JPH04104788U - クローラ型壁面吸着走行ロボツト - Google Patents

クローラ型壁面吸着走行ロボツト

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JPH04104788U
JPH04104788U JP823191U JP823191U JPH04104788U JP H04104788 U JPH04104788 U JP H04104788U JP 823191 U JP823191 U JP 823191U JP 823191 U JP823191 U JP 823191U JP H04104788 U JPH04104788 U JP H04104788U
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智吉 井辺
弘幸 森谷
正訓 仲嶋
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三菱重工業株式会社
関西電力株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凹凸のある走行壁面に対する走行追従性を従
来のものよりも大幅に改善したクローラ型壁面吸着走行
ロボットを提供する。 【構成】 フレーム11の前後にそれぞれ独立に駆動旋
回可能に巻き掛けられた左右一対の無端チェーン19
L,19Rと、これら無端チェーン19L,19Rの一
部を構成するチェーンリンク20にそれぞれ基端部が取
り付けられ且つ外側に付勢されたベローズ23と、これ
らベローズ23の先端部にそれぞれ取り付けられ且つ走
行壁面41に対して密着し得る吸着パッドと、これら吸
着パッドとチェーンリンク20との間に設けられてベロ
ーズ23の伸びをそれぞれ規制し得る伸び規制手段と、
フレーム11に設けられ且つベローズ23の弾性変形を
伴って走行壁面41に密着する吸着パッドに対応した当
該ベローズ23内をそれぞれ真空引きする吸引手段とを
具えたクローラ型壁面吸着走行ロボットである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁面に凹凸等があっても自由に走行することの可能なクローラ型壁 面吸着走行ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な床面はもちろんのこと、垂直な壁面等を自由に走行して各種作業を行 うための作業ロボットとして、左右一対のクローラを走行壁面に吸着させるよう にしたクローラ型壁面吸着走行ロボットが提案されている。
【0003】 このような従来のクローラ型壁面吸着走行ロボットの平面形状を表す図7及び その側面形状を表す図8に示すように、矩形状をなすフレーム101の前端部に は、左右一対の前部ローラ102が回転自在に取り付けられており、これと同様 に、左右一対の後部ローラ103がフレーム101の後端部に回転自在に取り付 けられている。回転軸心がそれぞれ一直線状をなす前部ローラ102と後部ロー ラ103とには、ゴム製の無端ベルト104がそれぞれ左右に巻き掛けられてい る。
【0004】 前部ローラ102の一方には、フレーム101の前端部に固定された前部エア 駆動モータ105が連結され、これと同様に、フレーム101の後端部に固定さ れた後部エア駆動モータ106が、後部ローラ103の一方に連結されている。 又、前記フレーム101の中央部前後には、図示しない可撓配管を介して圧縮空 気供給源に接続するヘッダー管107が取り付けられており、このヘッダー管1 07には図示しない分岐配管を介して前部エア駆動モータ105及び後部エア駆 動モータ106がそれぞれ連通している。
【0005】 従って、前部エア駆動モータ105に対する圧縮空気の供給を行うことによっ て、一方の前部ローラ102側に巻き掛けられた無端ベルト104が旋回し、後 部エア駆動モータ106に対する圧縮空気の供給を行うことによって、一方の後 部ローラ103側に巻き掛けられた無端ベルト104が旋回する。つまり、これ ら前部エア駆動モータ105及び後部エア駆動モータ106に対する圧縮空気の 供給の組合せを切り換えることにより、クローラ型壁面吸着走行ロボットの走行 方向を直進状態や旋回状態に任意に設定することができる。
