JPH04102533A - 瓶用包装袋の製造方法及び該製造方法に用いる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、熱収縮性フィルムによる瓶用包装袋の製造方
法及びその装置に関するものである。

さらに、詳しくは、熱収縮性フィルム製包装袋を細口瓶
の口に上からかぶせてから、熱収縮させてフィルムの収
縮力で瓶を瓶形状のままに包装する熱収縮性包装袋の連
続的製造に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、熱収縮性フィルム袋を瓶の頭からかぶせて瓶
形状そのままに熱収縮させる瓶の包装は広く行われてい
た。

ここに用いる袋は第６図に示すように、筒状フィルムシ
ートの一方を融着により閉鎖し、他方をそのまま開口部
とした形状のものであり、融着閉鎖縁Ｔはアーチ状の曲
線になっているのが特徴である。

一般に瓶は細口になっているので、袋の閉鎖部をアーチ
状曲線形状にしない場合は、熱収縮させた場合袋フィル
ムの角が余って包装瓶表面から浮き上がり体裁が悪く実
用にならない。

熱収縮性フィルム袋による瓶の包装は、包装フィルムが
瓶の形状のままに収縮するものであり、収縮の際に瓶の
キャッゾを固定して、いわゆるバージンンールとして機
能するとともに、該フィルムの表面に印刷を施工してお
けば、肌表面に直接印刷が困難である瓶のラベルとして
の機能も果たす。

従来の熱収縮性フィルム袋による瓶の包装は、まず、第
７図に示すような閉鎖部Ｔがアーチ状に融着して形成し
たスクラップ片Ｓ付き包装用袋を製造して、これを積み
重ねてから、スクラップＳを手作業で剥ぎとり、第６図
のような袋Ｒとして、この袋Ｒの積み重ねを一旦包装機
の袋供給箱に保存し、この袋を一枚ずつ包装台に取り出
して、所定の瓶の外側に上から該袋を手作業で嵌合させ
てから加熱して袋を収縮させて包装していた。

この方法は、袋製造工程及び包装工程に人手を要する上
に、袋製造工程と包装工程が不連続となる点で効率が悪
い欠点がある。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、従来方法の上記欠点を解決して、省労化とと
もに、長尺のフィルムシートから袋を連続的に効率よく
履用熱収縮性包装袋を製造できる方法及びこの方法に使
用する装置を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明者らは、従来の方法において、袋の製造工程を連
続的にできなかった原因は、袋製造の際に第７図に示す
切除部分のスクラップ片Ｓを機械的に除去できなかった
点に主たる原因があることを突き止め、該スクラップを
除去するには、第７図の直線Ａ及び曲線Ｂで示すスクラ
ップ片の両側の切断を全く同時に施工して、スクラップ
片が同時に両側のフィルム端から分離すれば、スクラッ
プ片Ｓの処理が容易となり、製造工程外に円滑に排出で
きることを見いだした。

本発明はこれらの知見に基づき完成したものである。

すなわち、本発明は次の各項の発明よりなるものである
。

１　熱収縮性フィルムを材質とする長尺の筒状フィルム
シートの先端を切断単位の長さだけ間欠的に切断融着作
業台上に繰り出して該筒状フィルムシートの先端部を該
台上の所定の位置に固定し、該先端から切断単位だけ内
部の位置で、製造さるべき袋の閉鎖部縁を切断するアー
チ状刃と該アーチ状刃と間隔を空けて設けた別単位の該
袋の開口部縁を切断する直線刃とからなる一対の切断刃
を該刃先面が一水平面上に揃うように固定した摺動ブロ
ックを該フィルムシート面に降下させて、対の切断刃に
よりフィルム先端部からの所定の単位長の筒状フィルム
及びスクラップ片を切り離し、該切断刃により両側を同
時に切断されたスクラップ片を切断台から機械的に排出
し、前記切断操作とほぼ同時に、アーチ状切断刃の内側
に沿って設けｊ；高温のアーチ状融着押し刃型をフィル
ムに押し付けて筒状フィルムのフィルムの縁を融着して
袋の閉鎖部を形成することにより袋を連続的に製造する
ことを特徴とする瓶用包装袋の製造方法。

