JPH04107063U - 印画装置 - Google Patents

印画装置

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JPH04107063U
JPH04107063U JP3228191U JP3228191U JPH04107063U JP H04107063 U JPH04107063 U JP H04107063U JP 3228191 U JP3228191 U JP 3228191U JP 3228191 U JP3228191 U JP 3228191U JP H04107063 U JPH04107063 U JP H04107063U
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JP
Japan
Prior art keywords
printing
paper
photographic paper
photographic
standby position
Prior art date
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Pending
Application number
JP3228191U
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English (en)
Inventor
茂 田中
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印画紙の給送に要する時間から無駄時間を排
除し、トータルでの印画時間を短縮する。 【構成】 電源の投入とともに動作する制御回路23
が、印画待機位置に印画紙5が無いことを条件に印画紙
給送指令を発し、給紙部2に対し印画紙5の給送を命ず
ることにより、印画スイッチ18が押された時点で直ち
に実質的な印画に着手できるようにし、印画紙5の初期
搬送に伴う無駄時間をトータルでの印画時間から放逐
し、印画時間の短縮を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、印画紙の搬送に要する時間を含めたトータルでの印画時間を短縮 するようにした印画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印画紙に画像を印刷記録するいわゆるハードコピーのための印刷技術は、記録 媒体の開発と並行して様々な印画方式が検討されており、なかでも昇華形熱転写 方式を採用した印画装置は、信頼性と品質の高さで注目を集めている。図3は、 昇華形熱転写方式の従来の印画装置1の概略構成を示すものであり、給紙部2と 印画部3及び排紙部4の大略3部構成とされている。給紙部2には、一定の寸法 に裁断された合成紙上に受像層がコーティングされた専用の印画紙5が、数十枚 を束ねて用紙カセット6内に収容されており、印画紙給送指令を発して給紙ロー ラ7を駆動することで、用紙カセット6内に収容された最上部の印画紙5が印画 部3に向けて給紙される。給紙部2から送り出された印画紙5は、その先端を印 画部3内で上下に対向当接する一対の紙送りローラ8,9間に進入させられ、さ らに紙送りローラ8,9によってプラテンローラ10上に搬送される。プラテン ローラ10の上方にはインクリボン11とサーマルヘッド12が控えており、サ ーマルヘッド12がインクリボン11と印画紙5をプラテンローラ10に押し付 けた状態で紙送りが行われることで、インクリボン11のインクが印画紙5に熱 転写される。
【0003】 本例に示したインクリボン11は、ポリエステルフィルムの基材上に、Y(イ エロー),M(マゼンタ),C(シアン)の3色の昇華染料を塗布したものであ り、使用する印画紙5の大きさに合わせて3色面順次に繰り返し塗布したインク リボン11が供給リール11sと巻き取りリール11tに巻き取られてカートリ ッジ内に収容されている。一枚の印画紙5にフルカラー画像を印画する場合、Y ,M,Cの各色を計3回塗り重ねる必要があり、ここでは紙送りローラ8,9を 一定のシーケンスに従って正逆転駆動することで印画待機位置を基準に印画紙5 を3往復させ、逐次3色を塗り重ねる方法が取られる。すなわち、まず黄色の印 画を終えた印画紙5は、搬送方向とは逆方向に一旦印画待機位置まで戻され、次 に塗布色がマゼンタに切り替わったインクリボン11によって紫色の印画を行い 、最後に水色の印画を行う。こうして、3色の塗り重ねによる印画を終えた印画 紙5は、排紙部4内で上下に対向当接する一対の排紙ローラ13,14により取 り出しパレット15上に送り出され、ここで1枚の印画を完了する。
