JPH04105825U - バイアス磁界発生装置 - Google Patents

バイアス磁界発生装置

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JPH04105825U
JPH04105825U JP1592991U JP1592991U JPH04105825U JP H04105825 U JPH04105825 U JP H04105825U JP 1592991 U JP1592991 U JP 1592991U JP 1592991 U JP1592991 U JP 1592991U JP H04105825 U JPH04105825 U JP H04105825U
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寿一 林
克範 熊井
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オリンパス光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気記録装置の小型化、簡素化を図るとと
もに、装置内部温度の上昇を抑制する。 【構成】 バイアス界磁ホルダ1を磁性材で形成し、そ
の一部を折り曲げることによって外ヨ−ク37を一体に形
成して主磁極42に対向するようにし、外ヨ−ク37を折り
曲げることによってバイアス磁界ホルダ1に形成された
開口を空気流出入用開口部とする。 【効果】 バイアス界磁ホルダの一部を外ヨ−クとした
ので、バイアス磁界発生装置の高さが低くなる。さらに
バイアス磁界発生装置の近傍に開口が形成されているの
で、効果的な放熱が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気記録媒体に磁界を与えつつ光ビ−ムを照射して情報を記録する 光磁気記録装置に使用するバイアス磁界発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光磁気記録装置に使用する磁気記録媒体は、媒体面に磁性膜が蒸着等の方法で 形成され、この磁性膜は膜面に垂直な方向の磁気異方性を持ち媒体面は垂直な方 向で予め一方向に磁化されている。そして磁気記録媒体に逆方向の磁界を印加し つつ光ビ−ムを照射すると、磁化の方向が反転する。情報を記録するには、磁化 の向きを反転させて行う。また、最初の磁化方向を印加しつつ光ビ−ムを照射す ると、記録した情報を消去することができる。 記録した情報を再生するには、先ず磁気記録媒体に光ビ−ムを照射する。磁気 記録媒体からの反射光はカ−効果を受け、光の偏光面が磁気記録媒体に入射した 時に対し回転する。そして回転角の回転方向を検出することにより情報を再生す るのである。
【0003】 このように情報の記録、消去をするには磁気記録媒体面に磁界を印加するため バイアス磁界発生装置を使用する。バイアス磁界発生装置に関してはこれまでに 種々提案されており、例えば特開平2-50302 号公報には、主磁極を磁気記録媒体 の記録領域全域に対向するようにし、さらに主磁極をコイル巻装部と記録媒体対 向部とで構成し、コイル巻線の長さを短くすることにより直流抵抗を小さくし、 発熱と無駄な電流消費を抑えるとともに磁界分布を一様にする内容が開示されて いる。 また特開平2-12677 号公報には、磁気バイアス手段がカ−トリッジホルダ上に 固定され、この磁気バイアス手段は有底円筒状のヨ−ク内にコイルが巻回され、 コイルが巻回されているセンタ−ヨ−クの軸方向先端に磁気ディスクの記録領域 に対応する長さの先端ヨ−クが固着され、小型でかつ薄型に構成されるようにし た内容が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例のものはバイアス磁界発生装置を光磁気記録装置に 取りつける場合、カ−トリッジホルダの外カバ−に固定したり、他の部材に固定 することとなる。したがって、バイアス磁界発生装置の外ヨ−クの厚みと外カバ −あるいは他の部材の厚みが重なり、光磁気記録装置の薄型化に不都合を生じさ せてしまう。また、外ヨ−クを外カバ−等に取りつけるための作業工程を要する とともに、異なる部材を結合するため部品点数の減少を図れないという不具合が ある。
【0005】 また、従来のバイアス磁界発生装置は、駆動により発熱した場合の放熱が十分 に行われないため、光磁気記録装置内部の温度上昇を引き起こし情報の適正な記 録、再生の支障となる不具合があった。この不具合を解決すべくセンタ−ヨ−ク に巻装するコイルのタ−ン数を増加して、発熱量の減少を図ったものがあるが、 このように構成するとバイアス磁界発生装置が大型化してしまうという問題を生 じさせてしまう。
