JPH04106666U - 散布液タンク - Google Patents

散布液タンク

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JPH04106666U
JPH04106666U JP1650291U JP1650291U JPH04106666U JP H04106666 U JPH04106666 U JP H04106666U JP 1650291 U JP1650291 U JP 1650291U JP 1650291 U JP1650291 U JP 1650291U JP H04106666 U JPH04106666 U JP H04106666U
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JP
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tank body
partition plate
strainer
opening
tank
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JP1650291U
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清 浮須
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株式会社丸山製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液タンク10のタンク本体12内に仕切板18を
配設して、薬液タンク10の傾斜に伴う薬液の移動を抑制
するものにおいて、薬液をタンク本体12内において攪拌
可能とするとともに、タンク本体12内を簡単に清掃でき
るようにする。 【構成】 ストレーナ16はタンク本体12の上部の開口部
14に着脱自在に装着される。仕切板18は、開口部14より
タンク本体12内へ挿抜自在であり、タンク本体12内をほ
ぼストレーナ16の高さ近辺まで仕切る。ハンドル32は、
開口部14を閉鎖する蓋30に回転自在に支持され、蓋30の
開閉に伴って、係止溝42において仕切板18の上端の横棒
部28に係止解除及び係止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、背負動力噴霧機等に装備され薬液等の散布液を貯留する散布液タ ンクに係り、詳しくは傾斜等に伴う内部の散布液の移動の抑制と撹拌とを合わせ て行なうことができる散布液タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開昭62−143628号公報は、背負動力噴霧機に装備する薬液タンクに おいて、薬液が、背負者の姿勢の変化に伴って移動し、重心が偏るのを防止する ために、薬液タンクのほぼ中央部に仕切板を固設することを開示する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
特開昭62−143628号公報の仕切板の問題点は次の通りである。 (a)薬液は、粉状の薬剤を清水に溶かして作られるが、この仕切板には撹拌機 能がなく、予めバケツ等において薬液を作ってから薬液タンクに投入し、また、 薬液タンクにおける薬剤と水とを適切に混合するために、薬液タンクの上部の開 口部から棒等を突っ込んで、攪拌しなければならず、作業が煩雑となる。 (b)仕切板は固定されているので、薬液タンク内の清掃がしずらい。
【0004】 この考案の目的は、上述の(a)及び(b)の問題点を克服できる散布液タン クを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の散布液タンク(10)は次の(a)〜(h)の構成要素を有してなる。 (a)上部に開口部(14)を備えるタンク本体(12) (b)開口部(14)に着脱自在に装着されるストレーナ(16) (c)開口部(14)を介してタンク本体(12)内へ挿抜自在でありほぼストレーナ(1 6)の高さまでタンク本体(12)内を仕切る仕切板(18) (d)タンク本体(12)の底部に設けられ仕切板(18)の下端部を分離自在にかつ回 転自在に軸支する下側支持部(24) (e)ストレーナ(16)に設けられ仕切板(18)の上端部を回転自在に軸支する上側 支持部(26) (f)この上側支持部(26)より上側において仕切板(18)に形成された被係止部(2 8) (g)ストレーナ(16)の上側から開口部(14)を開閉自在となっている蓋(30) (h)この蓋(30)に回転自在に軸支され被係止部(28)に分離自在に係止する係止 部(42)と蓋(30)の外側に位置する操作部(38)とを備えロック手段(40)により回転 を拘束自在となっているハンドル(32)
【0006】
【作用】
