JPH0410338A - 前面ガラス接着型陰極線管 - Google Patents

前面ガラス接着型陰極線管

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JPH0410338A
JPH0410338A JP10941490A JP10941490A JPH0410338A JP H0410338 A JPH0410338 A JP H0410338A JP 10941490 A JP10941490 A JP 10941490A JP 10941490 A JP10941490 A JP 10941490A JP H0410338 A JPH0410338 A JP H0410338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front glass
ray tube
cathode ray
synthetic resin
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP10941490A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Koyae
小八重 英治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、正反射軽減効果(単に、ノングレア効果と
いう)を有する前面ガラス接着型陰極線管に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第4図は従来の前面ガラス接着型陰極線管の構造を示し
た図であって、同図において、(1)は陰極線管本体、
(2)は上記陰極線管のフェースプレート部に接着した
前面ガラス、(3)は接着用樹脂の密封のための合成樹
脂材テープ、(4)は注入口、αωは充填され硬化した
接着用樹脂である。なお、上記した前面ガラスとは、た
とえば、ポリエステルアクリレート樹脂なとの透明な光
硬化性樹脂で形成したものであって、たとえば、その外
表面をエツチングして粗面に形成するか、あるいは前面
ガラスの外表面上に二酸化ケイ素もしくはその水和物か
らなる微細な凹凸起伏層を形成することにより、ノング
レア効果を付与したものである。
つぎに、上記した前面ガラス接着型陰極線管の製造方法
を第5図により説明する。
まず、陰極線管本体(1)のフェイスプレート部を上向
けにし、その上に1〜4Mの所定間隔を保って、前面ガ
ラス(2)を配置し、両者間を合成樹脂材テープ(3)
で巻きつけて保持し、上記前面ガラス(2)の外表面側
へはみ出した合成樹脂材テープ(3)を上記前面ガラス
(2)の外表面である凸面側に折り曲げて圧着する。こ
のとき、合成樹脂材テープ(3)を巻き付ける前に、あ
らかじめ、接着用光硬化性樹脂(7)を注入するための
注入口(4)が陰極線管本体(1)と前面ガラス(2)
にまたかり、かつ合成樹脂材テープ(3)の内側に位置
するように取り付け、合成樹脂材テープ(3)を巻き付
けた後に、注入治具(図示せず)か挿入される部分の合
成樹脂材テープ(3)を切り取って上記注入口(4)か
外部に開口されるようにしておく。ついで、第6図に示
すように、接着用光硬化性樹脂(7)をデイスペンサ(
6)より吐出し、注入治具(5)によって、上記注入口
(4)から、陰極線管本体(1)のフェイスプレート部
と前面ガラス(2)とのあいだに形成された空間内に注
入する。注入が完了したら、上記注入口(4)には、接
着用光硬化性樹脂(7)が外部に漏れ出ないように、キ
ャップ(図示せず)をする。つづいて、第7図の矢印で
示すように、300〜400nmの紫外線(UV、)を
照射して接着用光硬化性樹脂(7)を硬化させることに
よって、陰極線管本体(11のフェイスプレート部に前
面ガラス(2)を接着する。このあと、前面ガラス(2
)の外表面である凸面側へ折り曲げた樹脂密封用の合成
樹脂材テープ(3)は不要となるため、切り取られ、所
望とする前面カラス接着型陰極線管を得ていた。
J発明が解決しようとする課題〕 (7かしなから、上記のような手段によって得られた前
面カラス接着型陰極線管では、第8図に示すように、前
面カラス(2)の外表面が粗面(8)に形成されている
ため、上記前面ガラス(2)の外表面に対する合成樹脂
材テープ(3)の密着性が悪く、前面カラス(2)外表
面の粗面(8)と合成樹脂材テープ(3)とのわずかな
隙間から未硬化の接着用光硬化性樹脂(7)が漏れ出て
、そのままの状態で硬化する。したがって、上記樹脂硬
化部位の合成樹脂材テープ(3)を切り取ったあとには
、第9図に示すように、粗面(8)の微細凹部に樹脂が
入り込んで硬化樹脂(9)が残る。この硬化樹脂(9)
の部分は、他の粗面(8)部分とは異なった反射率を示
し、このような部分的な反射率の変化は、陰極線管の動
作時に投写される画像に悪影響を及ぼし、前面ガラス接
着型陰極線管の製品自体の価値を低減させるという問題
があった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、陰極線管の動作時における画像状態になんら悪影響
を及ぼすことのない前面ガラス接着型陰極線管を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明では、外表面を粗
面に形成してノングレア効果を付与した前面ガラスを陰
極線管本体のフェイスプレート部に接着した前面ガラス
接着型陰極線管において、上記前面ガラスか、その外表
面周縁端がら中央部にかけての画像の出ない全周幅にわ
たって鏡面仕上げされたものであることを特徴としてい
る。
〔作用〕
この発明によれば、陰極線管本体のフェイスプレート部
に前面ガラスを接着する接着用光硬化性樹脂を密封する
ために、上記フェイスプレート部と前面ガラスにまたが
