JPH04104233A - 光導波路装置及びその製造方法 - Google Patents
光導波路装置及びその製造方法Info
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- JPH04104233A JPH04104233A JP2224008A JP22400890A JPH04104233A JP H04104233 A JPH04104233 A JP H04104233A JP 2224008 A JP2224008 A JP 2224008A JP 22400890 A JP22400890 A JP 22400890A JP H04104233 A JPH04104233 A JP H04104233A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/355—Non-linear optics characterised by the materials used
- G02F1/3558—Poled materials, e.g. with periodic poling; Fabrication of domain inverted structures, e.g. for quasi-phase-matching [QPM]
-
- G—PHYSICS
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- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/37—Non-linear optics for second-harmonic generation
- G02F1/377—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure
- G02F1/3775—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure with a periodic structure, e.g. domain inversion, for quasi-phase-matching [QPM]
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
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- G02F2202/00—Materials and properties
- G02F2202/20—LiNbO3, LiTaO3
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S117/00—Single-crystal, oriented-crystal, and epitaxy growth processes; non-coating apparatus therefor
- Y10S117/918—Single-crystal waveguide
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- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、光導波路装置及びその製造方法に関し、例え
ば光第2高調波発生(Second Harmonic
Generation、 S HG )装置に適用し
て好適なものである。
ば光第2高調波発生(Second Harmonic
Generation、 S HG )装置に適用し
て好適なものである。
[発明の概要]
本発明は、一方向に分極し、かつ例えばその一主面に所
定の溝加工が施された誘電体結晶基板上に上記一方向と
反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の成長温度
よりも高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜を液相
エピタキシー法によりエピタキシャル成長させることに
よって、高性能の光導波路装置を実現することができる
ようにしたものである。
定の溝加工が施された誘電体結晶基板上に上記一方向と
反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の成長温度
よりも高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜を液相
エピタキシー法によりエピタキシャル成長させることに
よって、高性能の光導波路装置を実現することができる
ようにしたものである。
従来、LiNbO3光導波路装置において、その分域(
ドメイン)を周期的に制御することにより周期的分域反
転構造を形成し、例えば擬似位相整合(Quasi P
hase Matching、 QPM)による光S
HGなどに応用することは、E、J、Lim らによる
論文(Electron、 Lett、 25(198
9)731)やJ、Webjorn らによる論文(I
EEE Photon、Tech、 Lett、土(1
989)316)に報告されている。この場合、この周
期約分域反転構造を形成する方法としては、LiNbO
x基板にTi拡散を行う方法とLiNb0.基板からL
i2Oの外方拡散を行う方法とがあるが、これらの方法
により形成される周期的分域反転構造はいずれも第4図
に示すようなものであった。すなわち、第4図に示すよ
うに、この周期的分域反転構造は、L+NbO3単結晶
2板(板面が結晶のC軸に直交する単結晶板)から成る
基板101の+0面側にTi拡散を選択的に行ったり、
この+0面側からLi 20の外方拡散を選択的に行っ
たりすることにより、基板1の自発分極P、に対してそ
の自発分極の向きが180°反転した分域102を周期
Δ、深さdで三角波状に形成したものである。ここで、
