JPH0410640Y2 - - Google Patents

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JPH0410640Y2
JPH0410640Y2 JP1987115443U JP11544387U JPH0410640Y2 JP H0410640 Y2 JPH0410640 Y2 JP H0410640Y2 JP 1987115443 U JP1987115443 U JP 1987115443U JP 11544387 U JP11544387 U JP 11544387U JP H0410640 Y2 JPH0410640 Y2 JP H0410640Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
voice
audio
outputs
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、予め登録された音声を認識して、入
力された音声に対応する機能を行なう音声認識装
置に関するものであり、特に入力された音声を設
定回数認識することができない場合には外部環境
に適合しない機能に対応する登録音声を除く他の
登録音声を全て報知するようにしたものに関す
る。
(b) 従来技術 従来のこの種の装置を備えたものとしては、特
開昭58−30695号公報に開示されているものなど
があつた。
一般に従来の音声認識装置は、予め音声を登録
しておき、この登録されている音声と入力した音
声とを比較して、両音声が同一の場合にその音声
に対応する機能を動作させるように構成されてい
る。
(c) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の音声認識装置においては、登録した
音声の内容を忘れてしまうと所望の機能動作を行
なうことができなくなるという問題点があつた。
また、このように登録内容を忘れてしまつた場
合あるいは誤つた内容を記憶している場合などに
は再び音声の登録から操作をやり直さなければな
らず、極めて手間がかかるという問題点もあつ
た。
(d) 問題点を解決するための手段 本考案の目的は、登録した音声の内容を忘れた
場合あるいは誤つた内容を記憶してしまつた場合
等においても、正しい登録内容を知ることができ
るようにすることにある。
上記問題点を解決し、目的を達成するため、本
考案の音声認識装置は、音声を認識する指令信号
発生回路が音声を認識することができない場合に
出力する非認識信号を計数する計数回路と、登録
された音声データと同一の音声データを記憶する
記憶回路と、計数回路からの桁上げ信号の出力に
応答して音声指定信号と音声スタート信号を順次
出力する音声指定回路と、音声スタート信号に応
答して音声指定信号に対応する音声データを記憶
回路から読み出して音声信号として出力する音声
合成回路と、外部環境に対応する環境指示信号を
出力する環境指示回路と、この環境指示回路から
の特定の環境指示信号に基づいて音声指定回路か
ら出力される外部環境に適合しない音声指定信号
をスキツプするためのスキツプ信号を出力するス
キツプ回路と、このスキツプ信号を入力すると音
声スタート信号が音声指定回路から音声合成回路
へ供給されるのを禁止するゲート回路とを有する
ものである。
即ち、設定回路音声が認識できないと、計数回
路から桁上げ信号が出力され、これに応答して音
声指定回路は音声合成回路に信号を印加し、音声
合成回路はこの入力信号に応答して記憶回路に記
憶されている予め登録されている音声データを次
次と読み出し、発音回路に供給する。このとき
に、環境指示回路が特定の環境にあることをスキ
ツプ回路に指示すると、このスキツプ回路は音声
指示回路から音声合成回路に供給されているスタ
ート信号の供給をゲート回路を閉鎖することによ
り禁止し、記憶回路から外部環境に適合しない音
声データが読み出されることを阻止するようにし
たものである。
(e) 実施例 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る音声認識装置
を備えた時計の回路構成を示す図である。
