JPH04103164U - 消防車用ホースカーの固縛装置 - Google Patents

消防車用ホースカーの固縛装置

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JPH04103164U
JPH04103164U JP2603991U JP2603991U JPH04103164U JP H04103164 U JPH04103164 U JP H04103164U JP 2603991 U JP2603991 U JP 2603991U JP 2603991 U JP2603991 U JP 2603991U JP H04103164 U JPH04103164 U JP H04103164U
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JP2603991U
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信輝 宮里
純一 草刈
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極東開発工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】消防車に搭載されて固縛装置にて固縛されてい
るホースカーにおいて、このホースカーを消防車より降
ろす時間を短縮し、有効な消火活動をすることができる
消防車用ホースカーの固縛装置を提供する。 【構成】消防車1の荷台2後部に荷受台昇降装置3を設
け、この荷受台7上にホースカー8の固縛装置9を設
け、荷受台7が下降位置で切換わってシリンダを作動さ
せ、前記固縛装置9を解除するリミットスイッチ21を
荷台2側に設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はホースカーを消防車に積込んだり降ろしたりするための消防車用ホー スカーの固縛装置に関する。 前記ホースカーは消火用のホースを搭載しており、消火作業時には消防車から降 ろされて所定の位置に移動される。 そして、所定位置でホースカーから取り出されたホースは消防車の給水口や他の ホース等と接続して使用される。
【0002】
【従来の技術】
従来の消防車には、第7図に示すように、消防車01の荷台02の後部にホー スカー03を荷台02に固縛して搭載し、荷台02の後端には荷受台昇降装置0 4を設けており、荷受台05は垂直状に立てられていて、荷受台05にもホース カー03を固縛する固縛装置(図示せず)を設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、ホースカーを消防車から降ろす場合、まず荷受台を水平に倒した後 、ホースカーの荷台への固縛を解除する。 次にホースカーを荷受台上に引き出した後、ホースカーを荷受台に固縛する。
【0004】 その後、荷受台を下降位置に降ろした後、ホースカーの荷受台への固縛を解除 する。 次にホースカーのハンドルを水平状にした後、ハンドルを引っ張ってホースカー を荷受台上より地面上へ引き出す。
【0005】 ところで、消火活動は秒単位の時間短縮が求められているのに、上記のように 大変手間がかかり、時間を大変ロスしていた。
【0006】 そこでこの考案の目的は、ホースカーを消防車から降ろす時間を短縮し、有効 な消火活動をすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記問題点を解決するためになされたもので、荷台内後部に、上昇位 置と下降位置との間で移動される荷受台を有する荷受台昇降装置を設け、前記荷 受台上には荷受台上に積込んだホースカーを固縛するホースカー固縛装置を設け 、前記ホースカー固縛装置は、ホースカーの車軸を後方よリ受け入れるため後面 を開口した受部材と、この受部材の開口部に進退自在に設けられたロック部材と 、荷受台に設けられ、一端を前記ロック部材に接続したシリンダと、荷台側に設 けられ、荷受台が下降位置で切換わり、前記シリンダを作動させるリミットスイ ッチとよりなることを特徴とする。
【0008】
【作用】
ホースカーを地面に降ろす場合、荷受台を降下させる。 荷受台が下降位置に近づくとリミットスイッチが切換わり、シリンダが作動し てロック部材が後退し、荷受台が下降位置となるとホースカー固縛装置は自動的 に解除される。 次にホースカーを荷受台より引き出し、地面上に降ろす。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、消防車1の荷台2後部には荷受台昇降装置3が設けられてい る。
【0010】 前記荷受台昇降装置3はシャシフレーム4後端に設けた一対のガイド部材5, 5と、このガイド部材5,5内を適宜駆動手段(図示せず)にて昇降するスライ ド部材6,6と、このスライド部材6,6の下部に水平状に取付けた荷受台7よ り構成されておリ、適宜駆動手段を駆動することにより、第1図の上昇位置と第 2図の下降位置とを移動するようにしてある。
【0011】 8は前記荷受台7上に積込んだホースカーで、荷受台7上に設けたホースカー 固縛装置9により固縛されている。 前記ホースカーの内部には巻かれた状態の放水用ホース(図示せず)が収納さ れており、ホースカー8のハンドル23は根元部分で折り畳み可能に構成されて 、荷台2内の狭い空間に収納できるようになっている。
【0012】 次にホースカー固縛装置9を説明すると、第3図、第4図、第5図において、 10は荷受台7上に立設した支持部材11,11により支持された受部材で、こ ■■■■■■ 4を受け入れる開口部12を有し、全面は閉鎖され、ホースカー8の前方への移 動を防止している。
