて糸17の波形は波動率T=a/p で表わされる。ここにaは波動の隣接2波頂間において測定された波動振巾であ り、pはこの波動の波長である。
【0024】 図6は下プライ7のたて糸17の振巾aと波長pを示し、隣接する2つの波頂 をそれぞれ28で示す。この実施例において、たて糸17は12%程度の波動率 Tを有するが、この波動率Tは非常に広い限界内において変動することができる 。この波形はきわめて可変的であって、例えば実際上直線の線分を有することが できる。また厚さeの中に、7つのよこ糸18の面P18がある。
【0025】 強化糸9は、それぞれS撚りで320回撚られた2本の167テックス番手の 2本の撚糸を引揃えてZ撚りに320回で再撚してなるコードである。これらの 糸9の素材は芳香族ポリアミドである。これらの各糸9について、破断力は54 deN、破断伸びは3.4%、径は0.7mmである。各プライ7、8において強 化糸9のある面P9 は、厚さeの例えば1/4に配置され、下面14よりも上面 15に近接している。この強化糸9の数は、その方向に対して直角に測定された 距離100mmにつき100本である。三次元本体16と強化糸9とを含む織布1 3の剛性と、三次元本体16自体の剛性とを測定する。これらの各剛性は、たて 糸17の方向に沿って、すなわち強化糸9の方向に沿って測定されて、これを縦 剛性と呼び、また他方、よこ糸18の方向に沿って測定されて、これを横剛性と 呼ぶ。それぞれの場合に、この剛性は比F/LΣに等しく、ここにFは、すべて の場合に2%の相対伸びΣを得るに必要な応力であり、Lはこのように測定され る織布13または三次元本体16の巾であり、この巾は、主面14、15に沿っ て、応力Fを加える方向に対して直角に測定される。例えばこの巾は100mmに 等しく、またこの巾Lに対応する糸9、17、18の数が大であるとき、比F/ LΣは実際上、値Lから独立である。剛性値は下記のとうりである。織布13: 縦剛性:466kN・m-1;横剛性:53kN・m-1。三次元本体16:縦剛性 :8.4kN・m-1;横剛性:44kN・m-1
【0026】 好ましくは、強化糸の方向に沿って測定された織布13の剛性と、同一方向に 測定された三次元本体16自体の剛性との比が少なくとも10、望ましくは40 とする。後者の場合、糸9、17、18の構造がどのようであれ、強化効果は実 際上、強化糸9のみに依存する。故に、前記の実施例において、織布13の縦剛 性/三次元本体16の縦剛性の比は実際上、55に等しい。 上述の各糸9、17、18のすべての幾何特性は、タイヤ1に装入される前の プライに対応するものであり、その場合これらのプライは前述のようにその主面 14、15が平面となるように配置されている。 各糸7、8は例えば織布13の帯状体からリボン状に切出すことによって得ら れる。次にリングを成すように、このリボンの両端を連結し、このリングを金型 の中に配置する。角度α7 、α8 はリボンの切出し法によって得られる。リボン の両端を連結する際に、この連結部を含めてリングの全長に亘って、隣接する糸 9が実際上一定距離をもって相互に分離されるようにすることが重要である。リ ボン端部の連結は溶着によって行われるが、これに限る必要はない。リボン端部 の連結は直接に金型中で実施できることは言うまでもない。
【0027】 プライ7、8がタイヤ1の中に組込まれたとき、各プライは赤道面の近傍にお いて下記の特性を有する。 − たて糸17は主面14、15に対してほぼ垂直な面において波形をなし、例 えば各プライ7の主面15がこのプライの主面14の上方にあり、これらの主面 は赤道面に対して、そのプライの強化糸9と同一角度α7 、α8 をなす。 − よこ糸18は実際上、主面14、15に対応する円筒体の中間において、回 転軸線YY′の円筒体の中に配置され、これらよこ糸18は実際上、たて糸17 が波形をなす面に対して直交している。 − 強化糸9は実際上、回転軸線YY′の円筒体の中に配置され、この円筒体は よこ糸18の2隣接円筒体の中間に配置されている。
【0028】 これらの構造は簡略化の目的から図示されていないが、図3と図4について平 面形状について述べた織布13の各リボンの両端を連結した結果である。 しかして、本考案のタイヤ用強化プライにおいては、各プライ7、8を金型の 中に配置することがきわめて容易であり、例えばこのプライを中子20の上に配 置するだけでよいから、各プライの三次元本体16はタイヤ1の内部における強 化糸9の正確な空間的配置を保証する。すなわち、強化糸9の正確な相互的配置 、と中子20の凸面21または三次元本体16が接触する金型の他の部分に対す る強化糸の面P9 の正確な配置を保証する。また、この強化糸9の正確な配置は 製造工程中の強化糸の移動による劣化を伴うことなく一定の品質のタイヤの製作 を可能とする。また、各プライ7、8において強化糸9を保持する三次元本体1 6は多数の糸17、18からなる三次元構造をなすので、この三次元本体はタイ ヤの中において均質性を保ち、作られるタイヤが実際上完全な回転対称体をなす ので、有害な振動現象を発生させない。さらに、ブレーカ6とこれに接触する材 料との間にすぐれた接着状態を保ち、タイヤは満足すべき安楽性と耐久性とを有 する。