2は外部音声を検知するマイクである。
4は指令信号発生回路であり、マイク2からの
信号を入力して予め登録されている複数の音声デ
ータのいずれか1つと同一であると認識するとそ
の音声データに対応する信号を出力WD1〜WD4
から出力する音声認識回路6と、その出力WD1
〜WD4からの信号を入力し所定の音声が認識さ
れた場合に信号を出力するデコーダ8と、その出
力信号を入力するとパルスを出力するワンシヨツ
トマルチバイブレータ(以下OSMと略称する)
10,12と、音声認識回路6の出力WD1
WD4からの信号を入力し音声が認識できなかつ
た場合に信号を出力するデコーダ14と、その出
力信号を入力すると、パルスを出力するOSM1
6と、その出力信号とOSM10,12の出力信
号を入力するオアゲート18と、その出力信号を
入力して音声認識回路6のスタンバイ入力
STBYに信号を印加する遅延回路20とから構
成されている。
本実施例における音声認識回路6は、予め使用
者の声で登録されたワード1「おやすみ」、ワー
ド2「おはよう」、ワード3「なんじ」と入力さ
れた音声とを比較して、それぞれ各ワードと同一
であると認識するとワード1〜3に対応する出力
WD1〜WD3をそれぞれHレベルにするものであ
る。
また、入力された音声を認識することができな
かつた場合には、その出力WD1〜WD4をH,L,
H,Hレベルにする等特別の信号を出力する。デ
コーダ8は、この音声認識回路6の出力WD1
WD2のみがそれぞれHレベルになるとOSM10
に信号を印加し、また出力WD3のみがHレベル
になるとOSM12に信号を印加するように設定
されている。また、デコーダ14は、非認識時に
音声認識回路6から出力される信号を入力すると
OSM16に信号を印加するように設定されてい
る。
22は計数回路であり、指令信号発生回路4内
のOSM16から出力される非認識信号をクロツ
ク入力φに入力して所定数カウントすると桁上げ
信号Aを出力するカウンタ24と、指令信号発生
回路4内のOSM10,12からの信号を入力し
てカウンタ24のリセツト入力Rに信号を印加す
るオアゲート26とから構成されている。
28は音声指定回路であり、計数回路22から
の桁上げ信号Aをセツト入力Sに入力するフリツ
プフロツプ(以下FFと略称する)30と、その
出力Qからの信号Bを入力してクロツク信号Cを
出力するクロツク発生回路32と、クロツク信号
Cをオアゲート36を介してクロツク入力φに入
力しかつFF30の出力からの信号をリセツト
入力Rに入力し、さらに桁上げ信号EをFF30
のリセツト入力Rに印加するカウンタ34と、オ
アゲート36の出力信号Dを一定時間遅延する遅
延回路38と、その出力信号FとFF30からの
信号Bと後述するスキツプ回路からの信号Nを入
力しその出力信号Pをオアゲート36に印加する
アンドゲート40と、指令信号発生回路4内の
OSM10からの信号と後述するゲート回路から
の信号Oを入力するオアゲート42と、音声認識
回路6の出力WD1からの信号を反転して入力し
かつ出力WD2からの信号も入力するアンドゲー
ト44とから構成されている。
46はアンドゲートからなるゲート回路であ
り、FF30からの信号Bと遅延回路38からの
信号Fとを入力しさらに後述するスキツプ回路か
らの信号Nを反転して入力し、信号Oを出力して
オアゲート42に印加するものである。
48は記憶回路としてのROMであり、音声認
識回路6に登録されている音声データ(ワード1
「おやすみ」、ワード2「おはよう」、ワード3
「なんじ」)と同一の音声データ及び「おはようご
ざいます」、「おやすみなさい」の音声データを記
憶している。
50は音声合成回路であり、音声指定回路28
内のカウンタ34からの2ビツトのカウント信号
を信号H,Iとして入力PH1,PH2に入力し、
また音声指定回路28内のアンドゲート44の出
力信号Gを入力PH0に入力し、さらに音声指定
回路28内のオアゲート42からの信号をスター
ト入力STARTに入力し、ROM48から指示さ
れた音声データを読み出すものである。
52は発音回路であり、音声合成回路50から
の音声信号を入力して音声を発生するものであ
