JPH04103450U - 樹木の移植装置 - Google Patents

樹木の移植装置

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JPH04103450U
JPH04103450U JP1217991U JP1217991U JPH04103450U JP H04103450 U JPH04103450 U JP H04103450U JP 1217991 U JP1217991 U JP 1217991U JP 1217991 U JP1217991 U JP 1217991U JP H04103450 U JPH04103450 U JP H04103450U
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芳美 古川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自走式主導機上で、これに連結の掘削兼搬送
機を操作し、その掘削兼担持用台枠により、樹木の掘り
取りと植込みを容易かつ、迅速に行い、植込み後の活着
を改善する。 【構成】 樹木4を支持可能に立設したフレーム3の下
端から、前方に樹木4を掘り取り担持可能な掘削兼担持
用台枠5を突設する。掘削兼担持用台枠5に、担持した
樹木4を駆動機構7で前方に押出落動させる推進板6が
設けられることで、掘削兼搬送機2を構成する。この掘
削兼搬送機2を自走式主導機1前端に、アーム14、1
9と同上主導機1の駆動機構12、15とにより連結し
て、掘削兼搬送機2の昇降と、上下への回転並びに前記
駆動機構7による推進板6の前後動が、上記主導機1に
より制御可能である。 【効果】 平板状の掘削兼担持用台枠5は地盤への掘入
抵抗が小さく、推進板6の押動で樹木根本部を固め、そ
の残土を確保して活着を改善できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹木の移植装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
山林をゴルフ場や宅地等に造成する場合、喬木等は伐採排除することなく、こ れを庭園や必要な場所に移植して緑化をはかることが実施されている。
【0003】 従来、上述造成時や、造園時等における樹木の移植に際し、樹木の掘り取りに は、パワーショベル等を、搬送にはトラック等を、そして搬送機に対する積み込 み、積み卸しにはチェーンブロックなどを用いるようにしており、しかも、これ 等既存の機器を用いる場合には、上記各作業に人為的な可成りの労力を払わねば ならない。
【0004】 従って、上記従来の手段によるときは、樹木に損傷を与えずに掘り取り、搬送 し、そして植込みを行なうのに多大の労働力と時間を費すこととなり、極めて非 能率的であるだけでなく、費用もかさむことから、実際上ゴルフ場造成等に際し 、多数の樹木を移植することが技術的にも経済的にも不可能となり、結局多くの 立木は伐採してしまい、別途購入した樹木を希望箇所に植込むようにしている。
【0005】 そこで、こうした問題点を解消すべく樹木の掘り取りから植込みまでを自走式 車輛と、これに装備された開閉式バケットタイプの掘削機とにより行なうように したものが既に提案されているものの、この場合には以下の如き、掘削手段上の 問題がある。 すなわち、掘削機を構成している一対のバケットを円弧運動させながら、これ を地中へ掘入閉動させるようにしたものにあっては、樹木根本部の根切り幅に対 して、どうしても過大な掘り込み状態を呈することとなり、この結果、元来掘削 抵抗が大きいこの種バケットタイプのものを使用すると、可成りの大きな掘削力 を必要とするだけでなく、樹木掘り取り後の残穴処理作業も面倒なものとなる。