２　スクラップ片排出方法が、摺動ブロックが降下して
切断刃がフィルムを切断するときに、切断融着台面の下
方からスクラップ受けがフィルムの下面に接するように
上昇して、このスクラップ受けに設けた吸気孔によって
切断されて遊離しているスクラップ片をスクラップ片受
は上に吸引保持し、摺動ブロックが上昇するときに、ス
クラップ片受けを下降させ、下降後に減圧を解除してス
クラップ片を解放し、解放されたスクラップ片を空気流
又は掻き取り治具で除去するスクラップ片の排出方法で
ある１項記載の瓶用包装袋の製造方法。

３　スクラップ片排出方法が、摺動ブロックが降下して
切断刃がフィルムを切断するときに同調して、空気流を
作り、該空気流によって、切断されて遊離したスクラッ
プ片を下方に排出する方法である１項記載の瓶用包装袋
の製造方法。

４　熱収縮性フィルムからなる長尺の筒状フィルムシー
トの先端を袋単位長毎に切断融着装置に間欠的に供給す
る装置及びフィルムシートの間欠的供給にタイミングを
合わせて、該フィルムの先端部を切断融着台上に断続的
に固定する手段を有し、袋の閉鎖部の周縁を切断するア
ーチ状刃と別の単位の袋の開口部を切断する直線状刃と
を該両刃の先を同一平面上にあるように固定した摺動ブ
ロックであって、該アーチ状刃の内側に沿って該アーチ
状刃とほぼ同型の曲線形状を有するアーチ状融着押し型
を該押しをの先端水平面が切断刃先の水平面と段差のあ
る位置に固定した摺動ブロックを有し、長尺フィルムシ
ートの先端部を切断融着作業台に固定しているタイミン
グに同調して該摺動ブロックを下及び上に往復摺動作動
させて該フィルムの先端から包装袋及びスクラップ片を
切り離すとともに、切り離した袋側のアーチ状縁を融着
する機構を有し、このとき切除されたスクラップ片を排
出する手段を有することを特徴とする切断融着装置から
なる瓶用包装袋の製造装置。

５　スクラップ片の排出手段が、摺動ブロックの降下作
動と同調してフィルム面まで上昇し、摺動ブロックの上
昇作動に同調して下降するスクラップ片受けによる手段
であって、該スクラップにはスクラップ片を吸引保持で
きる吸気孔が設けられており、スクラップ片受けが上昇
しｔ；ときに吸引が作動し、スクラップ受けが下降した
ときに吸引が解除される機構を有し、さらにスクラップ
受けの吸引解除と同調して空気流又は掻き取り治具によ
って解放されたスクラップ片をスクラップ受けから外に
排出する機構を有するものである４項記載の瓶用包装袋
の製造装置。

６　スクラップ片の排出手段が摺動ブロックの降下作動
と同調して作動する空気流発生機によるものである４項
記載の瓶用包装袋の製造装置。

本発明で製造される熱収縮性フィルム袋は、筒状フィル
ムの一方を融着により閉鎖したものであり、該閉鎖部は
アーチ状の曲線形状で形成されている。ここにアーチ状
とは、適用される瓶の形状に応じて適宜選択されるもの
であり、瓶に上からかぶせて熱収縮させたときにフィル
ムの角部が瓶の表面に浮き上がらないような曲線形状の
ものは本発明のアーチ状形状ｌこ該当する。

本発明に用いる熱収縮性フィルムの材質は、熱可塑性樹
脂フィルム、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなどの一
軸又は二輪延伸フィルムであって、収縮率５〜８５％、
好ましくは５〜５０％程度のものを好適に使用すること
ができる。

本発明を実施例の図面によりさらに詳細に説明する。

第１図及び第２図は、本発明の装置の一例であり、この
装置は、第３図に示すフィルムシートに袋の開口部Ａの
切断、アーチ状閉鎖部の縁Ｂの切断、アーチ状閉鎖部Ｔ
の融着、空気入にの穿孔及びミシン目Ｍの穿孔を実施し
て、かつ、スクラップ片Ｓを円滑に除去して期用熱収縮
性袋を製造する装置である。

本実施例の装置は、主として、中央部にスクラップ片排
出孔２があるベースグレート１１これに固定した支柱に
シリンダー５のピストンの作動によって摺動する摺動ブ
ロック９及びベースプレート１の排出孔２に、スクラッ
プ片排出手段として設けたスクラップ受け４からなる。