d々Δ/4である。
ドメイン)を周期的に制御することにより周期的分域反
転構造を形成し、例えば擬似位相整合(Quasi P
hase Matching、 QPM)による光S
HGなどに応用することは、E、J、Lim らによる
論文(Electron、 Lett、 25(198
9)731)やJ、Webjorn らによる論文(I
EEE Photon、Tech、 Lett、土(1
989)316)に報告されている。この場合、この周
期約分域反転構造を形成する方法としては、LiNbO
x基板にTi拡散を行う方法とLiNb0.基板からL
i2Oの外方拡散を行う方法とがあるが、これらの方法
により形成される周期的分域反転構造はいずれも第4図
に示すようなものであった。すなわち、第4図に示すよ
うに、この周期的分域反転構造は、L+NbO3単結晶
2板(板面が結晶のC軸に直交する単結晶板)から成る
基板101の+0面側にTi拡散を選択的に行ったり、
この+0面側からLi 20の外方拡散を選択的に行っ
たりすることにより、基板1の自発分極P、に対してそ
の自発分極の向きが180°反転した分域102を周期
Δ、深さdで三角波状に形成したものである。ここで、
d々Δ/4である。
しかしながら、上述の第4図に示す従来のLiNbO3
光導波路装置においては、周期的分域反転構造の周期Δ
が短くなるほど分域102の深さdが小さくなるため、
SHO効率が低くなるという問題があった。また、上述
のTi拡散やLizOの外方拡散を行う際に用いられる
TiマスクやSiO□マスクをこのTi拡散やLi2O
の外方拡散終了後にエンチングにより除去しようとして
も完全に除去することができず表面に残りやすいため、
光導波路の特性が劣化してしまうという問題もあった。
光導波路装置においては、周期的分域反転構造の周期Δ
が短くなるほど分域102の深さdが小さくなるため、
SHO効率が低くなるという問題があった。また、上述
のTi拡散やLizOの外方拡散を行う際に用いられる
TiマスクやSiO□マスクをこのTi拡散やLi2O
の外方拡散終了後にエンチングにより除去しようとして
も完全に除去することができず表面に残りやすいため、
光導波路の特性が劣化してしまうという問題もあった。
光導波路の形成方法としては、上述のTi拡散やLiz
Oの外方拡散以外にプロトン交換アニール法も従来より
用いられているが、このプロトン交換アニール法により
形成された光導波路の非線形性はLiNbO3結晶本来
のものに比べて低くなってしまうため、SHG効率が低
いという問題のτ、−1.・二。
Oの外方拡散以外にプロトン交換アニール法も従来より
用いられているが、このプロトン交換アニール法により
形成された光導波路の非線形性はLiNbO3結晶本来
のものに比べて低くなってしまうため、SHG効率が低
いという問題のτ、−1.・二。
従って、本発明の目的は、SHG効率し)高い光SHG
装置などの高性能の先導波路装置を提供することにある
。
装置などの高性能の先導波路装置を提供することにある
。
本発明の他の目的は、SHG効率の高い光SHG装置な
どの高性能の光導波路装置を製造することができる光導
波路装置の製造方法を提供することにある。
どの高性能の光導波路装置を製造することができる光導
波路装置の製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的及び他の目的は、以下の説明より明ら
かとなるであろう。
かとなるであろう。
(課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の発明は、光導波路装
置において、一方向に分極した誘電体結晶基板1と、誘
電体結晶基板1の一主面上に液相エピタキシー法により
エピタキシャル成長された、一方向と反対方向に分極し
、かつエピタキシャル成長の温度よりも高いキュリー温
度を有する誘電体結晶薄膜2とを具備する。
置において、一方向に分極した誘電体結晶基板1と、誘
電体結晶基板1の一主面上に液相エピタキシー法により
エピタキシャル成長された、一方向と反対方向に分極し
、かつエピタキシャル成長の温度よりも高いキュリー温
度を有する誘電体結晶薄膜2とを具備する。
第2の発明は、光導波路装置の製造方法において、一方
向に分極した誘電体結晶基板1の一主面上に、一方向と
反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度より
も高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜2を液相エ
ピタキシー法によりエピタキシャル成長させるようにし
ている。
向に分極した誘電体結晶基板1の一主面上に、一方向と
反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度より
も高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜2を液相エ
ピタキシー法によりエピタキシャル成長させるようにし
ている。
第3の発明は、光導波路装置において、一方向に分極し
、かつその一主面に所定の溝加工が施された誘電体結晶
基板lと、誘電体結晶基板lの一主面上に液相エピタキ
シー法によりエピタキシャル成長された、一方向と反対
方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高
いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜2とを具備する
。
、かつその一主面に所定の溝加工が施された誘電体結晶
基板lと、誘電体結晶基板lの一主面上に液相エピタキ
シー法によりエピタキシャル成長された、一方向と反対
方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高
いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜2とを具備する
。
第4の発明は、先導波路装置の製造方法において、一方
向に分極し、かつその一主面に所定の溝加工が施された
誘電体結晶基板1の一主面上に、一方向と反対方向に分
極し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高いキュリ
ー温度を有する誘電体結晶薄膜2を液相エピタキシー法
によりエピタキシャル成長させるようにしている。
向に分極し、かつその一主面に所定の溝加工が施された
誘電体結晶基板1の一主面上に、一方向と反対方向に分
極し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高いキュリ
ー温度を有する誘電体結晶薄膜2を液相エピタキシー法
によりエピタキシャル成長させるようにしている。
第5の発明は、光導波路装置において、一方向に分極し
た誘電体結晶基板1と、誘電体結晶基板1の一主面上に
液相エピタキシー法によりエピタキシャル成長され、か
つその主面に所定の溝加工が施された、一方向と同一方
向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高い
キュリー温度を有する第1の誘電体結晶薄膜2と、第1
の誘電体結晶薄膜2の主面上に液相エピタキシー法によ
りエピタキシャル成長された、一方向と反対方向に分極
し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高いキュリー
温度を有する第2の誘電体結晶薄膜3とを具備する。
た誘電体結晶基板1と、誘電体結晶基板1の一主面上に
液相エピタキシー法によりエピタキシャル成長され、か
つその主面に所定の溝加工が施された、一方向と同一方
向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高い
キュリー温度を有する第1の誘電体結晶薄膜2と、第1
の誘電体結晶薄膜2の主面上に液相エピタキシー法によ
りエピタキシャル成長された、一方向と反対方向に分極
し、かつエピタキシャル成長の温度よりも高いキュリー
温度を有する第2の誘電体結晶薄膜3とを具備する。
第6の発明は、光導波路装置の製造方法において、一方
向に分極した誘電体結晶基板lの一主面上に、一方向と
反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度より
も高いキュリー温度を有する第1の誘電体結晶薄膜2を
液相エピタキシー法によりエピタキシャル成長させ、第
1の誘電体結晶薄膜2の分極を反転させ、第1の誘電体
結晶薄膜2の主面に所定の溝加工を施し、第1の誘電体
結晶薄膜2の主面上に一方向き反対方向に分極した第2
の誘電体結晶薄膜3を液相エピクキノー法によりエピタ
キシャル成長させるようにしている。
向に分極した誘電体結晶基板lの一主面上に、一方向と
反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度より
も高いキュリー温度を有する第1の誘電体結晶薄膜2を
液相エピタキシー法によりエピタキシャル成長させ、第
1の誘電体結晶薄膜2の分極を反転させ、第1の誘電体
結晶薄膜2の主面に所定の溝加工を施し、第1の誘電体
結晶薄膜2の主面上に一方向き反対方向に分極した第2
の誘電体結晶薄膜3を液相エピクキノー法によりエピタ
キシャル成長させるようにしている。
第7の発明は、圧電装置において、一方向に分極した誘
電体結晶基板1と、誘電体結晶基板1の一主面上に液相
エピタキシー法によりエピタキシャル成長された、一方
向と反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度
よりも高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜2とを
具備する。
電体結晶基板1と、誘電体結晶基板1の一主面上に液相
エピタキシー法によりエピタキシャル成長された、一方
向と反対方向に分極し、かつエピタキシャル成長の温度
よりも高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜2とを
具備する。
〔作用]
第1の発明の光導波路装置によれば、一方向に分極した
誘電体結晶基板1の一主面上に上記一方向と反対方向に
分極した誘電体結晶薄膜2が形成された構造により、S
HG効率の高い光SHO装置などの高性能の光導波路装
置を実現することができる。
誘電体結晶基板1の一主面上に上記一方向と反対方向に
分極した誘電体結晶薄膜2が形成された構造により、S
HG効率の高い光SHO装置などの高性能の光導波路装
置を実現することができる。
第2の発明の光導波路装置の製造方法によれば、一方向
に分極した誘電体結晶基板1の一主面上に上記一方向と
反対方向に分極した誘電体結晶薄膜2が形成された構造
を形成することができ、この構造によりSHG効率の高
い光SHC,装置などの高性能の光導波路装置を実現す
ることができる。
に分極した誘電体結晶基板1の一主面上に上記一方向と
反対方向に分極した誘電体結晶薄膜2が形成された構造
を形成することができ、この構造によりSHG効率の高
い光SHC,装置などの高性能の光導波路装置を実現す
ることができる。
第3の発明の先導波路装置によれば、一方向に分極し、
かつその一主面に所定の溝加工が施された誘電体結晶基
板1の上記一主面上に上記一方向と反対方向に分極した
誘電体結晶薄膜2が形成された構造により、その深さを
周期と無関係に決めることができる周期的分域反転構造
を有する光導波路を形成することができ、しかもこの光
導波路の非線形性は誘電体結晶本来のものである。これ
によって、SHG効率の高い光SHG装置などの高性能
の光導波路装置を実現することができる。
かつその一主面に所定の溝加工が施された誘電体結晶基
