JPH04103045U - ラインドライバ回路 - Google Patents

ラインドライバ回路

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JPH04103045U
JPH04103045U JP556191U JP556191U JPH04103045U JP H04103045 U JPH04103045 U JP H04103045U JP 556191 U JP556191 U JP 556191U JP 556191 U JP556191 U JP 556191U JP H04103045 U JPH04103045 U JP H04103045U
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JP
Japan
Prior art keywords
transformer
terminal
primary winding
switching elements
power supply
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Pending
Application number
JP556191U
Other languages
English (en)
Inventor
英二 飯塚
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】トランス21は1次側巻線の中点を電源の一端
に接続する。抵抗22,25は、トランス21の1次側
巻線の一方および他方の端子にそれぞれ一端を接続す
る。スイッチング素子としてのトランジスタ23,26
は、抵抗22,25の他端と電源の他端との間にそれぞ
れ接続される。スイッチング素子としてのトランジスタ
24,27は電源の一端とトランス21の1次側巻線の
一方の端子と他方の端子とにそれぞれ接続されトランジ
スタ23,26が非導通になったとき導通する。 【効果】スイッチングにより出力されるバイポーラ信号
のパルス幅が安定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は伝送線路に対し、バイポーラ信号を送出するラインドライバ回路に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来のラインドライバ回路は、図4(a)に示すように1次側巻線の中点を電 源の一端に接続したトランス41と、トランス41の1次側巻線に接続した2つ の抵抗42,44と、それぞれの抵抗にコレクタを接続しエミッタを電源の他端 に接続した2つのnpnトランジスタ43,45とを有して構成される。
【0003】 伝送線路46にバイポーラ信号を送出する際は、トランジスタ43または45 を導通させ、トランス41の1次側巻線に電圧を生じさせ、2次側に接続された 伝送線路にバイポーラ信号を送出していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のラインドライバ回路では、パルスの有無を1つのトランジスタで行 っているため、図4(b)に示すようにトランジスタが導通から非導通になると きに蓄積効果によりスイッチングスピードが遅くなり、パルス幅が広がるという 問題があった。また、パルス幅がトランジスタのバラツキ、温度特性により変化 が大きいという問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のラインドライバ回路は、1次側巻線の中点を電源の一端に接続するト ランスと、前記1次側巻線の一方および他方の端子にそれぞれ一端を接続した第 1と第2の抵抗と、この第1と第2の抵抗の他端と前記電源の他端との間にそれ ぞれ接続される第1と第2のスイッチング素子と、前記電源の一端と前記トラン スの1次側巻線の一方の端子と他方の端子とにそれぞれ接続され前記第1と第2 のスイッチング素子が非導通になったとき導通する第3と第4のスイッチング素 子とを有する。
【0006】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の回 路図、図2は本実施例の動作を説明するための回路図、図3は本実施例の動作を 説明するための波形図である。
【0007】 本実施例は、1次側巻線の中点を電源の一端に接続するトランス21と、トラ ンス21の1次側巻線の一方の端子と他方の端子とのそれぞれに一端を接続した 第1と第2の抵抗22,25と、第1と第2の抵抗22,25の他端と電源の他 端との間にそれぞれ接続される第1と第2のスイッチング素子としてのトランジ スタ23,26と、電源の一端とトランス21の1次側巻線の一方の端子と他方 の端子とにそれぞれ接続され、トランジスタ23,26が非導通になったとき導 通する第3と第4のスイッチング素子としてのトランジスタ24,27とを有し て構成される。
【0008】 次に動作について説明する。トランス21に接続された伝送線路28にパルス を送出する時は、npnのトランジスタ23または26のどちらかを導通(ON )させる。トランジスタ23のONにより電流は電源からトランス21の1次側 巻線,抵抗22,トランジスタ23を通して流れ、トランス21の2次側に電圧 を生じさせる。この時他のトランジスタはすべて非導通(OFF)とする。トラ ンジスタ23がOFFすると同時にpnpのトランジスタ24をONさせる。伝 送線路28に反対の極性のパルスを送出する時は、トランジスタ26,27を同 様にON,OFFさせる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、トランスの1次側巻線と電源との間に接続され た第1と第2のスイッチング素子が非導通になったとき第3と第4のスイッチン グ素子を導通させることにより、スイッチングにより出力されるバイポーラ信号 のパルス幅が安定するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回路図である。
【図2】本実施例の動作説明のための回路図である。
【図3】本実施例の動作説明のための波形図である。
【図4】従来のラインドライバ回路の一例の回路図
(a)及び動作説明のための波形図(b)である。
【符号の説明】
21 トランス 22,25 抵抗 23,24,26,27 トランジスタ 28 伝送線路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側巻線の中点を電源の一端に接続す
    るトランスと、前記1次側巻線の一方および他方の端子
    にそれぞれ一端を接続した第1と第2の抵抗と、この第
    1と第2の抵抗の他端と前記電源の他端との間にそれぞ
    れ接続される第1と第2のスイッチング素子と、前記電
    源の一端と前記トランスの1次側巻線の一方の端子と他
    方の端子とにそれぞれ接続され前記第1と第2のスイッ
    チング素子が非導通になったとき導通する第3と第4の
    スイッチング素子とを有することを特徴とするラインド
    ライバ回路。
JP556191U 1991-02-13 1991-02-13 ラインドライバ回路 Pending JPH04103045U (ja)

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