【0006】 走行壁面108に接する側の左右の無端ベルト104の内周面には、フレーム 101に取り付けられたベルト受け部材109が摺動自在に密着しており、無端 ベルト104の内周面に対するこのベルト受け部材109の摺接面には、無端ベ ルト104の移動方向に沿った矩形状に窪む減圧室110が一定間隔で形成され ている。又、このベルト受け部材109と対向する左右の無端ベルト104の外 周面には、矩形状に窪んだ吸着室111が一定間隔で形成されており、前記減圧 室110と複数の吸着室111とは、無端ベルト104に形成された連通孔11 2を介して連通状態となっている。
【0007】 前記ヘッダー管107の左右両側には、このヘッダー管107に供給される圧 縮空気によって駆動される複数のエアエジェクタポンプ113が前記減圧室11 0に対応して取り付けられており、これらエアエジェクタポンプ113の吸引ポ ート114には、可撓配管115を介して減圧室110がそれぞれ連通している 。
【0008】 従って、ベルト受け部材109に形成された減圧室110内は、可撓配管11 5及び吸引ポート114を介してエアエジェクタポンプ113により真空引きさ れる結果、この減圧室110に連通孔112を介してそれぞれ連通する吸着室1 11内も真空状態となり、無端ベルト104の外周面が強力に走行壁面108に 吸着した状態となり、この無端ベルト104を駆動することによって垂直な壁面 等でも自由に走行することができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】 図7及び図8に示した従来のクローラ型壁面吸着走行ロボットにおいては、走 行壁面108に接する側の無端ベルト104の内周面が、常にベルト受け部材1 09に密着していないと、これらの隙間からエア漏れが起こり、吸着室111内 を真空状態に保持することができなくなる。例えば、走行壁面108と減圧室1 10が形成された側のベルト受け部材109の表面とが平行状態にない場合、走 行壁面108に接する側の無端ベルト104の内周面とベルト受け部材109と の間に隙間が形成されたり、或いは走行壁面108とこれに接する側の無端ベル ト104の外周面との間に隙間が形成され、吸着室111内の減圧が不十分とな ってしまう。
【0010】 このように、従来のクローラ型壁面吸着走行ロボットでは、走行壁面108の 平面性が減圧室110が形成された側のベルト受け部材109の表面の平面性と 同程度か、或いはそれ以上であることが要求され、凹凸のある走行壁面108に 対する走行追従性が殆どなかった。
【0011】
【考案の目的】
本考案は、凹凸のある走行壁面に対する走行追従性を従来のものよりも大幅に 改善したクローラ型壁面吸着走行ロボットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案によるクローラ型壁面吸着走行ロボットは、フレームの前後両端部にそ れぞれ回転自在に取り付けられた左右一対のスプロケットと、これら左右一対の スプロケットをそれぞれ独立に駆動する左右一対の駆動モータと、前記前後のス プロケットに巻き掛けられる左右一対の無端チェーンと、これら無端チェーンの 一部を構成するチェーンリンクにそれぞれ基端部が取り付けられ且つ外側に付勢 されたベローズと、これらベローズの先端部にそれぞれ取り付けられ且つ走行壁 面に対して密着し得る吸着パッドと、これら吸着パッドと前記チェーンリンクと の間に設けられて前記ベローズの伸びをそれぞれ規制し得る伸び規制手段と、前 記フレームに設けられ且つ前記ベローズの弾性変形を伴って前記走行壁面に密着 する前記吸着パッドに対応した当該ベローズ内をそれぞれ真空引きする吸引手段 とを具えたものである。
【0013】
【作用】
左右何れか一方の駆動モータを作動することによって、左右何れか一方の無端 チェーンが旋回し、左右何れか他方の駆動モータを作動することによって、左右 何れか他方の無端チェーンが旋回する。つまり、これら左右一対の駆動モータに 対する作動の組合せを切り換えることにより、クローラ型壁面吸着走行ロボット の走行方向が直進状態や旋回状態に任意に設定される。
