JPH0410295B2 - - Google Patents

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JPH0410295B2
JPH0410295B2 JP58078120A JP7812083A JPH0410295B2 JP H0410295 B2 JPH0410295 B2 JP H0410295B2 JP 58078120 A JP58078120 A JP 58078120A JP 7812083 A JP7812083 A JP 7812083A JP H0410295 B2 JPH0410295 B2 JP H0410295B2
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cable
sheet material
filler
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cable connector
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/18Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/003Filling materials, e.g. solid or fluid insulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/10Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes

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  • Cable Accessories (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気ケーブル接続器およびこの電気ケ
ーブル接続器の製造方法に関する。
米国特許第3419669号明細書に示される型の、
従来のケーブル接続においては、圧力感応型セル
フシール片が長方形シートの全周辺部に具備さ
れ、シートの上にスペーサ材が備えられている。
この従来型ケーブル接続製作過程においては、ま
ずシートを接続領域を囲むように貼り付け、その
両端部をケーブル外装に対して圧着し、長軸方向
の端を互いに圧着し、その際少しの部分を圧着せ
ずに充てん材注入口として残しそこから充てん材
を注入する。
この場合のシート材の寸法は、ケーブル接続の
型によつて、ケーブル接続部に存在する最大周囲
部をも覆うことが出来るものでなければならな
い。従つて充てん材の必要量は多大なものとな
る。この量を減少させるために、従来型ケーブル
接続を行なう際に、ケーブル接続部の周りに配置
されたシート材の適当な部分をしめ具でしつかり
と押し付けることは可能である。これによつて巻
き付けられたシート材で形成された覆いが充てん
材によつて最大容積にまで拡張するのを防止して
いる。しかし前述のしめ具の使用は不便である。
心線接続部分の形状は大体において不規則的なの
でしめ具の取り付けには技術を要する。にもかか
わらず心線接続が少し大きくなつたり、特に不規
則な形状であつたりするとこれらのしめ具は容易
にはずれてしまう。しばしばこれらのしめ具は手
近には無く紛失し易い。又節約される充てん材の
量も大したものではない。
もう一つの従来型のケーブル接続(米国特許第
3967795号)では覆いは絶縁テープを巻き付けて
作られている。このようにすれば覆いは接続領域
の形状に従つて密着するのでこの覆い内部を満す
のに必要な充てん材の量は比較的少量となるが、
テープを確実にしつかりと巻き付けるのは時間と
労力がかかりさらに注意と技量とを必要とする。
本発明の目的は充てんケーブル接続を行なうこ
とであり、しかも容易に素早く又技量の無い作業
者にもでき、他少量の充てん材のみで行なうこと
のできる電気ケーブル接続器およびその製造方法
の提供にある。
本発明によるケーブル接続では、ゴム弾性の覆
いが引き伸しによる引張り応力のもとでケーブル
外装及び接続領域に密着し、多心ケーブルの接続
部に見られるような不規則形状にもぴつたりと適
合する。覆いの形状が密着したものとなるため、
充てん材が満される空間は非常に小さくなり、従
つて充てん材の消費量も相応して少なくなる。好
適に、フアスナーのような簡便閉封装置によつ
て、シート材は簡便に互いに引き寄せられ、覆い
の形に密封される、この接続において、比較的大
きな引張り応力が覆い内に人手によつて発生され
る。従つて充てん材は覆いを膨張はさせない程度
の比較的高い圧力で注入することができ、このた
め充てん材はすみやかにかつ完全にすべてのすき