【0013】 15は受部材10の後部下面に垂設したガイド筒16内を昇降するとともに受 部材10の開口部12を進退自在としたロック部材であり、このロック部材15 の前進位置ではホースカー8の後方への移動を防止し、後退位置ではホースカー 8の後方への移動をフリーにしている。
【0014】 17は一端を前記ロック部材15に接続し、他端を荷受台7の下面に回動自在 に設けたベルクランク18の先端部に接続したコントロールワイヤである。 前記ベルクランク18の中間部には電気シリンダ19の伸縮ロッド20がリン ク13を介して接続されている。
【0015】 前記電気シリンダ19は電動モータ27に通電するとネジロッド28が回転し 伸縮ロッド20が伸縮するものである。 21はガイド部材5の下部に固着したブラケット22に取付けたリミットスイ ッチで、荷受台7に固着した作動部材24により切換えるようにしてある。
【0016】 次に第6図の電気回路を説明すると、電源25と電気シリンダ19との間には 前記リミットスイッチ21が介装され、リミットスイッチ21のaaとa’a’ とが接続すると電気シリンダ19は縮小し、リミットスイッチ21のbbとb’ b’とが接続すると電気シリンダ19は伸長する。
【0017】 なお26は受部材10とロック部材15間に介装したスプリングである。 ところで、本実施例のシリンダを電気シリンダとしているが、エアシリンダで も油圧シリンダでも同様の作用効果を有するものである。
【0018】 本考案は前記の如き構成で、次に作用について説明する。 第1図、第2図において、適宜駆動手段により荷受台7を下降させる。 荷受台7が下降位置に近づくとリミットスイッチ21が作動部材24により切 換えられる。
【0019】 すると第6図においてリミットスイッチ21はbbとb’b’とが接続し、電 気モータ27が作動してネジロッド28が回転し、それにともなって伸縮ロッド 20が伸長し、第5図においてベルクランク18が反時計方向に回動し、コント ロールワイヤ17が引っ張られてロック部材15はスプリング26力に抗して後 退し、第2図の荷受台7の下降位置となるとホースカー固縛装置9は自動的に解 除される。
【0020】 次にホースカー8のハンドル23を水平状に張り出し、ハンドル23を引っ張 ってホースカー8を荷受台7より引き出し、地面上に降ろす。 そしてホースカー8を地面上の適当な位置に移動させる。 ホースカー8を消防車1に積込む場合には前述の降ろす作業と逆の順序で作業 をすればよい。
【0021】
【考案の効果】
以上の如く本考案は、荷受台昇降装置を荷台内に設けるとともに、ホースカー の荷受台への固縛装置を自動的に解除及びロックできるようにしたので、ホース カーの降ろす時間を大幅に短縮でき、有効な消火活動が行なえる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の消防車用ホースカーの荷役装置を示
し、荷受台が上昇位置の側面図
【図2】荷受台が下降位置の側面図
【図3】ホースカー固縛装置の側面図
【図4】図3のA−A矢視図
【図5】図3のB矢視図
【図6】電気回路図
【図7】従来例の側面図
【0023】
【符号の説明】
1 消防車 2 荷台 3 荷受台昇降装置 7 荷受台 8 ホースカー 9 ホースカー固縛装置 10 受部材 14 車軸 15 ロック部材 17 コントロールワイヤ 21 リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台内後部に、上昇位置と下降位置との間
    で移動される荷受台を有する荷受台昇降装置を設け、前
    記荷受台上には荷受台上に積込んだホースカーを固縛す
    るホースカー固縛装置を設け、前記ホースカー固縛装置
    は、ホースカーの車軸を後方よリ受け入れるため後面を
    開口した受部材と、この受部材の開口部に進退自在に設
    けられたロック部材と、荷受台に設けられ、一端を前記
    ロック部材に接続したシリンダと、荷台側に設けられ、
    荷受台が下降位置で切換わり、前記シリンダを作動させ
    るリミットスイッチとよりなる消防車用ホースカーの固
    縛装置.
JP1991026039U 1991-01-23 1991-01-23 消防車用ホースカーの固縛装置 Expired - Lifetime JP2544976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH04103164U true JPH04103164U (ja) 1992-09-04
JP2544976Y2 JP2544976Y2 (ja) 1997-08-20

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ID=31761109

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219734A (ja) * 1987-03-09 1988-09-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 礫選別装置
JPH0215170U (ja) * 1988-07-14 1990-01-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0215170U (ja) * 1988-07-14 1990-01-30

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