【0029】 また、プライ7、8は簡単な織成作業で容易に製作することができ、強化糸9 は糸17、18とともにに織成作業中に織布13の一部となり、プライ7、8は 、例えばすべての糸9、17、18について有機ポリマーを使用することにより 軽量とすることができ、これはさらに腐食の危険性を制限する利点を有する。
【0030】 タイヤの成形素材26を成す混合材料がタイヤ1の製造中に織布13の空隙の 中に急速に入り込むように、織布13の透過率を選ぶことが好ましい。その目的 から、織布の透過率は好ましくは少なくとも10-11 2 ・Pa-1・s-1に等し くする。この透過率は望ましくは500〜1000・10-11 2 ・Pa-1・s -1 の範囲内とし、これらの値は、1Pa・sの粘度を有する流体について測定さ れる。このような透過率は、少なくとも50%の多孔度を有する織布13によっ て得られ、この多孔度は好ましくは70〜90%の範囲とする。この多孔度は計 算によって決定され、比v/Vに等しい。ここにvは織布の空隙量であり、Vは 織布の総体積、すなわち空隙量vと糸9、17、18の占める体積との和である 。
【0031】 織布13の透過率と多孔度は、この織布が全体として平面形状を有するように 配置されたときに測定され。タイヤ1を構成するように織布13を使用した場合 、すなわち織布13がもはや平面でないときにも、これらの数値は殆ど変化しな い。織布13が一本または複数のモノフィラメント強化糸を含む場合、これらの モノフィラメント線が例えばP9 の中において軽く波形を成すように織布13を 構成することが望ましく、その波形率Tは例えば10%以下とする。この構造は 、タイヤ1の中におけるこれらの糸9の疲労抵抗を改良することができる。織布 13が全体平面形状を有するように配置されているとき、各波形線の方向はその 糸の方向によって表わされる。
【0032】 本考案においては、タイヤ1の中における角度α7 、α8 をうるために織布1 3を裁断する必要なく、少くとも一方のプライ7、8を直接に織成によって得る 場合をもカバーする。これは例えば、織布13が全体として平面形状を有するよ うに配置されているときに下記の3態様で実施される。
【0033】 1)たて糸17がプライの縁に対して平行な方向に配置され、織布13中にお いて強化糸9が、よこ糸18の方向に平行で、たて糸17の方向に対して90゜ と異るゼロ以外の角度の方向を有する。 2)強化糸9が、よこ糸18の方向に対して平行で、たて糸17の方向に対し て平行なプライの縁に対して直角な方向を有する。 3)織布中において、強化糸9が、たて糸17の方向およびプライの縁に対し て平行な方向を有する。
【0034】 これらの三実施態様において、プライは直接に織布リボン13の形で得られ、 その両端を連結するだけでよい。強化糸9とタイヤ1の赤道面との角度は、リボ ン13の切断ではなく、直接にリボン13中の強化糸9の位置によって得られ、 この角度は第1実施態様の場合には、0゜〜90゜の範囲であり、第2実施態様 の場合には90゜であり、第3実施態様の場合には0゜である。
【0035】 本考案によるプライの織布13が直接にリング状、扁平または非扁平の円筒状 、またはタイヤ中に配置されたプライの形に対応する任意の輪郭形状でえられる ように織成操作を実施することもできる。この場合、プライの織布13がプライ の厚さeの多数の水準に、例えば多数の面P9 に配置された複数の強化糸9を含 み、特に1つの面P9 の強化糸9の方向が他の単数または複数の隣接面P9 の強 化線9の方向と交差する実施態様をもカバーする。この技術は、例えば単一プラ イを備えたブレーカ6の組立体を作ることを可能にする。この実施態様において は、織布の重量を低減させ多孔度と透過率を増大するため、少くとも1つの面P 9 の中における強化糸9がたて糸17またはよこ糸18の代りとなる様に織布1 3を製造することができる。同一プライの中においてこれらの面P9 が場合によ って相異る巾を有することができるは当然である。強化糸9の複数面を使用する ことに関する前記の説明も、織布13が全体として平面形状を有するように配置 されていることを前提としている。
