JPH04102948U - 建築物のガラス面清掃装置 - Google Patents

建築物のガラス面清掃装置

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JPH04102948U
JPH04102948U JP597491U JP597491U JPH04102948U JP H04102948 U JPH04102948 U JP H04102948U JP 597491 U JP597491 U JP 597491U JP 597491 U JP597491 U JP 597491U JP H04102948 U JPH04102948 U JP H04102948U
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JP
Japan
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cleaning
guide frame
skylight
glass surface
frame
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Pending
Application number
JP597491U
Other languages
English (en)
Inventor
利男 出端
Original Assignee
株式会社キユーサン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 建築物の天窓や壁面のガラス面に沿った形状
の走行式ガイドフレーム2に、洗浄液と水の噴出ノズル
及び回転ブラシを備えた清掃器3を走行可能に取り付
け、ガイドフレーム2を間欠的に走行させ、ガイドフレ
ーム2が静止している間に清掃器3を走行させて、ガラ
ス面を清掃する。 【効果】 ガラス面の清掃を機械的、自動的に行うこ
とができ、人手による作業をなくすことができる。清
掃の頻度をあげることができ、ガラス面を常時綺麗に維
持することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の天窓や壁面のガラス面を清掃する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から3〜40階建程度の中高層建築物において、建物の中央部を吹抜け構 造とし、この吹抜け部の明り採りを兼ねて屋根部を天窓とした建物がある。
【0003】 図3の(a)は天窓の骨組みの概略構造の一例を示す斜視図であり、同図の( b)は天窓の詳細構造の一例を示す断面図である。天窓9は、全体を梁材(コン クリート梁あるいは鉄骨梁)91で支持され、主フレーム92、ジョイントフレ ーム93等からなる骨組みに、ガラス94を取り付けた構造となっている。なお 、天窓の全体形状は、円弧型のほかにも、山型、片流れ型等の種々の形状があり 、また、各部の構造も種々の構造がある。
【0004】 このような天窓において、ガラスに埃などが付着して汚れると、美観を損なう だけでなく、折角の明り採りの効果が悪くなる。そこで、天窓のガラス面の清掃 が必要になるが、従来、この清掃は人手によって行っていた。清掃の方法は、小 型の天窓においては、作業者が天窓の基端部に立ち、大型の天窓においては、天 窓の補修用の移動はしごに作業者が乗って、ホース付きの柄の長い清掃具を持っ て、水を出しながらガラスの汚れを落としていた。
【0005】 しかしながら、このような清掃方法は、とくに大型の天窓において、作業者の 労働負担が大きく、かつ、高所作業であるので危険を伴うものであった。また、 そのために、清掃作業の頻度を多くすることができず、汚れが目立つようになっ てから清掃を行うことになり、天窓を常時綺麗に維持することが難しかった。
【0006】 また、最近の商業ビルディング等においては、エレベーター部分の壁面をガラ ス面としてエレベーター内から外が見えるようにした建築物がある。このような エレベーター部分の壁面は、曲面になっている場合が多く、屋上からゴンドラを 吊り下げて平坦な壁面を清掃する従来の清掃方法では、極めて作業が行いにくい という問題があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決すべき課題は、天窓や曲面を有する壁面の清掃を機械化、自動化 して、人手による作業をなくすことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の建築物のガラス面清掃装置は、建築物の天窓のガラス面または曲面を 有する壁面のガラス面に沿った形状のガイドフレームを同天窓の長手方向または 壁面の垂直方向に走行可能に設け、洗浄液と水の噴出ノズル及び回転ブラシを備 えた清掃機を前記ガイドフレームの長手方向に走行可能に同ガイドフレームに取 り付けたものである。
【0009】 ここで、前記ガイドフレーム及び清掃機に対する走行制御並びに洗浄液と水の 噴出ノズル及び回転ブラシに対する作動制御を行う制御装置を設けて清掃を自動 化することができる。
【0010】
【作用】
本考案の清掃装置においては、洗浄液と水の噴出ノズル、回転ブラシを備えた 清掃機が、天窓のガラス面または曲面を有する壁面のガラス面と平行なガイドフ レームに沿って移動し、また、ガイドフレームが水平方向または垂直方向に移動 して、天窓のガラス面または曲面を有する壁面のガラス面の全面を清掃する。清 掃機とガイドフレームの移動及び洗浄液や水の噴出、ブラシの回転等を制御装置 により制御することにより、清掃を自動的に行うことができる。
【0011】
【実施例】 図1は本考案の実施例に係る清掃装置を天窓に設置した状態を示す斜視図であ り、図2は同側面図である。
【0012】 清掃装置1は、天窓9の長手方向に沿って走行可能なガイドフレーム2と、同 ガイドフレーム2に走行可能に取り付けた清掃機3とからなる。
【0013】 ガイドフレーム2は、天窓9のガラス面に沿った円弧状のフレームで、下部に 車輪(図示せず)を有し、天窓9の基端部近傍に天窓9の長手方向に平行に設置 したレール4上を、駆動装置21により矢印A方向に往復走行する。ガイドフレ ーム2の走行範囲は、レール4の両端部に設けたリミットスイッチ41(図1で は一方の端部のみ示している)の間である。なお、既設の天窓9に補修用はしご が既に設置されている場合は、補修用はしごのフレーム本体と駆動装置をガイド フレーム2のフレーム本体と駆動装置として利用することができる。
【0014】 清掃機3は、下部に洗浄液噴出ノズル31、水噴出ノズル32、回転ブラシ3 3を有し、ガイドフレーム2に車輪(図示せず)を介して吊り下げられ、駆動装 置(図示せず)により矢印B方向に往復走行する。清掃機3の走行範囲は、ガイ ドフレーム2の両下端部に設けたリミットスイッチ22の間である。清掃機3の 下部には、天窓9の上面に接触するタッチセンサ34を取り付け、清掃機3と天 窓9の上面との間隔を一定に保つようにしている。なお、タッチセンサ34に代 えて非接触式のセンサを用いてもよい。
