JPH04104866A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPH04104866A
JPH04104866A JP22197590A JP22197590A JPH04104866A JP H04104866 A JPH04104866 A JP H04104866A JP 22197590 A JP22197590 A JP 22197590A JP 22197590 A JP22197590 A JP 22197590A JP H04104866 A JPH04104866 A JP H04104866A
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JP
Japan
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adhesive
sheet
plywood
veneer
transfer sheet
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JP22197590A
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English (en)
Inventor
Osamu Moritomo
森友 修
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、箪笥 サイドボード等の家具一般、ドア枠・
扉・長押 まわり縁等の住宅部材、自動車・車両・船舶
等の内装材、音響機器 家電製品等の外装材、店舗の内
装材等に使用される化粧材の製造方法で、特には合板あ
るいは突板の表面に木目柄を形成した化粧板の製造方法
に関するものである。
〈従来技術〉 従来、この種の化粧板としては、天然の材料を使用して
いるため、木目、色調が様々であり、大量に同質の装飾
効果を得ることは困難であった。
特に色調においては、同質の表面材を用いた?!数の部
材を組み合ねて使用する場合、各部材の色調を合わせる
ことが困難であり、特に大量に生産しようとする製品に
おいては、選別・入れ替え等の工程を入れる必要があり
、工業的に負担となっている。
また、この様な化粧板の着色は、材質の不安定さから、
熟練を必要とし、さらに樹種の嗜好により、特定の樹種
が多く使用されることから、嗜好の多いものが価格とし
て高い傾向にある。
これに対して、従来より、突板や合板の木質感を生かす
形で、これらの上に印刷の絵柄を転写したり、木目印刷
されたプラスチックシートをラミネートすることで、絵
柄を透して木目が見えるようにして、既存の化粧板の問
題点を改良する試みの提塞がなされてきた。
上記の改良方法としては、例えば第2回に示すような合
板あるいは突板の表面に木目柄を転写で形成した化粧板
の製造方法がある。しかしながら、第2同の方法は、ま
ず第22図aに示す突板又は合板の基材(101)に第
2図すの通り、下から接着剤(102)、転写絵柄層(
103)、基体シート(104)から成る転写シー) 
(110)を転写絵柄1!(103)が接着剤(102
)と接するように貼り合わせる。ここで基体シート(1
04)  としては、紙又はプラスチックシートを単体
又は積層したもので、このシートとの剥離性と、使用さ
れる接$ 1 (102)  との接着性を合わせ持つ
転写絵柄層(103)とから成り、突板又は合板の基材
(101)に貼り合わせた後も転写絵柄層(103)の
上から基材(101)が見える程度の透明な絵柄を内在
させていというものであ。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のような化粧板の製造方法においては、使用される
接着剤として、従来、塩化ビニル、酢酸ビニル、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ウレタンアク
リレート樹脂等のf4解型又はエマルジョン型が使用さ
れていたので、これらの接着剤は、溶剤又は水が蒸発な
いし、被接着体に移行する事で液体から固体に変化して
、接着力を発現する為、その接着の工程において、その
体積は減少してしまう。よって、突板又は合板の基材(
101)の導管部(105)において、接着剤(102
)はより多く体積減少を引き起こし、接着が完了した時
点で、導管部(105)上の基体シー) (104)が
1乙という現象を起こす。この結果、基体シート(10
4)を剥離後(第2同d)も転写絵柄層(103)表面
に凹凸が残り、得られた化粧板の表面;ま平滑でなくな
るという問題点がある。
又、ここで詳しくは説明しないが、印刷シートをラミネ
ートするという方法においても、同様の現象があり、や
はり得られた化粧板の表面は平滑でなくなるという問題
点がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記課題を解決したものであって、突板或い
は合板に接着剤を介して絵柄層が裏刷りされた転写シー
トを貼り合わせ、該転写シートの基体シートのみ剥離し