【0006】 本考案は上記不具合を解決すべく提案されるもので、光磁気記録装置の小型化 および簡素化を図り、さらに内部温度の上昇を抑制できるバイアス磁界発生装置 を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために光磁気ディスクを収納したディスクカ− トリッジが装着されるカ−トリッジホルダと、光磁気ディスクとともにカ−トリ ッジホルダを少なくとも垂直方向に移動させるロ−ディング装置とを設け、光磁 気ディスクに磁界を印加しつつ光ビ−ムを照射して情報の記録をする光磁気記録 装置に使用するバイアス磁界発生装置において、バイアス界磁ホルダを磁性材で 形成し、バイアス界磁ホルダの一部を折曲して主磁極に対向するようにヨ−クを 形成し、該ヨ−ク近傍のバイアス界磁ホルダに空気流出入用開口を形成したこと を特徴とするバイアス磁界発生装置としたものである。
【0008】
【作用】
このようにバイアス界磁ホルダの一部を折曲してヨ−クを形成したので、バイ アス界磁ホルダの厚みとヨ−クの厚みが重なることはなくなり、またバイアス界 磁ホルダに開口が形成されることになり十分な放熱ができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明していく。図1は、本考案 を用いたドライブ装置の分解斜視図である。バイアス界磁ホルダ1の下面には、 バイアス磁界発生装置2がX1方向端部寄り(光磁気ディスクカ−トリッジ3挿入 方向端部寄り)に設けられ、対応する上面個所のX1方向に対する両側に矩形状の 開口4が形成され、図示されていないが必要に応じてフィルタが設けられている 。 また、バイアス界磁ホルダ1のX方向に対する両側には、垂直に折り曲げた側 壁が形成され、この側壁の両端には内側に突出したガイドピン5が片側に2本づ つ付設されている。
【0010】 バイアス界磁ホルダ1の下側にはカ−トリッジホルダ6が配設されている。カ −トリッジホルダ6の上面部には、光磁気ディスクカ−トリッジ3のシャッタ7 を開閉するために、カ−トリッジホルダ6に形成されたガイド溝8、9に沿って 作動する係合ピン10、レバ−11、ガイドピン12、捩じりコイルバネ13を有するシ ャッタ開閉装置が設けられている。また、バイアス磁界発生装置2に対応する個 所には、この装置を受け入れるための窓14が形成されている。 また、カ−トリッジホルダ6のX方向に対する両側には、垂直に折り曲げた側 壁が形成され、この側壁にはバイアス界磁ホルダ1のガイドピン5が係合するガ イド溝15が片側に2個所づつ設けられ、さらに側壁中央には外側に突出したガイ ドピン16が片側に1本づつ設けられている。
【0011】 カ−トリッジホルダ6の下側には、仕切板17が配設されている。仕切板17の上 面にはドライブプレ−ト18が載置され、仕切板17に設けてあるカ−トリッジガイ ドピン19とプレ−トガイドピン20を介して、X方向に移動できるようになってい る。そして、ドライブプレ−ト18が仕切板17に対して移動した後は、両者の間に 設けられているスプリング21により復帰できるようになっている。 また、スプリング21にはトリガ機構22が連結されており、光磁気ディスクカ− トリッジ3の挿入前においては、トリガ機構22の軸を介して回動自在に設けられ ているトリガレバ−の係合レバ−が、ドライブプレ−ト18に形成されている係合 溝と係合することにより、光磁気ディスクカ−トリッジ3の挿入方向に移動され たドライブプレ−ト18が固定される。また、光磁気ディスクカ−トリッジ3を挿 入した後はトリガレバ−が回動し係合レバ−が係合溝から外れドライブプレ−ト 18の溝の端部に係合し、光磁気ディスクカ−トリッジ3の排出方向に移動された ドライブプレ−ト18が固定される。
【0012】 また、仕切板17のほぼ中央で光磁気ディスクカ−トリッジ3の挿入方向寄り位 置には、後述する光学ヘッドが移動してもそのカバ−が接触しないようにほぼ長 方形の孔23a 、そしてこれに連続しスピンドルモ−タのタ−ンテ−ブルが接触し ないようにほぼ円形の孔23b が形成されている。また、仕切板17の下部にはロ− ディング用モ−タ24、ウォ−ムギア25、カム26を有するロ−ディング駆動装置が 設けられている。
【0013】 仕切板17の下側には、ドライブ機構部、光学デッキ部が設けられている。光学 デッキ部は、アルミダイキャスト製のほぼ箱形状のベ−ス27に設けられ、このベ −ス27には空気取り入れ用の開口28が形成され、ここにフィルタ29が取りつけら れている。開口28の片側には前記ロ−ディング駆動装置が位置する他、書き込み 検出スイッチ30が設けられている。VCM(ボイスコイルモ−タ)31は、内ヨ− ク、外ヨ−ク、マグネットを有し、銅材のショ−トパイプが巻回されてコイル体 を形成し、磁気回路を形成している。そして、可動光学ヘッド32を挟んで2つの 磁気回路が対向して配設されており、両磁気回路の間にガイドレ−ル33が平行に 延設されており、可動光学ヘッド32はこのガイドレ−ル33に沿ってX方向に移動 できるようになっている。