【0015】 図1において、符番23及び35は、図示しない電源装置からのケーブル、洗 浄液タンク及び水タンクからの供給ホースを巻き取るためのドラムである。
【0016】 以上の構造の清掃装置1の動作について説明する。
【0017】 天窓9の近くに設置した操作盤(図示せず)を操作して主電源を投入すると、 ガイドフレーム2はレール4の両端部のリミットスイッチ41間を、一定時間だ け静止した後、一定距離だけ走行して停止し、再び一定時間静止する動作を繰り 返す。ガイドフレーム2が静止している一定時間の間に、清掃機3は、ガイドフ レーム2の両端部のリミットスイッチ22間を往復走行する。清掃機3が走行し ている間、洗浄液噴出ノズル31及び水噴出ノズル32から洗浄液及び水を噴出 し、回転ブラシ33を回転させて、天窓9のガラス面及び外部に露出しているフ レームを清掃する。清掃機3の走行中に、タッチセンサ34により清掃機3と天 窓9のガラス面及び外部に露出しているフレームとの間隔を検知し、この間隔に 応じて回転ブラシ33の進退や洗浄液及び水の噴出量を自動的に調節する。これ ら一連の制御は、ガイドフレーム2の駆動装置21及び清掃機3の駆動装置に内 蔵されたマイクロコンピュータ等からなる制御装置により制御する。
【0018】 なお、以上の実施例は、円弧型の天窓に本考案の清掃装置を設置した例である が、本考案の清掃装置は、円弧型以外の形状の天窓に対しても適用可能であり、 たとえば山型、片流れ型の天窓の傾斜面あるいは垂直面に対しては、傾斜面ある いは垂直面の下端部と頂上部にガイドフレーム走行用のレールを設けてガイドフ レームを走行させることによって、上記の実施例の場合と同様にして天窓の清掃 を自動的に行うことができる。
【0019】 また、本考案の清掃装置は、ビルディングのエレベーター部分の壁面のような 曲面を有する壁面のガラス面の清掃にも適用することができる。このような曲面 を有する壁面のガラス面は、図1に示した天窓9を垂直に立てたような形状をし ているので、図1に示した清掃装置1の向きを変えた形で設置すればよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案の建築物のガラス面清掃装置は以上のような構成であるので、つぎのよ うな効果を奏する。
【0021】 天窓のガラス面や曲面を有する壁面のガラス面の清掃を機械的、自動的に行う ことができ、人手による作業をなくすことができる。
【0022】 清掃装置の操作及び装置自体の保守点検は軽作業であり、危険を伴うものでも ないので、清掃の頻度をあげることができ、ガラス面を常時綺麗に維持すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る清掃装置を天窓に設置し
た状態を示す斜視図である。
【図2】図1の清掃装置の側面図である。
【図3】天窓の構造の例を示す図である。
【符号の説明】
1 清掃装置 2 ガイドフレーム 3 清掃機 4 レール 9 天窓 21 駆動装置 22,41 リミットスイッチ 23,35 ドラム 31 洗浄液噴出ノズル 32 水噴出ノズル 33 回転ブラシ 34 タッチセンサ 91 梁材 92 主フレーム 93 ジョイントフレーム 94 ガラス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の天窓のガラス面または曲面を有
    する壁面のガラス面に沿った形状のガイドフレームを同
    天窓の長手方向または壁面の垂直方向に走行可能に設
    け、洗浄液と水の噴出ノズル及び回転ブラシを備えた清
    掃機を前記ガイドフレームの長手方向に走行可能に同ガ
    イドフレームに取り付けてなる建築物のガラス面清掃装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の清掃装置において、ガイ
    ドフレーム及び清掃機に対する走行制御並びに洗浄液と
    水の噴出ノズル及び回転ブラシに対する作動制御を行う
    制御装置を設けた建築物のガラス面清掃装置。
JP597491U 1991-02-14 1991-02-14 建築物のガラス面清掃装置 Pending JPH04102948U (ja)

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JP597491U JPH04102948U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 建築物のガラス面清掃装置

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JP597491U JPH04102948U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 建築物のガラス面清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04102948U true JPH04102948U (ja) 1992-09-04

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ID=31736922

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP597491U Pending JPH04102948U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 建築物のガラス面清掃装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61253029A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 株式会社 日建設計 横行式自動外面清掃装置
JPS61279216A (ja) * 1985-06-04 1986-12-10 京浜ビル管理株式会社 ビル窓自動清掃機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61253029A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 株式会社 日建設計 横行式自動外面清掃装置
JPS61279216A (ja) * 1985-06-04 1986-12-10 京浜ビル管理株式会社 ビル窓自動清掃機

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