JPH04103958U - 防水パン - Google Patents

防水パン

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JPH04103958U
JPH04103958U JP1268991U JP1268991U JPH04103958U JP H04103958 U JPH04103958 U JP H04103958U JP 1268991 U JP1268991 U JP 1268991U JP 1268991 U JP1268991 U JP 1268991U JP H04103958 U JPH04103958 U JP H04103958U
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JP
Japan
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entrance
waterproof pan
corner
exit
wall
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Withdrawn
Application number
JP1268991U
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English (en)
Inventor
哲也 木村
Original Assignee
ナシヨナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室の出入口が異なる2種類の防水パンを共
用することにより、部材の管理を容易とし、かつ金型投
資を削減する。 【構成】 防水パンは、洗い場の床面をなす底板部に、
該底板部から立上がり浴室の三方の壁面の下方部に沿う
3つの壁面部からなりしかも浴室の入隅部に嵌まる出隅
部を挟む2つの壁面部に、出入口を形成するための欠切
部を前記出隅部で立上がる支柱部を残して形成した立上
げ部を設けた防水パン本体、および一方の前記欠切部に
ボルト止めされることにより該欠切部を閉じる側パネル
を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ユニット浴室を形成する洗い場形成用の防水パンにおいて、出入口 部分を別部材とすることにより防水パン成形用の金型製作費を節減しかつ部材種 類を削減しうる防水パンに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住居用家屋の規格化、ユニット化が促進されつつあり、浴室にあっても 部材の標準化が行われている。他方、浴室aの配置は家屋の間取りによって、出 入口bを、例えば図5(A)に示すように正面側に設ける場合、又図5(B)に 示すように側壁側に設ける場合など出入口bの配置が多様化している。
【0003】 従って、従来、浴室の洗い場を形成する防水パンも出入口の位置によって2種 類のものを用意する必要があった。
【0004】 又このような防水パンは、合成樹脂材を金型によって一体成形されるため、出 入口の位置が異なることにより複数種類の金型を製作する必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来のものにあっては、金型に投資する費用が嵩む他 、防水パンの管理も複雑になる。従って、出入口の位置が異なる場合であっても 単一の金型により製作しうる防水パンの要請が高まりつつある。
【0006】 本考案は、出隅部を挟む2つの壁面部に、出入口を形成するための欠切部を形 成した立上げ部を設けた防水パン本体と、一方の欠切部にボルト止めされる側パ ネルとを含むことを基本として、単一の防水パン本体を用いて出入口の異なる2 種類の防水パンを形成でき、部材の削減を図りうるとともに、金型費を節減しう る防水パンの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、洗い場を囲むコ字状の三方の壁面を有しかつ1つの入隅部を挟む一 方の壁面に出入口を有する浴室に取付ける防水パンであって、取付けにより前記 洗い場の床面をなす底板部に、該底板部から立上がり前記各三方の壁面の下方部 に沿う3つの壁面部からなりしかも前記入隅部に嵌まる出隅部を挟む2つの壁面 部に、前記出入口を形成するための欠切部を前記出隅部で立上がる支柱部を残し て形成した立上げ部を設けた防水パン本体、および一方の前記欠切部にボルト止 めされることにより該欠切部を閉じる側パネルを含む。
