JPH04102581A - 鋼製貯槽の防水装置 - Google Patents

鋼製貯槽の防水装置

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Publication number
JPH04102581A
JPH04102581A JP2206504A JP20650490A JPH04102581A JP H04102581 A JPH04102581 A JP H04102581A JP 2206504 A JP2206504 A JP 2206504A JP 20650490 A JP20650490 A JP 20650490A JP H04102581 A JPH04102581 A JP H04102581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
sealing material
storage tank
air
steel storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2206504A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Seki
関 柾夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication of JPH04102581A publication Critical patent/JPH04102581A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石油等を貯蔵する鋼製貯槽のタンク底板部分
の防水装置に関する。
〔従来の技術〕
鋼製貯槽のタンク底板の裏面側に雨水が浸入すると、タ
ンク底板の裏面が腐食する。
そこで、消防法で1戴 石油等用の鋼製貯槽のタンク底
板の端部く 雨水の浸入防止措置を講するよう規定され
ており、第4図に示すような鋼製貯槽の防水装置が知ら
れている。
前記鋼製貯槽の防水装置(戴 コンクリート製の囲い1
0の内側に砂9を収容上 この砂9の上へオイルサンド
、アスファルトサンド等の水に強い材料で形成した基礎
部7を敷設している。
そして、前記基礎部7の上Gミ タンク底板2を載せて
鋼製貯槽1を設置し、前記基礎部7の周縁部上面に不陸
調整剤16を塗布し 前記タンク底板2の周縁部の外側
に、ボンドブレーカ17と充環材18を置き、前記タン
ク底板2から基礎部7を経て、囲い10の上面を連続し
た面に形成している。
そして、前記タンク底板2の周縁部の上面と、前記基礎
部7の周縁部の上面とく 弾力性を有する材料で形成し
たシーリング材14を張設したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第4図に示す鋼製貯槽の防水装置1戯 施工後は雨
水の浸入を防止できるが、施工中に浸入した雨水を排出
できない。
また、この鋼製貯槽の防水装置1戴 定期点検を行う場
合レミ シーリング材14を剥して点検をする必要があ
り、さら番へ 耐用年数を経たシーリング材1414 
 交換し 施工し直すこととなる。
そうすると、前記定期点検中、及び、施工のし直し中に
雨水が浸入することもあり、この雨水も排出できない。
そして、シーリング材14の下側に浸入した雨水告 タ
ンク底板2を腐食させると共に、外部の温度が上昇する
と、雨水が膨張したり、水蒸気となって、シーリング材
14内の内圧を上昇させ、鋼製貯槽の防水装置を変形損
傷させることとなる。
本発明!i、前記事項に鑑みなされたものであり、鋼製
貯槽の防水装置内に浸入した雨水を排水できるようにす
ることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、基礎部7の上にタンク底板2を載せて鋼製貯
槽1を設置し 前記タンク底板2の周縁部の上面と、前
記基礎部7の周縁部の上面とに、シーリング材14を張
設した鋼製貯槽の防水装置において、 前記シーリング材14と基礎部7を貫通して脱気筒22
を立設獣 この脱気筒22と前記シーリング材14とは
、水密状態を保持できるようにして貫通させ、そして、
前言己脱気筒22には、前記シーリング材14の下側の
水蒸気を脱気筒22内に導入する導入口23を設けると
共に、脱気筒22の先端部には、外部の水滴の浸入を防
止して、脱気筒22内の水蒸気の脱出を許容する脱気口
24を設けて鋼製貯槽の防水装置としへ また、前記発明の脱気筒22に設けた、外部の水滴の浸
入を防止して脱気筒22内の水蒸気の脱出を許容する脱
気口24を、ポリテトラフルオルエチレン製のフィルタ
を張設した脱気口24に形成した鋼製貯槽の防水装置と
しな 〔作用〕 本発明の鋼製貯槽の防水装置は、その施工中、或i4 
 点検時等に雨水がシーリング材14の下側に浸入する
ことがある。この浸入した雨水(3日中の外気の温度の
上爪 取置 直射日光により、タンク底板2の周縁部や
シーリング材14の温度の上昇により水蒸気となる。
前記水蒸気【戴 脱気筒22の導入口23から脱気筒2
2内に入り、脱気筒22の脱気口24から外部に排出さ
れる。
そして、降雨による雨水等は、脱気筒22の脱気口24
により、脱気筒22内への浸入は防止される。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は、本発明の一実施例の石油収容用
鋼製貯槽の防水装置の説明用の図である。
この実施例は、コンクリート製の囲い10の内側に砂9
を収容し、この砂9の上に、オイルサンド アスファル
トサンド等の水に強い材料で形成した基礎部7を敷設し
ている。
そして、前記基礎部7の上に、タンク底板2を載せて、
タンク底板2上にタンク側壁3を立設した鋼製貯槽1を
設置している。
また、前記基礎部7の周縁部の上面レミ 不陸調整剤1
6を塗布し、前記基礎部7の上面が、前記囲い10の上
面と同一平面となるように形成している。
そして、前記タンク底板2の周縁部の外側の前記基礎部