散布液の一種である薬液を生成する場合は、蓋(30)を開けて開口部(14)を開放 状態にし、粉状の薬剤をストレーナ(16)に置きつつ、水をストレーナ(16)内に供 給し、薬剤を溶解させる。
【0007】 散布液のタンク本体(12)への投入後又は固形状薬剤からの薬液の生成後は、蓋 (30)によりタンク本体(12)の開口部(14)を閉鎖する。この閉鎖に伴って、ハンド ル(32)の係止部(42)は仕切板(18)の被係止部(28)を係止する。タンク本体(12)内 に貯留されている散布液を撹拌する場合は、操作部(38)を把持して、ハンドル(3 2)を回転させる。ハンドル(32)の回転は係止部(42)及び被係止部(28)を介して仕 切板(18)へ伝達され、仕切板(18)は、上側支持部(26)及び下側支持部(24)に支持 されつつ、タンク本体(12)内をタンク本体(12)の軸方向の周りに回転し、タンク 本体(12)内の散布液を撹拌する。攪拌中の散布液タンク(10)の外部への散布液の 飛散は蓋(30)により阻止される。タンク本体(12)内の散布液を撹拌しない場合は 、ハンドル(32)の回転をロック手段(40)により拘束する。これにより、仕切板(1 8)は、回転を拘束され、タンク本体(12)内において固定状態になる。散布液タン ク(10)が傾斜した場合、タンク本体(12)内の散布液は、仕切板(18)により低い側 への移動を適当に抑制される。
【0008】 タンク本体(12)内を清掃する場合は、蓋(30)を外し、これにより、ハンドル(3 2)の係止部(42)は仕切板(18)の被係止部(28)から分離し、次にストレーナ(16)及 び仕切板(18)をタンク本体(12)の開口部(14)から抜き出す。清掃後は、逆に、仕 切板(18)及びストレーナ(16)をタンク本体(12)の開口部(14)からタンク本体(12) 内へ挿入し、仕切板(18)の下端部をタンク本体(12)の底部の下側支持部(24)に軸 支させる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は薬液タンク10の垂直断面図である。この薬液タンク10は、背負動力噴霧 機に装備され、エンジンやポンプ等と共に作業者によって背負われる。タンク本 体12は上部に円形の開口部14を有し、U字形の縦断面のストレーナ16は、上端部 のフランジ状周縁部を開口部14の上端縁部に突き合わせられるように、開口部14 に挿抜自在に所定の摩擦力で装着される。仕切板18は、開口部14の直径より小さ い幅の板部20と、板部20に一体的に固定され板部20の中心に沿って延びる軸部22 とを有している。軸部22の下端部は、タンク本体12の底部の中央に形成されてい る円柱穴24に挿抜自在に挿入されて、円柱穴24に回転自在に軸支されている。軸 部22の上端部は、ストレーナ16の底面部の中心に形成されている円筒孔26を貫通 し、円筒孔26に回転自在に軸支されている。横棒部28は、ストレーナ16の底面部 より上に位置し、軸部22の上端に一体的に形成されている。蓋30は、タンク本体 12の上端部に螺合して、開口部14を開閉する。ハンドル32は、直角に屈曲し、鉛 直部の下端に係止部材36を備え、鉛直部において蓋30の中心の円筒孔34を貫通し て、円筒孔34において回転自在に軸支される。ハンドル32の水平部は、蓋30の上 面側において蓋30に沿って放射方向へ延び、放射方向の外側の端部において起立 自在なつまみ部38を備えている。Aは起立状態のつまみ部38の回転操作の方向を 示し、Bはつまみ部38の揺動方向を示している。突起40は、蓋30の周辺部に固設 され、つまみ部38が倒れ位置にあるときは、蓋30の周方向へつまみ部38と当接す ることにより、ハンドル32の回転を拘束する。
【0010】 図2は仕切板18とハンドル32との係止構造を示している。係止溝42は、係止部 材36の下面側に形成され、横棒部28を嵌入自在になっている。横棒部28が係止溝 42に嵌入することにより横棒部28と係止溝42とが係止状態になり、仕切板18とハ ンドル32とは一体的に回転する。
【0011】 実施例の作用について述べる。 薬液を生成する場合は、蓋30を開けて、開口部14を開放状態にし、粉状の薬剤 をストレーナ16に置きつつ、清水をストレーナ16内に供給し、薬剤を溶解させる 。
【0012】 薬液の生成後は、蓋30をタンク本体12の上端部に螺合して、タンク本体12の開 口部14を閉鎖する。この閉鎖に伴って、ハンドル32の係止溝42は、仕切板18の横 棒部28を嵌入されて、横棒部28を係止する。タンク本体12内に貯留されている薬 液を撹拌する場合は、つまみ部38を起立し、つまみ部38をA方向へ回転させる。 ハンドル32の回転は係止溝42及び横棒部28を介して仕切板18へ伝達され、仕切板 18の板部20は、タンク本体12内を軸部22の中心線の周りに回転し、タンク本体12 内の薬液を撹拌する。攪拌中の薬液タンク10の外部への薬液の飛散は蓋30により 阻止される。タンク本体12内の薬液を撹拌しない場合は、つまみ部38を倒す。こ れにより、蓋30の周方向に関してつまみ部38は突起40と当接し、ハンドル32の回 転は拘束され、仕切板18はタンク本体12内において固定状態になる。背負者の姿 勢が変化して、薬液タンク10が傾斜した場合、タンク本体12内の薬液は、仕切板 18により低い側への移動を適当に抑制される。
