JP4053367B2 - 携帯無線通信装置 - Google Patents

携帯無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4053367B2
JP4053367B2 JP2002217953A JP2002217953A JP4053367B2 JP 4053367 B2 JP4053367 B2 JP 4053367B2 JP 2002217953 A JP2002217953 A JP 2002217953A JP 2002217953 A JP2002217953 A JP 2002217953A JP 4053367 B2 JP4053367 B2 JP 4053367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
conductor
external device
input
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002217953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004064280A (ja
Inventor
貞博 五味
基 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002217953A priority Critical patent/JP4053367B2/ja
Publication of JP2004064280A publication Critical patent/JP2004064280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4053367B2 publication Critical patent/JP4053367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体等の物体に密着させて使用する携帯無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯無線通信装置は、図5に示すようなものが知られている。
【0003】
図5(a)に示す従来の携帯無線通信装置900は、外部装置との間で電磁波を媒介として無線通信を行うアンテナ910、アンテナ910を介し、外部装置との間で所定の情報を無線通信する通信手段920、通信手段920との間で所定の情報の入出力をする入出力手段930、アンテナ910と通信手段920とを格納する筐体940、および通信手段920と入出力手段930とを電気的に接続する導線950によって構成される。
【0004】
前述のように構成された、携帯無線通信装置900において、外部装置によって無線出力された所定の情報がアンテナ910および通信手段920を介して入出力手段930に入力され、入出力手段930において出力される。また、入出力手段930に入力された所定の情報が通信手段920およびアンテナ910を介して外部装置に無線出力される。
【0005】
なお、外部装置と携帯無線通信装置900との間で通信される所定の情報は、例えば、音声情報であってもよいし、他の情報であってもよい。
外部装置と携帯無線通信装置900との間で通信される所定の情報が音声情報である場合に、入出力手段930は、例えば、マイクロフォン付きのヘッドフォンである。
【0006】
図5(b)は、携帯無線通信装置900の人体への装着例を示す図である。
図5(b)において、入出力手段930が人体960の頭部に装着され、筐体940が人体960の腹部に装着されている。また、破線990は、携帯無線通信装置900の通信可能な方向を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の携帯無線通信装置では、アンテナが格納されている筐体が物体に密着したときに、物体と接触している方向では外部装置との間の通信能力が低下するために、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することができないという問題があった。
【0008】
図5(b)において、破線990で示される携帯無線通信装置900の通信可能な方向は、人体960が無ければ筐体を中心に円を描くが、人体960と接触している方向では外部装置との間の通信能力が低下するために、半円状になっている。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である携帯無線通信装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記第1の導線が前記アンテナと並設されるように筐体に固定された構成を有している。この構成により、物体との接触によってアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、アンテナだけでなく、アンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である。
【0011】
また、本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行う複数のアンテナと、前記複数のアンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記複数のアンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記第1の導線が前記複数のアンテナのうちの少なくとも何れか1つのアンテナと並設されるように筐体に固定された構成を有している。この構成により、アンテナが筐体内に複数格納されているため、通信可能な方向を予め充分確保することが可能であり、さらに、物体との接触によってアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、アンテナだけでなく、アンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である。
【0012】
また、本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記筐体は、前記アンテナと並設された溝を有し、前記第1の導線が前記溝に固定された構成を有している。この構成により、物体との接触によってアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、アンテナだけでなく、アンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能であり、第1の導線が筐体に設けられた溝に固定されているため、第1の導線とアンテナとの位置が変化することによって生じる通信能力の低下を防ぐことが可能である。
【0013】
また、本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記第1の導線が前記アンテナと並設されるように前記筐体に埋設されて固定された構成を有している。この構成により、物体との接触によってアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、アンテナだけでなく、アンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能であり、第1の導線が筐体に埋め込まれて固定されているため、第1の導線とアンテナとの位置が変化することによって生じる通信能力の低下を防ぐことが可能である。