板1の上記一主面上に上記一方向と反対方向に分極した
誘電体結晶薄膜2が形成された構造により、その深さを
周期と無関係に決めることができる周期的分域反転構造
を有する光導波路を形成することができ、しかもこの光
導波路の非線形性は誘電体結晶本来のものである。これ
によって、SHG効率の高い光SHG装置などの高性能
の光導波路装置を実現することができる。
第4の発明の先導波路装置の製造方法によれば、一方向
に分極し、かつその一主面に所定の溝加工が施された誘
電体結晶基板1の上記一主面上に上記一方向と反対方向
に分極した誘電体結晶薄膜2が形成された構造を容易に
形成することができ、これによってSHG効率の高い光
SHG装置などの高性能の先導波路装置を実現すること
ができる。
に分極し、かつその一主面に所定の溝加工が施された誘
電体結晶基板1の上記一主面上に上記一方向と反対方向
に分極した誘電体結晶薄膜2が形成された構造を容易に
形成することができ、これによってSHG効率の高い光
SHG装置などの高性能の先導波路装置を実現すること
ができる。
第5の発明の光導波路装置によれば、溝加工が施され、
かつ一方向に分極した第1の誘電体結晶薄膜2の主面上
に上記一方向と反対方向に分極した第2の誘電体結晶薄
膜3が形成された構造により、その深さを周期と無関係
に決めることができる周期約分域反転構造を有する光導
波路を形成することができ、しかもこの光導波路の非線
形性は誘電体結晶本来のものである。これによって、S
HG効率の高い光SHG装置などの高性能の光導波路装
置を実現することができる。
かつ一方向に分極した第1の誘電体結晶薄膜2の主面上
に上記一方向と反対方向に分極した第2の誘電体結晶薄
膜3が形成された構造により、その深さを周期と無関係
に決めることができる周期約分域反転構造を有する光導
波路を形成することができ、しかもこの光導波路の非線
形性は誘電体結晶本来のものである。これによって、S
HG効率の高い光SHG装置などの高性能の光導波路装
置を実現することができる。
第6の発明の光導波路装置の製造方法によれば、溝加工
が施され、かつ一方向に分極した第1の誘電体結晶薄膜
2上に上記一方向と反対方向に分極した第2の誘電体結
晶薄膜3が形成された構造を形成することができるので
、この構造により、その深さを周期と無関係に決めるこ
とができる周期的分域反転構造を有する光導波路を形成
することができ、しかもこの光導波路の非線形性は誘電
体結晶本来のものである。これによって、SHO効率の
高い光5HGi置などの高性能の光導波路装置を実現す
ることができる。
が施され、かつ一方向に分極した第1の誘電体結晶薄膜
2上に上記一方向と反対方向に分極した第2の誘電体結
晶薄膜3が形成された構造を形成することができるので
、この構造により、その深さを周期と無関係に決めるこ
とができる周期的分域反転構造を有する光導波路を形成
することができ、しかもこの光導波路の非線形性は誘電
体結晶本来のものである。これによって、SHO効率の
高い光5HGi置などの高性能の光導波路装置を実現す
ることができる。
第7の発明の圧電装置によれば、一方向に分極した誘電
体結晶基板1の一主面上に上記一方向と反対方向に分極
した誘電体結晶薄膜2が形成された構造により、互いに
反対方向に分極したこれらの誘電体結晶基板1及び誘電
体結晶薄膜2の圧電定数の相違を利用して、誘電体結晶
基板1のヒステリシスを補償することができる。
体結晶基板1の一主面上に上記一方向と反対方向に分極
した誘電体結晶薄膜2が形成された構造により、互いに
反対方向に分極したこれらの誘電体結晶基板1及び誘電
体結晶薄膜2の圧電定数の相違を利用して、誘電体結晶
基板1のヒステリシスを補償することができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、実施例の全図において、同一もしくは対応
する部分には同一の符号を付す。
する。なお、実施例の全図において、同一もしくは対応
する部分には同一の符号を付す。
まず、本発明の第1実施例について説明する。
この第1実施例においては、第1図Aに示すように、ま
ず板面に垂直な方向に分極した例えばLiNbO3単結
晶Z板単結晶炉板晶のC軸に直交する単結晶板)から成
る基板1の+0面に溝1aを形成することにより周期Δ
、段差の高さtの凹凸パターンを形成する。ここで、例
えば、Δ−9.6μm、L=0.9μmである。この溝
1aは、例えばこの溝1aに対応する部分が開口したレ
ジストパターン(図示せず)を基板1上にリソグラフィ
ーにより形成し、このレジストパターンをマスクとして
基板1を例えば反応性イオンエツチング(RIE)法の
ようなドライエンチング法により深さtたけエツチング
することにより形成することができる。
ず板面に垂直な方向に分極した例えばLiNbO3単結
晶Z板単結晶炉板晶のC軸に直交する単結晶板)から成
る基板1の+0面に溝1aを形成することにより周期Δ
、段差の高さtの凹凸パターンを形成する。ここで、例
えば、Δ−9.6μm、L=0.9μmである。この溝
1aは、例えばこの溝1aに対応する部分が開口したレ
ジストパターン(図示せず)を基板1上にリソグラフィ
ーにより形成し、このレジストパターンをマスクとして
基板1を例えば反応性イオンエツチング(RIE)法の
ようなドライエンチング法により深さtたけエツチング
することにより形成することができる。
次に、例えばLi2Oを52io1%、Nb2O,を8
Illo1%、v205を40io1%含む融液中にお
いて、凹凸パターンが形成された基板1上の十C面上に
液相エピタキシー法により膜厚が例えば数μmのLiN
bO3薄膜2を例えば905 ”Cの温度でエピタキシ
ャル成長させ、このLiNb0:ul膜2により溝1a
を埋める。ここで、LiNb0:+のキュリー温度Tc
は約1210 ’Cであり、この場合のエピタキシャ
ル成長温度よりも約300 ’C高い。
Illo1%、v205を40io1%含む融液中にお
