JPH04104748U - コンソールボツクスのドア - Google Patents

コンソールボツクスのドア

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JPH04104748U
JPH04104748U JP1414291U JP1414291U JPH04104748U JP H04104748 U JPH04104748 U JP H04104748U JP 1414291 U JP1414291 U JP 1414291U JP 1414291 U JP1414291 U JP 1414291U JP H04104748 U JPH04104748 U JP H04104748U
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JP
Japan
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folded
insert
console box
skin
claws
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JP1414291U
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English (en)
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JP2527224Y2 (ja
Inventor
▲季▼久 秋元
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関東自動車工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンソールボックスのドアの表皮を接着剤な
しで取付ける。 【構成】 コンソールボックス本体にヒンジされたドア
インナに取付けられる合成樹脂の面状インサート10の
周辺部からインテグラルヒンジ12を介在させて折返し
部分15を下方へ向けて一体に形成する。この折返し部
分の先端部全周の分散位置に爪17を一体に形成し、イ
ンサート10における爪17の折返し位置に所属の爪1
7を係止する係止穴18を形成する。表皮20の周辺部
21を折返し部分15に対接させてステープラ等で固定
し、折返し部分15と共に折返した状態で爪17を係止
穴18へ係止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のボックス本体の開口にヒンジされたドアインナの上面に、 表皮でカバーされたクッション材が載置された面状インサートが取付けられて構 成されているコンソールボックスのドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すコンソールボックス1のボックス本体1aのこの種のドア9は、図 5に示すように、後端部でヒンジされたドアインナ2と、下方へ曲げられた周辺 部5aを備えた面状のインサート5と、このインサートの全域をカバーするクッ ション材4と、このクッション材をカバーする表皮3とから構成されている。そ して、表皮3の長めの周辺部3aを折返して、インサート5の周辺部5aに接着 剤を塗布して感応的に貼付け処理している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、作業に時間を要し、またポリプロピレン系の合成樹脂には接着し 得ないために、安価であるとしてもインサート5には採用し得なかった。
【0004】 よって、本考案は、表皮の取付けを接着剤なしで行えるコンソールボックスの ドアを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上方に開口したコンソールボックス本体に開閉自在にヒンジされた ドアインナに、下方へ曲げられた周辺部を形成され、かつクッション材でカバー された面状インサートが上方から取付けられ、さらにクッション材が表皮でカバ ーされているコンソールボックスのドアにおいて、前述の目的を達成するために 、合成樹脂のインサートの周辺部からインテグラルヒンジを介在させて折返し部 分を下方へ向けて一体に形成し、この折返し部分の先端部全周の分散位置に爪を 一体に形成し、インサートにおける爪の折返し位置に所属の爪を係止する係止穴 を形成し、表皮の周辺部が折返し部分に対接して固定され、かつ折返し部分と共 に折返された状態で、折返し部分及び表皮が爪の係止穴への係止により固定され ることを特徴とする。
【0006】
【作用】
表皮の周辺部が全周にわたりインサートの折返し部分に予め又は折返し時に固 定された状態で、折返された爪が係止穴に係止されることにより、表皮は折返し 部分と共にインサートの裏側に固定される。
【0007】
【実施例】
図1及び図2は、本考案を図4に示すようなコンソールボックス1のボックス 本体1aのドア9に適用した場合の実施例を示す。これらの図において、10は 下方に向けてわん曲した周辺部11を備えた面状インサートである。このインサ ートは、例えばポリプロピレンで形成されると共に、その周辺部11にはインテ グラルヒンジ12を介在させて折返し部分15がさらに下方へ形成されている。 その先端部の全周には、特にコーナ部分を含めて分散されて複数個の爪17が一 体に形成され、これらの各爪の折返し位置に爪用の係止穴18が形成されている 。20はインサート10の上面及び周面をカバーするウレタン等のクッション材 25をカバーする表皮であり、折返し部分15に対応した形状の周辺部21を備 えている。
【0008】 この周辺部21は、図1に示すように、折返し部分15にクッション材25を 介在させずに対接させて、例えばステープラ(商標「ホッチキス」として周知) により全周の複数個所を針29で固定し、折返し部分15と共に折返して、爪1 7を係止穴18に係止させる。この際、図2に示す周辺部21の折返し経路が図 1の折返し前の長さより長くなることにより、充分な緊張状態でクッション材2 5の表面に取付けられる。このように組立てられたインサート10を、図2に示 すように、その下設されたねじ穴ポスト19に、ボックス本体1aにヒンジされ ているドアインナ2からねじ8をねじ込んでコンソールボックスドアを完成させ る。
【0009】 図3は別の実施例を示すもので、インサート10の折返し部分30の先端に歯 形31が多数形成され、一方表皮20は折返し部分30へ折込むために、周辺部 21を延長して折込み部分22を備えている。これにより、表皮20の固定は、 インサート10の爪17をその上方の係止穴に係止させる際に、折返し部分30 の裏面へ折返された折込み部分22を歯形31が引っ掛けて仮止することで行う 。33はインサート10に形成された切欠であり、折返し部分30の折返し時に インサート10のコーナ部分にたわみを生じさせないようにする。その外、イン サートの折返し部分への表皮の固定は、材質によっては溶着も考えられる。
【0010】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、爪で折返し位置に係止されるインサートの折返し部分 に、表皮を固定するために、敢えて接着剤を使用する必要がなく、作業能率を向 上させ得る。また、折返し部分の折返し時に、表皮を引張ることが可能となり、 表皮の取付け状態の品質が容易に向上する。接着性を考慮する必要がないために 、インサートとしてPP等の安価な材料も採用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるコンソールボックスド
アの組付け作業過程を示す図4のA−A線部分の断面図
である。
【図2】同コンソールボックスドアの組付け終了状態を
示す図4のA−A線断面図である。
【図3】別の実施例によるコンソールボックスドアの組
付け作業過程を示す要部斜視図である。
【図4】本考案が適用されるコンソールボックスドアを
示す斜視図である。
【図5】従来の同類のコンソールボックスドアを示す図
4のA−A線断面図である。
【符号の説明】
9 ドア 10 インサート 11、21 周辺部 12 インテグラルヒンジ 15、30 折返し部分 17 爪 18 係止穴 22 折込み部分 31 歯形

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口したボックス本体に開閉自在
    にヒンジされたドアインナに、下方へ曲げられた周辺部
    を形成され、かつクッション材でカバーされた面状イン
    サートが上方から取付けられ、さらにクッション材が表
    皮でカバーされているコンソールボックスのドアにおい
    て、合成樹脂のインサートの周辺部からインテグラルヒ
    ンジを介在させて折返し部分を下方へ向けて一体に形成
    し、この折返し部分の先端部全周の分散位置に爪を一体
    に形成し、前記インサートにおける前記爪の折返し位置
    に所属の前記爪を係止する係止穴を形成し、表皮の周辺
    部が前記折返し部分に対接して固定され、かつ前記折返
    し部分と共に折返された状態で、前記折返し部分及び前
    記表皮が前記爪の前記係止穴への係止により固定される
    ことを特徴とするコンソールボックスのドア。
JP1414291U 1991-02-21 1991-02-21 コンソールボックスのドア Expired - Lifetime JP2527224Y2 (ja)

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JPH04104748U true JPH04104748U (ja) 1992-09-09
JP2527224Y2 JP2527224Y2 (ja) 1997-02-26

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