【0006】 また、一対のバケットを開動させた状態から、地中へ掘入した後、両バケット を地中で閉動状態となし、次に両バケットを上昇させるようにしたものにあって は、多数の根の切断抵抗力等により、地中でのバケット閉動に無理が生じ、完全 なバケット閉鎖が得られず、この結果、樹木の抜きとり不能を招いたり、さらに これを回避するため幹の真近からバケットを掘入れさせると、必要以上根を切り 取ってしまうことになり、これでは樹木を枯死させてしまうことにもなる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、 掘削兼担持用台枠を樹木根本部の手前地盤から下方部地盤へ掘入させ得るように することで、樹木根本部の形態に対応した掘削幅と掘削深度をもって、最も望ま しい状態にて、簡易に掘り取ることができ、しかも、樹木の掘り取りから搬送、 植え込みまでを作業性良く能率的に行ない得るようにするのが、その目的である 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、樹木を支持可能に正面略門型に形成した フレームと、樹木を掘り取り可能に、前端に多数の削兼切断用刃を突設すると共 に、樹木を担持可能な二軸方向の寸法を有して平面略矩形状に形成され、かつ左 右両側に一対のガイドレールを前後方向へ向け並設し、上記フレームの下端に前 方へ向け直交状に固定した平板状の掘削兼担持用台枠と、上記掘削兼担持用台枠 内上位に、後方へ摺動させた後部位置から前方へ水平に摺動する位置の範囲で摺 動可能なるよう左右両側を上記一対のガイドレールと係合して配設した推進板と 、上記フレームの左右両側下部に前後方向に向け回転可能に枢支した油圧シリン ダ等による一対の前後駆動機構とにより掘削兼搬送機を構成し、上記掘削兼搬送 機をブルドーザ等による自走式主導機の前端に、アーム及び油圧シリンダ等の昇 降駆動機構、上下回転駆動機構により昇降及び上下回転可能にして、かつ同主導 機上にて当該昇降、上下回転及び推進板の前記前後駆動機構による前後方向への 摺動を制御可能なるよう連結してなる樹木の移植装置を提供しようとするもので ある。
【0009】
【作用】
自走式主導機の運転により掘削兼搬送機を上昇させ、この状態で移植する樹木 の近くまで移動させる。 目的の樹木に近接したならば、掘削兼担持用台枠の前端が地盤に掘入できるよ うに、掘削兼搬送機を前方に向け所要の角度だけ傾斜させる。 このようにして自走式主導機により樹木が掘削兼搬送機の中央に位置するよう に前進させ、次いで、駆動機構により掘削兼搬送機を下降させながら前進させる と、樹木根本部の手前側の地盤に掘削兼担持用台枠が、その前端の掘削兼切断用 刃により所要角度をもって掘入され、該地盤と、根の手前方向外側へ長く延出し ている部分が切断される。 すなわち、樹木根本部の手前側部は根回しされたことになる。
【0010】 このようにして、樹木根本部の手前側地盤を、同根本部と対応した幅及び深さ に掘削し、さらに当該主導記により掘削兼搬送機を前進させると、掘削兼担持用 台枠は前方へ傾斜した状態で樹木根本部の下方向の地盤に掘入される。その後、 駆動機構により掘削兼搬送機を上方に向け回動させながら前進させると、樹木根 本部の下方向の地盤は掘削されると共に、根の下方向に長く延出している部分は 掘削兼切断刃により切断され、これと同時に樹木根本部は掘削兼担持用台枠上に 担持される。 すなわち、樹木根本部は、その手前側部と下方部が根回しされると同時に、掘 削兼担持用台枠上に、担持されるので、この状態で倒れ防止のために樹木をフレ ームに支持する。 この時、推進板は、掘削兼担持用台枠の後端部に保持させておく。
【0011】 次に、自走式主導機により掘削兼搬送機を上昇させ、また必要に応じて昇降動 作を繰り返し行なうと、樹木根本部から前方及び左右方向へ延出している根は引 き抜かれるか、または切断されるので、さらに同機を上昇させれば、樹木は、そ の根本部が球塊状となって掘り取られると同時に掘削兼担持用台枠上に起立状態 で担持される。 このようにして樹木を掘り取り、担持した後は、主導機を走行させて掘削兼搬 送機上の樹木を目的の移植場所まで移動すれば、掘り取った樹木を当該場所まで 起立した状態で搬送できる。
【0012】 従って、移植場所に予め植込み穴を削穴しておけば、該穴の開口部手前まで掘 削兼搬送機を進めた後、該掘削兼搬送機を前方へ向け回転傾斜させ、掘削兼担持 用台枠を下方に向けて徐々に傾斜させると同時に、駆動機構により推進板を前方 に向け摺動させていくと、樹木根本部は推進板により前方に向け押し出されて行 き、当該樹木は、掘削兼担持用台枠上の前端から前方へ押し出されて植込み穴内 に落し込まれる。 また、樹木の植込み向きは、自走式主導機を走行させて自在に行なうことがで きるので、所望向きにて上述のように植込み穴に落し込んだ後、樹木の姿勢を正 し、樹木根本部に盛土して移植を完了する。