間に浸透し空気を押い出すことができる。硬化し
た後の充てん材は完全に空気の浸入を防ぎ、機械
的に強固で電気的に安全なものとなる。これは本
当に必要最少限の量の充てん材でできている。要
約すると、これは結果として、容易に製作でき、
充てん材をかなり節約し強固な機械強度と電気的
性質を有するケーブル接続を実現している。
ケーブル保護スリーブは知られていて、これは
シート材で作られケーブルの周りに巻き付けら
れ、フアスナーがその上に具備されている、前記
スリーブはケーブル外装からケーブル外装まで伸
びていて、これらの間の密封をしている(米国特
許第3187090号)。しかしこれらの保護スリーブは
他の方法で処理され、外側で密封され、保護され
ているケーブル接続に対し、単に付加的な安全構
造物となつているだけである。保護スリーブには
注目すべき伸長性は具備されていなく、又充てん
材も注入されない、又伸長性がないので保護スリ
ーブはそれぞれのケーブル接続に合うように一個
づつ作られねばならない。これら従来型保護スリ
ーブの別の実施例は同一寸法の袋として設計され
ており、単に一時的にケーブル接続部の周りに設
置し、未完成のケーブル接続部分を、作業の中断
時等に湿気やほこりから保護する目的のみに使用
される。この場合も同様に、伸長性は保護スリー
ブに具備されてはおらず又充てん材の注入もな
い。同様の保護スリーブで一時的な使用を目的と
しフアスナーで封印可能なものは米国特許第
3495026号に記載されている。これらの従来から
ある保護スリーブは合成物質、例えば、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン等で作られている。これら
の保護スリーブには伸長性は具備されてもいない
し、充てん材も注入されない。
さらに述べるとフアスナーを具備した柔軟性の
ある保護スリーブが別の目的のために米国特許第
3038557に知られていて、この保護スリーブは、
曲がりケーブルにグリースを供給することを目的
としている。本発明に対する類似点は無い。
最後に、すでに久しく知られているのは鋳鉄等
のパイプに関する米国特許第2756172号で、鋳鉄
等のパイプは外壁に石綿等の絶縁材を有し、絶縁
を得るための、絶縁材を覆う覆いが布の代わりに
弾力のあるシート材で、同じようにフアスナーに
よつて封印されるものである。しかしながらこれ
はケーブル接続は含まず前記特許にも、その他に
も同様の原理がケーブル接続に有効に用いられる
ことは提案も、示唆もされていない。
ここで言うシート材がゴムのように弾力と伸長
性があるという意味は、天然又は合成ゴムで知ら
れているような拡張性を言つている。このような
拡張性は色々な方法によつて得られるであろう。
最も簡単なのは覆い部分をすべてゴム弾性材で作
る場合である。しかし別の実施例も又可能であ
る。例えばゴム弾性材からなるシート材部分のみ
が伸長可能で、そして/又は、そのゴム弾性拡張
性が横方向のみ(ケーブル接続軸に対して放射方
向にのみ)存在するようなものである。一般的
に、シート材がすべてゴム弾性材で作られた実施
例の方が好まれるであろう。それはその方が本発
明による利点を本質的に得られるからである。す
なわち、接続領域内の不規則形状であつても接触
しながら覆うという機能を減ずることなしに行な
えるということである。このような不規則形状は
特に多心ケーブル接続においてでき易く、塊状又
は球状の心接続が接続領域内に分配される。ただ
柔軟性があるのみでゴム弾性を有しないシート材
の助けによつて、同筒状の接続領域はすべての面
をスムーズに覆えるであろうが、さらに複雑な、
2軸又は不規則接続形状部分は覆うことができな
いであろう。
本発明は実施例に基き、添付図面を参照しなが
ら以下に、さらに詳細に説明されるであろう。
第2図から第11図において、第1図に示され
る部品に対応する部品には下2桁に同一番号を付
し、最上位の桁には図面番号の数字が付けられて
いる。繰り返しを避ける目的で、それらの参照番
号に関しては、第1図及び関連の明細書に示され
る番号を常に参照するものとする。
第1図は2本の電気ケーブル1,3を接続する
電気ケーブル接続を示し、各々のケーブルはケー
ブル外装5及び7と3本の心線をそれぞれ有す
る。第1図においてケーブル1の心線9,11及
び13のみがケーブル接続部の一部除去して示さ
れた部分内に認められる。心線は互いに心線接続
15,17,19により接続され、これらは心線
接続絶縁物21,23,25で囲まれ互いに離さ
れている。全体は覆い27で囲まれており、これ
はフレキシブルな素材で形成され、ケーブル外装
5からケーブル外装7まで接続部分29を覆つて
封入するように広がり、又両ケーブルを取り囲む
シート材31を含みこのシート材は2つの相対向
する長軸方向の接合部分33,35で接合されて