、転写された絵柄層に仕上げ塗装を行う化粧板の製造方
法において、前記接着剤として、揮発分を含まない紫外
線硬化型或いは電子線硬化型の合成樹脂を使用し、上言
己転写シートを貼り合わせた後、上記接着剤を硬化せし
めることを特徴とする化粧板の製造方法あるいは、突板
或いは合板に接着剤を介して絵柄層が稟刷りされた透明
シートをラミ2、−卜する化粧板の製造方法において、
前記接着剤として、揮発分を含まない紫外線硬化型或い
は電子線硬化型の合成樹脂を使用し、上記透明シートを
ラミネートした後に上記接着剤を硬化せしめることを特
徴とする化粧板の製造方法を提供するものである。
〈作用〉 本発明により得られた化粧板は接着剤が硬化と共に体積
が減少する事の無い紫外線硬化型或いは電子線硬化型の
合成樹脂を使用する事で、転写、或いはラミ・ネートの
工程で平滑な表面がえら、従来のような塗装や研磨とい
う平滑にする加工が必要なくなった。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の転写方式による化粧板の製造方法の
実施例の工程を示す説明図である。
第1図aは突板或いは合板から成る基板(1)であり、
その表面には導管(5)有している。
次に、第1財すに示すように上記基板(1)上に揮発分
を含まない紫外線硬化型の合成樹脂からなる接着剤(2
)介して転写シー)(10)貼り付ける。該転写シート
(lO)としては、透明プラスチックシートから成る基
体シート(4)の裏には絵柄層(3)が形成されている
次に、第1図Cの状態おいて、転写シート(10)の上
から、前記接着剤(2)を充分硬化せしめるに足る波長
と強度の紫外線を矢印の方向で照射して、硬化を完了す
る。
これから、第1図dのように、基体シート(4)を剥離
して化粧板径ることができる。
第1図Cの接着剤の硬化工程において、接着剤(2)体
積変化はなく、第1図すの貼り合わせ時の表面のまま第
1図dの仕上がり表面が得られ、これに仕上げ塗装を行
い平滑性に優れた化粧板が製造できる。
又、上記実施例では、接着剤(2)として紫外線硬化型
を使用したが、電子線硬化型を使用し、硬化の工程で電
子線を照射することにより、同様の平滑性に優れた化粧
板が製造できる。これは接着剤の浸透し易い突板又は合
板を使用した場合、紫外線の透過し難い絵柄層の場合は
、電子線硬化型の樹脂接着剤を使用することが望ましい
本発明に使用する接着剤としては、反応性オゴリマー、
反応性モノマー、光開始剤を主たる材料とする液状混合
物であり、他に体質頗料、その他、熱重合禁止剤、レベ
リング剤、紫外線吸収剤等の添加剤がこれに加わる場合
があるが、揮発性の溶剤等は含まないものである。
ここで、反応性オゴリマーとしては、エポキシアクリレ
ート、エポキシ化油アクリレート、ウレタンアクリレー
ト、不飽和ポリエステル、ポリエステルアクリレート、
ポリエーテルアクリレート、ビニル/アクリレート、ポ
リエチレン/チオール、シリコンポリブタジェン、ポリ
スチルエチルメタクリレート等が使用できる。
反応性モノマーとしては、スチレン、酢酸ビニル、ブチ
ルアクリレート、N−ビニルピロリドン等の単官能アク
リレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、
1.6 ヘキサンオールジアクリレート、ビスフェシー
ルAジグソノジルエーテルジアクリレート、テトラエチ
レングリコールジアクリレート、等の2官能アクリレー
ト、トリチロールプロパントリアクリレート、ペンタエ
リスリアクリレート等の3官能アクリレートが使用でき
る。
光開始剤としては、クロロアセトフェノン、ジエトキソ
アセトフエノン、ヒドロキシアセトフェノン、α−アミ
ノアセトフェノン、ヘンヅインエーテル、ヘンシルジメ
チルケタール、ベンゾフェノン等があり、これらと併用
する光開始助剤としては、トリエタシールアミン、メチ
ルジェタシールアミン、トリイソプロパツールアミン、
4.4ツメチルアミノヘンシフエノン、2−ツメチルア
ミノエチル安息香酸等が使用できる。
この接着剤の使用量は、突板、合板の木種によっても異
なるが、40〜140 g / n(が望ましい。
次に、上記実施例の具体例を示す。
〈具体例〉 ■−基材として、ラワン合板、 ■;転写シートとして、 厚さ60  mの2軸延伸ポリプロピレン製シートに、
酢酸ビニル塩化ビニル共重合樹脂を主成分とするインキ
にて透明性のあるナラ柄を印刷により形成し ■;紫外線硬化型接着剤として、 不飽和ボエステル  − 甲70 WE t%スチレン
   −−−−18重量% ステアリン酸亜鉛 −−−−5重量% ベンジルメチルケタール−5重量% を混合したものを使用。
上記■のラワン合板上に■の接着剤を70g/n(l右
後、上記■の転写シートをト記■のラワン合板と木目方
向を合わせ、接着剤と印刷絵柄が接するように貼り合わ
せる。次に、圧延ロールによって転写シートと接着剤の
間の空気を取り除き、表面を平滑にした後、2軸延伸ポ
リプロピレン製シートの上から高圧ランプにて紫外線を
30秒照射した。
この後、ラワン合板からポリプロピレン製シートを剥離