該摺動ブロック９には、直線切断刃７、アーチ状切断刃
８及びヒータ１１によって加熱されたアーチ状融着押し
型３が固定されている。直線刃７とアーチ状刃８の刃先
は同一水平面になるように固定されていて、さらに、ア
ーチ状融着押し型３の先端は両切断刃の先端の水平面よ
り少し高い水平面上になるように摺動ブロック９に固定
されている。

摺動ブロック９は、シリンダー５のピストン作動により
上下に摺動して、その最下降位置では、融着押し型の先
端がベースプレート１の面に密着し、両切断刃の先端は
ベースプレートｌの表面の水準より中央部の穴の縁に突
き出す状態になる。

ベースプレートｌの中央部の穴に対するスクラップ受け
４、直線刃７及びアーチ状刃８の位置関係は上からの投
影図である第４図のようになっている。すなわち、直線
刃７とアーチ状刃８は排出孔２の縁とスクラップ受け４
の縁の間に突き出す位置に設けである。従って、両切断
刃の先は台にあたることはない。

縁りの曲線形状は、袋の閉鎖部Ｔ又はスクラップ片のア
ーチ状切断線Ｂの形状の曲線と同一であるが、穴の縁Ｃ
と縁りの間隔は、スクラップフィルムの幅より僅かに広
くしである。

穴の縁Ｅと縁Ｆの間隔幅はフィルムシートの輻より広く
しである。

そして、縁りはアーチ状融着押し型３の受は台となって
いる。

本実施例の摺動ブロック９には、このほかに、ミシン目
用の鋸刃１３及び空気入用針ｌＯが設けられている。

本実施例装置の機能は、まず、ベースプレート１に間欠
的に筒状長尺フィルムシートの先端を常法ｌこより供給
する。例えば、周期的に一定時間だけ作動するロールを
用いる方法又はフィルムシートの印刷マークを光電管が
検知して送り出しピンチロールが停止して、切断融着作
業終了の動作と連動して再びピンチロールが回転する方
法などを使用することができる。

本発明における熱収縮性フィルムシートの一回の送り量
は、切断すべき単位の長さに一致する。

このフィルムシート先端の供給に同調して、本実施例装
置の両切断刃の前、中間及び後の３箇所に位置するフィ
ルム押さえ１４．１５．１６がベースプレート１の面ま
で下降して、フィルムシートを台上に固定する。

このフィルム押さえの下降と同調して、スクラップ受け
４が上昇して中間のフィルム押さえ１５と呼応してスク
ラップ片となるべきフィルムを挟持して固定する。

スクラップ受け４がフィルムに接するときに、スクラッ
プ受け４の上面に設けた吸気孔が吸引を開始しフィルム
を吸着する。

このようにして、フィルムシートの先端がベースプレー
トｌの表面に固定されてから、切断及び融着が施工され
るため、切断時におけるフィルムの張力により位置がず
れることがない。

フィルム押さえの下降より僅かに遅れて、摺動ブロック
９が下降する。このときに、直線刃７及びアーチ状刃８
がフィルムシートを切断してスクラップ片Ｓをフィルム
シートから分離する。

この切断とほぼ同時に融着押しを３がフィルムのアーチ
状切断縁に押し付けられフィルムを融着して袋の閉鎖部
を形成する。

前記切断によって、フィルムシートから分離しｔ；スク
ラップ片Ｓはスクラップ片受け４の上に吸引されて保持
される。スクラップ受け４は摺動ブロック９の上昇とと
もに反対に下降して、圧縮空気ノズル６の位置まで来た
ときに９．引が解除されスクラップ片Ｓは解放される。

このときに、圧縮空気ノズル６及び／又はスクラップ受
けの吸引孔から空気を噴射して空気流によってスクラッ
プ片溜めに排出する。噴射ノズルに変えて機械的にスク
ラップ片を掻き出す方法を採用することもできる。

本発明のスクラップ片の排出手段としては、スクラップ
受けによる吸引を行わず単にベースプレート１の排出孔
から系外に流れる空気流を減圧ポンプ又は圧縮ポンプな
どの空気流発生装置により発生せしめて行うこともでき
る。

一方、摺動ブロック９の上昇とともに、フィルム押さえ
１４．１５．１６も上昇して製造された袋及び次の単位
のフィルムシートの先端をベースプレート上から解放し
て、製造された袋は次の工程に移送され、その後に次の
単位の袋になるフィルムシートの先端が前進して、同様
の工程を繰り返す。

本実施例製造方法及び装置では、供給フィルムシートの
流れの順に直線刃、アーチ状刃及びアーチ状融着押し型
を配置しｔ；が、この順序を逆にしてアーチ状融着押し
型、アーチ状刃及び直線刃の順ｌこ配置することも本発
明の実施態様の一つである。

実際には、本発明方法及び装置は第５図に示すような一
連の包装工程の一部として好適に実施される。

すなわち、第５図左の熱収縮性フィルムは、筒状の長尺
フィルムを巻いたロール状フィルムシート２１からフィ
ルムシートの先端を間欠的に包装袋製造装置のベースプ
レートｌ上に所定の切断長さのピッチ毎に移送する。こ
の切断長さは、瓶の寸法、スクラップ部分の幅によって
選択することができる。

ロールフィルムからのフィルムシートの間欠移送は一対
のピンチロール２３によって行うが、ピンチロールの停
止は、光電管によるフィルムシート上の印刷マークを検
知して実施することができる。

ピンチロール２３の直前に設けた印字器２２によってフ
ィルムシートに製造年月日などを印刷することができる
。

ついで、本発明包装袋製造装置で前述の方法で製造され
た袋は次の瓶充填装置に移送される。

瓶充填装置に供給された袋は、その開口部の両外面を真
空バッド３０で吸引して開口部を開き、真空パッド３０
は開口部を保持しながら第５図の充填台の右側に設置さ
れたフラッパー３１の先まで運搬して、これに嵌合させ
る。

一方、減圧ポンプに連結しているロッド３２の先端の真
空パッドに、包装すべき円柱形状の瓶３３の底を真空バ
ッド３４により固定して、頭を先にして瓶を７ラツパー
３１の中にロッド３２を回転しながら押し込まれる。

瓶の先端が袋の閉鎖部の先端に達しｔ；とき開口部の縁
を吸引していた真空パッドの減圧を解除して、なおロッ
ドを押し込むと袋の開口部が７ラツパーから滑って外れ
る。

このときに、充填台の中央付近に設けた熱風ノズル３５
から熱風が層上の袋の開口部付近に噴射されて、袋開口
部を部分的に収縮させて袋を仮固定する。

このように、部分収縮により仮固定した包装袋付き瓶は
、例えば、次にシュリンクトンネル３６までコンベアで
移送され、高温のシュリンクトンネル３６の中を通過す
ることによって、瓶の表面全体に熱収縮性フィルムが密
着して、目的とする包装瓶が得られる。

［発明の効果］ 本発明製造方法及び装置による熱収縮性フィルムシート
から瓶用包装袋の製造において、スクラップ片を連続的
に円滑に除去することができ、咳製造工程の省力化と連
続化により製造効率が向上する利点が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例の正面図であり、第２図
はその側面図であり、第３図はその装置が筒状フィルム
に施工する作業箇所を示す図であり、第４図は該実施例
装置のベースプレートの排出孔に対する直線刃、アーチ
状刃、スクラップ受は及びフィルムシート先端の位置関
係を示す上方からの俯敞図であり、第５図は本発明装置
を用いて瓶包装を行う全工程を示す説明図であり、第６
図は瓶包装に用いる熱収縮性袋の斜視図であり、第７図
は従来の瓶包装用袋の製造中間物の平面図である。 図中の符号は、１；ベースプレート、２；排出孔、３；
融着押し型、４；スクラップ受け、５；シリンダー　６
：噴射ノズル、７−直線刃、８；アーチ状刃、９；摺動
ブロックであり、１０；空気孔針、ｌｌ；ヒータ、１２
；ピストン、１３；ミシン刃、１４；フィルム押さえ、
１５　、フィルム押さえ、１６；フィルム押さえ、１７
、支柱、１８；ブレート、１９：フィルムシートである
。 特貯出願人　住友ベークライト株式会社特許出願人　住
友重機械工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　熱収縮性フィルムを材質とする長尺の筒状フィルム
   シートの先端を切断単位の長さだけ間欠的に切断融着作
   業台上に繰り出して該筒状フィルムシートの先端部を該
   台上の所定の位置に固定し、該先端から切断単位だけ内
   部の位置で、製造さるべき袋の閉鎖部縁を切断するアー
   チ状刃と該アーチ状刃と間隔を空けて設けた別単位の該
   袋の開口部縁を切断する直線刃とからなる一対の切断刃
   を該刃先面が一水平面上に揃うように固定した摺動ブロ
   ックを該フィルムシート面に降下させて、一対の切断刃
   によりフィルム先端部からの所定の単位長の筒状フィル
   ム及びスクラップ片を切り離し、該切断刃により両側を
   同時に切断されたスクラップ片を切断台から機械的に排
   出し、前記切断操作とほぼ同時に、アーチ状切断刃の内
   側に沿って設けた高温のアーチ状融着押し刃型をフィル
   ムに押し付けて筒状フィルムのフィルムの縁を融着して
   袋の閉鎖部を形成することにより袋を連続的に製造する
   ことを特徴とする瓶用包装袋の製造方法。 ２　スクラップ片排出方法が、摺動ブロックが降下して
   切断刃がフィルムを切断するときに、切断融着台面の下
   方からスクラップ受けがフィルムの下面に接するように
   上昇して、このスクラップ受けに設けた吸気孔によって
   切断されて遊離しているスクラップ片をスクラップ片受
   け上に吸引保持し、摺動ブロックが上昇するときに、ス
   クラップ片受けを下降させ、下降後に減圧を解除してス
   クラップ片を解放し、解放されたスクラップ片を空気流
   又は掻き取り治具で除去するスクラップ片の排出方法で
   ある請求項１記載の瓶用包装袋の製造方法。 ３　スクラップ片排出方法が、摺動ブロックが降下して
   切断刃がフィルムを切断するときに同調して、空気流を
   作り、該空気流によって、切断されて遊離したスクラッ
   プ片を下方に排出する方法である請求項１記載の瓶用包
   装袋の製造方法。 ４　熱収縮性フィルムからなる長尺の筒状フィルムシー
   トの先端を袋単位長毎に切断融着装置に間欠的に供給す
   る装置及びフィルムシートの間欠的供給にタイミングを
   合わせて、該フィルムの先端部を切断融着台上に断続的
   に固定する手段を有し、袋の閉鎖部の周縁を切断するア
   ーチ状刃と別の単位の袋の開口部を切断する直線状刃と
   を該両刃の先を同一平面上にあるように固定した摺動ブ
   ロックであって、該アーチ状刃の内側に沿って該アーチ
   状刃とほぼ同型の曲線形状を有するアーチ状融着押し型
   を該押し型の先端水平面が切断刃先の水平面と段差のあ
   る位置に固定した摺動ブロックを有し、長尺フィルムシ
   ートの先端部を切断融着作業台に固定しているタイミン
   グに同調して該摺動ブロックを下及び上に往復摺動作動
   させて該フィルムの先端から包装袋及びスクラップ片を
   切り離すとともに、切り離した袋側のアーチ状縁を融着
   する機構を有し、このとき切除されたスクラップ片を排
   出する手段を有することを特徴とする切断融着装置から
   なる瓶用包装袋の製造装置。 ５　スクラップ片の排出手段が、摺動ブロックの降下作
   動と同調してフィルム面まで上昇し、摺動ブロックの上
   昇作動に同調して下降するスクラップ片受けによる手段
   であって、該スクラップにはスクラップ片を吸引保持で
   きる吸気孔が設けられており、スクラップ片受けが上昇
   したときに吸引が作動し、スクラップ受けが下降したと
   きに吸引が解除される機構を有し、さらにスクラップ受
   けの吸引解除と同調して空気流又は掻き取り治具によっ
   て解放されたスクラップ片をスクラップ受けから外に排
   出する機構を有するものである請求項４記載の瓶用包装
   袋の製造装置。 ６　スクラップ片の排出手段が摺動ブロックの降下作動
   と同調して作動する空気流発生機によるものである請求
   項４記載の瓶用包装袋の製造装置。