覆い27を形成している。この接合はフアスナー
(zipper)37によつてなされ、これはスライド
38により通常の方法で閉じることができる。互
いに接合されている長軸方向の接合部分は、シー
ト材31の長軸方向のヘリに好適に備えられてい
る。第1図に示す実施例において長軸方向の接合
部分33で第1図の上側にありフアスナー37の
片側を備えた領域はシート材31の一方の長軸方
向のヘリに備えられている、一方で長軸方向の接
合部分35で第1図の下側にありフアスナー37
のもう一方の側を備えた領域は、シート材31の
長軸方向のヘリ39から少し離れた部分に備えら
れていて、これが巻き付けられた状態において内
側密封材(sealing ledge)40は閉じられたフ
アスナー37を内側から覆つて覆い27の内側を
フアスナー37に対して密封する。
シート材31の横側の端41,42にはセルフ
シール片の形の密封装置43,45が備えられて
おり、それぞれケーブル外装5及び7に密着され
ている。これらのシール片はシート材31の内表
面に貼り付けられていても良いし、又シート材3
1の全面に形成されていても良い。
硬化性の充てん材47がさや状の覆い27の内
側に充てんされこれはすべてのすき間を満し、硬
化した後には機械的に強固な塊を形成する。シー
ト材31と心線接続部15,17,19との間に
はスペーサ材49があつて、これは目の粗いマツ
ト材料で好適に構成されておりこのマツト材料に
は充てん材47が浸透する。通常の多心低電圧ケ
ーブル接続のために、例えば110Vの家庭用電灯
線等において、厚さが5から20mmの目の粗いマツ
ト材料のマツトが適当でありこれは直径約0.5mm
の合成繊維をランダムにゆるく接続したもので構
成されている。ポリアミド又はポリエステルの目
の粗いマツト材料は市販されている。
シート材31は強固な伸長性の弾性ゴムで第1
図の実施例に示されたこの目的のために、全方向
に伸長性のある弾性ゴム材料例えばネオプレン等
で構成されている。先に述べた型のケーブル接続
に特に適したシートはポリクロロプレン重合体で
以下の性質を有するものである。
シヨア硬度 36 引張強さ(MPa) 15.5 限界伸び率(%) 895 限界強度(N/mm) 26 第1図に示すフアスナー37は、特に簡単でか
つ素早く操作できる接合装置で、横方向の張力の
下で閉じるのに適している。このように簡便開封
装置で別の形のものは、例えば、通常のフアスナ
ーと同様に、締切りスライド装置によつて互いに
相手側に食い込む形状をした部分を有している。
いずれの場合にも簡便閉封装置は、横方向張力が
ある場合にも閉じ又好適に閉止可能である必要が
ある、それは先述のケーブル接続において、覆い
27は接続領域の上に弾性的に引張られて巻かれ
るためであり、シート材31の寸法は接続部29
を伸び力のみがかかつている場合に覆うことがで
きる大きさのものでありフアスナー37は横方向
張力下で閉じることができるように設計されてい
る。それによつて弾性ゴムシート材31は引き伸
ばされ、引張り応力を受けている。この引張り応
力はかなりのものになり、フアスナーを引き閉じ
るのに使用される力によつてのみ制限される。
充てん材47の充てんは原則として適切な方法
ならばいかなるやり方でも良く、例えば覆い27
の開口を通して注射器を突き刺して注入する方法
がある。覆い27には大きな引張り応力を加える
ことが可能であるため、シート材31にあらかじ
め充てん材注入口53をシート材のヘリから離れ
た場所に開けておくことが望ましい。このような
注入口はシート材31がこの部分で裂けないよう
に作ることは容易である。特に有効なのは、強度
を強化した接続箇所55を形成することであつ
て、これはシート材31の一部分に容易に作るこ
とができ、さらにこの接続箇所を充てん材注入装
置(図示せず)の注入口に接続可能なように設計
することも容易である。
シート材31には好適に少なくとも1つの空気
抜きが開けられている。このようにすれば、例え
ば充てん材を注入する際に閉封装置(フアスナー
37)のすき間から漏れる空気のように、空気抜
きを漏れに頼る必要がなくなり、簡便閉封装置と
又同様にシール43,45を高い気密性を有する
ように設計することができる。これはフアスナー
に関しては容易に可能であり、良く知られている
ように、長軸方向の接合片33,35に備えられ
ている噛み合わせ部分を合成物質で連続的なたな
状に作ることで実現できる。一方合成物質で作ら
れるそのようなたな状部分は、シート材31の一
部分に都合良く形成することが可能である。この
結果製造工程が本質的に簡単になる。
第1図に示す実施例においては、空気抜き開口
57,59がシート材31の横方向の端41,4
2部分に各々1つ用意されている。図示されてい