って巻きつけられ合成樹脂材テープのはみ出し部分が上
記前面カラスの外表面の周縁端から中央部にかけての画
像の出ない全周幅にわたって鏡面仕上げされた部分に圧
着されるので、上記はる出し部分は前面ガラスの外表面
に対して良好な密着性を示す。したが−で、上記合成v
i4脂材テープのはみ出し部分と前面カラスとのあいた
にわすがな隙間も形成されないがら、上記接着用光硬化
性樹脂が洩れ出て、前面カラスの粗面の微細な凹部に入
り込んで硬化するおそれがない。このような結果、前面
カラスの粗面状態はいずれの部分でも同等の反射率を示
し、前面カラスの粗面ての反射率のばらつきがないので
、陰極線管の動作時の画像に悪影響を及ぼすおそれがな
い 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図はこの発明で用いる前面ガラスの正面図、第2図
は同じく前面ガラスの断面図である。
同図面において、(21)は前面ガラス、(22)は前
面カラスの周縁全周にわたって形成された鏡面仕上げ部
分であり、この前面ガラス(21ンの外表面は微細な凹
凸起伏となった粗面(8)に形成されている。
ここで、鏡面仕上げ部分(22)は、上記前面ガラス(
21)の外表面側で、その周縁端から中央部にかけての
全周にわたり、約15am以内の幅で設けられたもので
あって、この15+++m幅以内の部分は、陰極線管を
動作させても画像の出ない部分であるから、本来の目的
(ノングレア効果)はさまたげることがない。なお、鏡
面仕上げ部分(22)を約15閣幅以内として理由は、
15w幅以上となると、陰極線管の動作時に投写される
画像が鏡面仕上げ部分まではみ出てしまうおそれがある
からである。
上記のように構成される前面ガラス(21)を、第5図
ないし第7図に示す従来法と同様の手順にしたがい、陰
極線管本体(11のフェイスプレート部の上に所定間隔
をおいて配設し、かつ上記陰極線管本体(1)と前面ガ
ラス(21)とを合成樹脂材テープ(3)を巻きつける
とともに、注入口(4)を外部に開口するように取り付
けておく。
このようにして、接着用光硬化性樹脂(7)を注入口(
4)より注大治R(5)を介して注入し、その後、第7
図に示すように、紫外線(UV)を照射して硬化させる
ことにより、所望とする前面ガラス接着型陰極線管を得
た。
上記の前面ガラス接着型陰極線管では、前面ガラス(2
)の周縁端から中央部にかけての全周にわたり、約15
mm以内の幅で鏡面仕上げされているので、陰極線管本
体(1)と前面ガラス(21)とを合成樹脂材テープ(
3)を巻きつけ、同テープ(3)のはみ出し部分を上記
前面ガラス(21)の外表面である凸側に折り曲げて圧
着すると、第3図に示すように、合成樹脂材テープ(3
)の接着面は前面カラス(21)の鏡面仕上げ部分(2
2)に完全に密着する。このように、合成樹脂材テープ
(3)のはみ出し部分が上記鏡面仕上げ部分(22)に
密着するので、注入した接着用光硬化性樹脂(7)が前
面ガラス(21)の外表面側に漏れ出ることかなく、し
たがって、前面ガラス(21)の外表面の粗面状態に悪
影響を及ぼすことがない。
なお、また、上記実施例で例示されるこの発明で用いる
ことのできる接着材としては、上記した接着用光硬化性
樹脂だけではなく、熱硬化型のポリエステル樹脂あるい
は室温硬化型のエポキシ樹脂、ンリコン樹脂などが使用
できて同等の作用効果を奏することはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、この発明によれば、陰極線管の
動作時に画像が出ない前面カラスの周縁部分のみを鏡面
仕上げするだけの簡単な改良であるので、陰極線管の動
作時の画像になんらの悪影響を及ぼさない良好なソング
レア効果を有する前面ガラス接着型陰極線管を安定して
供給可能であり、従来の生産ラインをそのまま適用して
製造できる実用的利点かある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明で用いる前面ガラスの正面図、第2図
は同じく前面ガラスの断面図、第3図は陰極線管本体の
フェイスプレート部に前面ガラスを合成I44脂材テー
プで取り付けたことを示した断面図、第4図は従来の前
面ガラス接着型陰極線管の構造を示した断面図、第5図
は前面ガラス接着型陰極線管の製造手順を説明するため
の説明図、第6図は接着用光硬化性樹脂を注入する工程
を示した説明図、第7図は接着用光硬化性樹脂を硬化さ
せる工程を示した説明図、第8図は従来法による前面カ
ラス接着型陰極線管の製造時における樹脂証人直後の状
態を示す断面図、第9図は従来法により得られた前面ガ
ラス接着型陰極線管における前面カラス周縁部の拡大断
面図である。 ill・・陰極線管本体、(21)・前面カラス、(2
2)・・・鏡面仕上げ部分、13)合成樹脂材テープ、
(7)・・接着用光硬化性樹脂、(8)・・粗面。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外表面を粗面に形成してノングレア効果を付与し
    た前面ガラスを陰極線管本体のフェイスプレート部に接
    着してなる前面ガラス接着型陰極線管において、上記前
    面ガラスが、その外表面の全周縁端から中央部にかけて
    の画像の出ない全周幅にわたって鏡面仕上げされたこと
    を特徴とする前面ガラス接着型陰極線管。
JP10941490A 1990-04-25 1990-04-25 前面ガラス接着型陰極線管 Pending JPH0410338A (ja)

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JPH0410338A true JPH0410338A (ja) 1992-01-14

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