【0008】
【作用】
防水パン本体の出隅部を挟む2つの壁面部に、前記出隅部で立上がる支柱部を 残して、出入口を形成するための欠切部を形成するとともに、一方の前記欠切部 を、側パネルを該欠切部にボルト止めすることにより閉じる。従って、側パネル の取付けにより単一の防水パン本体を用いて、一つの入隅部を挟む一方、又は他 方の何れの壁面にも、出入口を形成することができ、防水パンを製作する金型費 を節減できる。
【0009】 又前記2つの壁面部に形成する欠切部を、同一形状とすることにより、単一の 側パネルを用いて2方向の出入口を形成することができ、部材種類を削減しうる とともに、防水パンを形成する部材の管理が容易となりコストを低減しうる。
【0010】 さらに側パネルは2つの欠切部の一方に随意に取付けでき、部材発注後であっ ても施工前であれば出入口方向の変更を可能とする。
【0011】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図において本考案の防水パン1は、浴槽Aに隣接して配される洗い場Bを囲む コ字状の三方の壁面を有しかつ1つの入隅部を挟む一方の壁面に出入口Cを有す る浴室に取付ける防水パンである。
【0012】 防水パン1は、前記取付けにより前記洗い場Bの床面Dをなす底板部2と、該 底板部2から立上がり前記各三方の壁面の下方部に沿う3つの壁面部3、4、5 からなる立上げ部6とを有する防水パン本体8、および前記壁面部3、4に形成 された出入口形成用の欠切部7を閉じる側パネル9を含む。
【0013】 防水パン本体8には、本実施例では、浴槽本体20を収容する浴槽枠21が付 設され、該浴槽枠21の前記底板部2側に位置する枠材22から、該底板部2に 向かって垂下する壁面部23により、前記3つの壁面部3、4、5から形成され るコ字状の立上げ部6の開口部を覆っている。
【0014】 前記出入口Cは、前記3つの壁面部3、4、5のうち前記入隅部に嵌まる出隅 部Eを挟む何れか2つの壁面部3、4に形成される。又該壁面部3、4には、前 記出入口Cを形成するための欠切部7を、前記出隅部Eで立上がる支柱部10を 残して形成している。
【0015】 前記壁面部3は、前記浴槽枠21側の壁面部23端縁から直角に折曲がりかつ 前記底板部2から立上がる壁体であって、その上面には外方に突出しかつ先端が 上方に折曲がる周囲枠25を形成している。又壁面部3は、前記欠切部7に向く 垂直片26を有し、さらに該垂直片26下部と前記出隅部E近傍との間を立上げ 部材11により連結している。
【0016】 立上げ部材11は、図2に示すように、その水平片30の上面が前記欠切部7 に向くとともに、該水平片30外端から立上げ片31を立上げ、又内端から前記 底板部2に至る立片32を立下げた断面略Z字の形状を有する。又前記水平片3 0には複数個の透孔33が設けられる。
【0017】 さらに立上げ部材11は、前記出隅部Eを介して、前記壁面部23に向き合う 壁面部4の立上げ部材12に連なる。該立上げ部材12は前記立上げ部材11と 同構成の折曲げ体からなるとともに、壁面部4の垂直片35に接合する。なお垂 直片35及び前記壁面部3の垂直片26には、側パネル9取付け用の条溝37、 37が夫々垂直に凹設されている。
【0018】 又前記支柱部10は、前記立上げ部材11の水平片30上面かつ前記出隅部E に立設することにより、前記欠切部7を壁面部3に欠切される第1の欠切部7A と壁面部4に欠切される第2の欠切部7Bとに分割する。さらに支柱部10は、 前記垂直片26、35に向き合い前記欠切部7A、7B側端を形成する垂片40 、41を有している。該垂片40、41には前記条溝37、37と向き合う位置 に垂直に条溝42、42を夫々凹設している。なお本実施例では前記垂直片26 と垂片40との間の距離及び垂直片35と垂片41との間の距離は等しく設定さ れ、単一の側パネル9により前記第1、第2の欠切部7A、7Bの何れか一方を 随意に閉じることができる。
【0019】 このように壁面部3、4に形成された第1、第2の欠切部7A、7Bの一方に 、側パネル9がボルト止めされる。側パネル9は、前記壁面部3、4の内面と面 一な立壁部45を有するパネル体であり、前記垂直片26、垂片40、もしくは 垂直片35、垂片41に沿う側片46、46及び前記水平片30に沿う下片47 を具える。