る。
54はスキツプ回路であり、音声指定回路28
内のカウンタ34からのカウント内容を示す2ビ
ツト信号を入力するデコーダ56と、後述する時
計回路からの時刻を示す信号を入力するデコーダ
58と、デコーダ56,58の各出力信号J,L
を入力するアンドゲート60と、デコーダ56,
58の各出力信号K,Mを入力するアンドゲート
62と、これらアンドゲート60,62からの信
号を入力し信号Nを出力するオアゲート64とか
ら構成されている。
本実施例におけるデコーダ56は、カウンタ3
4のカウント値がROM48が記憶するワード1
「おやすみ」に対応する値になるとその出力信号
JをHレベルにし、またカウンタ34のカウント
値がROM48が記憶するワード2「おはよう」
に対応する値になるとその出力信号KをHレベル
にするように設定されている。また、デコーダ5
8は、時刻がAM5:00〜AM8:00の間はその出
力信号LをHレベルにし、また時刻がPM9:00
〜AM0:00の間はその出力信号MをHレベルに
するように設定されている。
66は時計回路であり、発振器68と、その出
力信号を分周する分周器70と、その出力信号に
基づいて計時する計時回路72と、その出力信号
を入力して表示駆動信号を出力するデコーダ・ド
ライバ74と、その表示駆動信号を入力して時刻
を表示する表示器76とから構成されている。
本実施例におけるこの時計回路66は、外部環
境を指示する環境指示回路として作用するもので
あり、計時回路72が出力する時刻を示す信号を
環境指示信号として出力する。
78は時刻報知用の音声データを記憶する
ROMである。
80は時刻報知専用の音声合成回路であり、計
時回路72からの計時内容を示す信号を入力し、
かつ指令信号発生回路4内のOSM12からのパ
ルスをスタート入力STARTに入力して、ROM
78から音声データを読み出し、時刻音声信号Q
を発音回路52に印加するものである。
82はアラーム回路であり、アラーム時刻を設
定・記憶する設定回路84と、その記憶するアラ
ーム時刻と計時回路72の計時内容とを比較して
一致すると一致信号を出力する一致回路86と、
音声認識回路6の出力WD1からの信号とOSM1
0からのパルスを入力するアンドゲート88と、
音声認識回路6の出力WD2からの信号とOSM1
0からのパルスを入力するアンドゲート90と、
このアンドゲート88,90からの信号をそれぞ
れセツト入力Sとリセツト入力Rに入力するFF
92と、その出力Qからの信号と一致検出回路8
6からの信号を入力するアンドゲート94とから
構成されている。
96はアラーム報知専用の発音回路であり、ア
ラーム回路82内のアンドゲート94からの信号
に応答してアラーム音を発生するものである。
次に上記構成からなる音声認識装置を備えた時
計の動作を第2図に示すタイムチヤートも使用し
て説明する。
はじめに、登録されているワード1「おやす
み」、ワード2「おはよう」、ワード3「なんじ」
と同一の音声をそれぞれマイク2から入力したと
きの動作を説明する。
音声「おやすみ」、「おはよう」、「なんじ」をそ
れぞれ入力すると、音声認識回路6は、それぞれ
ワード1、ワード2、ワード3であることを認識
してその出力WD1,WD2,WD3をそれぞれHレ
ベルにする。
音声認識回路6がワード1を認識してその出力
WD1がHレベルになると、アラーム回路82内
のアンドゲート88は開状態になり、またデコー
ダ8はOSM10に信号を印加する。
これによりOSM10はパルスを出力し、この
パルスは開状態のアンドゲート88の出力に発生
してFF92のセツト入力Sに印加される。この
ためFF92はセツトされ、その出力QはHレベ
ルになり、これを入力するアンドゲート94は開
状態になつてアラームセツト状態になる。
また、OSM10が出力したパルスは、音声指
定回路28内のオアゲート42を介して音声合成
回路50のスタート入力STARTに印加され音声
合成回路50を作動させる。
このときの音声合成回路50の入力PH2,
PH1,PH0には、いずれもLレベルの信号G,
H,Iが印加されているため、この状態のときに
この音声合成回路50はROM48から音声デー
