JPH04103856U - スポンジ付きワイピングクロス - Google Patents
スポンジ付きワイピングクロスInfo
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- JPH04103856U JPH04103856U JP729191U JP729191U JPH04103856U JP H04103856 U JPH04103856 U JP H04103856U JP 729191 U JP729191 U JP 729191U JP 729191 U JP729191 U JP 729191U JP H04103856 U JPH04103856 U JP H04103856U
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- wiping
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- wiping cloth
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Links
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗剤を用いずに,水を付けて拭くだけで汚れ
を除去することができるスポンジ付きのワイピングクロ
スを提供する。 【構成】 繊度が0.8〜3.2デニール,高さが繊度の値
の平方根の0.5〜1.1倍の立毛が5000本/cm2以上
の密度で存在する立毛布帛に,接着剤を介してスポンジ
が接合されている。 【効果】 洗剤を用いずに水を付けて拭くだけで汚れを
除去することができる。
を除去することができるスポンジ付きのワイピングクロ
スを提供する。 【構成】 繊度が0.8〜3.2デニール,高さが繊度の値
の平方根の0.5〜1.1倍の立毛が5000本/cm2以上
の密度で存在する立毛布帛に,接着剤を介してスポンジ
が接合されている。 【効果】 洗剤を用いずに水を付けて拭くだけで汚れを
除去することができる。
Description
【0001】
本考案は,水を付けて拭くだけで汚れを除去することができる清掃用ワイピン
グクロスに関するものである。
【0002】
従来から,浴槽,洗面器,洗濯槽等の水まわりの汚れを除去するには,布製の
雑巾やウレタンを発泡させたスポンジ等が用いられていた。しかしながら,雑巾
やスポンジに水を付けて拭くだけでは,汚れを除去することが困難であるから,
実際には雑巾やスポンジに洗剤を付けて汚れを除去する場合が多い。この場合,
洗剤コストもさることながら,廃水となってからの公害上の問題や使用者の手荒
れの面からも望ましくない。
【0003】
また,近年,合成繊維よりなる不織布に研磨剤を塗布した,洗剤不要の水だけ
で汚れを除去できる合繊タワシも用いられているが,この場合,浴槽,洗面器,
洗濯槽等,対象物の表面を傷つけるおそれがある。
【0004】
本考案は,このような現状に鑑みて行われたもので,洗剤を使わずに水を付け
て拭くだけで汚れを除去することができ,しかも対象物を傷つけることもないワ
イピングクロスを提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案は,上記目的を達成するもので,次の構成よりなるものである。
【0006】
すなわち,本考案は,単糸繊度が0.8〜3.2デニール,高さが単糸繊度(デニ
ール)の値の平方根の0.5〜1.1倍(単位mm),密度が5000本/cm2 以上の
立毛を有する布帛に,ポリウレタン等の発泡体のスポンジを接合してなることを
特徴とするスポンジ付きワイピングクロスを要旨とするものである。
【0007】
以下,本考案を詳細に説明する。
【0008】
本考案のワイピングクロスの立毛の単糸繊度は,0.8〜3.2デニールの範囲で
あることが必要である。0.8デニール以下では,立毛の繊維が絡み合って清掃力
が低下するので不適当である。また,立毛が3.2デニール以上になると,立毛の
径が大きくなりすぎて汚れを落としにくくなるとともに,拭く対象物に傷をつけ
るおそれがあるので不適当である。
【0009】
本考案のワイピングクロスの立毛密度は,5000本/cm2以上であることが
必要であり,これ以下では立毛本数が少なく,汚れ除去能力が十分でない。
【0010】
本考案における汚れ除去の原理は,立毛の先端を汚れに対して適度な角度をも
たせて接触させ,摩擦力で汚れをこすり取る点にある。そのために本考案者らは
清掃力等種々の要因について検討した結果,立毛の高さは,立毛の単糸繊度(デ
ニール)の値の平方根の0.5〜1.1倍(単位mm)であることが必要であることを
見出した。立毛の高さが単糸繊度の値の平方根の0.5倍未満では,立毛のたわみ
量が少なく,汚れ除去能力が乏しいので不適であり,また,1.1倍以上になると
,立毛のたわみ量が大きくなりすぎて,汚れ除去能力が低くなるので適当でない
。
【0011】
本考案では,上記布帛に,手持感をよくするためと保水性の向上を目的として
ウレタン等を発泡させたスポンジを接着剤を用いて接合してある。ここで使用す
るスポンジは,ウレタン系あるいはセルローススポンジ等いずれでもよく,また
,接着剤としては,使用中に剥離を起こさないものであればいずれのものでもよ
い。
【0012】
以下,図面を用いて本考案をさらに具体的に説明する。
【0013】
図1は,本考案のスポンジ付きワイピングクロスの概略側面図であり,立毛を
有する布帛1に接着剤3を介してスポンジ2を接合してなるものである。立毛を
有する布帛1に用いる素材は,3枚筬を有するトリコツト編機を用いて,立毛を
形成するフロントの筬にポリエステル糸条75デニール/36フイラメント,他
の筬に50デニール/20フイラメントのレーヨン糸条を使用してサテン組織の
編地を編成し,起毛後,立毛密度が11000本/cm2 で,立毛高さ1.5mmにカ
ツトしたものを用いた。スポンジ2には,厚さ35mmのソフランフオームSL−
28(東洋ゴム工業〔株〕製)を使用し,これを上述の立毛編地に接着剤(大日
本インキ化学工業〔株〕製のデイツクフオームF505EL)で接着後,トムソ
ン刃にて長方形に打ち抜いた。
【0014】
このようにして得られたワイピングクロスは,洗剤や研磨剤を使用することな
く,水を付けて拭くだけで汚れを落とすことができる。
【0015】
本考案のスポンジ付きワイピングクロスによれば,手荒れや河川の汚染原因に
もなる洗剤を使わずに汚れを落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスポンジ付きワイピングクロスの一例
を示す側面図である。
を示す側面図である。
1 立毛を有する布帛
2 スポンジ
3 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 単糸繊度が0.8〜3.2デニール,高さが
単糸繊度(デニール)の値の平方根の0.5〜1.1倍(単
位mm),密度が5000本/cm2 以上の立毛を有する布
帛に,ポリウレタン等の発泡体のスポンジを接合してな
ることを特徴とするスポンジ付きワイピングクロス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP729191U JPH04103856U (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | スポンジ付きワイピングクロス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP729191U JPH04103856U (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | スポンジ付きワイピングクロス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103856U true JPH04103856U (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=31899112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP729191U Pending JPH04103856U (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | スポンジ付きワイピングクロス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04103856U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015012959A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | ユニチカトレーディング株式会社 | モップ |
JP2022514213A (ja) * | 2018-12-31 | 2022-02-10 | アラハンドロ オー オモトラ | スクレーパースポンジ |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP729191U patent/JPH04103856U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015012959A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | ユニチカトレーディング株式会社 | モップ |
JP2022514213A (ja) * | 2018-12-31 | 2022-02-10 | アラハンドロ オー オモトラ | スクレーパースポンジ |
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