る両方の実施例とも、これらの開口はそれぞれ簡
単に管61,63で形成され、これらはそれぞれ
シール装置43及び45を貫通しているか又はシ
ール装置の内面に粘着材で簡単に固定されている
か、又はシート材31が巻き付けられる際にシー
ル装置の下に挿入されているかのいずれかであ
る。このそれ自体では良く知られている技法は非
常に単純でありケーブル接続部が充てん材によつ
て完全に充てんされたという事を確実に知らしめ
ることができる。この場合余分な充てん材が空気
抜き穴57及び59からはみ出して来る。充てん
材が覆い27の内側を完全に満した後にのみはみ
出して来るようにするのが、充てん材注入口53
を空気抜き穴からでき得るかぎり離して配置する
ことの目的である。従つて、第1図の実施例にお
いては、充て材注入口は2つの空気抜き穴57及
び59のほぼ中間部に配置されている。
容易に理解されるように、充てん材注入口及び
空気抜きとして示されている開口部分をそれぞ
れ、シート材31と少くとも一体にして形成する
ことは有益である。このようにしておけば、シー
ト材を巻き付ける際に、これらの開口部を適切な
場所に開けるための余分な処理が不要となる。
さらに注目すべき点は覆い27は接続領域29を
弾性ゴムを伸長させながら自身を接続領域の形状
に接触するように変形するので、本当に必要な最
少量の充てん材のみが消費されるということであ
る。
第2図はシート材231を示し、これは原則的
に第1図に示された覆い27の型の覆いを作るの
に適したものである。第2図に示す実施例におい
てフアスナー237の部品237a及び237b
は完全にシート材231の長軸方向のヘリに形成
されていると仮定している。シール装置243及
び245は横方向のヘリに具備され、管261及
び263はその中に配置され、同様に充てん材注
入口253を備えた接続部255は第1図の相対
応する部品と同様に設計されている。この点に関
しては第1図の記述を参照できる。
第3図は第2図に類似した一実施例を示し、簡
便閉封装置はフアスナー337の形でシート材3
31の長軸方向のヘリに備えられている。特別
に、この簡便閉封装置には覆い327の抜き穴に
適した漏れ穴ができるように作られている。この
ような漏れ穴は通常の型のフアスナーが簡便閉封
装置として使用される場合にはすでにあらかじめ
備わつているものである。しかしながらこれらの
漏れ穴は、充てん材を注入する際に、簡便閉封装
置を通して、もて余すほどの量の余分な充てん材
がもれ出すほど大きくはない。本実施例において
は、ケーブル接続を行なう際に閉封装置を第3図
に示すように好適に上側に配置している。又必要
であれば排出口を閉封装置の一部分に制限するこ
ともでき、その場合には、閉封装置の他の部分を
空気が漏れ出ないようなシール材、例えば第1図
の内側密封材40として作用するシート材の余白
部分40にあてがえば良い。第3図に示すように
簡便閉封装置337は、充てん材注入口353を
囲む曲線として伸びておりこの注入口も又ケーブ
ル接続中には上方に配置されている。第3図に示
す実施例においては、充てん材注入口353は落
し口355の内側にあつてこの中に充てん材は加
圧されずに注入される。図に示された実施例にお
いては空気抜きに適した漏れ穴を簡便閉封装置3
37内に備えているのでシート材331の構造が
明らかに簡単となり、その製造も特に容易に可能
となる。今まですでに見てきたように、必要であ
れば充てん材注入口を特にもうけずに簡便閉封装
置を閉じる際に小さな穴を残しそれを注入口の代
わりにすることもできる。それによつてシート材
はさらに簡単になる。しかしながら残す穴の寸法
は適切なものとするにはかなりの注意を必要とす
る。したがつて一般的には、簡便閉封装置は完全
に引き閉じ、又充てん材注入口を別に備えたよう
な実施例が好まれる。
簡便閉封装置を数箇所に用意できることは言う
までもないことである。例えば1つの密閉スライ
ドによつて両端から引き閉じることのできるフア
スナーも使用可能である。
第4図はスペーサ材449をシート材431の
内面に固定配置する可能性を示している。これに
よつてケーブル接続が容易になる。
第5図はシート材531を示し、充てん材注入
口553は細長い接続部品555の内に配置され
ていてこれらは2つの空気抜き穴557及び55
9の中間にある。この空気抜き穴は横方向の端で
シール装置543,545の近くに有り、空気抜
きパイプ67,69の中に備えられている。接続
部品閉止装置、弁又は同様なチエツク弁(図示せ
ず)を、充てん材注入口553の接続部品555
内に用意することは用意に可能である。図示され
た実施例の場合には、接続部品555,67及び
69は、個別の部材として製造され、シート材5
31に溶接されるか又は接着されている。その強
度を高めるために、接続部品を適切に選定しさら
