JPH04107102U - 自転車用車輪 - Google Patents
自転車用車輪Info
- Publication number
- JPH04107102U JPH04107102U JP1073091U JP1073091U JPH04107102U JP H04107102 U JPH04107102 U JP H04107102U JP 1073091 U JP1073091 U JP 1073091U JP 1073091 U JP1073091 U JP 1073091U JP H04107102 U JPH04107102 U JP H04107102U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle wheel
- rim
- ring
- brake
- shaped plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 8
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 claims description 8
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 abstract description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間の使用に拘らずブレーキの制動効率が
低下することなく、かつ、カラフルでファッション性を
有する自転車用車輪を提供することにある。 【構成】 全体を一体に形成した自転車用車輪1 のリム
部2 の少なくともブレーキシュー5 との摩擦面に、表面
が平滑で金属製等のリング状プレート6 を一体的に固着
している。 【効果】 ブレーキ動作におけるリム部2 との摩擦によ
るブレーキシュー5 の磨耗を抑制でき、ブレーキシュー
5 を時々交換しなくても、長期間、一定レベルの制動効
率を維持することができると同時に近年のファッション
化の要請に応えることになる。
低下することなく、かつ、カラフルでファッション性を
有する自転車用車輪を提供することにある。 【構成】 全体を一体に形成した自転車用車輪1 のリム
部2 の少なくともブレーキシュー5 との摩擦面に、表面
が平滑で金属製等のリング状プレート6 を一体的に固着
している。 【効果】 ブレーキ動作におけるリム部2 との摩擦によ
るブレーキシュー5 の磨耗を抑制でき、ブレーキシュー
5 を時々交換しなくても、長期間、一定レベルの制動効
率を維持することができると同時に近年のファッション
化の要請に応えることになる。
Description
【０００１】
本考案は、繊維強化プラスチック製の自転車用車輪に関する。
【０００２】
自転車における近年のファッション化に伴い、カラフルな合成樹脂製車輪が好
まれる傾向にある。例えば、実開昭56-69503号公報には、タイヤを取りつけるた
めのリムと、車軸に軸支されたハブ部と、リムとハブ部とを連結するスポーク部
とが合成樹脂で一体的に形成されている合成樹脂製車輪が提案されている。合成
樹脂としては、一般に、温度変化率が小さく、強度にすぐれている点から、ガラ
ス繊維、金属繊維等を混入したポリアミドなどの繊維強化プラスチックが用いら
れている。
【０００３】
しかし、このように繊維強化プラスチックを用いる場合、ブレーキシューとの
接触面にあたるリム周壁にはプラスチックを強化するために添加された単繊維の
一部が露出している。このため、リムとの摩擦を利用したゴムブレーキにおいて
、リム周壁との摩擦によるブレーキシューの磨耗が激しくなるという問題がある
。ブレーキシューの磨耗は、ブレーキの制動効率に大きく影響を与えるので好ま
しくない。
【０００４】
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、長期間の
使用に拘らずブレーキの制動効率が低下することなく、かつ、カラフルでファッ
ション性を有する自転車用車輪を提供することにある。
【０００５】
本考案は、全体を一体に形成した自転車用車輪のリム部の少なくともブレーキ
シューとの摩擦面に、表面が平滑で金属製等のリング状プレートを一体的に固着
したことを特徴としている。
【０００６】
本考案は、リム表面が金属製等で表面が平滑であるから、ブレーキ動作におけ
るリムとの摩擦によるブレーキシューの磨耗をおさえる。しかも、ブレーキシュ
ーとの接触部以外は繊維強化プラスチック製であるから、近年のファッション化
の要請に応えることになる。
【０００７】
さらに、リング状プレートの裏面には、複数個の突起が突設されており、回り
止め及び抜け止めとなる。
【０００８】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【０００９】
図１は本考案の自転車用車輪1 の正面図、図２は図１のａ−ａ線拡大断面図、
図３は要部拡大断面斜視図である。
【００１０】
本考案における自転車用車輪1 はリム部2 、スポーク部3 、及びハブ部4 から
なり、図１で示すように、スポーク部3 の半径方向外端が、リム部2 の適宜間隔
のもとに連接され、また、スポーク部3 の中心部がハブ部4 と連接されている。
【００１１】
前記リム部2 、スポーク部3 、及びハブ部4 はガラス繊維、金属繊維等を混入
したポリアミドなどの繊維強化プラスチックでインサート成型により一体成形さ
れており、この繊維強化プラスチックの使用によって本考案における自転車用車
輪1 は耐衝撃性、耐久性は勿論のこと、耐油性、耐候性等にも優れ、錆びなく、
水洗いも簡単にできる。
【００１２】
又、前記プラスチック材料に適宜着色剤を添加することにより車輪をカラフル
にでき、ファッション性においても斬新なデザインとカラーコーディネイトに富
んだ自転車用車輪1 となりうる。
【００１３】
上記自転車用車輪1 はブレーキシュー5 との摩擦面にあたるリム部2 の外周壁
11にブレーキシュー5 の磨耗をおさえ、ブレーキの制動効率を高くするため、表
面が平滑で金属或いは硬質プラスチック製等、前記繊維強化プラスチックとは溶
着する温度が異なるリング状プレート6 を同時に固着するよう、一体的にインサ
ート成型する。
【００１４】
この際、リング状プレート6 の裏面には、回り止め及び抜け止めのため、複数
個の突起体7 が突設されており、リング状プレート6 はリム部2 と強固に連結固
着されることになる。
【００１５】
尚、リング状プレート6 の幅はブレーキシュー5 の幅H より大とすることが好
ましい。
【００１６】
タイヤ9 は図２で示すように、リム部2 の周溝側面部2aに取りつけられ、タイ
ヤ9 とリム2 とで形成される空間にタイヤチューブ10が挿入される。
【００１７】
本考案における他の実施例として、図４で示すように前記リング状プレート6
より幅広のリング状プレート6aを固着させたものや、図５で示すようにリム部2