【0014】 走行壁面と対向するベローズは、伸び規制手段が働かず、そのばね力によって 先端部に取り付けられた吸着パッドを走行壁面に対して隙間なく密着させ、吸引 手段は走行壁面に密着するこれら吸着パッドに対応するベローズ内をそれぞれ真 空引きする。この結果、走行壁面に密着する吸着パッド内が真空状態となり、こ れら吸着パッドが強力に走行壁面に吸着した状態となる。
【0015】 このように、走行路面に凹凸があってもベローズのばね力によって吸着パッド が確実に走行路面に密着し、この状態で無端チェーンを駆動することによって、 凹凸のある走行壁面でも何ら問題なく走行して行く。
【0016】 なお、走行壁面と対向状態にないベローズは、伸び規制手段によってチェーン リンク側に引き戻された状態にあり、そのばね力に基づいた伸びに伴う他の部材 や走行壁面に対する干渉が起こらない。
【0017】
【実施例】
本考案によるクローラ型壁面吸着走行ロボットの一実施例における側面形状を 表す図1及びそのII−II矢視断面構造を表す図2に示すように、矩形状をなすフ レーム11の前端部には、左右一対の連結軸12L,12Rがそれぞれ回転自在 に取り付けられており、これと同様に、左右一対の駆動軸13L,13Rがフレ ーム11の後端部に回転自在に取り付けられている。又、左右一対の駆動軸13 L,13Rにはそれぞれ従動歯車14L,14Rが一体的に嵌着され、これら従 動歯車14L,14Rにはフレーム11の後端部にそれぞれ固定された左右一対 の駆動モータ15L,15Rによって駆動される駆動歯車16L,16Rが噛み 合っている。
【0018】 回転軸心が一直線状をなす連結軸12L,12Rの両端部には、それぞれ二つ の従動スプロケット17L,17Rが一体的に嵌着され、これと同様に、同軸に 配置された二つの駆動スプロケット18L,18Rが駆動軸13L,13Rの両 端部にそれぞれ一体的に嵌着されている。そして、これら従動スプロケット17 L,17Rと駆動スプロケット18L,18Rとには左右一対の無端チェーン1 9L,19Rがそれぞれ巻き掛けられている。
【0019】 従って、図2中、上側に位置する一方の駆動モータ15Lを作動させることに より、この一方側の駆動スプロケット18L側に巻き掛けられた無端チェーン1 9Lが旋回し、図2中、下側に位置する他方の駆動モータ15Rを作動させるこ とにより、この他方側の駆動スプロケット18R側に巻き掛けられた無端チェー ン19Rが旋回する。つまり、これら左右一対の駆動モータ15L,15Rに対 する作動の組合せを選択することによって、クローラ型壁面吸着走行ロボットの 走行方向を直進状態や旋回状態に任意に設定することができる。
【0020】 前記無端チェーン19L,19Rはそれぞれ複数のチェーンリンク20とこれ らチェーンリンク20を相互に連結する複数本の連結ピン21とで形成され、各 チェーンリンク20には連結ピン21に沿ったブラケット22がそれぞれ固定さ れている。
【0021】 図1及び図2並びに図1における一つのチェーンリンク20の部分を拡大抽出 した図3及びその正面形状を表す図4及びその底面形状を表す図5に示すように 、前記ブラケット22には可撓性を有する二つのベローズ23の基端部が並列状 態で固定され、ブラケット22側から無端チェーン19L,19Rの外周側(図 3中、下側)へのばね力を包含するこれらベローズ23の先端には、それぞれベ ローズ23内に連通する連通する二つの吸引穴24を形成したパッドベース25 が固定されている。このパッドベース25の先端面の周縁部には、弾性変形可能 な発泡樹脂等で形成されたシールリング26が装着され、本実施例ではこれらシ ールリング26及びパッドベース25にて吸着パッドを構成している。
【0022】 前記各ブラケット22には、それぞれ連通孔27を介して二つのベローズ23 内に連通するエアエジェクタポンプ28がそれぞれ取り付けられ、これらエアエ ジェクタポンプ28には、無端チェーン19L,19Rに沿って配管された可撓 性を有する無端連結管29がそれぞれ接続している。又、これら左右の無端連結 管29にはフレーム11の中央部左右から図示しない回転継手を介してそれぞれ 引き出された接続管30の先端が弛んだ状態で連結されており、この接続管30 の基端側にはフレーム11外から導かれた可撓性を有する圧縮空気供給管31を 介して図示しない圧縮空気の供給源が接続している。