に固い材料、例えば、ポリクロロプレン重合体で
下記の特性を有するものとすることができる。
シヨア硬度 70 引張強さ(MPa) 15 限界伸び率(%) 300 限界強度(N/mm) 33 第6図は内面にコブ649を備えたシート材6
31を示す。これらのコブはスペース材として作
用し心線接続部からある程度の距離を保たせる。
これらのコブは又シート材631の製造過程にお
いて容易に形成することができる。図に示された
実施例においては、コブ649はほぼ円筒形で規
則的に列方向、詳しくは長軸方向に配列されてい
る。従つてシート材631のゴム弾性がコブ64
9によつて減ぜられる効果を最小とする。第6図
において、わかるように、この実施例ではシール
装置643,645は梁材状にシート材631の
横端部に用意されており、第5図に示す実施例と
同様に接続部品655,667及び669は、個
別構成部材として製造され、シート材631に後
付けされている。これらの接続部品とはそれぞれ
充てん材注入口653及び、空気抜き穴657及
び659である。
第7図から第11図は2本の多心ケーブル70
1,703を第5図に示す型のシート材731を
用いて接続する工程を示している。分離用スペー
サ材749が用いられていてこれは目の粗いほぼ
はとの尾状のマツト材であり、これは水かき状部
分71と2つの羽状部分73,75を有してい
る。第7図によれば、第1にスペーサ材749の
水かき状部分71が心線接続部に巻き付けられ
る。図では心線の接続はすでに完了していて例え
ば心線接続は717部分にあたる。これが終了す
ると、巻付け部材(第8図)73,75が次に心
線接続部に巻き付けられる。このように作られた
(第9図)包み77は一時的にしめ具等で固定さ
れる。そのようにして、シート材731が接続部
分729の周りに巻き付けられる。シート材73
1の長軸方向のヘリ733,735にはフアスナ
ー737の部品が備えられている。フアスナーの
閉止スライド738は長軸方向のヘリ735側の
フアスナー部分に取り付けられている。シート材
731はケーブル外装705からケーブル外装7
07までを覆うように接続領域729の上に巻きつ
けられ、フアスナー737のスライド装置を、シ
ート材731を引き伸しながら、フアスナーの一
方の端でかけ(第10図)、それを引張つて閉封
する(第11図)。このようにすると、シート材
が拡がつて、シート材はケーブル外装705,7
07に対して、横方向の端部分においてそこに取
り付けられているシール装置743,745によ
つて密封される。次に充てん材が充てん材注入口
753の中に注入され、注入作業中に押しのけら
れた空気は空気排出口757及び759を通つて
排出される。どのような場合でも、充てん材は覆
い731を膨張させない程度の圧力をかけて注入
される。充てん材が硬化するとケーブル接続の終
了である。
以上記述した工程を要約すると、非常に伸張性
のあるゴム弾性材でできたシート材を接続領域に
密着させ、好適にはフアスナーであるような横方
向の張力下で閉封可能な、簡便閉封装置を用い
て、前記シート材を巻き付け、次に覆いを膨張さ
せない程度の圧力をかけて充てん材を注入する。
すでに先に説明したように簡便閉封装置は、巻き
付けられるシート材731の対向するヘリ部分
に、好適には少し余裕領域を持たせて、取り付け
られている。
充てん材に接着しないシート材を使用するな
ら、充てん材が硬化した後にシート材をはがすこ
とが可能である。これはスペーサ材と一体になつ
ていないシート材を使用し、この内側に充てん材
がこびり付くのを防ぐ分離材を塗貼することによ
り可能である。分離材としてはシリコン グリー
スが使用できる。
本発明によるケーブル接続を行なう場合に、ケ
ーブル接続に必要な部品、すなわち、特に色々な
ケーブル接続に適したゴム弾性シート材を含む構
成部材等を備えたキツトを用意しておけば非常に
簡便なものとなろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるケーブル接続の透視図で
ありその一部分を除去して示すものである。第2
図は第1図のケーブル接続を製造するのに適した
シート材を示す透視図である。第3図は第1図に
類似した図であり本発明によるケーブル接続のも
う一つの実施例を示す透視図である。第4図は第
2図に類似した図であり本発明によるケーブル接
続を製造するためのシート材のもう一つの実施例
を示す透視図である。第5図は第2図に対応する
透視図であり、本発明によるケーブル接続を製造
するのに適したシート材の異なる実施例を示す。
第6図は本発明によるケーブル接続を製造するに
適したシート材のもう一つの実施例の内面を示す
透視図である。第7図から第11図は本発明によ
