JPH04105736U - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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Publication number
JPH04105736U
JPH04105736U JP1991007950U JP795091U JPH04105736U JP H04105736 U JPH04105736 U JP H04105736U JP 1991007950 U JP1991007950 U JP 1991007950U JP 795091 U JP795091 U JP 795091U JP H04105736 U JPH04105736 U JP H04105736U
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JP
Japan
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wireless device
circuit
cordless telephone
coil
antenna
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Pending
Application number
JP1991007950U
Other languages
English (en)
Inventor
榮一 竹内
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Publication date
Application filed by カシオ計算機株式会社 filed Critical カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は小型の無線装置に係り、携帯性に優
れ、例えば胸ポケット等に差し込んだ状態で電波が最も
受信し易い無線装置を提供することを目的とする。 【構成】コードレス電話機11内に配設された受信回路
13、送信回路14、制御回路15の回りにコイル19
を所定回巻き回してアンテナを形成することにより、小
型の携帯性に優れたコードレス電話機11を提供すると
共に、コイル19を電波の波長に比べて極めて小さい径
でループ状に巻装することにより、コードレス電話機1
1を縦てて保持している時極めて感度の良いコードレス
電話機11とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は携帯に便利な小型の無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からコードレス電話機,携帯無線機等の小型無線装置としては種々のもの が提案されている。これら無線装置は入出力形式や電送方式、使用周波数帯域等 で構造や形態が種々に変わってきている。
【0003】 図3は、これら小型無線装置のうちのコードレス電話機の構成を示すものであ る。同図において、コードレス電話機1は図示しない親機との間で無線によって 相互に交信でき、コードレス電話機1は合成樹脂等で略弓状に形成されたケーシ ング2で外装されている。このケーシング2の下部にはマイクロホン(送信器) 等からなる入力部3が、上部にはスピーカ(受信器)等よりなる出力部4が配設 されている。
【0004】 アンテナ5の一端はケーシング2内の不図示の入出力端子に接続されている。 また、ケーシング2の内部にはプリント基板或いはIC基板上にパターニングさ れた受信回路6、送信回路7並びにこれら両回路を制御する制御回路8が内蔵さ れている。さらに、ケーシング2内には上述の各回路6〜8を駆動する為のバッ テリ9が装着され、ケーシング2の略弓状部内周面にはテンキー等の操作部10 が設けられている。
【0005】
【従来技術の問題点】
コードレス電話機やページャー、トランシーバ等の無線装置では携帯性向上の ため超小型化が望まれている。
【0006】 しかしながら、上述のような構成の従来の無線装置は、アンテナ5が外部に突 出していたり、胸ポケット等に簡単に収納できない等の不具合を有している。
【0007】
【考案の目的】
本考案は上記従来の問題点に鑑み、携帯性に優れ胸ポケット等に差し込んでお くことも可能な無線装置を提供することを目的とする。
【0008】
【考案の要点】
本考案は上記目的を達成する為、外部からの電波の受信回路あるいは送信回路 のいずれか一方あるいは両回路を有する無線装置において、外部からの電波の受 信あるいは送信を行うアンテナをループ状に形成し、該アンテナを送信回路ある いは受信回路より成る制御回路の少なくとも一部に巻装したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の一実施例について説明する。尚、本実施例で説明 する無線装置は、送受信装置(親機及び子機)からなる無線装置の子機であるコ ードレス電話機について説明するものである。
【0010】 図1は本実施例のコードレス電話機の全体構成を示す図である。このコードレ ス電話機11は一般電話の一部を無線装置に置き変えたもので、屋内外で携帯し て通話できる構成である。同図において、コードレス電話機11は略中空の円筒 状に形成されたケーシング12内に受信回路13、送信回路14、制御回路15 、バッテリ16を配設して構成されている。
【0011】 コードレス電話機11の下部には送受話器、すなわち入出力部17が設けられ 、この部分のケーシング12の円周には報音用の透孔あるいはスリットが形成さ れている。また、コードレス電話機11の上部にはペン型に構成されたコードレ ス電話機11を胸ポケットに挿入し、ポケットに保持できる様にフック部18が 形成されている。尚、キー等が配設された操作部もコードレス電話機1の不図示 の位置に設けられている。