タ「おやすみなさい」を読み出し、これを音声信
号として発音回路52に印加する。
従つて、音声「おやすみ」を入力すると、アラ
ームがセツト状態になり、これと同時に音声「お
やすみなさい」が出力される。
また、音声認識回路6がワード2を認識してそ
の出力WD2がHレベルになると、今度はアラー
ム回路82内のアンドゲート90が開状態にな
り、これと同時にデコーダ8からの信号に応答し
てOSM10からパルスが出力される。
このパルスはアンドゲート90の出力に発生
し、FF92のリセツト入力Rに印加されてこれ
をリセツトする。
このため、その出力QはLレベルになり、アン
ドゲート94は閉状態になりアラームは非セツト
状態になる。
また、OSM10が出力したパルスは、前述し
たようにオアゲート42を介して音声合成回路5
0のスタート入力STARTに印加されこれを作動
させる。
音声認識回路6の出力WD2がHレベルになる
と、この信号は音声指定回路28内のアンドゲー
ト44の出力信号Gに発生し、このため音声合成
回路50の入力PH2,PH1,PH0にはL,
L,Hレベルの信号I,H,Gが印加されること
になる。
この状態のときに音声合成回路50は、ROM
48から音声データ「おはようございます」を読
み出し、これを音声信号として発音回路52に印
加する。
従つて、音声「おはよう」を入力すると、アラ
ームが非セツト状態になり、これと同時に音声
「おはようございます」が出力される。
さらに、音声認識回路6がワード3を認識して
その出力WD3がHレベルになると、今度はデコ
ーダ8からOSM12にHレベルの信号が印加さ
れ、これによりOSM12からパルスが出力され
る。このパルスは音声合成回路80のスタート入
力STARTに印加され、これにより音声合成回路
80は作動し、計数回路72から供給されている
計数内容に基づいてROM78から時刻を示す音
声データを読み出して、音声信号Qとして出力す
る。
この音声信号Qを入力した発音回路52は、こ
の信号に応答して音声「○○時××分」と報知す
る。
上記のように、音声認識回路6が入力された音
声がワード1〜ワード3のいずれかであることを
認識した場合にはデコーダ8からの信号に応答し
てOSM10又はOSM12からパルスが出力さ
れ、所定の動作及び音声報知が行なわれる。
次に登録されている音声以外の音声が入力され
た場合の動作を説明する。
登録されている音声以外の音声、例えば「いま
なんじ」が入力されると、音声認識回路6はその
出力WD1〜WD4をそれぞれH,L,H,Hレベ
ルにし、この出力WD1〜WD4を入力するデコー
ダ14はこの状態のときにOSM16にHレベル
の信号を出力する。
このOSM16はデコーダ14からの信号に応
答してパルスを1つ出力する。
このパルスはカウンタ24のクロツク入力φに
印加され、カウンタ24はそのカウントを1進め
る。これと同時にこのパルスは、オアゲート18
及び遅延回路20を介して音声認識回路6のスタ
ンバイ入力STBYに印加され、その出力WD1
WD4をすべてLレベルにもどす。
これに続いて再び登録されていない音声が入力
されると、上記動作と同様にして指令信号発生回
路4内のOSM16はパルスを1つ出力する。
このパルスはカウンタ24に印加され、このカ
ウンタ24はさらにカウントを1進める。
本実施例においては、上記動作を3回繰り返し
てカウンタ24がカウントを3進めると、このカ
ウンタ24は桁上げ信号Aにパルスを発生させ
る。このパルスはFF30のセツト入力Sに印加
されてこれをセツトする。
このFF30がセツトされると、その出力Q,
QはそれぞれH,Lレベルになり、出力Qからの
信号Bを入力するクロツク発生回路32は作動し
てその出力信号Cにクロツクパルスを発生させ、
また出力からの信号をリセツト入力Rに入力す
るカウンタ34はリセツト解除されオアゲート3
6の出力信号Dに発生するクロツクパルスをカウ
ントする。
この信号Dに発生したパルスは、遅延回路38
を介して信号Fに発生し、信号BがHレベルにな
つておりさらにスキツプ回路5からの信号Nが通
常Lレベルになつているため既に開状態になつて
いるゲート回路46に印加され、その出力信号O