【0014】
また、本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記アンテナは、モノポールアンテナであり、前記第1の導線が前記アンテナに沿うように固定され、前記第1の導線を前記筐体に固定する部分が所定の誘電体よりなる構成を有している。この構成により、前記アンテナがモノポールアンテナであるため、予め指向性のない通信能力を確保することが可能であり、さらに、物体との接触によってモノポールアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、モノポールアンテナだけでなく、モノポールアンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である。
【0015】
また、本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記アンテナは、ダイポールアンテナであり、前記第1の導線が前記アンテナに沿うように固定され、前記第1の導線を前記筐体に固定する部分が所定の誘電体よりなる構成を有している。この構成により、前記アンテナがダイポールアンテナであるため、予め決まった方向に対する通信能力を確保することが可能であり、さらに、物体との接触によってダイポールアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、ダイポールアンテナだけでなく、ダイポールアンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である。
【0016】
また、本発明の携帯無線通信装置は、外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、前記アンテナは、ループアンテナであり、前記第1の導線が前記アンテナに沿うように固定され、前記第1の導線を前記筐体に固定する部分が所定の誘電体よりなる構成を有している。この構成により、前記アンテナがループアンテナであるため、装置の構成を小さくすることが可能であり、また、予め決まった方向に対する通信能力を確保することが可能であり、さらに、物体との接触によってループアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、ループアンテナだけでなく、ループアンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置の構成の概略を示す図である。
携帯無線通信装置100は、外部装置との間で電磁波を媒介として無線通信を行うアンテナ110、アンテナ110を介し、外部装置との間で所定の情報を無線通信する通信手段120、通信手段120との間で所定の情報の入出力をする入出力手段130、アンテナ110と通信手段120とを格納する筐体140、筐体140に固定され、アンテナ110に沿うように設置される第1の導線150a、および筐体140の外部に設置される第2の導線150bによって構成される。
【0018】
アンテナ110は、外部装置によって携帯無線通信装置100に送信された第1の電気信号を電磁波を媒介として受信し、受信した電気信号を通信手段120に出力するようになっている。
さらに、アンテナ110には、携帯無線通信装置100から外部装置に出力する第2の電気信号が通信手段120によって入力されるようになっており、アンテナ110は、入力された第2の電気信号を外部装置に電磁波を介して出力するようになっている。
なお、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置において、アンテナ110は、モノポールアンテナである。
【0019】
通信手段120には、アンテナ110からの第1の電気信号が入力されるようになっており、通信手段120は、入力された第1の電気信号を復調して第1の内部信号を生成し、生成した第1の内部信号を第1の導線150aおよび第2の導線150b経由で入出力手段130に出力するようになっている。
【0020】
さらに、通信手段120には、入出力手段130によって第1の導線150aおよび第2の導線150b経由で出力された第2の内部信号が入力されるようになっており、通信手段120は、入力された第2の内部信号を変調して第2の電気信号を生成し、生成された第2の電気信号をアンテナ110に出力するようになっている。
【0021】
なお、電気信号から内部信号への復調、および内部信号から電気信号への変調は、入出力手段130で行われてもよい。
ここで、内部信号とは、通信手段120と入出力手段130との間で入出力される電気信号のことである。一般的に、携帯無線通信装置内部で用いられる電気信号の規格は、無線通信に用いられる電気信号の規格と異なる。
【0022】
入出力手段130には、通信手段120によって第1の導線150aおよび第2の導線150b経由で出力された第1の内部信号が入力されるようになっており、入出力手段130は、入力された第1の内部信号に基づいて、第1の内部信号に含まれる第1の所定の情報を外部に出力するようになっており、例えば、第1の内部信号に含まれる第1の所定の情報が音声情報である場合に、入出力手段130は、音声を拡声し、第1の内部信号に含まれる第1の所定の情報が画像情報および文字情報が含まれる場合に、入出力手段130は、画像および文字を表示するようになっている。
【0023】
さらに、入出力手段130には、外部より第2の所定の情報が入力されるようになっており、入出力手段130は、入力された第2の所定の情報を第2の内部信号に変換し、変換された第2の内部信号を第1の導線150aおよび第2の導線150b経由で通信手段120に出力するようになっている。
【0024】
なお、携帯無線通信装置100と外部装置との間で通信される所定の情報は、例えば、音声情報、画像情報、または文字情報であってもよいし、入力し電気信号に変換可能な情報であれば他の情報であってもよい。
【0025】
筐体140は、アンテナ110と通信手段120とを格納している。また、筐体140は、第1の導線150aを固定して、アンテナ110に沿うように設置させるようになっている。なお、筐体140が、第1の導線150aを固定する部分は、所定の誘電体によって構成される。ここで、所定の誘電体とは、例えば、プラスティック、またはセラミックスである。
【0026】
また、第1の導線150aおよび第2の導線150bは、直列に接続され、通信手段120と入出力手段130とを電気的に接続し、通信手段120と入出力手段130との間の信号の入出力を中継するようになっている。
【0027】
図2は、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置におけるアンテナ110に沿って設置される第1の導線150aの様子を示した図である。