の外周壁11全体をリング状プレート6bで覆ったものや、図６で示すようにリム部
2 の外周壁11の一部と頂壁12とをリング状プレート6cで覆ったものや、図７で示
すようにリム部2 の左右外周壁11と頂壁12と内周壁13とを一体に形成したリング
状プレート6dを固着させたもの等を挙げることができる。
【００１８】
上記いずれの他の実施例においても自転車用車輪1 全体の形状に変わりはなく
、リング状プレート6 の形状が違うだけであるが、その形状はまったく限定され
ず、ブレーキシュー5 との摩擦部分が平滑面で、ブレーキシュー5 の磨耗を抑制
できればよい。
【００１９】
又、突起体7 の形状においても回り止めや抜け止めとなるものであればどのよ
うな形状であってよく、プラスチック硬化後にリング状プレート6 とリム部2 と
に充分な結合強度が得られればよい。
【００２０】
上記のようにリング状プレート6 を固着すると、ブレーキシュー5 との摩擦部
分がこのリング状プレート6 の平滑面に接することになるので、ブレーキシュー
5 の磨耗を抑制することができる。
【００２１】
本考案の自転車用車輪1 は全体を一体に形成し、リム部2 の少なくともブレー
キシュー5 との摩擦面に、表面が平滑で金属製等のリング状プレート6 を一体的
に固着しているので、ブレーキ動作におけるリム部2 との摩擦によるブレーキシ
ュー5 の磨耗を抑制でき、ブレーキシューを時々交換しなくても、長期間、一定
レベルの制動効率を維持することができる。
【図１】本考案の実施例を示す自転車用車輪の正面図で
ある。
ある。
【図２】同図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】同要部拡大断面斜視図である。
【図４】本考案の他の実施例を示す自転車用車輪の拡大
断面図である。
断面図である。
【図５】本考案の他の実施例を示す自転車用車輪の拡大
断面図である。
断面図である。
【図６】本考案の他の実施例を示す自転車用車輪の拡大
断面図である。
断面図である。
【図７】本考案の他の実施例を示す自転車用車輪の拡大
断面図である。
断面図である。
１ 自転車用車輪
２ リム部
３ スポーク部
４ ハブ部
５ ブレーキシュー
６ リング状プレート
Claims (1)
- 【請求項１】 繊維強化プラスチックで全体を一体に形
成した自転車用車輪において、リム部(2) の少なくとも
ブレーキシュー(5) との摩擦面に、表面が平滑で金属製
等のリング状プレート(6) を一体的に固着したことを特
徴とする自転車用車輪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1073091U JPH04107102U (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 自転車用車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1073091U JPH04107102U (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 自転車用車輪 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107102U true JPH04107102U (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31900445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1073091U Pending JPH04107102U (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 自転車用車輪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04107102U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636643U (ja) * | 1979-08-28 | 1981-04-08 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP1073091U patent/JPH04107102U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636643U (ja) * | 1979-08-28 | 1981-04-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6647826B2 (en) | Bicycle pedal | |
| CN111422003B (zh) | 自行车轮毂总成 | |
| US3807255A (en) | Plastic bicycle pedal | |
| JPH07505349A (ja) | 車輪 | |
| EP0997368A3 (en) | Steering wheel | |
| US5320418A (en) | Skate wheel structure | |
| US20030178265A1 (en) | Brake disk for a vehicle wheel | |
| JPH0732806A (ja) | 自転車用車輪 | |
| JPH04107102U (ja) | 自転車用車輪 | |
| WO2022135482A1 (zh) | 嵌件、保护装置、车轮以及车辆 | |
| US6273518B1 (en) | Bicycle wheel rim | |
| US20060091720A1 (en) | Wheel and a wheel disc | |
| CA1120079A (en) | Disk wheel with resilient bearing support and rigid annular tread mounting surface | |
| EP1083063A2 (en) | Wheels for two-wheeled vehicles | |
| CN219903914U (zh) | 一种新型的低成本电动车轮毂 | |
| JP2871491B2 (ja) | 自転車用ホイール | |
| JP4062248B2 (ja) | 車両用ホイールキャップ | |
| CN219487064U (zh) | 车轮及手推车 | |
| CN214092810U (zh) | 一种新型自行车刹车盘 | |
| CN211391576U (zh) | 轮式动力车后平叉 | |
| CN211222872U (zh) | 轮毂以及具有它的车轮 | |
| JP3282806B2 (ja) | 組立式自動車用ホイールの加飾装置 | |
| JPS589001B2 (ja) | 農用車輪 | |
| CN2199069Y (zh) | 包塑车轮 | |
| JPS6230866Y2 (ja) |