に発生する。
この信号Oに発生したパルスは、オアゲート4
2を介して音声合成回路50のスタート入力
STARTに印加され、この音声合成回路50を作
動させる。
このときの音声合成回路50の入力PH1,
PH2には、カウンタ34のカウント内容を示す
2ビツトの信号が印加されており、カウンタ34
のカウント値が1になると信号H,Iはそれぞれ
H,Lレベルになり、またカウント値が2になる
と信号H,IはそれぞれL,Hレベルになり、さ
らにカウント値が3になると信号H,Iは共にH
レベルになるように設定されている。
このときに入力PH0に印加されている信号G
はLレベルに保たれており、音声合成回路50は
入力PH1,PH2に入力する信号H,Iの状態
に対応するワードの音声データをROM48から
読み出す。
即ち、信号H,IがそれぞれH,Lレベルのと
きには予め登録されているワード1「おやすみ」
の音声データを読み出し、また信号H,Iがそれ
ぞれL,Hレベルのときには予め登録されている
ワード2「おはよう」の音声データを読み出し、
さらに信号H,Iが共にHレベルのときには予め
登録されているワード3「なんじ」の音声データ
を読み出して、それぞれ音声信号として発音回路
52に印加する。
従つて、音声認識回路が3回続けて音声を認識
することができない場合には、登録されている音
声「おやすみ」、「おはよう」、「なんじ」が順次発
音回路から報知されることになる。
上記のように音声認識回路6が設定回数音声を
認識することができない場合には、登録されてい
る音声が次々と報知されるが、外部環境によつて
は登録されている音声の全てを報知しなくても良
い場合がある。
例えば、現在の時刻がAM5:00〜AM8:00の
間であると、この間に使用者が音声「おやすみ」
を入力することなく、また時刻がPM9:00〜
AM0:00の間であると、この間に音声「おはよ
う」を入力することもない。従つて、時刻が
AM5:00〜AM8:00の間であるときに音声「お
やすみ」が登録されていることを報知したり、あ
るいは時刻がPM9:00〜AM0:00の間であると
きに音声「おはよう」が登録されていることを報
知したとしてもこれは無意味であり、かえつて登
録されている音声を全て報知するのに時間がかか
り、効率を低下させることになつてしまう。
本実施例においては、スツキプ回路54により
特定の時間帯に限り、登録されている音声の一部
をスキツプするようにしている。
即ち、スキツプ回路54内のデコーダ58は、
時計回路72からの時刻を示す信号を入力して、
前述したようにAM5:00〜AM8:00の間は出力
信号LをHレベルにし、PM9:00〜AM0:00の
間は出力信号MをHレベルにする。従つて、この
信号L,Mをそれぞれ一入力端に入力するアンド
ゲート60,62のうちアンドゲート60は
AM5:00〜AM8:00の間、またアンドゲート6
2はPM9:00〜AM0:00の間それぞれ開状態に
なる。一方、デコーダ56は、前述したように音
声指定回路28内のカウンタ34からの2ビツト
信号を入力してこの信号が予め登録されているワ
ード1「おやすみ」とワード2「おはよう」をそ
れぞれ指定する状態になると、信号J,Kをそれ
ぞれHレベルにする。これにより、アンドゲート
60は、AM5:00〜AM8:00の間に登録されて
いる音声の報知が始まつた場合にワード1「おや
すみ」を指定する信号がカウンタ34から出力さ
れるとその出力をHレベルにし、またアンドゲー
ト62は、PM9:00〜AM0:00の間にワード2
「おはよう」を指定する信号が出力されるとその
出力をHレベルにする。
従つて、第2図に示すタイムチヤートのよう
に、時刻がAM5:00〜AM8:00の間であるとす
ると、前述したように、信号Aにパルスが発生し
て登録されている音声の報知が始まると、音声指
定回路28内のオアゲート36が出力する信号D
にクロツクパルスが発生する。この信号Dに発生
した最初のパルスをカウンタ34がカウントする
と、デコーダ56はこれと同時にその出力信号J
をHレベルにする。このHレベルの信号Jは、既
に開状態になつているアンドゲート60の出力に
発生し、さらにオアゲート64を介して信号Nに