【0023】 一方、前記各エアエジェクタポンプ28の側方のブラケット22には、ベロー ズ23の無制限な伸びを規制するためのエアシリンダ32が設けられており、こ のエアシリンダ32にはエアエジェクタポンプ28を介して無端連結管29に接 続する一対の空気供給配管33,34が連結されている。
【0024】 又、エアシリンダ32のピストンロッド35には、先端をパッドベース25に 連結した吊り上げケーブル36の基端が連結されており、この吊り上げケーブル 36はブラケット22に回転自在に取り付けられた方向転換用プーリ37に巻き 掛けられ、ブラケット22の中央部に形成されたケーブル案内孔38を貫通状態 となっている。
【0025】 従って、引き上げ側の空気供配管33側からエアシリンダ32内に圧縮空気が 供給されると、そのピストンロッド35がエアシリンダ32内に引き込まれ、こ れに伴いベローズ23のばね力に抗してパッドベース25がブラケット22側に 引き上げられる。逆に、開放側の空気供給管34側からエアシリンダ32内に圧 縮空気が供給されると、そのピストンロッド35が伸長し、ベローズ23のばね 力によりパッドベース25がブラケット22から離れる方向に突き出る。
【0026】 これら空気供給管33,34及びエアエジェクタポンプ28に対する圧縮空気 の供給を切り換えるため、前記エアエジェクタポンプ28には図示しないエア切 換弁が組み込まれており、そのエア切替ロッド39がフレーム11側に突出状態 でエアエジェクタポンプ28に対し図4中、左右に移動可能に突設されている。 このエア切替ロッド39を操作してエアエジェクタポンプ28に対する無端連結 管29側からの圧縮空気の供給停止を切り換えると共に空気供給管33,34に 対する圧縮空気の供給を切り換えるためのロッド駆動用ドッグ40がフレーム1 1の左右下側に固定されている。
【0027】 従って、無端チェーン19L,19Rの旋回に伴って無端連結管29もこれと 一体的に旋回し、接続管30もその基端部の回転継手を中心に弛み量が変化しつ つ先端側が旋回する。ここで、シールリング26が走行壁面41に当接し得るベ ローズ23と対応したエアエジェクタポンプ28のエア切替ロッド39は、ロッ ド駆動用ドッグ40に当接して図4中、右側に押し戻され、無端連結管29と開 放側の空気供給管34とが連通状態となり、更にこのエアエジェクタポンプ28 と無端連結管29とが連通状態となるため、シールリング26がベローズ23の ばね力によって走行壁面41に密着状態で押し付けられる。
【0028】 しかし、圧縮空気がこのエアエジェクタポンプ28に供給されてベローズ23 内が連通孔27を介して真空引きされる結果、ベローズ23のばね力に抗してパ ッドベース25とブラケット22とが近づくようにベローズ23が引き縮められ 、シールリング26が走行壁面41に対して強力に吸着する。この状態で駆動モ ータ15L,15Rを作動し、無端チェーン19L,19Rを駆動することによ って、凹凸のある壁面や垂直な壁面等でも自由に走行することができる。
【0029】 ここで、走行壁面41と対向状態にないベローズ23は、そのエアエジェクタ ポンプ28のエア切替ロッド39がロッド駆動用ドッグ40に当接せず、無端連 結管29と引き上げ側の空気供給管33とが連通状態となり、更にこのエアエジ ェクタポンプ28と無端連結管29とが非連通状態となるため、ベローズ23の ばね力に抗してパッドベース25とブラケット22とが近づくようにベローズ2 3が引き縮められ、ベローズ23の撓み変形に伴う他の部材との干渉等を未然に 防止することができる。
【0030】 なお、図中の符号で42はフレーム11の前端部に設けられて図示しない引き 上げワイヤが連結されるフックアーム、43は無端チェーン19L,19Rの左 右の位置ずれを防止するためのチェーン案内板である。
【0031】
【考案の効果】