【0004】 なお、給紙ローラ7の駆動停止或は紙送りローラ8,9の駆動停止そして排紙 ローラ13,14の起動停止は、すべて制御回路16があらかじめ指定された一 定の印画シーケンスに従って制御し、これにより給紙から印画そして排紙までの 一切の動作が連続して行われるようになっている。制御回路16には、電源スイ ッチ17や印画スイッチ18が接続されており、電源スイッチ17の投入を受け てすべての回路と機構に対して必要な通電を行う一方、印画スイッチ18が押さ れた時点で上記の印画シーケンスの実行に着手する構成とされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の印画装置1は、印画スイッチ18を押したときに初めてすべての印 画シーケンスが開始される仕組みになっていたため、用紙カセット6内に収容さ れた印画紙5を紙送りローラ8,9に先端を挟み込むまで、すなわち印画待機位 置まで印画紙5を搬送するのに要する時間として10秒間程度が必要であった。 このため、印画スイッチ18を押してから1枚の印画紙への印画が完了するまで に、実際の印画には直接関与しない時間が含まれることになり、例えば縦75m m横95mmの印画紙に印画するのに標準モードの場合で約80秒、高速モード の場合で約55秒程度必要であるという現在の技術レベルに照らした場合、10 秒という無駄時間はかなりの時間であり、こうした無駄時間を放置している限り 、迅速な印画という要求に応えることができないといった課題を抱えていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案は、上記課題を解決したものであり、印画紙を用紙カセットに保持し 、印画紙給送指令を受けて前記印画紙を印画待機位置まで給送する給紙部と、前 記印画待機位置に送り込まれた印画紙を、印画指令に従って紙送りを行い印画す る印画部と、電源の投入とともに動作し、前記印画待機位置に印画紙が無いこと を条件に前記印画紙給送指令を発し、前記給紙部に対し印画紙の給送を命ずる制 御回路を具備することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案は、電源の投入とともに動作する制御回路が、印画待機位置に印画紙 が無いことを条件に印画紙給送指令を発し、給紙部に対し印画紙の給送を命ずる ことにより、印画スイッチが押された時点で直ちに実質的な印画に着手できるよ うにし、印画紙の初期搬送に伴う無駄時間を全印画時間から放逐する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例について、図1,2を参照して説明する。図1は、こ の考案の印画装置の一実施例を示す概略構成図、図2は、図1に示した制御回路 の動作を説明するためのフローチャートである。
【0009】 図1に示す印画装置21は、電源スイッチ17を投入した時点で用紙カセット 6内の印画紙5を印画待機位置まで給送しておき、いざ印画スイッチ18が押さ れたときに直ちに印画紙5を印画に供することで、印画紙5の初期搬送に伴う無 駄時間をトータルでの印画時間から放逐する構成としたものである。印画部3に は、印画待機位置に印画紙5が装填されていることを光学的に感知する印画紙感 知センサ22が配設してある。この印画紙感知センサ22は、印画装置21全体 を統括制御する制御回路23に接続されており、ここでは印画紙感知センサ22 の印画紙感知出力を、制御回路23内のエクスクルーシブオアゲート回路24に おいて電源投入感知出力とともに排他的論理和をとるようにしてある。電源投入 感知出力は、電源スイッチ17を投入したときに電源回路25内の電源電圧を感 知して出力されるものである。従って、印画紙5の先端が紙送りローラ8,9の 間から僅かに頭を出す状態で待機する印画待機位置に印画紙5が無い状態のとき に電源スイッチ17が投入された場合に限り、エクスクルーシブオアゲート回路 24の出力がハイレベルをとる。そして、このエクスクルーシブオアゲート回路 24のハイレベルの出力は、給紙ローラ7を駆動する駆動回路26に送り込まれ 、これを受けた駆動回路26が用紙カセット6内の印画紙5を印画待機位置まで 送り込む。
【0010】 すなわち、用紙カセット6内に印画紙5がセットされている状態で電源スイッ チ17を投入すると、図2のステップ(101)の次のステップ(102)にお いて、印画待機位置に印画紙5が無いことが判断され、続くステップ(103) に示したように、エクスクルーシブオアゲート回路24の出力を受けた駆動回路 26が給紙ローラ7を駆動し、印画紙5を自動的に印画待機位置まで給送するこ とになる。この給送に要する時間は約10秒程度であるが、最初から印画待機位 置に印画紙5を送り込んでおくことで、ステップ(104)において印画スイッ チ18を押したときに、上記給送に要する時間を待つことなく、直ちに印画部3 による印画に着手させることができ、ステップ(105)に示した排紙動作まで を含めた1枚の印画紙5への印画を完全に終えるまでに要するトータルでの印画 時間を、効果的に短縮することができる。