7上に、ボンドブレーカ17と充填材18を買き、前記
タンク底板2の上面が、前記基礎部7の上面と連続した
面となるように形成している。
そして、前記タンク底板2の周縁部の土面と、前記基礎
部7の周縁部 及び、前記囲い1oの上面番二 弾力性
と可撓性及び防水性を有する材輯で形成したシーリング
材14を張設しである。
そして、前記シーリング材14に貫通口15を設け、前
記基礎部7の周縁部に&戯 前記貫通口15の中心と中
心が同一となる大径口8を穿孔狐この貫通口15と大径
口8を貫通させて脱気筒22が立設しである。
そして、前記貫通口15に貫通させた脱気筒221戴 
 貫通口15との間が水密状態を保持できるように密に
貫通させてあり、さらく この脱気筒2214  前記
大径口8との間には間隙を有するようにして貫通してい
る。
そして、前記脱気筒22屯 下端部は砂9内に挿入され
て立設されている。
前記脱気筒22の下部に屯 前記シーリング材14の下
側の水蒸気を脱気筒22内に導入する導入口23が設け
てあり、この導入0231戴 前記基礎部7の大径口8
内に開口されている。
前記脱気筒22の先端部に鷹 水滴の浸入を防止して水
蒸気の通過を許容するポリテトラフルオルエチレン製の
帽子状に形成されたフィルタ28が張設されている。
そして、前記フィルタ28の外側に代 同様の帽子状に
形成されたステンレススチール製の保形用金網29が被
嵌さ瓢 この保形用金網29の筒状となった部分iL 
 ステンレススチール製のバンド30で、前記脱気筒2
2に着脱可能に止着されている。
さらに、この脱気筒22の外側に檄 脱気筒22を保護
する脱気筒カバー34が、脱気筒22との間に間隙を置
くようにして被嵌されている。
前記脱気筒カバー341戴 ステンレススチール製の筒
状金網38の上部内し二 ステンレススチール製の頂部
プレート35の筒状部36が挿入して止着さ法 かつ、
前記筒状金網38の下部内には、ステンレススチール製
の保形用の短筒37が挿入され止着されている。
そして、前記脱気筒22の脱気口24は、ポリテトラフ
ルオルエチレン製のフィルタ28と異なる微細孔を有す
るフィルタを積層したものに形成することも可能である
さらiへ 前記脱気口24戦 前記脱気@22の先端部
(へ 帽子状のカバーを被嵌し、このカバーの筒状部の
内面と、前記脱気筒22の外面の間に形成される間隙を
脱気口24として、雨水が脱気筒22内に浸入しないよ
うに形成したものとすることも可能である。
そして、前記シーリング材14の貫通口15は、貫通口
15に弾力性を有する筒体を接着し、この筒体内に前記
脱気筒22を水密に嵌入し、バンドで締め付けるように
形成することも可能である。
さら番へ 前記脱気筒221戴 前記性9の上面に設置
してもよい。
そして、前記脱気筒22の保形用金網29(戴前記フィ
ルタ28の下側に挿入するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、鋼製貯槽1のタンク底板2の周縁部の上面に
張設したシーリング材14を、水密状態に貫通させて脱
気筒22を立設し、この脱気筒22の脱気口24を、外
部の水滴の浸入を防止して、脱気筒22内の水蒸気の脱
出を許容するように形成したものである。
したがって、施工時或は定期点検時等に、シーリング材
14の下側に浸入した雨水1表 外気温の上孔 或は、
直射日光等によるタンク底板2やシーリング材14の温
度上昇により水蒸気となり、脱気口24から外部に排出
される。
そして、施工時等に浸入した雨水が滞留したままとなっ
て、タンク底板2を腐食させるのを防止できる。また、
滞留する雨水が、水蒸気となってシーリング材14の下
面の圧力を上昇させ、シーリング材14を損傷させるの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図11  本発明の一実施例の鋼製貯
槽の防水装置の説明用の図で、第1図は要部の断面A 
第2図は要部を拡大し一部半裁断面とした断面A 第3
図は脱気筒カバーの拡大半裁断面は 第4図は従来例の
要部を示す断面図である。 1・・鋼製静態 7・・基礎龜 22・・脱気筒、 24・・脱気口、 2・・夕/り底板 14・・シーリング材、 23・・導入味 28・・フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基礎部の上にタンク底板を載せて鋼製貯槽を設置
    し、前記タンク底板の周縁部の上面と、前記基礎部の周
    縁部の上面とに、シーリング材を張設した鋼製貯槽の防
    水装置において、 前記シーリング材と基礎部を貫通して脱気筒を立設し、
    この脱気筒と前記シーリング材とは、水密状態を保持で
    きるようにして貫通させ、そして、前記脱気筒には、前
    記シーリング材の下側の水蒸気を脱気筒内に導入する導
    入口を設けると共に、脱気筒の先端部には、外部の水滴
    の浸入を防止して、脱気筒内の水蒸気の脱出を許容する
    脱気口を設けた鋼製貯槽の防水装置。
  2. (2)脱気筒に設けた外部の水滴の浸入を防止して脱気
    筒内の水蒸気の脱出を許容する脱気口を、ポリテトラフ
    ルオルエチレン製のフィルタを張設した脱気口に形成し
    た請求項1記載の鋼製貯槽の防水装置。
JP2206504A 1990-08-03 1990-08-03 鋼製貯槽の防水装置 Pending JPH04102581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281181A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Nippon Steel Corp 円筒形貯槽の基礎構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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