いて、凹凸パターンが形成された基板1上の十C面上に
液相エピタキシー法により膜厚が例えば数μmのLiN
bO3薄膜2を例えば905 ”Cの温度でエピタキシ
ャル成長させ、このLiNb0:ul膜2により溝1a
を埋める。ここで、LiNb0:+のキュリー温度Tc
は約1210 ’Cであり、この場合のエピタキシャ
ル成長温度よりも約300 ’C高い。
このようにして基板1の士C面上にエピタキシャル成長
されたLiNbO3薄膜2の自発分極は、基板1の自発
分極に対して180°反転している。すなわち、このL
iNb0a薄膜2は基板1の分極方向と反対方向に分極
している。また、ここで特徴的なことは、このLiNb
O3薄膜2の表面は、凹凸パターンが形成された基板1
0面上にエピタキシャル成長されたにもかかわらず完全
に平坦になることである。
されたLiNbO3薄膜2の自発分極は、基板1の自発
分極に対して180°反転している。すなわち、このL
iNb0a薄膜2は基板1の分極方向と反対方向に分極
している。また、ここで特徴的なことは、このLiNb
O3薄膜2の表面は、凹凸パターンが形成された基板1
0面上にエピタキシャル成長されたにもかかわらず完全
に平坦になることである。
このように、この第1実施例によれば、周期的な凹凸パ
ターンが形成された基板1の+0面上にこの基板1の分
極方向と反対方向に分極したLiNbO3薄膜2を形成
しているので、はぼ理想的な周期的分域反転構造を有す
る光導波路を形成することができ、しかもこの光導波路
の非線形性はLiNbO3結晶本来のものである。これ
によって、従来に比べてSHG効率の高いQPMによる
光SHG装置などの高性能の光導波路装置を実現するこ
とができる。
ターンが形成された基板1の+0面上にこの基板1の分
極方向と反対方向に分極したLiNbO3薄膜2を形成
しているので、はぼ理想的な周期的分域反転構造を有す
る光導波路を形成することができ、しかもこの光導波路
の非線形性はLiNbO3結晶本来のものである。これ
によって、従来に比べてSHG効率の高いQPMによる
光SHG装置などの高性能の光導波路装置を実現するこ
とができる。
この第1実施例による光導波路装置は、上述の光SHG
装置以外の非線形光学効果を利用した光導波路装置、さ
らには電気光学効果や音響光学効果を利用した各種の光
導波路装置(例えば、光スインチ、変調器、偏向器など
)に適用することが可能である。
装置以外の非線形光学効果を利用した光導波路装置、さ
らには電気光学効果や音響光学効果を利用した各種の光
導波路装置(例えば、光スインチ、変調器、偏向器など
)に適用することが可能である。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
二の第2実施例においては、第2図に示すように、第1
実施例と同様な基板1を用い、この基板1の+0面上に
第1実施例と同様にして液相エピタキシー法によりLi
Nb0sl膜2をエピタキシャル成長させる。この場合
、第1実施例と異なり、このLiNb0i薄膜2の膜厚
はかなり小さく、基板1に形成された溝1aの深さと同
程度である。このよウニこのLiNb0sfjl膜2の
膜厚が小さいにもかかわらず、基板1の表面の凹部はこ
のLiNbOx薄膜2により完全に埋められ、しかもこ
のLiNb03flj膜2の表面は完全に平坦になる。
実施例と同様な基板1を用い、この基板1の+0面上に
第1実施例と同様にして液相エピタキシー法によりLi
Nb0sl膜2をエピタキシャル成長させる。この場合
、第1実施例と異なり、このLiNb0i薄膜2の膜厚
はかなり小さく、基板1に形成された溝1aの深さと同
程度である。このよウニこのLiNb0sfjl膜2の
膜厚が小さいにもかかわらず、基板1の表面の凹部はこ
のLiNbOx薄膜2により完全に埋められ、しかもこ
のLiNb03flj膜2の表面は完全に平坦になる。
この第2実施例によっても、第1実施例と同様にSHG
効率の高いQPMによる光SHG装置などの高性能の光
導波路装置を実現することができる。
効率の高いQPMによる光SHG装置などの高性能の光
導波路装置を実現することができる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例においては、第3[DAに示すように、
まず例えばMgOがドープされたLiNb0:+単結晶
Z板から成る基板1の+0面上に、第1実施例と同様に
して液相エピタキシー法によりLiNbO3薄膜2をエ
ピタキシャル成長させる。このようにして基板1の−0
面上にエピタキシャル成長されたLiNbOx薄膜2は
、基板1の分極方向と反対方向に分極している。
まず例えばMgOがドープされたLiNb0:+単結晶
Z板から成る基板1の+0面上に、第1実施例と同様に
して液相エピタキシー法によりLiNbO3薄膜2をエ
ピタキシャル成長させる。このようにして基板1の−0
面上にエピタキシャル成長されたLiNbOx薄膜2は
、基板1の分極方向と反対方向に分極している。
次コニ、ポーリング操作(キュリー温度近傍で電界を印
加すること)によりし1NbOzEI膜2の分極を反転
させ、第3図Bに示すように、このLiNb0:+i膜
2の分極方向を基板1の分極方向とそろえる。
加すること)によりし1NbOzEI膜2の分極を反転
させ、第3図Bに示すように、このLiNb0:+i膜
2の分極方向を基板1の分極方向とそろえる。
次に、第3図Cに示すように、第1実施例と同様にして
L+NbO3薄膜2の主面に溝2aを形成することによ
り凹凸パターンを形成する。
L+NbO3薄膜2の主面に溝2aを形成することによ
り凹凸パターンを形成する。
次に、第3図りに示すように、この凹凸パターンが形成
されたLiNb03m膜2の土面上に液相エピタキシー
法によりL+NbO33膜3をエピタキシャル成長させ
る。このようにしてエピタキシャル成長されたこのLi
Nb0.薄膜3は、その下地のLiNbO3薄膜2の分