【0014】 可動光学ヘッド32のX方向に対する両側にはコイル体が接着剤により固定され ており、その一部が内ヨ−クと外ヨ−クとの間隙に接触しないように位置し、こ のコイル体に電流を供給することにより推力が生じ移動するのである。 また、ベ−ス27の外側にはレ−ザダイオ−ド、フォトディテクタ等を有する固 定光学ヘッド34が設けられている。そして、固定光学ヘッド34からの光ビ−ムは ベ−ス27に形成された開口35とこの開口35のカバ−ガラスを通過し、可動光学ヘ ッド32内に設けられている反射プリズムにより反射され、アクチュエ−タにより フォ−カス方向、トラッキング方向に移動させられる対物レンズ36を通過し、光 磁気ディスクに光スポットとして収束され到達するようになっている。
【0015】 図2はバイアス磁界発生装置2の縦断面図であり、図3は図2におけるA矢視 図である。バイアス界磁ホルダ1は磁性材で形成されており、このバイアス界磁 ホルダ1に図1に示すようなX方向に対する両側に一部を残した切り込みを形成 し、下側に折り曲げこの折り曲げ片の先端をさらに内側に折り曲げる。このよう にして形成された折り曲げ片を外ヨ−ク37とするのである。 バイアス界磁ホルダ1の一部を折り曲げて外ヨ−ク37を形成することにより、 バイアス界磁ホルダ1には図1に示すように矩形状の開口4が形成されることと なる。この開口4をバイアス磁界発生装置2の発熱部の放熱をする空気流出入用 開口とするのである。
【0016】 また、対向する開口4間のバイアス界磁ホルダ1の下側に、3個のコイル巻装 具39をX方向に離隔して取りつける。このコイル巻装具39は先端部38が細径に形 成され胴部断面が円形状のほぼ円柱状に構成されており、バイアス界磁ホルダ1 に取りつけるにはバイアス界磁ホルダ1に前記先端部38の径とほぼ同径の取りつ け孔40を形成し、この孔40に先端部38を差し込みカシメによって行う。この取り つけ方法によると、バイアス界磁ホルダ1に対するコイル巻装具39の位置決めが 容易であるとともに、カシメによって安定した取りつけが可能となる。 コイル巻装具39にはコイル41を巻装し、コイル巻装具39の先端には該先端を連 結するように主磁極42が固定されている。そして主磁極42は、光磁気ディスクの 記録領域全域に対向するように形成されている。
【0017】 このようにバイアス磁界発生装置2が構成されているので、コイル41に記録信 号に対応する高周波電流を流すと、図2に示すように起磁力によって主磁極42か ら外ヨ−ク37の先端に向かって磁界が生じ、これが光磁気ディスクに印加される 磁界となるのである。 この場合、外ヨ−ク37と主磁極とは対向しているので、効率よい磁界の発生を 実現できる。また、磁界発生時の発熱は外ヨ−ク37近傍に形成されている大きな 開口4から放熱されていくようになっている。 なお、本実施例ではコイル巻装具39を3個設けているが、これに限定されるも のでないことはいうまでもなく、またコイル巻装具39の断面形状は円形に限定さ れるものではなく、楕円形状とすることもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上のごとく本考案によれば、外ヨ−クをバイアス界磁ホルダの一部を折り曲 げることによって形成し、コイル巻装具をバイアス界磁ホルダに直接取りつける ので、バイアス磁界発生装置を別部材に取りつけるということがなくなり、バイ アス磁界発生装置の高さ方向が偏平になり、小型化、簡素化、低コスト化を実現 できる。 また、バイアス磁界発生装置の近傍に開口を形成することによって、発熱部か らの熱を効率よく放熱して光磁気記録装置内部の温度上昇を防止でき、情報の適 正な記録、再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を用いたドライブ装置の分解斜視図であ
る。
【図2】バイアス磁界発生装置の縦断面図である。
【図3】図2におけるA矢視図である。
【符号の説明】
1 バイアス界磁ホルダ 4 開口 37 外ヨ−ク 39 コイル巻装具 40 孔 41 コイル 42 主磁極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスクを収納したディスクカ−
    トリッジが装着されるカ−トリッジホルダと、光磁気デ
    ィスクとともにカ−トリッジホルダを少なくとも垂直方
    向に移動させるロ−ディング装置とを設け、光磁気ディ
    スクに磁界を印加しつつ光ビ−ムを照射して情報の記録
    をする光磁気記録装置に使用するバイアス磁界発生装置
    において、バイアス界磁ホルダを磁性材で形成し、バイ
    アス界磁ホルダの一部を折曲して主磁極に対向するよう
    にヨ−クを形成し、該ヨ−ク近傍のバイアス界磁ホルダ
    に空気流出入用開口を形成したことを特徴とするバイア
    ス磁界発生装置。
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