【0013】 また、上述したようにして樹木根本部の手前の地盤を掘削した後、当該主導機 により掘削兼搬送機を後退させて、掘削兼担持用台枠を地盤から引き抜き、上昇 させ、然る後、当該機を例えば90°旋回させ、上述したようにして樹木根本部 の左右何れか一方向の地盤を掘削し、以下、上述と同様にして樹木根本部の周囲 の地盤を掘削し、最後に根本部の下方向地盤を掘削し、樹木根本部を機体に担持 させるようにすることもできる。 このようにすれば、機体上昇時の抵抗が少なくなると共に、樹木根本部から放 射状に外側に延出している根及び下方へ延出している根は、掘削兼担持用台枠の 掘入により切断されることとなるので、特に大きい樹木を移植する場合に都合が 良い。
【0014】 また、上述したようにして、樹木根本部の周囲の地盤の掘削に際して、一旦掘 入させた掘削兼担持用台枠を地盤から引き抜くと同時に、推進板を前方へ向け摺 動させるようにすると、掘削兼担持用台枠上の土砂は推進板によって樹木根本部 に押し付けられ、これにより根本部には十分量の残土を保持させることができる 。また、引き抜かれる掘削兼担持用台枠の土砂も除去され、これを再度地盤に掘 入させる時の掘入抵抗も少なくなる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1ないし図4に示したように、ブルドーザ等の自走式主導機1に掘削兼搬送 機2が連結されたもので、この掘削兼搬送機2は、フレーム3と樹木4を載置で きる掘削兼担持用台枠5と、そして推進板6および該推進板6を駆動するための 前後駆動機構7とにより構成されている。
【0016】 上記フレーム3は、左右(巾)方向に長い架台3aと、該架台3a上に立設し た左右の主柱3b、3bと、該両主柱3b、3bを連結する上部及び中間部の各 連結部材3c、3dとにより、樹木4を起立したままの状態で支持可能なるよう 正面略門型に形成されている。 前記掘削兼担持用台枠5は、樹木4を、その根本部4aから掘り取ると同時に 、これを担持可能な二軸方向の寸法を有して平面略矩形状に形成されており、か つ前端に複数個の掘削兼切断用刃5b‥‥‥が、左右(巾)方向へ所定の間隔を おいて前方に向け突設した底板5aと、該底板5aの左右両側にあって、前後方 向に長く並設した一対のガイドレール5c、5cとで形成されている。 この掘削兼担持用台枠5は、その後端を上記フレーム3の下端における架台3 aと略直角に固定して、前方に向け略水平状態に配設されている。
【0017】 前記推進板6は左右方向に長い推進部材6aの両側にあって、上記両ガイドレ ール5c、5cに係合される一対の摺動子6b、6bを固定すると共に、上記推 進部材6aの中央上部に押圧板6cを立設固定したものである。 従って、この推進板6は、その両摺動子6b、6bを、上記ガイドレール5c 、5cに係合した状態で上記掘削兼担持用台枠5内にあって、前後方向に往復動 可能なるよう摺動し得ることとなる。
【0018】 次に前記の前後駆動機構7は、左右一対の油圧シリンダ7a、7a等を具備す るもので、これを前記フレーム3の下部である架台3aの左右両側にあって、支 軸8により上下方向へ向け回転可能なるよう枢支し、その各出力軸7b、7bは 、上記推進板6にあって、その両摺動子6b、6bの上面に突設の各ブラケット 9、9に支軸10にて枢支され、これにより、上記推進板6は図2に実線で示し た後退位置から前方へ摺動されて同図の二点鎖線で示した位置までの範囲で、前 後方向に往復動する。