極方向と反対方向に分極している。
されたLiNb03m膜2の土面上に液相エピタキシー
法によりL+NbO33膜3をエピタキシャル成長させ
る。このようにしてエピタキシャル成長されたこのLi
Nb0.薄膜3は、その下地のLiNbO3薄膜2の分
極方向と反対方向に分極している。
このように、この第3実施例によれば、互いに反対方向
に分極したLiNb0:+薄膜2,3によりほぼ理想的
な周期的分域反転構造を有する光導波路を形成すること
ができ、これによってSHG効率f)<高いQPMによ
る光SHG装置などの高性能の光導波路装置を実現する
ことができる。
に分極したLiNb0:+薄膜2,3によりほぼ理想的
な周期的分域反転構造を有する光導波路を形成すること
ができ、これによってSHG効率f)<高いQPMによ
る光SHG装置などの高性能の光導波路装置を実現する
ことができる。
次に、本発明の第4実施例について説明する。
この第4実施例においては、第3図Aに示すように、例
えばMgOがドープされたLiNb0.単結晶Z板から
成る基板1の+0面上にこの基板1の分極方向と反対方
向に分極したLiNb03Fll膜2を液相エピタキシ
ー法によりエピタキシャル成長させたものにより光導波
路装置または圧電装置を形成する。
えばMgOがドープされたLiNb0.単結晶Z板から
成る基板1の+0面上にこの基板1の分極方向と反対方
向に分極したLiNb03Fll膜2を液相エピタキシ
ー法によりエピタキシャル成長させたものにより光導波
路装置または圧電装置を形成する。
この第4実施例による構造を圧電装置として用いる場合
には、LiNbO3薄膜2及び基板1の分極方向が互い
に反対であり、これらのt、1NboB]膜2及び基板
1の圧電定数の符号が互いに異なることを利用してこの
基板1のヒステリシスを補償することができるという利
点がある。
には、LiNbO3薄膜2及び基板1の分極方向が互い
に反対であり、これらのt、1NboB]膜2及び基板
1の圧電定数の符号が互いに異なることを利用してこの
基板1のヒステリシスを補償することができるという利
点がある。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の四つの実施例においては、基板1として
LiNb0z単結晶z板やMgOドープLiNb0.単
結晶z板を用いているが、この基板1としては他のLi
NbO3系単結晶板、例えばLi (NbTa)Os単
単結晶板板用いることも可能である。さらに、LiNb
O3系基板以外の誘電体結晶基板を用いることも可能で
ある。同様に、LiNbO3薄膜2,3の代わりに他の
誘電体結晶薄膜を用いることも可能である。また、基板
1の方位は上述の四つの実施例において用いたものと異
なる方位とすることが可能である。
LiNb0z単結晶z板やMgOドープLiNb0.単
結晶z板を用いているが、この基板1としては他のLi
NbO3系単結晶板、例えばLi (NbTa)Os単
単結晶板板用いることも可能である。さらに、LiNb
O3系基板以外の誘電体結晶基板を用いることも可能で
ある。同様に、LiNbO3薄膜2,3の代わりに他の
誘電体結晶薄膜を用いることも可能である。また、基板
1の方位は上述の四つの実施例において用いたものと異
なる方位とすることが可能である。
さらに、本発明は、例えば部分的に分極が反転した誘電
体結晶薄膜を誘電体結晶基板上に形成する場合にも適用
することが可能である。このような部分反転構造は、電
気光学効果、音響光学効果、非線形光学効果などを利用
した各種の光導波路装置に適用することが可能である。
体結晶薄膜を誘電体結晶基板上に形成する場合にも適用
することが可能である。このような部分反転構造は、電
気光学効果、音響光学効果、非線形光学効果などを利用
した各種の光導波路装置に適用することが可能である。
以上述べたように、本発明の光導波路装置及びその製造
方法によれば、SHG効率の高い光SHG装置などの高
性能の先導波路装置を実現することができる。
方法によれば、SHG効率の高い光SHG装置などの高
性能の先導波路装置を実現することができる。
また、本発明の圧電装置によれば、誘電体結晶基板のヒ
ステリシスを補償することができる。
ステリシスを補償することができる。
第1図A及び第1図Bは本発明の第1実施例を示す断面
図、第2図は本発明の第2実施例を示す断面図、第3図
A〜第3図りは本発明の第3実施例を示す断面図、第4
図は従来の光導波路装置を示す断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:基板、 la、2a:溝、 2 3 : LiNbO3薄膜。
図、第2図は本発明の第2実施例を示す断面図、第3図
A〜第3図りは本発明の第3実施例を示す断面図、第4
図は従来の光導波路装置を示す断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:基板、 la、2a:溝、 2 3 : LiNbO3薄膜。
Claims (7)
- (1)一方向に分極した誘電体結晶基板と、上記誘電体
結晶基板の一主面上に液相エピタキシー法によりエピタ
キシャル成長された、上記一方向と反対方向に分極し、
かつ上記エピタキシャル成長の温度よりも高いキュリー
温度を有する誘電体結晶薄膜とを具備する光導波路装置
。 - (2)一方向に分極した誘電体結晶基板の一主面上に、
上記一方向と反対方向に分極し、かつ上記エピタキシャ
ル成長の温度よりも高いキュリー温度を有する誘電体結
晶薄膜を液相エピタキシー法によりエピタキシャル成長
させるようにした光導波路装置の製造方法。 - (3)一方向に分極し、かつその一主面に所定の溝加工
が施された誘電体結晶基板と、 上記誘電体結晶基板の上記一主面上に液相エピタキシー
法によりエピタキシャル成長された、上記一方向と反対
方向に分極し、かつ上記エピタキシャル成長の温度より