【0020】 下片47は、本実施例では立壁部45下端から外向きかつ水平に張り出すとと もに、該下片47には前記水平片30に設ける前記透孔33と位置を合わせてボ ルト挿入孔49が穿設されている。
【0021】 下片47は、図3に示すように、前記水平片30との間にシール材50を介在 させ、前記透孔33、ボルト挿入孔49をともに挿通するボルトFを用いてボル ト止めすることにより水平片30に固定される。
【0022】 又前記側片46、46は、立壁部45両側端から外向きかつ垂直に張り出すと ともに、その外側面には、前記条溝37、42に嵌り合う突片51、51が突設 されている。
【0023】 然して側パネル9は、前記突片51、51を条溝37、42に挿入し、かつ下 片47を前記水平片30にボルト止めすることにより、前記壁面部3、4の第1 、第2の欠切部7A、7Bの何れか一方に取付けられ、該欠切部7A、7Bを水 密性を保持して遮幣する。又他方の欠切部7Aもしくは欠切部7Bは前記出入口 Cを形成する。
【0024】 なおこのような防水パン本体8、側パネル9は、合成樹脂材を金型を用いて一 体のものとして形成される。又側パネル9の欠切部7A、7Bへの取付位置を選 択することにより、出隅部Eを挟む一方、又は他方の壁面部3、4の何れの位置 にあっても出入口Cを形成でき、防水パン本体8、側パネル9の共用化が可能と なりその金型の費用を節減しうる。
【0025】 さらに本実施例では、浴槽本体20を収容する前記浴槽枠21の防水パン本体 8から突出するコ字状部55を、図2に示すように、防水パン本体8に重ね合わ せ可能に、先端部を枢支している。このように浴槽枠21を、防水パン本体8と 一体化したため、品番を減少させることができ、製品管理を容易とする。又防水 パン1は、前記重ね合わせた状態で搬送、保管等ができ、省スペース化を図りう るとともに、現場において浴槽枠を組付ける必要がなく、品質よく能率的に防水 パンを浴室に取付けうる。
【0026】 なお前記浴槽枠21のコ字状部55を、図4に略示するように、向き合う前記 壁面部3、5上に設けたレール60に沿ってスライドさせることにより、防水パ ン本体8上に重ね合わせてもよい。
【0027】
【考案の効果】 叙上の如く本考案の防水パンは、防水パン本体の出隅部で立上がる支柱部を残 して2つの壁面部を欠切し、一方の欠切部に側パネルをボルト止めするため、単 一の防水パン本体及び側パネルにより、入隅部を挟む一方、他方の何れの壁面に 対しても出入口を形成できる。従って、防水パン製作のための金型の製作費を削 減しうるとともに、防水パンの部材の管理を容易とする。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】水平片と下片との接続を示す断面図である。
【図4】浴槽枠の防水パン本体への重ね合わせを説明す
る平面図である。
【図5】(A)、(B)ともに浴室の出入口の配置を例
示する横断面図である。
【符号の説明】
2 底板部 3、4、5 壁面部 6 立上げ部 7、7A、7B 欠切部 8 防水パン本体 9 側パネル 10 支柱部 B 洗い場 C 出入口 D 洗い場の床面 E 出隅部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗い場を囲むコ字状の三方の壁面を有しか
    つ1つの入隅部を挟む一方の壁面に出入口を有する浴室
    に取付ける防水パンであって、取付けにより前記洗い場
    の床面をなす底板部に、該底板部から立上がり前記各三
    方の壁面の下方部に沿う3つの壁面部からなりしかも前
    記入隅部に嵌まる出隅部を挟む2つの壁面部に、前記出
    入口を形成するための欠切部を前記出隅部で立上がる支
    柱部を残して形成した立上げ部を設けた防水パン本体、
    および一方の前記欠切部にボルト止めされることにより
    該欠切部を閉じる側パネルを含むことを特徴とする防水
    パン。
JP1268991U 1991-02-13 1991-02-13 防水パン Withdrawn JPH04103958U (ja)

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JP1268991U JPH04103958U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 防水パン

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