JPH04104550U - 加振機の波形歪補正制御装置 - Google Patents

加振機の波形歪補正制御装置

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JPH04104550U
JPH04104550U JP759591U JP759591U JPH04104550U JP H04104550 U JPH04104550 U JP H04104550U JP 759591 U JP759591 U JP 759591U JP 759591 U JP759591 U JP 759591U JP H04104550 U JPH04104550 U JP H04104550U
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displacement meter
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positive
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waveform distortion
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Application number
JP759591U
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Inventor
敏夫 山下
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、電気・油圧サーボ機構の制御装置の
機械系のガタや摩擦等によって発生する加速度波形歪み
を補償することを目的とする。 【構成】負荷8に直結した変位計9と、変位計増幅器2
とを備えているサーボ系で、変位計9の出力を微分する
微分器10と、その微分出力の正負を弁別する正負弁別
器11と、この正負弁別器11の出力に応じて任意の補
正波を発生する補正波パルス発生器12と、この発生器
12で発生した補正波を変位計増幅器2の出力と加算す
る加算器3とを備えていることを特徴とし、歪みが加速
度のピーク或いは正負に切替わる時に発生することに着
目してこの時点を検出して補正波を発生するものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加速度波形歪等の波形歪を有する加振機構の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
加振機、振動台、疲労試験装置、などでは振動をアナログ的に制御する制御装 置が使用され、振動の加速度波形を検出して、それに基づいて制御を行なってい る。しかしながら、従来、アナログ制御系ではサーボ弁のオーバラップ特性や機 械系のガタや摩擦による加速度波形歪に対して有効な補償ができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記のような機械系のがガタや摩擦による加速度波形歪を補償する ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
サーボ弁の特性による加速度波形歪や、機械系の摩擦やガタによる加速度波形 歪は加速度のピーク又は加速度が正負に切換るタイミングに発生する。これを変 位計、及び微分器を使って検出し、この時に任意補正波パルス発生器から予め最 終出力波形を補正できる任意パルス波を出力することによって、補正することが 可能となる。 この任意補正パルス波は単一でなく、複数台並列に加算し、加振周波数帯域毎 に切換ることも可能である。
【0005】
【作用】
本考案による制御装置は、加速度波形歪の発生する波形上での位置を検出する 機構である変位計、微分器、正負弁別器と負荷上の加速度波形を補正できる任意 補正波パルス発生器とから構成され、任意補正波パルスは従来の信号である信号 発生器からの信号と変位計からの信号の偏差分にゲインGを掛けた信号X=G・ (C/M−dt)に加算される。 任意補正波パルス発生器では、X−Y座標上に座標を与えて任意波を生成でき る装置とする。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の実施例のブロック図である。
【0007】 ゲイン調整器2は信号発生器1から発生される信号C/Mと負荷8に直接され た変位計9から出力されるdtとの偏差を増幅する増幅器であり、X=G・(C /M−dt)が電圧として出力される。この信号は加算器3を通り、電圧・電流 変換器4で電圧から電流に変換され、サーボ弁5に入力され、油圧源7の油量を 制御し、加振機6を作動させ、負荷8を作動させる。この負荷8の動きは、変位 計DTA9と、加速度計ATA13により検出される。
【0008】 しかし、この加速度計ATA13で検出される加速度波形は図2の加速度波形 の応答波の如く、機械系の摩擦、ガタ及びサーボ弁のオーハーラップの影響によ り、かなり歪んだ波形となっている。この位置及び量は加速度波形の大きさ、周 波数に関係なくほぼ一定していると見なせる。 歪みが発生するのは、主として図2に示すように加速度波形が正負に切換る時 と、微分器VTA10から出力される速度波形が正負に切換る時である。
【0009】 加速度波形を補正するため、これらのタイミングを正負弁別器11で検出し、 各々の信号して任意補正波パルス発生器12に出力される。任意補正波パルス発 生器12はこの信号を受け、補正箇所毎に異なる補正パルスを出力し、加算器3 でゲイン調整器2からの信号X=G・(C/M−dt)に加算する。この波形歪 補正制御機構により大巾に加速度歪を改善することができる。
【0010】
【考案の効果】
本考案では加速度波形歪の発生するタイミングを検出し、予めその歪みの特性 毎に補正波を任意に作っておき格納できる任意補正波パルス発生器から必要な補 正波パルスを出力し、従来信号に加算して加速度波形歪の改善を行なうことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図。
【図2】加速度波形図。
【符号の説明】
1…信号発生器、2…ゲイン調整器、3…加算器、4…
電圧・電流変換器、5…サーボ弁、6…加振機、7…油
圧源、8…負荷、9…変位計、10,14…微分器、1
1…正負弁別器、12…任意補正波パルス発生器、13
…加速度計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に直結した変位計及び変位計増幅器
    と、微分器と、正負弁別器と、任意補正波パルス発生器
    と、加算器とを具備することを特徴とする電気油圧サー
    ボ機構の波形歪補正用制御装置。
JP759591U 1991-02-20 1991-02-20 加振機の波形歪補正制御装置 Pending JPH04104550U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074780A (ja) * 1998-06-16 2000-03-14 Kayaba Ind Co Ltd 振動/加振試験機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000074780A (ja) * 1998-06-16 2000-03-14 Kayaba Ind Co Ltd 振動/加振試験機

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