も高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜とを具備す
る光導波路装置。 - (4)一方向に分極し、かつその一主面に所定の溝加工
が施された誘電体結晶基板の上記一主面上に、上記一方
向と反対方向に分極し、かつ上記エピタキシャル成長の
温度よりも高いキュリー温度を有する誘電体結晶薄膜を
液相エピタキシー法によりエピタキシャル成長させるよ
うにした光導波路装置の製造方法。 - (5)一方向に分極した誘電体結晶基板と、上記誘電体
結晶基板の一主面上に液相エピタキシー法によりエピタ
キシャル成長され、かつその主面に所定の溝加工が施さ
れた、上記一方向と同一方向に分極し、かつ上記エピタ
キシャル成長の温度よりも高いキュリー温度を有する第
1の誘電体結晶薄膜と、 上記第1の誘電体結晶薄膜の上記主面上に液相エピタキ
シー法によりエピタキシャル成長された、上記一方向と
反対方向に分極し、かつ上記エピタキシャル成長の温度
よりも高いキュリー温度を有する第2の誘電体結晶薄膜
とを具備する光導波路装置。 - (6)一方向に分極した誘電体結晶基板の一主面上に、
上記一方向と反対方向に分極し、かつ上記エピタキシャ
ル成長の温度よりも高いキュリー温度を有する第1の誘
電体結晶薄膜を液相エピタキシー法によりエピタキシャ
ル成長させ、 上記第1の誘電体結晶薄膜の分極を反転させ、上記第1
の誘電体結晶薄膜の主面に所定の溝加工を施し、 上記第1の誘電体結晶薄膜の上記主面上に上記一方向と
反対方向に分極した第2の誘電体結晶薄膜を液相エピタ
キシー法によりエピタキシャル成長させるようにした光
導波路装置の製造方法。 - (7)一方向に分極した誘電体結晶基板と、上記誘電体
結晶基板の一主面上に液相エピタキシー法によりエピタ
キシャル成長された、上記一方向と反対方向に分極し、
かつ上記エピタキシャル成長の温度よりも高いキュリー
温度を有する誘電体結晶薄膜とを具備する圧電装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224008A JP2949807B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 光導波路装置及びその製造方法 |
US07/747,621 US5150447A (en) | 1990-08-24 | 1991-08-20 | Optical waveguide which is formed by liquid phase epitaxial growth |
EP91114009A EP0486769B1 (en) | 1990-08-24 | 1991-08-21 | Polarized optical waveguide and method for manufacturing the same |
DE69116994T DE69116994T2 (de) | 1990-08-24 | 1991-08-21 | Polarisierter optischer Wellenleiter und sein Herstellungsverfahren |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104233A true JPH04104233A (ja) | 1992-04-06 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP0486769B1 (ja) |
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DE (1) | DE69116994T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2012037915A (ja) * | 2011-11-21 | 2012-02-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 波長変換素子の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69321539T2 (de) * | 1992-08-26 | 1999-05-27 | Sony Corp | Optischer Wellenlängenkonverter |
GB2287327A (en) * | 1994-03-02 | 1995-09-13 | Sharp Kk | Electro-optic apparatus |
JPH086080A (ja) | 1994-06-16 | 1996-01-12 | Eastman Kodak Co | 反転された強誘電性ドメイン領域の形成方法 |
DE69531917T2 (de) * | 1994-08-31 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Verfahren zur Herstellung von invertierten Domänen und eines optischen Wellenlängenkonverters mit denselben |
US5756263A (en) * | 1995-05-30 | 1998-05-26 | Eastman Kodak Company | Method of inverting ferroelectric domains by application of controlled electric field |
US6631231B2 (en) * | 2000-03-21 | 2003-10-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical waveguide elements, optical wavelength conversion elements, and process for producing optical waveguide elements |