【0019】 このように構成された掘削兼搬送機2は、そのフレーム3の背部、つまり、架 台3aと両主柱3b、3bの背部から突設した左右一対のブラケット11、11 に連設される。 すなわち、前記主導機1の前端にあって、該主導機1における油圧シリンダ等 の駆動機構12により、上下方向に回転自在なるよう支軸13にて枢着したアー ム14は支軸20でブラケット11、11に枢支され、アーム19の前端が支軸 21により同じくブラケット11、11に枢支されている。 そして、アーム19の後端は枢着部16、17とリンク18により、上記のア ーム14の略中間部に回転自在なるよう連結され、主導機1における油圧シリン ダ等の駆動機構15が、その作動によりアーム19を前後方向へ回転可能となる ようリンク18に支軸15により枢着されている。 かくして、上記駆動機構12、15により、掘削兼搬送機2は水平状態のまま 、または、前方もしくは後方へ傾斜させた状態で、さらに、前後方向に任意回転 させながら昇降動可能なるよう主動機1に連結されることとなる。
【0020】 そして、上記掘削兼搬送機2の昇降動作及び前後方向の回転動作と、推進板6 の前後方向の摺動動作は、主導機1の操縦室22にて、全て操縦できるように、 上記各駆動機構7、7、12、12、15、15を主導機1の図示しない油圧ユ ニットと接続してある。 なお、上記フレーム3には、その主柱3b、3bや連結部材3c、3d等から 前方へ平行状に樹木4の図示しない支持棒を突設させておくと、樹木4を掘り取 って担持し、搬送する際、該支持棒に樹木4を起立状態に支持できて好都合であ る。
【0021】 図5、図6は、平坦地にある樹木4を掘り取る場合の一態様を示す掘削動作説 明図である。 図5に示したように、掘削兼搬送機2を前方側が下位となるよう傾斜させ、こ れを主導機1により下降させながら前進させると、掘削兼担持用台枠5は、その 前端の掘削兼切断用刃5b‥‥‥により所要の傾斜角度で樹木根本部4aの手前 部地盤G′に掘入され、同図の(イ)の状態となる。
【0022】 さらに、掘削兼搬送機2を前進させるが、この時、樹木根本部4aに対応して 掘削兼担持用台枠5が地盤に掘入されるように、主導機1により掘削兼搬送機2 の傾斜角度を調整し、掘削兼担持用台枠5を同図の(ロ)の位置まで掘入させる 。 このようにすることで、掘削兼担持用台枠5により樹木根本部4aの手前部地 盤G′から下方部地盤G″の手前側略半分と樹木根本部4aから根4bの手前部 側及び下方部の手前側に延出している部分4cが切断される。
【0023】 さらに、掘削兼搬送機2を、その掘削兼担持用台枠5が水平になる方向へ徐々 に、その傾斜角度を調整しながら上記(ロ)の位置から前進させていき、図示の (ハ)の位置で停止させる。 これにより、樹木根本部4aの下方部地盤G″と、根4bの下方に長く延出し ている部分4cは切断されると同時に、樹木根本部4aは掘削兼担持用台枠5上 に担持される。 従って、図示した(ハ)の状態で、主導機1により掘削兼搬送機2を水平状態 のままで上昇させれば、樹木4は、その根本部4aが略球塊状に掘り取られると 同時に、図6のように掘削兼担持用台枠5上に起立状態で担持される。 また、掘削兼担持用台枠5を、図5の(ハ)の位置まで掘入させた状態で、樹 木4をフレーム3に支持するようにすれば、該樹木4を起立状態で掘り取り、担 持することができる。 なお、図6において23、23は支持棒を示す。
【0024】 図7は、傾斜地にある樹木4を掘り取る場合の掘削動作説明図である。 このような傾斜地盤Gにおいては、掘削兼搬送機2を、地盤Gの下降部側から 上昇部側に前進させ、上述したと同様にして樹木4を掘り取り、担持する。 従って、傾斜地では、その下端部側から掘削兼担持用台枠5を樹木根本部4a の手前部地盤G′及び下方部地盤G″に掘入させ、掘削兼担持用台枠5により樹 木根本部4aを掬うようにして容易に掘り取り、担持することができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、フレーム下部から前方へ 突設した平板状の掘削兼担持用台枠は、従来のバケットタイプの掘削機に比して 地中への掘入抵抗が少ないため、樹木根本部に対応した掘削幅と掘削深さでの掘 入が、容易、かつ適切に行なえ、しかも構造的に簡潔で、小型化できるから小回 りがきき、従って、当該装置を旋回しながら、樹木根本部の周囲地盤を順次掘削 した後、下方部地盤に掘入して大きい樹木を掘り取るような作業にあって、その 効率を向上でき、また、傾斜地においては、その下降部側から掘削兼担持用台枠 を、樹木根本部の手前部地盤に掘入させた後、上昇させ、この状態のままで後退 させるといった、簡単な作業手順によって、これまた効率良く樹木を掘り取り、 担持することができる。