るケーブル接続製造過程を示す透視図である。 1,3……電気ケーブル、5,7……ケーブル
外装、9,11,13……心線、27……覆い、
29……接続部分、31,231……シート材、
33,35……接合部分、37,237……フア
スナー、38……スライド、43,45,24
3,245……シール装置、47……充てん材、
49……スペーサ材、53,253……充てん材
注入口、57,59……空気抜き穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中低圧電源供給回路に使用され、それぞれ少
    なくとも1本の心線と1つのケーブル外装とを有
    する少なくとも2本の電気ケーブル間の電気ケー
    ブル接続器であつて、該ケーブル接続器は絶縁さ
    れた心線接続部材と、接続領域を覆つて、ケーブ
    ル外装とケーブル外装との間に密閉的に拡がるフ
    レキシブル材料で形成され、ケーブルに巻き付け
    るシート材を有する覆いとで構成され、前記シー
    ト材はその長軸方向の相対向するヘリの長片部分
    に互いに接合する部分を有し、その横方向の端部
    分はケーブル外装に対して密着し、前記横方向の
    端部分にはシール装置が具備され、前記覆いの内
    側には前記シート材と心線接続部材との間に配置
    され、充てん材を吸収し、前記シート材の内面に
    固定されているスペーサ材が具備され、前記覆い
    の内側に充てん材が注入される前記電気ケーブル
    接続器において、前記シート材31は、非常に伸
    張性のあるゴム弾性を有し、引き伸ばされた時に
    のみ接続部分29を密着して取り囲むのに十分な
    寸法であり、前記シート材31の長片部分33,
    35には横方向張力下で閉じる簡便閉封装置3
    7,38が具備されていることを特徴とする電気
    ケーブル接続器。 2 特許請求の範囲第1項に記載のケーブル接続
    器において、前記簡便閉封装置がフアスナーで構
    成されていることを特徴とする電気ケーブル接続
    器。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のケ
    ーブル接続器において、前記簡便閉封装置が前記
    覆い内の排気に適した漏れ穴を備えるように設計
    されていることを特徴とする電気ケーブル接続
    器。 4 特許請求の範囲第1項、第2項及び第3項の
    いずれかに記載のケーブル接続器において、前記
    シート材31に、充てん材注入口53が具備され
    ていることを特徴とする電気ケーブル接続器。 5 中低圧電源供給回路に使用され、それぞれ少
    くとも1本の心線と1つのケーブル外装とを有す
    る2本の電気ケーブル間の接続をするケーブル接
    続器の製造方法であつて、 (a) 心線接続を行ない絶縁をほどこす段階、 (b) 充てん材を吸収するスペーサ材を内側に入れ
    てケーブル外装とケーブル外装との間の接続領
    域の周囲にシート材を巻き付ける段階、 (c) シート材に具備されたシール装置によつてシ
    ート材をケーブル外装に密着する段階、 (d) 巻き付けられたシート材に余裕部分をおいて
    取り付けられている長片状部分を噛み合わせて
    密封された覆いを形成する段階、 (e) 硬化性の充てん材を覆いの中が完全に満たさ
    れるまで注入する段階、 (f) 充てん材を硬化させる段階とによつて構成さ
    れたケーブル接続器の製造方法において、前記
    覆いの形成が、 (g) ゴム弾性の強いシート材を接続部分の周囲に
    フアスナーであるような横方向張力下で閉じる
    のに適した簡便閉封装置を用いて密封する段階
    と、 (h) 前記覆いが膨張しない程度の圧力をかけ、充
    てん材を注入する段階とを含むことを特徴とす
    るケーブル接続器の製造方法。
JP58078120A 1982-05-03 1983-05-02 電気ケ−ブル接続器およびその製造方法 Granted JPS58204712A (ja)

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CA1207045A (en) 1986-07-02
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ES521962A0 (es) 1984-06-01
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NL190346B (nl) 1993-08-16
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