JP3876666B2 (ja) * | 2001-08-30 | 2007-02-07 | 株式会社村田製作所 | 光デバイス及びその製造方法 |
US6987784B2 (en) * | 2001-09-10 | 2006-01-17 | San Jose Systems, Inc. | Wavelength agile laser |
US7092419B2 (en) | 2001-09-10 | 2006-08-15 | San Jose Systems, Inc. | Wavelength agile laser |
JP5040849B2 (ja) * | 2008-08-06 | 2012-10-03 | 住友電気工業株式会社 | 波長変換素子の製造方法 |
JP5177084B2 (ja) * | 2008-08-06 | 2013-04-03 | 住友電気工業株式会社 | 波長変換素子および波長変換素子の製造方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3922062A (en) * | 1969-12-29 | 1975-11-25 | Nippon Electric Co | Integrally formed optical circuit with gradient refractive index |
NL8303446A (nl) * | 1983-10-07 | 1985-05-01 | Philips Nv | Component voor een geintegreerd optisch systeem. |
JPS6083499A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-11 | Hitachi Ltd | 圧電素子 |
JPS63113507A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Hitachi Ltd | 光導波路およびその製造法 |
JPH01232812A (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-18 | Fujitsu Ltd | タンタル酸リチウムウェハ分極反転層形成方法 |
US5022729A (en) * | 1988-10-21 | 1991-06-11 | Sony Corporation | Optical waveguide and second harmonic generator |
US5039187A (en) * | 1990-09-06 | 1991-08-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | M1-x Nx TiAs1-a Pa O5 waveguides grown by liquid phase epitaxy and process of making same |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP2224008A patent/JP2949807B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-08-20 US US07/747,621 patent/US5150447A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-08-21 DE DE69116994T patent/DE69116994T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-21 EP EP91114009A patent/EP0486769B1/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0802447A3 (en) * | 1996-04-15 | 1998-08-19 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for producing periodic domain-inverted structure and optical element with the same |
US5943465A (en) * | 1996-04-15 | 1999-08-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Optical waveguide element, optical element, method for producing optical waveguide element and method for producing periodic domain-inverted structure |
JP2012037915A (ja) * | 2011-11-21 | 2012-02-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 波長変換素子の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5150447A (en) | 1992-09-22 |
EP0486769A3 (en) | 1992-06-17 |
DE69116994T2 (de) | 1996-09-12 |
EP0486769A2 (en) | 1992-05-27 |
EP0486769B1 (en) | 1996-02-07 |
JP2949807B2 (ja) | 1999-09-20 |
DE69116994D1 (de) | 1996-03-21 |
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