【0026】 また、樹木根本部周囲の地盤を、掘削兼担持用台枠の掘入と引き抜とを繰り返 し行なって掘削する場合、当該台枠の引き抜とに同調して推進板を前方に摺動す るようにすれば、該推進板が樹木根本部を外側から押圧して当該根本部の土砂の 破壊が阻止されるから、樹木根本部に十分量の残土を保持し得ることとなって、 樹木を樹木根本部から球塊状に掘り取ることができることにより、移植後の活着 を良くすることができると共に、推進板の前方摺動によって掘削兼担持用台枠上 の土砂が除去されるので、再度地中に掘入する際の掘入抵抗が少なくなって、当 該台枠の地中への掘入も容易になる。
【0027】 さらに、樹木を掘削兼担持用台枠上に担持し、移植場所まで搬送した後は、推 進板によって掘削兼担持用台枠を水平状態としたまま、または僅かに前方へ傾斜 させた状態にて当該台枠上から植込み穴内に起立状態のまま容易に落とし込むこ とができ、従って、樹木担持板等を大きく傾斜させて当該板上から滑落させ、こ れにより樹木が傾いて落動したり、横倒しとなることがないから、樹木の植込み を安全に、しかも僅かに姿勢を正すだけですむので、当該樹木の植込みも効率よ く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る樹木の移植装置を示す一実施例の
平面図である。
【図2】同上実施例の側面図である。
【図3】同上実施例の正面図である。
【図4】同上実施例の主導機による掘削搬送機の上昇状
態を示した側面図である。
【図5】同上実施例による樹木の掘り取り状態を示した
作動説明図である。
【図6】同上実施例による樹木の掘り取り担持状態を示
した説明図である。
【図7】同上実施例による傾斜地の樹木掘り取り状態を
示した説明図である。
【符号の説明】
1 自走式主導機 2 掘削兼搬送機 3 フレーム 4 樹木 5 掘削兼担持用台枠 5b 掘削兼切断用刃 5c 一対のガイドレール 6 推進板 7 駆動機構 12 駆動機構 15 駆動機構 14 アーム 19 アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹木を支持可能に正面略門型に形成した
    フレームと、樹木を掘り取り可能に、前端に多数の削兼
    切断用刃を突設すると共に、樹木を担持可能な二軸方向
    の寸法を有して平面略矩形状に形成され、かつ左右両側
    に一対のガイドレールを前後方向へ向け並設し、上記フ
    レームの下端に前方へ向け直交状に固定した平板状の掘
    削兼担持用台枠と、上記掘削兼担持用台枠内上位に、後
    方へ摺動させた後部位置から前方へ水平に摺動する位置
    の範囲で摺動可能なるよう左右両側を上記一対のガイド
    レールと係合して配設した推進板と、上記フレームの左
    右両側下部に前後方向に向け回転可能に枢支した油圧シ
    リンダ等による一対の前後駆動機構とにより掘削兼搬送
    機を構成し、上記掘削兼搬送機をブルドーザ等による自
    走式主導機の前端に、アーム及び油圧シリンダ等の昇降
    駆動機構、上下回転駆動機構により昇降及び上下回転可
    能にして、かつ同主導機上にて当該昇降、上下回転及び
    推進板の前記前後駆動機構による前後方向への摺動を制
    御可能なるよう連結してなる樹木の移植装置。
JP1217991U 1991-02-13 1991-02-13 樹木の移植装置 Pending JPH04103450U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135425A (ja) * 1990-09-28 1992-05-08 Yoneo Tsunoda 樹木移植装置付自走式主動機および樹木移植施工法

Patent Citations (1)

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JPH04135425A (ja) * 1990-09-28 1992-05-08 Yoneo Tsunoda 樹木移植装置付自走式主動機および樹木移植施工法

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