本考案のクローラ型壁面吸着走行ロボットによると、無端チェーンの一部を構 成するチェーンリンクにそれぞれ外側へ付勢されたベローズの基端部を取り付け 、これらベローズの先端部にそれぞれ走行壁面に対して密着し得る吸着パッドを 取り付け、ベローズのばね力により走行壁面に密着する吸着パッドに対応したベ ローズ内をそれぞれ真空引きする吸引手段をフレームに設けたので、走行壁面と 対向するベローズの弾性変形に伴って吸着パッドが走行壁面に対して隙間なく密 着し、走行壁面に密着するこれら吸着パッドに対応するベローズ内が吸引手段に て真空引きされる結果、走行壁面に密着する吸着パッド内が真空状態となり、こ れら吸着パッドが強力に走行壁面に吸着した状態となって、凹凸のある垂直な壁 面等でも自由に走行することができる。
【0032】 又、吸着パッドとチェーンリンクとの間にベローズの伸びをそれぞれ規制し得 る伸び規制手段を設けたことにより、走行壁面と対向状態にないベローズは、伸 び規制手段によってチェーンリンク側に引き戻された状態となり、そのばね力に 基づいた伸びに伴う他の部材や走行壁面に対する干渉を未然に防止することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるクローラ型壁面吸着走行ロボット
の一実施例を表す側面図である。
【図2】そのII−II矢視断面図である。
【図3】図1における一つのチェーンリンクの部分を抽
出してそのベローズ及び吸着パッドを表す拡大側面図で
ある。
【図4】その正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の底面図である。
【図7】従来のクローラ型壁面吸着走行ロボットの一例
を表す平面図である。
【図8】その一部を破断状態で表す側面図である。
【符号の説明】
11はフレーム11、12L,12Rは連結軸、13
L,13Rは駆動軸、15L,15Rは駆動モータ、1
7L,17Rは従動スプロケット、18L,18Rは駆
動スプロケット、19L,19Rは無端チェーン、20
はチェーンリンク、21は連結ピン21、22はブラケ
ット、23はベローズ、24は吸引穴、25はパッドベ
ース、26はシールリング、27は連通孔、28はエア
エジェクタポンプ、29は無端連結管、30は接続管、
31は圧縮空気供給管、32はエアシリンダ、33,3
4は空気供給配管、35はピストンロッド、36は吊り
上げケーブル、37は方向転換用プーリ、38はケーブ
ル案内孔、39はエア切替ロッド、40はロッド駆動用
ドッグ、41は走行壁面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森谷 弘幸 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)考案者 仲嶋 正訓 兵庫県尼崎市若王字三丁目11番20号 関西 電力株式会社総合技術研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの前後両端部にそれぞれ回転自
    在に取り付けられた左右一対のスプロケットと、これら
    左右一対のスプロケットをそれぞれ独立に駆動する左右
    一対の駆動モータと、前記前後のスプロケットに巻き掛
    けられる左右一対の無端チェーンと、これら無端チェー
    ンの一部を構成するチェーンリンクにそれぞれ基端部が
    取り付けられ且つ外側に付勢されたベローズと、これら
    ベローズの先端部にそれぞれ取り付けられ且つ走行壁面
    に対して密着し得る吸着パッドと、これら吸着パッドと
    前記チェーンリンクとの間に設けられて前記ベローズの
    伸びをそれぞれ規制し得る伸び規制手段と、前記フレー
    ムに設けられ且つ前記ベローズの弾性変形を伴って前記
    走行壁面に密着する前記吸着パッドに対応した当該ベロ
    ーズ内をそれぞれ真空引きする吸引手段とを具えたクロ
    ーラ型壁面吸着走行ロボット。
JP1991008231U 1991-02-22 1991-02-22 クローラ型壁面吸着走行ロボット Expired - Lifetime JP2575004Y2 (ja)

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