【0013】 タンク本体12内を清掃する場合は、蓋30を外し、これにより、ハンドル32の係 止溝42は仕切板18の横棒部28から分離し、次にストレーナ16及び仕切板18をタン ク本体12の開口部14から抜き出す。清掃後は、逆に、仕切板18及びストレーナ16 をタンク本体12の開口部14からタンク本体12内へ挿入し、仕切板18の下端部をタ ンク本体12の底部の円柱穴24に軸支させる。
【0014】 実施例では、散布液として薬液を例示したが、この考案の散布液タンクに適用 される散布液は、薬液に限定されず、牛等の動物の尿、木酢、脂肪分が規定値に 達しなかった牛乳等、薬液以外の散布液を含むことは言うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、仕切板がタンク本体内をストレーナの近傍の高さまで仕切 って、散布液タンクの傾斜時のタンク本体内の散布液の移動を抑制し、重心が大 きく偏るのを防止できるとともに、以下の効果がある。 (a)仕切板をハンドルの操作により回転させて、タンク本体内の散布液を撹拌 することができるので、固形の薬剤を水に溶かして生成する薬液を散布する場合 にも、投入前にバケツ等内で予め薬液を生成する手間を省略することができる。 (b)タンク本体内への散布液の投入後も、仕切板の回転により随時撹拌させる ことができ、棒等を突っ込んで撹拌させる場合に比して、作業が能率的となる。 (c)撹拌は、蓋によりタンク本体の開口部を閉鎖した状態で行なうことができ るので、散布液タンクの外部へ散布液が飛散することがなく、安全性が向上する 。 (d)仕切板はタンク本体から外部へ取り出すことができ、タンク本体内の清掃 が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬液タンクの垂直断面図である。
【図2】仕切板とハンドルとの係止構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 薬液タンク(散布液タンク) 12 タンク本体 14 開口部 16 ストレーナ 18 仕切板 24 円柱穴(下側支持部) 26 円筒孔(上側支持部) 28 横棒部(被係止部) 30 蓋 32 ハンドル 38 つまみ部(操作部) 40 突起(ロック手段) 42 係止溝(係止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 25/02 Z 6540−3E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部(14)を備えるタンク本体(1
    2)と、前記開口部(14)に着脱自在に装着されるストレー
    ナ(16)と、前記開口部(14)を介して前記タンク本体(12)
    内へ挿抜自在でありほぼストレーナ(16)の高さまで前記
    タンク本体(12)内を仕切る仕切板(18)と、前記タンク本
    体(12)の底部に設けられ前記仕切板(18)の下端部を分離
    自在にかつ回転自在に軸支する下側支持部(24)と、前記
    ストレーナ(16)に設けられ前記仕切板(18)の上端部を回
    転自在に軸支する上側支持部(26)と、この上側支持部(2
    6)より上側において前記仕切板(18)に形成された被係止
    部(28)と、前記ストレーナ(16)の上側から前記開口部(1
    4)を開閉自在となっている蓋(30)と、この蓋(30)に回転
    自在に軸支され前記被係止部(28)に分離自在に係止する
    係止部(42)と前記蓋(30)の外側に位置する操作部(38)と
    を備えロック手段(40)により回転を拘束自在となってい
    るハンドル(32)とを有してなることを特徴とする散布液
    タンク。
JP1991016502U 1991-02-28 1991-02-28 散布液タンク Expired - Lifetime JPH086512Y2 (ja)

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JPH04106666U true JPH04106666U (ja) 1992-09-14
JPH086512Y2 JPH086512Y2 (ja) 1996-02-28

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