発生する。
この信号NがHレベルになると、この信号Nを
反転して入力するゲート回路46は閉状態にな
り、遅延回路38を介して信号Fに発生する信号
Dの最初のパルスが出力信号Oに発生して音声回
路50のスタート入力STARTに印加されること
を禁止する。また、信号NがHレベルになると、
音声指定回路28内のアンドゲート40が開状態
になり、信号Fに発生する信号Dの最初のパルス
がその出力信号Pに発生する。この信号Pに発生
したパルスはオアゲート36を介して信号Dに発
生し、カウンタ34に印加されてそのカウントを
1進める。このため、デコーダ56はその出力信
号JをLレベルにもどし、これにより信号NはL
レベルにもどる。従つて、ゲート回路46は再び
開状態になり、信号Pに発生したパルスが、再び
信号Fに発生すると、このパルスはゲート回路4
6の出力信号Oに発生して音声合成回路50のス
タート入力STARTに印加され、その後は前述し
た動作と同様に作動する。
この結果、上記動作の場合、音声合成回路50
の入力PH1,PH2にそれぞれH,Lレベルの
信号H,Iが印加されてもスタート入力START
にはパルスが印加されないため、ROM48から
ワード1「おやすみ」の音声データが読み出され
ることはなく、スタート入力STARTにパルスが
印加されるときには既に信号H,IがL,Hレベ
ルになつており、音声合成回路50はROM48
からワード2「おはよう」の音声データを読み出
すことになる。
次に時刻がPM9:00〜AM0:00の間であると、
前述した動作と同様に、カウンタ34が信号Dに
発生する最初のパルスをカウントし、デコーダ5
6の出力信号JがHレベルになつても、今度はデ
コーダ58の出力信号LがLレベルになつている
ためアンドゲート60の出力信号はLレベルのま
ま代わらない。このため、信号NはLレベルに保
たれ、通常の場合と同じように、ゲート回路46
の出力信号Oにはパルスが発生し、音声合成回路
50は作動してROM48からワード1「おやす
み」の音声データを読み出す。
これに続いてカウンタ34が信号Dに発生する
2番目のパルスをカウントすると、デコーダ56
はこれに応答してその出力信号KをHレベルにす
る。このHレベルの信号Kは、既に開状態になつ
ているアンドゲート62の出力信号に発生し、さ
らにオアゲート64を介して信号Nに発生する。
この信号NがHレベルになると、前述した動作
と同様に、ゲート回路46が閉状態になつて、音
声合成回路50のスタート入力STARTに信号D
に発生する2番目のパルスが発生する信号Fが印
加されることを禁止する。また、このときに前述
した動作と同様に、アンドゲート40の出力信号
Pにはパルスが発生することになり、このパルス
がオアゲート36を介して信号Dに発生して、カ
ウンタ34のカウント値はさらに1進められる。
このようにカウンタ34のカウント値がさらに進
められると、デコーダ56の出力信号KはLレベ
ルにもどり、これにより信号NもLレベルにもど
る。従つて、ゲート回路46は再び開状態にもど
る。
この結果、上記動作の場合、はじめに音声合成
回路50の入力PH1,PH2にそれぞれH,L
レベルの信号H,Iが印加されているときにはス
タート入力STARTにパルスが印加されてROM
48からワード1「おやすみ」の音声データが読
み出されるが、次に信号H,IがそれぞれL,H
レベルになるとゲート回路46が閉状態になり、
音声合成回路50のスタート入力STARTにパル
スは印加されず、これによりROM48からワー
ド2「おはよう」の音声データを読み出すことは
禁止される。そして、次にこの音声合成回路50
のスタート入力STARTにパルスが印加されると
きには、信号H,Iは共にHレベルになつてお
り、音声合成回路50はROM48からワード3
「なんじ」の音声データを読み出すことになる。
このように本実施例においては時間帯により登
録されている音声の一部を報知しないように設定
している。
尚、登録されている音声がすべて出力される
と、音声指定回路28内のカウンタ34は桁上げ
信号Eにパルスを発生させる。そしてこのパルス
は、FF30のリセツト入力Rに印加されてこれ