図2(a)において、第1の導線150aは、筐体140に密着するように固定され、アンテナ110に沿うように設置されている。また、図2(b)において、第1の導線150aは、筐体140に設けられた溝に固定されて、アンテナ110に沿うように設置されている。また、図2(c)において、第1の導線150aは、筐体140に埋め込まれるように固定されて、アンテナ110に沿うように設置されている。
ここで、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置において、第1の導線150aの設置の形態は、図2に示されている形態の中のいずれの形態であってもよいし、筐体140に固定され、アンテナ110に沿うように設置されているのであれば、他の形態であってもよい。
【0028】
なお、第1の導線150aがアンテナ110に沿うように設置され、第1の導線150aとアンテナ110とが筐体140を挟んでコンデンサを形成しているため、第1の導線150aにおける電界の変化によりアンテナ110において電界の変化が誘発されることによって、第1の導線150aからアンテナ110に電気信号が伝播されるようになっている。また、アンテナ110における電界の変化により、第1の導線150aにおいて電界の変化が誘発され、第1の導線150aに誘発された電気信号が第2の導線150bに伝播されるようになっている。
【0029】
また、第2の導線150bにおいて、外部装置によって電磁波を媒介として放射された電気信号に基づいた高周波電流が誘起されることによって電気信号が受信され、受信された電気信号が第1の導線150aに伝播されるようになっている。さらに、アンテナ110における電界変化によって第1の導線150aに誘発された電気信号が伝播され、伝播された電気信号が電磁波を媒介として放射されるようになっている。
【0030】
以下、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置における動作について説明する。
外部装置から送信された所定の情報を携帯無線通信装置100が受信する場合、まず、外部装置によって第1の所定の情報が第1の電気信号に変換され、変換された第1の電気信号が電磁波を媒介として送信される。次に、送信された第1の電気信号がアンテナ110によって受信され、受信された第1の電気信号が通信手段120に入力され、通信手段120に入力された第1の電気信号が第1の内部信号に変換され、変換された第1の内部信号が第1の導線150aおよび第2の導線150b経由で入出力手段130に入力され、入出力手段130において入力された第1の内部信号に含まれる第1の所定の情報が検出され、検出された第1の所定の情報が外部に出力される。
【0031】
一方、外部装置によって電磁波を媒介として送信された第1の電気信号が第2の導線150bにおいても受信され、第2の導線150bで受信された第1の電気信号が第1の導線150a、アンテナ110経由で通信手段120に入力され、入力された第1の電気信号が通信手段120によって第1の内部信号に変換され、変換された第1の内部信号が導線150aおよび第2の導線150b経由で入出力手段130に入力され、入出力手段130において入力された第1の内部信号に含まれる第1の所定の情報が検出され、検出された第1の所定の情報が外部に出力される。
【0032】
さらに、携帯無線通信装置100から外部装置への所定の情報の送信を行う場合、まず、外部より入出力手段130に第2の所定の情報が入力され、入力された第2の所定の情報が入出力手段130によって第2の内部信号に変換され、変換され第2の内部信号が第1の導線150aおよび第2の導線150b経由で通信手段120に入力され、通信手段120に入力された第2の内部信号が第2の電気信号に変換され、変換された第2の電気信号がアンテナ110経由で電磁波を媒介として外部装置に送信され、送信された第2の電気信号が外部装置によって受信される。
【0033】
一方、通信手段120によって変換された第2の電気信号がアンテナ110、第1の導線150a経由で第2の導線150bに伝播され、第2の導線150bに伝播された第2の電気信号が電磁波を介して外部装置に送信される。
【0034】
図3は、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置の人体への装着例を示す図である。
図3(a)において、入出力手段130が人体160の頭部に装着され、筐体140が人体160の腹部に装着されており、第2の導線150bが、入出力手段130と筐体140との間に設置されている。
【0035】
また、図3(b)において、アンテナ110を経由した、外部装置と携帯無線通信装置100とが通信可能な方向は、第1の破線190のように示され、さらに、第2の導線150bを経由した外部装置と携帯無線通信装置100とが通信可能な方向は、第2の破線195のように示される。
【0036】
なお、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置において、アンテナ110は、モノポールアンテナであったが、ダイポールアンテナ、ループアンテナなどでもよく、導体アンテナであれば、他のアンテナによって実現されてもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置の変形例を示した図である。
図4(a)の携帯無線通信装置200は、ダイポールアンテナを採用したものであり、図4(b)の携帯無線通信装置300は、ループアンテナを採用したものであり、いずれにおいても、第1の導線150aは、アンテナ110に沿って設置されている。
【0037】
また、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置は、アンテナ110を筐体内に複数格納し、アンテナ110の通信可能な方向を予め増加させておいてもよい。ここで、アンテナ110が筐体内に複数格納されている場合に、第1の導線150aは、格納されている複数のアンテナ110のうち何れかのアンテナに沿って設置されていればよい。
【0038】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置は、物体との接触によってアンテナの通信可能な方向が減少した場合でも、アンテナだけでなく、アンテナに沿うように設置された第1の導線と直列に接続された第2の導線でも、外部装置によって送信された電気信号を受信するため、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、通信可能な方向の減少を抑止して、通信可能な方向の減少を抑止して、通信能力を確保することが可能である携帯無線通信装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置の構成の概略を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置におけるアンテナに沿って設置される第1の導線の様子を示した図
【図3】本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置の人体への装着例を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態の携帯無線通信装置の変形例を示した図