したところ、貼り合わせた際の表面の平滑性に変化なく
、平滑な化粧板が得られた。
この化粧板では、仕上げ塗装のみで、塗装仕上げのナラ
材化粧板と同様の意匠性が得られた。
ここで、従来の製造方法の比較例を以下に挙げておく。
く比較例〉 ■;基材として、ラワン合板、■;転写シートとしてて
は、上記〈実施例〉と同じものを使用し、■゛ ;接着
剤として、酢酸ビニルを主成分とするエマルジョン型接
着剤を使用し、■のラワン合板上に■゛の接着剤を70
 g/rrr塗布後、上記■の転写シートを上記■のラ
ワン合板と木目方向を合わせ、接着剤と印刷絵柄が接す
るように貼り合わセる。次に、圧延ロールによって転写
シートと接着剤の間の空気を取り除き、表面を平滑にし
た後、ラワン合板からポリプロピレン製シートを剥離し
たところ、ラワン合板の表面材の導管に沿って窪みが発
生していたので、ウレタンアクリレート系サンディング
シーシーを塗布・乾燥後、ヘルドサンダーにより、研磨
して平滑な表面を形成し、仕上げ塗装を行う必要があっ
た。
尚、上記実施例では、転写方式を説明したが、上記実施
例と同様の紫外線硬化型或いは電子線硬化型の合成樹脂
を接着剤を介して、突板或い合板に上記転写シー)(1
0)の代わりとして、印刷シートをラミネートした後、
上記実施例と同様に接着剤に紫外線或いは電子線を照射
して硬化せしめる方法でも良い。この方法においては、
第1図Cが仕上がり形態となる。
〈効果〉 本発明は上記の如き構成であって、従来、突板等導管が
ある材料に塗装を行って化粧板に仕上げる場合、塗装と
研磨を1〜3回繰り返し平滑な表面を形成する工程を必
要とし、又突板等導管がある材料上に転写・ラミネート
により、絵柄を載せて得られる化粧板においても、エマ
ルジョン型或いは溶剤型接着剤を使用した場合、水或い
は溶剤の蒸発・移行の為、接着剤の体積減少が生し、導
管部が窪むということになり、上と同様の塗装と研磨が
必要であったが、本発明の化粧板の製造方法においては
、接着剤の硬化とともに、体積が減少する事がないので
、転写或いはラミネートの工程で平滑な表面を得られる
為、従来のような表面を平滑にする加工がなくなり、大
幅に工程数を減少できる。
又、従来のエマルジョン型接着剤を使用する方法では、
張り合わせから基体シートの剥離、あるいは次工程まで
1〜2日間日間子いたが、本発明の化粧板の製造方法に
おいては、紫外線・電子線の照射後すくに基体シートの
剥離、あるいは次工程が行えることになり、生産の時間
短縮も可能と成った。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の化粧板の製造方法の工程を示す説明図で
、第2図は従来の化粧板の製造方法の工程を示す説明圀
であ。 (1) −−−−一 基板  (2)−−−一 接着剤
(3) −−一  絵柄1  (4)  −−−−−−
−基体シート(5)−−導管 (10)  −−−−一転写シート 憾 CN 憾 −ゝ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)突板或いは合板に接着剤を介して、基体シートに
    絵柄層が裏刷りされた転写シートを貼り合わせ、該転写
    シートの基体シートのみ剥離し、転写された絵柄層に仕
    上げ塗装を行う化粧板の製造方法において、前記接着剤
    として、揮発分を含まない紫外線硬化型或いは電子線硬
    化型の合成樹脂を使用し、上記転写シートを貼り合わせ
    た後、上記接着剤を硬化せしめることを特徴とする化粧
    板の製造方法。
  2. (2)突板或いは合板に接着剤を介して、基体シーに絵
    柄層が裏刷りされた透明シートをラミネートする化粧板
    の製造方法において、前記接着剤として、揮発分を含ま
    ない紫外線硬化型或いは電子線硬化型の合成樹脂を使用
    し、上記透明シートをラミネートした後に上記接着剤を
    硬化せしめることを特徴とする化粧板の製造方法。
JP22197590A 1990-08-22 1990-08-22 化粧板の製造方法 Pending JPH04104866A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0983829A1 (de) * 1997-08-28 2000-03-08 Heinrich Kuper Gmbh & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Verkleben von Furnierstreifen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0983829A1 (de) * 1997-08-28 2000-03-08 Heinrich Kuper Gmbh & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Verkleben von Furnierstreifen

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