【0011】 一方また、印画待機位置まで印画紙5を給送したあとで、なんらかの事情で印 画を行わないまま電源スイッチ17を遮断してしまった場合、印画紙5は電源が 切れた状態で印画待機位置に止まり続けることになる。しかし、次に電源を投入 したときには、印画紙感知スイッチ22が印画紙5を感知したことを示すハイレ ベルの出力をエクスクルーシブオアゲート回路24に入力するため、ハイレベル の電源投入感知出力との排他的論理和からエクスクルーシブオアゲート回路24 はロウレベルの信号を出力する。このため、今度はステップ(103)は実行さ れず、駆動回路26は動作しないので、給紙ローラ7に対して印画紙給送指令が 発されることはない。従って、既に印画待機位置にて待機する印画紙5の上にさ らに別の新しい印画紙5が給送されるといった不都合は生じない。
【0012】 このように、上記印画装置21によれば、印画スイッチ18を押したとき印画 紙5を印画部3に送り出す従来の印画装置1と異なり、印画スイッチ18を押す 時点では既に印画紙5が印画待機位置にまで給紙されており、これにより直ちに 印画に着手することができ、給紙部2から印画部3までの初期給紙にともなう無 駄時間を排除することができる。また、印画紙5が既に印画待機位置にある場合 は、電源の投入を受けても印画紙5の給送を行わないよう配慮してあるので、印 画待機位置に何枚かの印画紙5が重なって待機するといった事態を未然に防止す ることができる。印画装置21は、特に印画部3において3色重ね塗りを行う印 画方式のように、印画中に印画紙5を3往復もさせるために印画時間の長大化が 避けられない印画方式に適用したことで、印画紙5の搬送に伴う無駄な時間を極 力削減し、1枚の印画紙5への印画に要するトータルでの印画時間を効果的に短 縮することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、電源の投入とともに動作する制御回路が、 印画待機位置に印画紙が無いことを条件に印画紙給送指令を発し、給紙部に対し 印画紙の給送を命ずることにより、印画スイッチが押された時点で直ちに実質的 な印画に着手できるようにし、印画紙の初期搬送に伴う無駄時間を全印画時間か ら放逐する構成としたから、印画スイッチを押したとき印画紙を印画部に送り出 す従来の印画装置と異なり、印画スイッチを押す時点では既に印画紙が印画待機 位置にまで給紙されており、これにより直ちに印画に着手することができ、給紙 部から印画部までの初期給紙にともなう無駄時間を排除することができ、また印 画紙が既に印画待機位置にある場合は、電源の投入を受けても印画紙の給送を行 わないよう配慮してあるので、印画待機位置に何枚かの印画紙が重なって待機す るといった好ましからざる事態に至らないようにすることができ、特に印画部に おいて3色重ね塗りを行う印画方式のように、印画中に印画紙を3往復もさせる ために印画時間の長大化が避けられない印画方式に適用することで、印画紙の搬 送に伴う無駄な時間を極力削減し、1枚の印画紙への印画に要するトータルの印 画時間を効果的に短縮することができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の印画装置の一実施例を示す概略構成
図である。
【図2】図1に示した制御回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】従来の印画装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
2 給紙部 3 印画部 5 印画紙 6 用紙カセット 17 電源スイッチ 21 印画装置 23 制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印画紙を用紙カセットに保持し、印画紙
    給送指令を受けて前記印画紙を印画待機位置まで給送す
    る給紙部と、前記印画待機位置に送り込まれた印画紙
    を、印画指令に従って紙送りを行い印画する印画部と、
    電源の投入とともに動作し、前記印画待機位置に印画紙
    が無いことを条件に前記印画紙給送指令を発し、前記給
    紙部に対し印画紙の給送を命ずる制御回路を具備するこ
    とを特徴とする印画装置。
JP3228191U 1991-02-28 1991-02-28 印画装置 Pending JPH04107063U (ja)

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JP3228191U JPH04107063U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 印画装置

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JP3228191U JPH04107063U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 印画装置

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