【0012】 ケーシング12内に設けられた受信回路13、送信回路14、制御回路15に は、不図示のICチップや各種回路素子が配設されている。そして、この回路1 3〜15の回りにはループ状のコイル19が巻装され、このコイル19はコード レス電話機11のアンテナとして働く。すなわち、本実施例のコードレス電話機 11はペン型のケーシング2内に電波を送受信するアンテナを内蔵する構成であ る。
【0013】 図2は上記構成のコードレス電話機11内の回路ブロック図を示す。受信回路 13はコイル19(アンテナ)で検出した信号を復調し音声信号に変換する回路 であり、受信回路13で復調された音声信号は制御回路15へ出力される。制御 回路15は操作部の操作制御、送信/受信信号の入出力制御等を行う回路であり 、受信回路13から供給された音声信号を上述の入出力部17へ出力する。入出 力部17はスピーカ17aとマイク17b等で構成されており、制御回路15か ら出力された音声信号はスピーカ17aへ出力され所定の音声が報音される。
【0014】 一方、子機であるコードレス電話機11の操作部を操作してマイク17bから 音声を入力すると、制御回路15により操作制御、送信制御等が行われ、送信回 路14で例えば音声信号がFM変調され、コイル19から送信される。尚、コイ ル19から発信された電波は、例えば親機の受信回路を介して所定の音声信号に 変換され復調される。また、親機と本実施例のコードレス電話機11間の無線交 信は、例えば250MHZの周波数帯域のFM変調された搬送波を用いて行われる 。
【0015】 ここで、本実施例に用いられるループ状のコイル19はアンテナとして働き、 コイル19のループの大きさが電波波長λに比べ十分に小さい時は、最大感度方 向が図1に示すH−H方向(水平方向)となる。したがって、図1に示すように コードレス電話機11を縦にして、胸ポケットにフック部18を掛けて保持して おけば感度は水平方向H−Hで最大となり、例えば親機からの電波を確実にキャ ッチすることができる。
【0016】 使用する周波数を250〜280MHZとし、コイルのループ直径を0.01m 〜0.15mとすれば、電波波長λは1.2m〜1.0mである。 ここで、コイル19(アンテナ)の実効高さHeは、He=2πAN/λで表 すことができる。尚、Aはアンテナの断面積(m2 )、Nはコイル19の巻数、 λは波長(m)を表す。
【0017】 したがって、上記回路13〜15の回りにコイル19を上記計算式から得られ る実効高さHe分巻き回し、且つコードレス電話機11内の誘電率(ε)及び透 磁率(μ)を考慮して設計することによりアンテナ形状を決定することができる 。
【0018】 尚、上述の実施例ではコードレス電話機11について説明したが、その他携帯 電話(自動車,列車用電話)、ページャー、トランシーバ等の無線装置でも本考 案は実施可能である。
【0019】 また、本実施例では送受信兼用のコードレス電話機11について説明したが、 送信専用、又は受信専用の無線装置に適用できることは勿論である。
【0020】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案の無線装置によれば携帯性に優れ、外部に アンテナを出すことなく例えば胸ポケット等に差し込んだ状態で携帯できる。
【0021】 また、本考案の無線装置を胸ポケットに指した状態で水平方向からの電波が最 も受信し易いので、極めて感度の良い無線装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の無線装置の斜視図である。
【図2】一実施例の無線装置の回路ブロック図である。
【図3】従来の無線装置の斜視図である。
【符号の説明】 11 コードレス電話機 12 ケーシング 13 受信回路 14 送信回路 15 制御回路 16 バッテリ 17 入出力部 17a スピーカ 17b マイク 18 フック部 19 コイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの電波の受信回路あるいは送信回
    路のいずれか一方、あるいは両回路を有する無線装置に
    おいて、外部からの電波の受信あるいは送信を行うアン
    テナをループ状に形成し、上記アンテナを送信回路ある
    いは受信回路より成る制御回路の少なくとも一部に巻装
    したことを特徴とする無線装置。
JP1991007950U 1991-02-21 1991-02-21 無線装置 Pending JPH04105736U (ja)

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JP1991007950U JPH04105736U (ja) 1991-02-21 1991-02-21 無線装置

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JP1991007950U JPH04105736U (ja) 1991-02-21 1991-02-21 無線装置

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JPH04105736U true JPH04105736U (ja) 1992-09-11

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ID=31899302

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JP1991007950U Pending JPH04105736U (ja) 1991-02-21 1991-02-21 無線装置

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