をリセツトし、その出力Q,をそれぞれL,H
レベルにする。このため、クロツク発生回路32
は停止し、またカウンタ34はリセツト状態にも
どる。
また、本実施例においては、時間帯により登録
されている音声の一部を報知しないようにしてい
るが、これは音声「おやすみ」、「おはよう」によ
りアラームのオン・オフを行なうように設定した
ためであり、この他本考案の音声認識装置をエア
ーコンデイシヨナ等に応用した場合に、音声「さ
むい」、「あつい」によりそれぞれ設定温度を高く
したり低くするように設定すること等も可能であ
り、この場合には周囲の温度により登録されてい
る音声の一部を報知しないようにすることも可能
である。
(f) 考案の効果 本考案においては、入力された音声を所定の回
数認識することができない場合には、登録されて
いる音声の内容が外部環境に適合しないものを除
いてすべて報知されるので、登録内容を忘れた
り、誤つた内容を覚えてしまつた場合であつても
正しい内容を簡単かつ効率的に知ることができ、
この結果所望の機能動作を確実かつ迅速に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る音声認識装置
を備えた時計の回路構成を示す図、第2図はタイ
ムチヤートである。 2……マイク、4……指令信号発生回路、22
……計数回路、28……音声指定回路、46……
ゲート回路、48……ROM、50……音声合成
回路、52……発音回路、54……スキツプ回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外部音声を検知するマイクと、 該マイクからの外部音声を入力し、該外部音声
    が予め登録された音声データの1つと同一である
    と認識したときに該登録音声データに対応するト
    リガ信号を出力し、全ての登録音声データと同一
    でないと認識したときに非認識信号を出力する指
    令信号発生回路と、 を有する音声認識装置において、 前記指令信号発生回路からのトリガ信号により
    内容がクリアされ、前記非認識信号を設定数だけ
    計数したときに桁上げ信号を出力する計数回路
    と、 前記指令信号発生回路に登録された音声データ
    と同一の音声データを記憶する記憶回路と、 前記計数回路からの桁上げ信号の出力に応答し
    て前記記憶回路に記憶された各音声データに対応
    する音声指定信号及び音声スタート信号を順次出
    力する音声指定回路と、 該音声指定回路からの音声スタート信号の出力
    に応答し、前記音声指定信号に対応する音声デー
    タを音声信号に変換して出力する音声合成回路
    と、 該音声合成回路からの音声信号に基づいて音声
    を報知する発音回路と、 外部環境に対応する環境指示信号を出力する環
    境指示回路と、 該環境指示回路から特定の環境指示信号及び前
    記音声指定回路から特定の音声指定信号を入力し
    たときにスキツプ信号を出力するスキツプ回路
    と、 該スキツプ回路からのスキツプ信号の存在を条
    件として前記音声指定回路からの音声スタート信
    号を前記音声合成回路へ供給するのを禁止するゲ
    ート回路と、 を設けたことを特徴とする音声認識装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10179941A (ja) * 1996-10-21 1998-07-07 Junji Kuwabara 音声認識および音声発生装置、および、該音声認識および音声発生装置を備えた玩具、ならびに、音声認識および音声発生制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH10179941A (ja) * 1996-10-21 1998-07-07 Junji Kuwabara 音声認識および音声発生装置、および、該音声認識および音声発生装置を備えた玩具、ならびに、音声認識および音声発生制御プログラムを記録した記録媒体

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