【0036】 また本考案は、同一面に配置されることなく種々の配向を有するように配置さ れた強化糸9を織布13の中に含む場合にも適用される。これは例えば、各方向 に対応する強化糸9が織布13全体に亘って実際上均一に配置されている場合で ある。前記の実施態様の場合、各配列はその強化糸9が直線であればその配列方 向に対応し、波形であればその平均配列に対応し、この場合にも織布13は全体 として平面形状を有するように配置される。織布13が複数の配向を有する強化 糸を含む場合、好ましくは、これらの各配向について、織布13の剛性と三次元 本体16単独の剛性との比率は少くとも10に等しく、望ましくは少くとも40 に等しい。これらの剛性は対応の配向に沿って前記と同様に測定される。すなわ ち、2%の相対伸びについて測定されるが、この測定において、織布は測定され る配列の強化糸9のみを含み、他の強化糸9は除去される。前記のすべての場合 において、強化糸9が相互に接触しないように、これらの強化糸が三次元本体の 糸17、18によって相互に分離されることが好ましい。このようにして、これ ら強化糸の摩損現象が制限される。同一プライの強化糸9が一方向をとっても、 または多数方向をとっても、これらの強化糸を相異る材料で構成することができ る。例えば、1方向に対応する強化糸を金属とし、他方向に対応する強化線9を 有機材料、特に芳香族ポリアミドで構成することができる。
【0037】 本考案によるプライは、成形以外の製造技術によるタイヤにも使用することが できる。例えば、下プライがタイヤの面の少くとも一部を成し強化糸がこの面と 接触しないように下プライを直接にドラム上に配置することによって、プライを タイヤ製造に使用することができる。この場合、プライをタイヤに組込む前に、 これらのプライをゴムで含浸することが望ましい。 上述において、本考案は特にブレーカの製造について説明したのであるが、タ イヤの他の部分、例えばビードの強化に使用することができる。
【0038】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、三次元本体はタイヤの内部における強化糸 の正確な空間的配置を保証し、この強化糸の正確な配置は製造工程中の強化糸の 移動による劣化を伴うことなく一定の品質のタイヤの製作を可能とする。また、 三次元本体を構成するたて糸とよこ糸は、機械抵抗、特に引張抵抗が非常に高く なくてもよく、無機材料、金属または有機材料などの材料で作ることができ、軽 量にするため、各糸を有機ポリマーで作ることができる。また、タイヤが相互に 反応してポリウレタンをなす材料から成形される場合には、これらの糸はポリウ レタンで形成し、加熱手段による三次元本体の切断または端部の溶着を容易にす るためには、熱可塑性材料で作る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるタイヤ用強化プライを組み込んだ
タイヤの半径方向断面図
【図2】本考案によるタイヤ用強化プライの一部を示す
【図3】本考案によるタイヤ用強化プライの三次元本体
を構成する下プライを示す図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】タイヤの製造に使用される金型の一部を示す図
【図6】三次元本体に入る波形線を示す図
【符号の説明】
1 タイヤ 2 トレッド 6 ブレーカ 7,8 強化プライ 9 強化糸 13 織布 14,15 主面 16 三次元本体 17 たて糸 18 よこ糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】三次元本体とこの三次元本体内に配置され
    かつ保持される強化糸とを有する織布と、この織布内の
    空隙に含浸されたタイヤを構成する少なくとも1種の材
    料とを有し、三次元本体のたて糸は織布の平行な主面に
    対して一方の主面と他方の主面に交互に接触するように
    垂直の面において波形をなし、三次元本体のよこ糸は、
    たて糸の間で織布の厚さの内部に配置され、強化糸はよ
    こ糸の面と平行で同じ方向に延びて1つの面を形成しか
    つ相互に接触しないように三次元本体の糸によって相互
    に分離し、三次元本体の糸の断面積は強化糸の断面積の
    1/4以下であり、織布の剛性と三次元本体の剛性の比
    は、2%の相対伸びで強化糸の配向に沿って測定した場
    合に10以上の値であり、織布の多孔度は少なくとも5
    0%であり、織布の透過率は、1Pa・sの粘度を有す
    る流体に対して、少なくとも10-11 2 ・Pa-1・S
    -1であることを特徴とするタイヤ用強化プライ。
JP1991049018U 1983-02-16 1991-05-30 タイヤ用強化プライ Granted JPH04107104U (ja)

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