【図5】従来の携帯無線通信装置の概略のブロック構成を示す図
【符号の説明】
100、200、300、900 携帯無線通信装置
110、910 アンテナ
120、920 通信手段
130、930 入出力手段
140、940 筐体
150a 第1の導線
150b 第2の導線
160、960 人体
190 第1の破線
195 第2の破線
950 導線
990 破線

Claims (7)

  1. 外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記アンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、
    前記第1の導線が前記アンテナと並設されるように筐体に固定されたことを特徴とする携帯無線通信装置。
  2. 外部装置と電磁波を媒介として信号の送受信を行う複数のアンテナと、前記複数のアンテナを介し、前記外部装置と所定の情報を無線通信する通信手段と、前記複数のアンテナと前記通信手段とを格納する誘電体からなる筐体と、前記通信手段接続される第1の導線と、前記第1の導線に接続される第2の導線と、前記第2の導線に接続され、前記通信手段からの所定の情報を入出力する入出力手段とを備え、
    前記第1の導線が前記複数のアンテナのうちの少なくとも何れか1つのアンテナと並設されるように筐体に固定されたことを特徴とする携帯無線通信装置。
  3. 前記筐体は、前記アンテナと並設された溝を有し、前記第1の導線が前記溝に固定されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯無線通信装置。
  4. 前記第1の導線が前記アンテナと並設されるように前記筐体に埋設されて固定されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯無線通信装置。
  5. 前記アンテナは、モノポールアンテナよりなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯無線通信装置。
  6. 前記アンテナは、ダイポールアンテナよりなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯無線通信装置。
  7. 前記アンテナは、ループアンテナよりなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯無線通信装置。
JP2002217953A 2002-07-26 2002-07-26 携帯無線通信装置 Expired - Fee Related JP4053367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002217953A JP4053367B2 (ja) 2002-07-26 2002-07-26 携帯無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002217953A JP4053367B2 (ja) 2002-07-26 2002-07-26 携帯無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004064280A JP2004064280A (ja) 2004-02-26
JP4053367B2 true JP4053367B2 (ja) 2008-02-27

Family

ID=31939274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002217953A Expired - Fee Related JP4053367B2 (ja) 2002-07-26 2002-07-26 携帯無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4053367B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5145077B2 (ja) * 2008-02-25 2013-02-13 パナソニック株式会社 無線装置
JP2015154328A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 アンテナ装置および無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004064280A (ja) 2004-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5252741B2 (ja) 耳かけ型補聴器
EP1966852B1 (en) Radio receiver, radio transmitter, and hearing aid
JP5150369B2 (ja) 通信機器
JP2009100111A (ja) 高周波電界結合器、通信システム並びに通信装置
EP1162753A3 (en) Communication apparatus and portable telephone
US9780452B2 (en) Communication terminal
KR101633856B1 (ko) 모바일 기기용 루프 안테나
TW413964B (en) Radio-set
JP2002353718A (ja) アンテナ装置及び送受信装置
JP4053367B2 (ja) 携帯無線通信装置
CN110012403A (zh) 用于听力仪器的多臂偶极天线
CN110933580B (zh) 支撑结构中具有天线功能的听力装置
JP2006101486A (ja) 無線通信モジュール及び無線通信装置
CN109473768B (zh) 无线装置天线
JP2005159727A (ja) アンテナ装置
EP1611636B1 (en) A device for shielding electronic units including a transmitting/receiving equipment and especially for shielding mobile phones
KR20160057283A (ko) 모바일 기기용 코일형 루프 안테나
JP2006319731A (ja) アンテナ内蔵ストラップ
CN113965863A (zh) 耳内式听力设备
JP2002171191A (ja) 携帯無線機及び携帯無線機用アンテナ
KR100575920B1 (ko) 휴대용 무선 단말기의 다이버시티 안테나 장치
JP2008177731A (ja) 人体装着型アンテナ装置、イヤホンアンテナ、及び、携帯端末
JPH0812970B2 (ja) 携帯無線通信装置
KR20150066279A (ko) 성능이 개선된 평면 스파이럴 안테나 및 이를 포함하는 무선통신 단말기
JPH09284831A (ja) 携帯無線機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050722

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees